小鼻縮小の症例写真

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CASE2

CASE3

小鼻縮小とは

小鼻縮小とは、小鼻（鼻翼）の外側部分や鼻孔（鼻の穴）底の余分な皮膚や組織を切除し、小鼻の大きさを調整する施術です。小鼻の幅を狭め、鼻の全体的なバランスの改善を目的とした施術です。

一般的に日本人の鼻翼は、皮膚が厚めで丸い形が多いため、横に広がって見えやすいという特徴があります。小鼻を小さくしてすっきりさせたいというニーズが多くあるのも実情です。鼻が目立たなくなることで優しげな印象にアップデートできるでしょう。

小鼻縮小の主な方法は切開法で、手術で小鼻の皮膚を切除して小鼻の幅を小さくしたり、鼻の穴を小さく形成します。
ケーブル法では、溶ける糸を用いて小鼻の幅を小さくするように鼻の下の組織で結紮し、小鼻の見た目をコンパクトに仕上げます。

小鼻の組織を除去するわけではないので、糸の結紮が緩んだときなどに若干の後戻りがある可能性も否定できません。

人により小鼻の組織の固さや形により糸の緩み具合が異なる実情もあるのです。

小鼻縮小をご希望の場合、小鼻縮小の施術のみをおこなう場合もありますが、全体のバランスを整えるためにいくつかの鼻整形の施術を組み合わせるケースもあります。

施術方法

施術方法は主に切開部位の違いで分けられます。患者さまのお鼻の状態や、近づきたいご希望に合った方法を選択していきます。

内側法

鼻の下から鼻腔（鼻の内部）にかけてメスで切開し、縮小する方法です。

内側法では小鼻の外側までは切開せず、鼻の穴内部の余分な皮膚のみを切除し、小鼻の根元を内側に寄せて縫い合わせることで、元々の幅から狭く小さくします。

外から見えにくい部分で切開するため、傷跡が目立ちにくく、鼻の穴の大きさを小さく整えられるのが特徴です。自然な仕上がりをご希望の場合に選択されることも多いです。

当院でも患者さまの状態やご希望に沿って、内側法の採用をご提案します。

フラップ法

フラップ法とは、鼻の穴の中で軟部組織弁（フラップ）を作成し、反対側に引っ張り癒着させることで後戻りをおさえ、自然に幅を狭くする施術のことです。

外部から見えにくい部分を切開しますので、内側法と同じく傷跡が目立ちにくいというメリットがあります。

小鼻の皮膚は硬く弾力があるため、従来の小鼻縮小だと後戻りしやすいという問題点がありますが、フラップ法ではしっかりと癒着させ仕上がりを維持しやすい点が魅力です。

外側法

鼻の穴から、小鼻の外側の溝に沿って切開し、鼻の外側の余分な皮膚を切り取り縫い合わせる方法で、一般的には小鼻が外に大きく張り出した形の方や小鼻の組織がしっかりとしていてケーブル法や内側法だけでは改善が難しい症例に適しています。

鼻の溝に沿って切開するので、傷跡を気にされる方も多いです。当院の場合、外側法であっても細かく丁寧に縫合するので、抜糸後の仕上がりではかなり目立ちにくくなります。

外側法では傷跡が残りやすいことや、小鼻がつぶれた形になりやすいデメリットはありますが、ご希望や患者さまの状態によっては、外側法や鼻翼挙上術*を選択した方がいい場合もあります。

担当医がしっかりと見極めた上で施術内容をご提案いたします。その上で納得のいく方法をご検討ください。

*鼻翼挙上術・・・垂れ下がったような形になっている小鼻（鼻翼）を持ち上げ、鼻先のラインを整えることを目的とした施術。

内外側法

内側法と外側法を組み合わせた施術です。2つの方法を組み合わせることで、それぞれの利点を取り入れられるため、デザインの幅が広がります。

内外側法では、外側法ほど上部までの切開は必要ないことが一般的で、傷跡の範囲が小さく済むのも利点でしょう。

小鼻ケーブル縮小

小鼻ケーブル縮小は、小鼻に糸を挿入し、糸を引っ張ることで小鼻を寄せて幅を縮める方法です。

内側法、外側法は切開して縫い合わせることで鼻の穴を小さくできますが、鼻の幅がそっくりそのまま小さくなるわけではありません。

• 鼻の幅自体をさらに小さくしたい
• 笑った時も鼻の幅が広がらないようにしたい

という場合、当院ではケーブル法を併用し、より変化を実感できる仕上がりを追求するケースがあります。

通常は小鼻ケーブル縮小は溶ける糸でおこないますので、時間経過により少々後戻りする場合がありますが、メスを使わず短時間で施術が可能という利点もあります。

完成形のイメージなども担当医としっかりと共有した上で検討しましょう。

施術内容

小鼻縮小と相性の良い施術

鼻尖形成

鼻尖形成術は、しばしば小鼻縮小術と組み合わせておこなわれるケースが多く、仕上がりにも満足いただけることの多い組み合わせでもあります。

鼻尖形成術では、鼻先（鼻尖）の形状を細くシャープに整え、ツンととがった形状の鼻に近づけます。
施術では、鼻先の脂肪を切除し鼻翼軟骨と呼ばれる部分を縫い合わせ、鼻先をより細く小さく調整します。

だんご鼻が気になる方は、小鼻縮小だけをおこなうとかえって鼻先の丸みやボリュームが目立ってしまうケースもあるため、鼻尖形成との組み合わせがおすすめです。

にんにく鼻の改善にも向いており、バランスの取れた美しい鼻に近づけます。

鼻中隔延長

鼻中隔延長も、小鼻縮小術と組み合わされることが多い施術です。

鼻の穴の間にあたる、鼻先を支えている柱の部分が鼻柱（びちゅう）の長さを伸ばし、鼻先の高さや角度を調整します。

豚鼻やだんご鼻、上向きで鼻の穴が見えてしまう鼻（アップノーズ）など、印象が強くなりがちな鼻の形に対応できます。芋っぽい、子供っぽい、といった印象から洗練された印象にアップデートするのにうってつけです。

小鼻縮小と組み合わせることで、鼻全体のバランスを整えることができ、よりすっきりとして印象の薄い「忘れ鼻」に近づけることができます。

小鼻縮小のダウンタイム

傷跡

当院で、小鼻縮小の内側法＋ケーブル法をおこなった症例です。鼻中隔延長と鼻尖形成を組み合わせています。

内側法では小鼻の下部を切開しますので、傷跡が顔の前面に出るということはありません。写真のように、下から覗き込めば切開した部分が見える状態です。

こちらは術後間もないタイミングでのお写真ですので、ここから縫合の跡などが徐々に目立たなくなっていく経過になります。

施術翌日

手術直後から、麻酔が切れたあとには痛みを感じます。しかし、痛みは感じますが、痛み止めを飲めば普通の生活ができるくらいとおっしゃる患者様がほとんどです。

また、鼻の複合手術の場合だと直後から固定のためにギプスを装着していきます。鼻の周りには腫れを感じますが、ギプスにより内出血等はわかりにくい状態です。
（小鼻縮小単独だとギプス装着は不要です）

鼻の整形後は鼻の奥が浮腫むため、鼻血や鼻水が出ることもあります。術後2週間程度は、鼻は強くかまずにティッシュで優しく拭き、刺激を与えないように意識しましょう。

痛みや熱感が2～3日続くケースがあるため、状態に合わせて痛み止めを飲んで様子を見てください。

施術1週間後

ご来院していただき問題がなければ、抜糸になります。抜糸後はツッパリ感もやわらぎ、表情を変えた時なども動きが楽になるでしょう。

1週間経つと、とくに内側法の場合には傷跡や内出血はほとんどわからなくなるケースが多く、当院の施術であれば腫れもほとんど気にならなくなることが多いでしょう。

抜糸後は傷跡にメイクができるため、腫れや内出血があっても隠して過ごすことが可能です。マスク等で隠さなくても過ごせるようになります。

術後の痛みや熱感は1週間程度で落ち着いてきます。とくに当院の鼻整形は、技術力の高さによってダウンタイムも短く済む点が強みです。

施術1ヶ月後

内側法の場合には、手術前の状態に戻り落ち着いているケースがほとんどでしょう。日常生活の特別な制限もかなり少なくなり、ほぼ完成形へ近づいていきます。

ただし、施術をした小鼻を強くこすったり不必要につまんだりなどは、感染やダウンタイムが長引く原因になりますので、過度な負担は避けるよう心がけましょう。

術後に万一感染を起こしてしまい痛みや腫れがひどくなった場合は、早めに医師に相談しましょう。