【面長・しゃくれ】から【卵型輪郭】へ!
ミニVライン形成 あご下吸引 の症例情報
骨切りの相談で、顎が大きいので小さくしたいんですと言われることがよくあります。
顎を小さくする骨切り術として水平中抜きという手術がありますが、その術式では患者さんの思っている結果にならないことが多くあります。
顎を小さくした場合、ほとんどの患者さんはミニVライン形成、Vライン形成という手術の適応になります。
本日は顎のシャクレ感、大きさを改善したいとの主訴に対してミニVライン形成と顎下の脂肪吸引を行なった患者さんについて紹介いたします。
後半では術後の経過について時系列で紹介しておりますので、ダウンタイムの参考になれば幸です。
それでは術前と術後4ヶ月の比較です。

ミニVライン形成はエラの骨まで切ることなく、顎の形を段差なく整えることができる術式です。顎の幅は小さく、短くなっていることがわかります。短くする量はそれほど多くはありませんが、お顔全体として小さくなったような印象です。
中抜きでは顎は短くなりますが、顎の幅は大きくなってしまいます。残っている骨、下顎の体部の骨の角が顎の幅に見えることがほとんどです。
患者さんの思っている小さい顎とは大きく異なるかと思います。
次に動きによる変化を見てみましょう。笑顔での比較となります。

顎の幅が短くなり、チュンとした顎の印象です。この比較写真でも顎だけでなく、お顔が小さくなった印象がありますね。
次に横からの比較写真です。

患者さんが悩んでいたしゃくれ感が改善されています。横からの写真でよくわかることが全く顎下にたるみがないことです。
骨の切り方、動かし方にもよりますが、今回行なったミニVライン形成は顎先の移動は伴わなず、骨として小さくなる方向だけの手術です。通常皮膚のあまりが顎下に多少なりともでるかと思いますが、脂肪吸引を併用することで全くたるみがありません。
脂肪吸引は骨切りの後にも検討することができますが、同時に行うことも可能です。同時に行うことのメリットもあります。
それは単純にダウンタイムを1回で済ませる、のではなく、骨切りのダウンタイムを短くすることができることです。
経過を時系列で見ていきましょう。

3日目をピークに腫れがどんどん目立たなくなっていきます。術後2週間ではまず他の人からは指摘されるような状態ではないことがわかります。1ヶ月ではかなり落ち着いているように見えますね。
骨切りは小さくなる方向の手術の場合、皮膚のたるみが心配です。もともとたるみが強い方の場合はたるみが悪化しますし、そうでなくても骨切りのダウンタイムとしてのむくみは数ヶ月かかります。
脂肪吸引は2週間ほどで拘縮のピークを迎えます。ですので、骨切りの浮腫を脂肪吸引の拘縮でカバーすることが可能です。
次にCT画像での術前、術後を見てみます。

エラの骨まで切らずに下顎の下に膨らんだ部分がなくなっています。この部分は顎の大きさだけでなく、正面から見た余白感にも大きく関わる部分です。

土台の骨の輪郭が最終的には見た目として表現されます。もちろん、骨以外の筋肉や脂肪、皮膚などが関与していますが、修正の手術においてもやはり患者さんが気になっている通りの骨の形をしていますので、CTで見ても美しい骨切りであることをモットーにしています。
次に切除した骨の画像となります。

この骨の切り方はミニVラインの中でも回し切りと言われるものです。顎を前に出さない場合、短縮する骨があまり多くない場合に適応となります。最終的な縫合方法もとても大切で、決して下に下がらないような縫合が必要です。当然、動きは大切ですので、おとがい筋はもとの位置に戻すように縫合します。これを怠るととても違和感が強く残ってしまいます。
次に吸引した脂肪になります。

脂肪吸引は皮下浅い層の吸引です。この浅い層の吸引は皮膚を縮める効果があります。
重ねてになりますが、骨切りと同時の脂肪吸引はダウンタイムが長くなるのではなく、短くなります。
最後にお顔全体ではなく、顎の部分のみ拡大した画像を載せますので、ご確認ください。

いかがでしたでしょうか?顎の大きさは小さく、短く、チュンとした印象となり、患者さんのお悩みであったしゃくれ感も改善いたしました。
患者さんからも、コンプレックスが解消し、勇気を出して手術を受けて良かったですとおっしゃっていただけました。
輪郭の手術は不安なことも多いかと思います。手術のダウンタイムやリスク、得られること、一緒に考えて最適なご提案ができればと思っています。
輪郭でお悩みがありましたら、是非一度ご相談にいらしていただければ嬉しく思います。
