二重幅が広ければいいは嘘。窪み目こそが老け顔の本当の原因だった
眼瞼下垂 上瞼のたるみ取り 挙筋前転 の症例情報
「なんか疲れて見えるね」と言われていませんか。
鏡を見るたびに、目の上のくぼみが気になる。
二重幅が広すぎて、なんか不自然。
目元が老けた印象になってきた。
そのお悩みの原因は、窪み目(sunken eye)かもしれません。
今回は40代女性の症例をご紹介します。 10年来の窪み目を、複合術式で解決した記録です。
術前の状態:3つの問題が重なっていた【窪み目治療(挙筋前転+二重全切開+上瞼のたるみ取り+目尻切開)】
この方は40代女性です。 10年以上、窪み目にお悩みでした。
術前には以下の3つの問題が重なっていました。
①眼窩脂肪の減少による窪み目
目の上がくぼみ、常に疲れた印象を与えていました。
②二重幅が広すぎる
窪みによって皮膚が引っ張られ、二重ラインが上にずれていました。
③まぶたの開きが弱い(軽度の眼瞼下垂)
黒目にわずかにまぶたがかかり、目が小さく見えていました。
さらに、加齢による変化も重なっていました。
目頭側の組織の張りが失われ、目尻が内側に移動し、外側の白目が狭くなっていました。
窪み目が引き起こす「連鎖反応」
窪み目には、見落とされやすい影響があります。
皮膚が内側に引っ張られることで、二重幅が不自然に広がります。
二重の引き込みが不安定になり、目が開きにくくなります。
目元全体に影ができ、疲れた・老けた印象につながります。
つまり、窪み目は「老け見え」の根本原因になりうるのです。
「二重幅を広くすれば解決する」という発想では、この問題は解決しません。
むしろ今回は、幅を狭める方向で修正しています。
治療計画:「引き算」と「再配置」の組み合わせ
今回の治療で行ったのは、以下の4術式です。
| 術式 | 目的 |
|---|---|
| 挙筋前転術 | まぶたの開きを改善 |
| 二重全切開 | 二重幅を適切な幅に修正 |
| 上瞼たるみ取り | 余分な皮膚を除去 |
| 目尻切開(靭帯移動) | 外側の白目を自然に拡大 |
これに加え、今回は2つの重要な工夫を行いました。
工夫①:眼窩内へのヒアルロン酸注入
この方の眼窩脂肪は非常に少ない状態でした。
脂肪の移動だけでは、くぼみを完全に埋めきれません。
そこで手術中に、眼窩脂肪内へヒアルロン酸を注入しました。
左右それぞれ0.3cc、合計0.6ccを使用しています。
手術中に行うことで、注入量と位置を正確にコントロールできます。
直視下に注入することで、内側眼窩脂肪にも注入することが可能です。
工夫②:眼窩脂肪のpedicle付き再配置
くぼみが深かったため、脂肪の前転だけでは補填が足りませんでした。
そこで眼窩脂肪を、pedicle(茎)付きのまま移動・再配置しました。
pedicle付きとは、脂肪を栄養する血管を温存したまま移動する方法です。
血流を保つことで、術後のしこりや硬結のリスクを最小限に抑えられます。
遊離移植とは異なり、生着率が高く、長期的に安定した仕上がりになります。
【窪み目治療(挙筋前転+二重全切開+上瞼のたるみ取り+目尻切開)】術後4ヶ月の変化
術後4ヶ月で、変化は明確です。
眼窩のくぼみが解消され、目元に立体感が戻っています。
まぶたの開きが改善し、目に光が届くようになりました。
広すぎた二重幅が適切な幅に修正され、自然な印象になっています。
トータルで15歳は若返ったのではないかと感じています。
患者さまも術後4ヶ月の時点で、自然に目元が若返ったととても喜んでいただいています。
【窪み目治療(挙筋前転+二重全切開+上瞼のたるみ取り+目尻切開)】の術前と術後(4ヶ月)の症例写真
斜めのアングルでは、目元の立体感の変化がよくわかります。 術前にくぼんでいた部分に、自然なボリュームが戻っています。 顔全体の重心が上がり、若々しい印象になっています。
【窪み目治療(挙筋前転+二重全切開+上瞼のたるみ取り+目尻切開)】の術前と術後(4ヶ月)の症例写真 *真横
真横から見ると、上まぶたのラインの変化が明確です。 術前には陥没していたラインが、なだらかで自然な形になっています。
1ヶ月・4ヶ月の経過比較
1ヶ月時点では、まだ腫れや拘縮、皮膚のヨレが残っています。
4ヶ月になると、腫れはほぼ消失します。 自然な仕上がりに安定してきます。
切開手術の最終的な完成は、3〜6ヶ月を目安に考えてください。 焦らず経過を見守ることが大切です。
目尻切開(靭帯移動)を加えた理由
加齢に伴い、目頭側の組織の張りが少なくなります。
その結果、外側の白目が見える範囲が徐々に狭まります。
今回は目尻切開(靭帯移動)を同時に行いました。
靭帯を移動させることで、外側の白目を自然に広げます。
単に切開するだけでは、時間とともに元に戻ることがあります。
靭帯移動を伴うことで、後戻りを抑えた安定した拡大が実現します。
「二重幅が広い=きれい」は間違い
今回の症例で強調したいポイントがあります。
今回は二重幅を「広げる」ではなく「狭める」方向で修正しました。
窪み目によって引っ張られていた皮膚が、本来の位置に戻ります。 するとラインが自然な高さに落ち着き、幅が適切になります。
SNSでは「◯◯mmの二重が可愛い」という情報を見かけることがあります。 ですが、目元の美しさは幅の数値では決まりません。
窪みの有無、開きの強さ、全体のバランス。 これらが整って初めて、美しい目元が完成するのです。
ダウンタイムの目安
| 時期 | 状態の目安 |
|---|---|
| 術直後〜3日 | 腫れ・内出血のピーク |
| 1週間後 | 抜糸。大部分の腫れが引く |
| 1ヶ月後 | 腫れはおおむね消失 |
| 3〜6ヶ月後 | 最終的な仕上がりに近づく |
個人差はあります。 術後の経過に不安がある場合は、遠慮なくご相談ください。
こんな方にご相談ください
以下のお悩みがある方は、ぜひ一度カウンセリングへ。
- 目の上がくぼんで、疲れた印象に見える
- 二重幅が広すぎる気がする
- まぶたの開きが弱い、または左右差がある
- 目元全体が加齢とともに老けた印象になってきた
- 目尻の白目が狭くなってきた
カウンセリングのご予約
目元のお悩みは、原因によって対処法がまったく異なります。
当院では、まぶたの構造・骨格・加齢変化を丁寧に診察します。 そのうえで、一人ひとりに最適な治療プランをご提案しています。
手術を急いでいただく必要はありません。 まず、現状を正確に把握するところから始めましょう。
まずは無料カウンセリングにいらしてください。 丁寧にお話を伺い、最善の選択肢をご一緒に考えます。
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(挙筋前転+二重全切開+上瞼のたるみ取り+目尻切開)】
| 二重全切開 | ¥330,000 |
| 挙筋前転 | ¥165,000 |
| 上瞼のたるみ取り | ¥220,000 |
| 目尻切開 | ¥165,000 |
| 静脈麻酔 | ¥110,000 |
施術の副作用(リスク)
術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。
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