輪郭3点 Vライン形成術 頬骨縮小術 の症例情報
『 韓国式骨切り 』輪郭3点 回し切りの症例解説
20代女性、韓国式輪郭3点をうけられた方です。リアルなダウンタイムもご紹介しますので、手術を検討されている方は是非参考になさってください。
輪郭3点と言っても手術内容は多岐にわたります。実際にそれぞれの骨を点で扱うと、二次角が発生したり、なめらかな輪郭になりません。また顎の長さだけを短くするような手術では理想的なVラインになることができず、丸い輪郭になってしまいます。
この方の手術は頬骨L字骨切りとエラから顎先までの骨を連続して切除する回し切りを行いました。輪郭手術の術野は非常に狭いのですが、切除する骨の方向や固定の方法を工夫し、剥離の範囲を最小限にすることでたるみの少ない輪郭形成が可能です。
術後3ヶ月の経過です。劇的に小顔になっていますが、たるみはまったくありません。
斜めからです。頬骨の張り出しがなくなり、顎先からエラまでなだらかな輪郭になりました。たるみも全くないことがわかります。傷跡はもみあげの部分以外は口の中ですが、もみあげ部分もどこに傷があるかわからないと思います。
翌日から2週間の経過です。内出血はほとんどでないことが多いです。腫れは3日目くらいをピークに2週間ではだいぶ落ち着いています。これくらいまで腫れがおちつけば外出も気にせずできるようになりますね。思っていたよりもダウンタイムが短いと思います。
次の写真は切除した骨になります。
上の2つが頬骨骨切りで切除した骨になります。骨を切除した後はチタン製のプレートで固定をしていきます。正確な固定をするためには骨切りの角度も大切です。
下側の大きな骨が回し切りで切除した骨になります。回し切りはオシレーターソーという90度に曲がった小さな電動ノコギリのような機械を使用するのですが、狭い術野では直線にしか切れないレシプロソーに比べて骨切りの角度の自由度が高くなります。しかしながら、国内のオシレーターソーでは長さも出力も足りないため、特注の刃が必須です。
カウンセリングの際にはCT撮影を行い、外からではわからない、骨や神経の位置を確認していきます。そのCTデータをもとに3Dモデルを作成し、手術計画をたてていきます。角度や距離、厚み等を術前に計測し、固定するチタンプレートも事前に曲げて準備をしていくことで、迷うことなく手術をすすめていくことができますので、素早く、正確でより安全な手術が可能となります。
輪郭の骨切りでお悩みの方は、是非一度、当院のカウンセリングにいらしてください。