鼻骨骨切り幅寄せ術 鼻中隔延長術 ハンプ切除術 の症例情報
骨切り、鼻中隔延長でエレガントな鼻に! しかもクローズ法
今回は、鼻手術のフルメニューと言ってもいいほどの手術の組み合わせで、理想的な鼻の形を形成しました。では解説して参りましょう。
「 鼻骨骨切り幅寄せ 」と「 ハンプ切除 」で、鼻の上半分(鼻骨が太く、ハンプの張り出しがある)の太さ、硬さ、力強さをきゃしゃでかわいい細さの鼻にします。
鼻の下半分は「 鼻中隔延長 」と「 鼻尖形成 」で、ややアップノーズで太い鼻先を、細く下方向にしっかり伸ばして、ツン!としたエレガントな鼻先にしました。
小鼻(鼻翼)も広がった大きな鼻を作っている要素なので「 小鼻縮小 」で鼻孔を小さくし、「 ケーブル法 」で鼻翼幅を寄せて小さな鼻にしています。
存在感のある鼻を細くエレガントな雰囲気の鼻に仕上げています。毎回申し上げていますが、当院では難易度の高いこれらすべてを「 クローズ法 」で行っています。
このように鷲鼻のハンプがしっかりしている人は、ハンプを単に切除するだけでは、鼻背が平らに切り取られることで、鼻背に平面な部分ができ、場合によっては、鼻骨の下の気道粘膜が皮膚の直下に来てしまい、呼吸とともに鼻背が「ペコペコ」動いてしまうという合併症(open roof)になることもあるのです。
そこで、「 鼻骨骨切り幅寄せ 」によって両サイドの鼻骨を中心に寄せる必要があるのです。写真ではハンプがなくなって綺麗な鼻背に仕上がっていますね。
↑上からの煽り写真では、鼻中隔延長の効果がしっかり強調されて見えます。
「 ハンプ切除 」には、もう一つの利点があります。ハンプ切除によって皮膚に余裕ができ、しっかり延長したい時に、鼻尖を前下方向に延長し易くなるのです。
つまり、上の皮膚の余剰を下に持ってきている訳です。これによって皮膚に不自然なツッパリ感がありませんよね。ツッパリ感がないので、将来的に鼻先が左右に曲がるリスクも減ります。
小鼻縮小は、当院ではできるだけ傷の少ない内側法で行っております。ケーブル法により小鼻の幅を寄せて小さくするのですが、その結果人中部分が少し盛り上がることになります。上記すべての手術をした上で、左右差のない鼻孔にすることは至難の技であります。写真でも厳密に言えば、鼻孔の左右差がありますが、この程度は許容範囲内としてご容赦いただいております。
側面像では、ハンプがしっかり高く、途中から角度が変わり、勢いがなくなって鼻尖の高さがありません。ハンプを切除して、鼻尖をしっかり前下方向に伸ばせていることが分かります。
鼻尖には、鼻中隔を延長した上に、さらに耳介軟骨を3枚亀の子状に重ね置き(オンレイグラフト)しております。耳介の軟骨は鼻尖の自然でやわらかな丸みを作る材料に適しています。
これだけの手術をしますと、ギプスをしている期間が2週間ほどで、その後もしばらくはギプスをナイトキャップとしてできるだけ付けて頂いております。
見た感じが、骨ばっていてハンプがある場合には、「 ハンプ切除 」と「 鼻骨骨切り幅寄せ 」をご検討ください。「術後の痛みはほとんどない」と骨切りをされた患者さんはみなさん言っておられます。
難易度の高い「 鼻中隔延長 」を、しかもいくつかの複合手術を併用したとしても、当院では完全にクローズ法で手術を行います。
<施術料金>
鼻骨骨切り幅寄せ¥440,000
ハンプ切除¥220,000
鼻尖形成(耳介軟骨移植)¥550,000
鼻中隔延長(耳介軟骨移植)¥660,000
小鼻縮小(内側法)+ケーブル法¥385,000
全身麻酔¥220,000
※全て税込み価格です。
〔施術の副作用(リスク)〕
術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。