鼻尖形成術 の症例情報
院長が解説!鼻尖形成術『 耳介軟骨移植なし 』で 出来ること / 出来ないこと
耳介軟骨を使わない 鼻尖形成術 で、どこまで鼻を 細く / 高く / 下向き に出来るのか? モニター症例を見ながら解説しますので、「 耳介軟骨移植なし 」を検討されている方は参考にしてみてください。
お悩みは鼻先が団子状に大きく膨らんでいることでした。横から見たときの鼻の高さや鼻の上向き具合はそのままでいいと言う希望でした。
そこで術式は「鼻尖形成手術(耳介軟骨移植なし)」と言う術式です。鼻尖形成(縮小)術は、大鼻翼軟骨を一旦綺麗に剥離します。大鼻翼軟骨は大きく羽を広げているような状態なのですが、これを、頭側を少しトリミングした後に、小さく細く折りたたむように形成するのです。特別な方法ではありません。美容外科医の教科書にある基本的な手術工程を丁寧に実直に行っております。「糸で鼻先を縛るだけ!」というようなものではありません。
⇩この処理により、鼻先の広がった部分が見事に小さく、細くなっていますね!とても自然な仕上がりになるのが特徴です。
⇩大鼻翼軟骨 の頭側を少しトリミングすることで、大鼻翼軟骨を寄せ合わせたときに出来る ポリービーク(鼻先より少し上部が盛り上がること)を防止しています。またこの軟骨を小さく細く折りたたむように形成することで 鼻尖の延長効果 が出て、ほんの少しだけ下向きになります。
横から見たときの鼻先のニュアンスは少し変わりますが、高さや丸い感じは変わりません。ここを高く「ツンっ」とさせるにはどうしても耳の軟骨が必要になります。
耳介軟骨移植なし の鼻尖形成(縮小)術で出来ることは、鼻尖をナチュラルに細くすること以外に、
- ほんの少し鼻柱を下げられる
- ほんの少し高さを出せる
- ほんの少し鼻の穴を縦長にできる
- アップノーズにも出来る
ですが、逆に出来ないことは、鼻先の丸みがのニュアンスは変わらない と言うことです。ここをエレガントに「ツンっ」とさせるにはどうしても 耳介軟骨移植 が必要になります。また、しっかり高くしたい場合は、単に軟骨を鼻先に置くだけでは鼻柱が「ふにゃっ」となってしまうので、鼻柱ストラット法 を併用する必要があります。
術後は鼻のギプス(プラスティック)を約1週間します。患者様の理想の鼻にするのに、必要な術式が何か?カウンセリングでしっかり説明しています。このような鼻の手術をお考えの方は、ぜひ一度ご来院くださいませ。
<施術料金> 鼻尖形成術(クローズド法)¥330,000 静脈麻酔 ¥220,000 (※全て税込み価格です。) ※傷跡はclose法の場合は鼻の穴だけですので目立ちません。 〔施術の副作用(リスク)〕 術後には浮腫み、内出血、感染、曲がり等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 ※ダウンタイム(ギプス装着)1週間