輪郭3点 全顔整形 の症例情報
土台から変える、顔面フル整形の症例をご紹介します

輪郭の土台を形成する。輪郭の骨切り術というと腫れや内出血などのダウンタイムが気になりますが、本日は輪郭の骨切り術と同時に脂肪吸引、バッカルファットの除去を行った患者さんについて経過を含めてご紹介いたします。ダウンタイムがさらに長くなりそうですが、実際はそうでないことがご理解いただけるかと思います。
20代の女性です。輪郭をさらに小さく、整えたいとのご希望です。
輪郭3点の骨切り術と顔の脂肪吸引、バッカルファットの切除術を予定しました。
輪郭3点の内容は頬骨L字骨切り、エラからおとがいにかけてはVライン形成、おとがいT字骨切り術を行い、おとがいの幅を小さくしつつ前方へずらして固定することとしました。
T字骨切りは完全なTではなく、逆さまのVのような切開ラインです。おとがい神経の位置が高い方も十分な骨切りが可能です。おとがいの正中の骨を切除し、おとがいの幅を調整します。
エラ部分は切りすぎると犬顎といわれる特有の輪郭になりますので、切りすぎないことが大切です。
術前には3Dの骨モデルを作成し、シミュレーションを行います。
次に輪郭3点の骨切りと脂肪吸引、バッカルファットの切除術のリアルなダウンタイムについてご紹介いたします。
4日目には内出血がまだ目立ちますが、8日目にはほとんど目立っていません。腫れはまだありますが、外出も可能な程度に落ち着いています。
1ヶ月にかけてかなり浮腫みがとれていきます。
術前後です。頬の張り出しが小さくなり、ひとまわりお顔が小さくなりましたね。顎を前へ移動させることで口も閉じやすくなるため、オトガイ筋の緊張がなくなり、皺もなくなっています。
斜めからの写真です。たるみもありません。脂肪吸引を同時に行うことで皮膚を引き締め、整えた骨にピタッと張り付いているような印象ですね。土台の骨を小さく整えても軟部組織が厚い場合や皮膚の余剰が多い場合は骨の変化が表面にあらわれてくれません。
側面からです。脂肪吸引を同時に行うことで骨の輪郭が出せています。顎下のたるみもありません。
ひとまわり小顔になり、とてもきれいな輪郭ですね。
元々は口元が突出しているように見えますが、鼻の手術もおこなっておりますので、口元の突出が改善し、とてもきれいなEラインが形成されています。
WOM CLINICでは目や鼻、輪郭、軟部組織とそれぞれ専門で行う医師が集まっているのも大きな強みです。
実際に切除した骨や吸引した脂肪の写真となりますので、苦手な方はお気をつけください。
上の骨が頬骨のL字骨切りで切除した骨片です。デザインに従って、最大で5,6mm程度切除します。頭側を切除すること、固定の位置を工夫すること、剥離の範囲を限定することでたるみのリスクが最小限となります。
おとがいを小さくしたり、移動させたりするとかならず段差が生じますので、段差にならないようにエラまで連続して骨切りを行います。
除去したバッカルファットと吸引した脂肪です。
いかがでしたでしょうか?
今回は輪郭の骨切りに脂肪吸引とバッカルファットの除去を行なった患者さんのリアルな経過について紹介いたしました。
思ったよりも短いダウンタイムで単独な手術ではだせない効果をだすことが可能です。同時手術は様々な分野のエキスパートが集まったWOM CLINICの大きな強みです。
輪郭の手術をご検討の方は是非一度ご相談ください。