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自家組織隆鼻 肋軟骨移植 他院修正 の症例情報

4回目の修正 他院での繰り返し手術と感染・曲がりの修正

カウンセリングに来られる方の多くが修正のご相談になります

〜寄贈肋軟骨を除去し、完全自家組織で再建〜

近年、カウンセリングにお越しいただく患者様の多くが、「他院修正」のご相談です。
今回ご紹介する方もその一人で、日本と韓国で3回の手術を経験した後、4回目の修正を希望されて来院されました。


◆ 主訴:鼻先の感染・曲がり・形への不満

前回の手術で使用された「寄贈肋軟骨」が原因とみられる感染と鼻先の赤み、硬さ、明らかな曲がりが主な悩みでした。

◆ なぜ鼻が曲がるのか?

曲がりには必ず「原因」があります。
その原因を特定し、土台から修正しない限り、いくら表面を整えても再発します。

今回の原因は、前回使用された寄贈肋軟骨自体が大きく湾曲していたこと
このような場合、挿入する前に軟骨の状態を十分にチェックし、必要であれば加工処理を行う必要があります。

◆ 手術内容:完全自家組織での再建

今回行った手術は以下の通りです:

  • 他院修正(4回目)

  • 鼻中隔延長(肋軟骨)

  • 鼻尖形成

  • 耳介軟骨移植

  • 自家組織による隆鼻

  • 寄贈肋軟骨の完全除去

人工物や寄贈軟骨をすべて除去し、すべて自家組織で再構成しました。
特に鼻筋の大きな曲がりは、鼻骨と鼻中隔の軸から修正し、真っすぐなラインへと整えました。

【他院修正(4回目)】鼻中隔延長(肋軟骨)+鼻尖形成+耳介軟骨移植+自家組織による隆鼻+寄贈肋軟骨の完除去の術前と術直後の写真『4回目の修正 他院での繰り返し手術と感染・曲がりの修正』の画像

特に今回の患者様の場合、前回の手術で使用された“寄贈肋軟骨”がすでに大きく曲がっており、それがそのまま鼻筋の歪みとして反映されていたことが明確に確認できました。

【構造が曲がる理由】

  • 寄贈肋軟骨が湾曲している

  • 軟骨を十分に加工せず、そのまま大きなパーツで挿入している

  • 縫合や支持構造の設計が不十分

  • 軟部組織との接着が偏っている

  • 感染や炎症による収縮・拘縮

「なぜ曲がったのか」を明確にしないまま修正してしまうと、また同じように曲がってくる可能性が非常に高いのです。

「摘出した寄贈肋軟骨」の写真
『4回目の修正 他院での繰り返し手術と感染・曲がりの修正』の画像

◆ 使用した寄贈肋軟骨の問題点

今回の修正では、前回の手術で使われた寄贈肋軟骨(他人の軟骨)を完全に除去しました。

寄贈肋軟骨には以下のようなリスクがあります:

  • 曲がりやすく、時間とともに歪みが出る

  • 免疫反応や吸収のリスクがある

  • 術者がどのような加工をしているか不透明なことがある

  • 感染や炎症を引き起こしやすい

今回のCTでも、鼻筋が明らかに右に曲がっており、鼻先に炎症性の赤みがあり、組織の菲薄化(皮膚が薄くなる)も確認できました。

 

◆ 曲がりにくい肋軟骨加工へのこだわり

当院では、国際論文などで報告されている“曲がりにくい肋軟骨の加工法”をベースに
アジア人の皮膚・軟骨・顔の構造に合った独自の工夫と技術を加えています。

ただ使うだけではなく、状態の確認 → 曲がりや吸収の予測 → 安定性の確保まで、
細かく丁寧に処理して手術に臨んでいます。

【他院修正(4回目)】鼻中隔延長(肋軟骨)+鼻尖形成+耳介軟骨移植+自家組織による隆鼻+寄贈肋軟骨の完除去の術前と術後の症例写真『4回目の修正 他院での繰り返し手術と感染・曲がりの修正』の画像

■ 正面から見た変化と感染部の修復について

術後の正面写真では、明らかに鼻筋の曲がりが改善されているのが分かります。
これまで右方向にずれていたラインが、鼻根から鼻尖にかけて自然でまっすぐな軸に整い、顔の中心バランスが取れた印象になりました。

また、鼻筋にはやや緩やかなカーブを加えることで、
直線的で硬い印象にならず、**柔らかさや女性らしい“可愛らしさ”**が際立つ仕上がりになっています。

鼻先に見られた赤みや薄くなった皮膚の部分は、
前回の手術で使用された寄贈軟骨が感染を引き起こし、皮膚に穴が開いていた状態でした。

そのため、今回の手術ではこの感染部の除去と再構築も同時に行い、
皮膚の質感と厚みの回復にも配慮
しました。

結果として、見た目だけでなく安全性・安定性の面でも大きく改善されたといえます。

【他院修正(4回目)】鼻中隔延長(肋軟骨)+鼻尖形成+耳介軟骨移植+自家組織による隆鼻+寄贈肋軟骨の完除去の術前と術後の症例写真『4回目の修正 他院での繰り返し手術と感染・曲がりの修正』の画像

◆ 修正症例が増えている理由と、患者様へのメッセージ

最近、「修正」のご相談は本当に多くなっています。
その中で感じるのが、

「安さ」に惹かれて手術を受けた方のトラブルが非常に多い

という現実です。

もちろん、安くても良いドクターもいるかもしれません。
でも、適切な診断・計画・素材・技術のすべてが揃わなければ、良い結果は得られません。

修正には限界がありますし、最初からしっかり行えば避けられたトラブルもたくさんあります。

だからこそ、患者様にも「医師を選ぶ目」を養っていただきたいと心から思います。


◆ 最後に:構造から再建できるドクターに相談を

私はこれまで多くの修正症例を担当し、構造的な理解と技術に基づいた再建を行ってきました。
世界各国の学会にも参加し、発表も重ねながら、常に「より良い手術とは何か」を追求しています。

「何度も手術をしてきたけれど、納得できていない」
「人工物を取り除いて、自分の組織でやり直したい」
「初回から確実に、構造から整えたい」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
解剖・診断・再建すべてのバランスがとれた鼻整形を提供いたします。

■【疑問】リスクは?傷跡は?鼻整形で使う肋軟骨についてわかりやすく解説!【鼻整形】

◼️こちらの症例の施術料金

鼻中隔延長 ¥440,000
肋軟骨移植 ¥440,000
鼻尖形成 ¥330,000
耳介軟骨移植 ¥220,000
自家組織隆鼻術 ¥440,000
寄贈肋軟骨抜去 ¥165,000〜
他院修正費用  
全身麻酔 ¥220,000

【施術の副作用(リスク)】

術後には浮腫み、内出血、感染、曲がり等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。
※ダウンタイム(ギプス装着)2週間

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