WOM CLINIC GINZA TOP > 症例情報 > あなたにとってバランスのいい鼻とは？好みとバランスの両立した鼻を肋軟骨で

鼻孔縁挙上猫手術肋軟骨移植の症例情報

あなたにとってバランスのいい鼻とは？好みとバランスの両立した鼻を肋軟骨で

2025.06.13

カウンセリングでよくいただくご相談の中に、
「この理想の鼻の形にしたいんです」というご希望があります。

その気持ちはとてもよく分かります。
ですが、“なりたい鼻”＝“似合う鼻”とは限らないことを知っていただきたいのです。

それは、顔全体の骨格やパーツのバランスが人によって大きく異なるからです。

たとえば――

こうした客観的な構造と、患者様自身の感覚的な理想像は、必ずしも一致しません。

たとえば、すでに「鼻が長い」と感じている方に、一般的な“美しい比率”を基準に鼻をさらに長くしてしまうと――
結果として「顔が間延びして見える」「面長に見える」「鼻だけが浮いて見える」といった問題が起こることがあります。

最近「忘れ鼻」という言葉が流行しています。
“顔に自然に馴染んで、存在を主張しない鼻”という意味で使われますが、非常に抽象的な概念のため、人によって捉え方が異なります。

この言葉を安易に基準としてしまうと、逆に違和感のあるデザインになることもあると私は感じています。

だからこそ、私はカウンセリングをとても大切にしています。
「こうなりたい」という理想をしっかり聞いた上で、顔全体とのバランスを見て、“その人に似合う鼻”を一緒に考える。
それが、美しいだけでなく、後悔のない手術結果につながると考えています。

今回の症例では、以下の手術を組み合わせて行いました。

鼻中隔延長(肋軟骨)＋鼻尖形成＋耳介軟骨移植＋わし鼻削り＋プロテーゼ＋鼻孔縁挙上＋猫貴族手術の術前と術直後の写真『あなたにとってバランスのいい鼻とは？好みとバランスの両立した鼻を肋軟骨で』の画像

正面から見て、鼻筋は細く、鼻先も自然にコンパクトに。
また、鼻だけでなく中顔面にも立体感が加わったことで、全体のバランスが大きく改善されています。

この“中顔面の形成”こそ、私の鼻整形における大きなこだわりの一つです

「この鼻がいい」と思っていた形でも、あなたの顔立ちにはもっと合う選択肢があるかもしれません。

私の使命は、その最適な“ちょうどよさ”を一緒に見つけて形にすること。

ただ高く、ただ尖らせるのではなく――
“あなたに本当に似合う鼻”を、丁寧にご提案させていただきます。
まずは、カウンセリングで一緒に理想のバランスを探しましょう。