70代でも傷なしフェイスリフトは可能?内視鏡フェイスラインリフトとネックリフトの適応
内視鏡ネックリフト 内視鏡フェイスラインリフト の症例情報
70代でも“傷なしフェイスリフト”は選択肢になるのか?
【内視鏡フェイスラインリフト・ネックリフト】の術前と術後(1ヶ月)の症例写真

フェイスリフトを検討される方の中には、次のように考えている方が多いと思います。
「70代なら切開フェイスリフトしかないのでは?」
「皮膚が余っているから、切らないと無理では?」
「内視鏡フェイスリフトは若い人向けでは?」
「首のたるみまであると、傷なしでは変わらないのでは?」
もちろん、皮膚の余りが非常に強い場合や、首の皮膚のたるみが大きい場合には、切開フェイスリフトや切開ネックリフトが適していることがあります。
しかし、必ずしも「70代=切開しかない」というわけではありません。
海外では“scarless facelift”と呼ばれることもある内視鏡フェイスリフトでは、こめかみや耳の後ろなど、目立ちにくい部位からアプローチし、深い層を構造的に引き上げることができます。
つまり、皮膚を大きく切除しなくても、SMASや深部組織をしっかり引き上げることで、フェイスラインや首元に十分な変化を出せるケースがあります。
そもそもフェイスリフトとは何を改善する治療か
フェイスリフトは、顔や首の加齢変化を改善する手術です。
American Society of Plastic Surgeonsでは、フェイスリフトは顔の皮膚のゆるみ、鼻唇溝の深まり、脂肪の下垂や減少、ジョール、首の皮膚や脂肪のたるみなど、顔と首の加齢変化を改善する手術と説明されています。
つまり、フェイスリフトは単に「皮膚を引っ張る手術」ではありません。
頬の位置、フェイスライン、口横のもたつき、首元のたるみ、顔全体の立体感を整えるための治療です。
特に70代では、頬の下垂、ジョール、フェイスラインのぼやけ、首元のたるみが複合的に起こりやすくなります。
そのため、治療では「どこがたるんでいるのか」だけでなく、「どの層が下がっているのか」を見ることが重要です。
内視鏡フェイスリフトが“scarless facelift”と呼ばれる理由
内視鏡フェイスリフトは、完全に傷がゼロという意味ではありません。
手術である以上、皮膚に小さな切開は必要です。
ただし、切開部位をこめかみの髪の中や耳の後ろなど、目立ちにくい場所に置くことで、正面から見たときに傷がほとんど分かりにくい状態を目指せます。
そのため、海外では“scarless facelift”と表現されることがあります。
日本語では「傷なしフェイスリフト」と言われることもありますが、厳密には「傷が目立ちにくい小切開フェイスリフト」と考える方が正確です。
ここは非常に大切です。
“傷なし”という言葉だけを見ると、まったく切らない治療のように感じるかもしれません。しかし実際には、内視鏡を入れるための小さな切開を行い、そこから深部の組織を操作します。
そのうえで、顔の表面に目立つ傷を作らずに、フェイスラインや首元の改善を目指すのが内視鏡フェイスリフトの特徴です。
70代では本当に皮膚の余りが多いのか?
70代のフェイスリフトでは、「皮膚が余っているから切らないと無理」と考えられることがあります。
もちろん、皮膚の余りが明らかに強い方では、切開して皮膚を切除する治療が適している場合があります。
しかし、実際の診察では、皮膚が余っているように見えても、主な原因が皮膚そのものではなく、深い層の下垂であることもあります。
たとえば、頬やフェイスラインの支持組織が下がると、皮膚も一緒にたるんで見えます。
この場合、深部組織をしっかり引き上げることで、皮膚の余りが意外と目立たなくなることがあります。
つまり、術前に「皮膚が余っている」と見えていたものの一部は、実際には皮膚そのものの余剰ではなく、下にある構造の下垂によって生じている可能性があります。
今回の症例でも、術前・術後を比較すると、意外と皮膚の余りが目立っていません。
これは、深い層から構造的に引き上げることで、皮膚表面のたるみも自然に整理されたためと考えられます。
内視鏡でも変化が出る理由はSMASにあります
内視鏡フェイスリフトで変化を出すために重要なのが、SMASです。
SMASとは、皮膚の下にある表在性筋膜系のことで、顔のたるみに深く関係する層です。
皮膚だけを引っ張っても、たるみの根本である深部組織が下がったままだと、効果が不安定になりやすくなります。
一方で、SMASなど深い層をしっかり引き上げると、皮膚表面だけではなく、顔の構造そのものをリフトアップすることができます。
内視鏡フェイスリフトでは、限られた小切開から内視鏡を用いて深部を確認しながら操作します。
そのため、単なる「軽いリフト」ではなく、深い層を構造的に引き上げる設計が可能です。
特にフェイスラインのぼやけや、口横のもたつき、首元のゆるみに対しては、表面の皮膚だけではなく、深い層へのアプローチが重要になります。
H2:内視鏡フェイスラインリフトとは
内視鏡フェイスラインリフトは、フェイスラインのもたつきやジョールを改善することを目的としたリフトです。
顔の下半分では、加齢により頬の組織が下がり、口横や顎下に重さが出てきます。
その結果、輪郭がぼやけ、横顔や斜めから見たときにフェイスラインが不明瞭になります。
内視鏡フェイスラインリフトでは、深部組織を引き上げることで、頬から顎にかけてのラインを整えます。
切開フェイスリフトのように大きく皮膚を切除するわけではありませんが、適応が合えば、フェイスラインに十分な変化を出すことができます。
特に、皮膚の余りよりも、深部組織の下垂が主な原因になっている方では、内視鏡リフトが有効な選択肢になります。
内視鏡ネックリフトで首元はどこまで変わるのか
70代の方では、フェイスラインだけでなく首元のたるみも気になることが多いです。
首元の治療というと、耳の周囲や顎下を切開するネックリフトを想像される方も多いと思います。
もちろん、首の皮膚余剰が強い場合には、切開ネックリフトが必要になることがあります。
一方で、首のたるみの原因が皮膚だけでなく、広頚筋や深部組織のゆるみである場合には、内視鏡ネックリフトでも改善が期待できることがあります。
American Society of Plastic Surgeonsでは、ネックリフトは顎のラインや首の加齢変化を改善する手術と説明されています。
今回の症例でも、内視鏡フェイスラインリフトに加えてネックリフトを行うことで、フェイスラインが明瞭になり、首元もすっきりと引き上がっています。
こめかみや耳後部の裏側からのアプローチでも、適切に深部組織を扱うことで、顔から首へのつながりを自然に整えることができます。
切開フェイスリフトが必要なケースもあります
ここで誤解してはいけないのは、内視鏡フェイスリフトがすべての70代の方に適しているわけではないということです。
皮膚の余りが非常に強い場合、首の皮膚が大きく余っている場合、皮膚の質感が大きく伸びている場合には、切開フェイスリフトや切開ネックリフトが適していることがあります。
切開フェイスリフトの大きなメリットは、余った皮膚を直接切除できることです。
そのため、皮膚そのものの余剰が主な原因になっている方では、切開による治療の方が効果的な場合があります。
一方で、皮膚の余りがあるように見えても、主な原因が深部組織の下垂であれば、内視鏡リフトでも十分な変化が出ることがあります。
つまり、「70代だから切開」「若いから内視鏡」という単純な判断ではなく、顔の状態に応じた適応判断が重要です。
70代の内視鏡フェイスリフトで重要な診断ポイント
1. 皮膚の余りが本当に強いか
まず確認すべきなのは、皮膚の余りが本当に強いかどうかです。
術前に皮膚が余って見えても、深部組織を持ち上げたときに皮膚のたるみが軽減することがあります。
診察では、皮膚だけを見るのではなく、頬やフェイスラインをどの方向に引き上げると自然に改善するかを確認します。
この評価によって、内視鏡で対応できるか、切開が適しているかを判断します。
2. SMASや深部組織の下垂が主な原因か
次に重要なのは、SMASや深部組織の下垂です。
フェイスラインのもたつきやジョールは、皮膚だけでなく、深部組織の下垂によって生じます。
この場合、SMASをしっかり引き上げることで、輪郭の改善が期待できます。
内視鏡フェイスリフトでは、この深い層を意識して構造的にリフトアップすることが大切です。
3. 首元のたるみの原因
首元のたるみには、皮膚の余り、広頚筋のゆるみ、脂肪の量、顎下の骨格、皮膚の質などが関係します。
首の皮膚余剰が強い場合は切開が適していることがあります。
一方で、首のたるみの主な原因が深部組織のゆるみであれば、内視鏡ネックリフトで改善できる可能性があります。
この見極めが、自然な仕上がりにつながります。
症例|70代女性・【内視鏡フェイスラインリフト・ネックリフト】の術前と術後(1ヶ月)の症例写真
今回の症例は、70代女性です。
行った治療は、内視鏡フェイスラインリフト+ネックリフトです。
術前は、フェイスラインがぼやけ、首元にもたるみが見られる状態でした。年齢的に「切開フェイスリフトしかないのでは」と思われやすい状態ですが、診察上、深部組織の下垂に対して内視鏡リフトで十分に変化が期待できると判断しました。
術後1ヶ月では、フェイスラインが明瞭になり、首元もすっきりと引き上がっています。
【内視鏡フェイスラインリフト・ネックリフト】の術前と術後(1ヶ月)の症例写真

さらに、術前後を比較すると、皮膚の余りが意外と目立っていないことが分かります。
これは、皮膚そのものを大きく切除しなくても、深部組織を適切に引き上げることで、皮膚表面のたるみも自然に整理されたためです。
切開部位は、こめかみや耳後部の裏側を中心にしています。
そのため、正面から見たときに傷が目立ちにくく、いわゆる“scarless facelift”に近い考え方で行っています。
術後1ヶ月で見るべきポイント
術後1ヶ月は、まだ完成ではありません。
腫れや硬さが残っている時期であり、ここからさらに自然になじんでいきます。
ただし、術後1ヶ月でも大きな方向性は確認できます。
今回の症例では、フェイスラインが明瞭になり、首元もすっきりとした印象になっています。
また、皮膚の余りが過度に目立たず、自然な輪郭に整っていることも重要です。
内視鏡フェイスリフトでは、術後早期から傷が目立ちにくい点もメリットになります。
しかし、最終的な仕上がりは数ヶ月かけて変化するため、術後1ヶ月の写真だけで完成と判断するのではなく、3ヶ月、6ヶ月と経過を見ていくことが大切です。
70代で内視鏡リフトを選ぶメリット
70代で内視鏡フェイスリフトを選ぶメリットは、目立つ傷をできるだけ避けながら、深部組織を構造的に引き上げられることです。
特に、こめかみや耳後部の裏側など、見えにくい部位からアプローチできるため、傷跡が気になる方には大きなメリットになります。
また、皮膚を大きく剥離・切除する方法と比較して、皮膚表面への負担を抑えられる可能性があります。
さらに、深部組織を引き上げることで、顔の表面だけではなく、フェイスラインや首元の構造的な改善を目指せます。
ただし、メリットだけで治療を選ぶべきではありません。
内視鏡リフトは適応が非常に重要です。
適応が合わない方に無理に内視鏡だけで行うと、十分な改善が得られないことがあります。
そのため、診察で皮膚の余り、深部組織の下垂、首元の状態を丁寧に評価することが大切です。
傷が目立たないことと、効果が弱いことは違います
「傷が少ない手術」と聞くと、効果も弱いのではないかと思われることがあります。
しかし、傷が小さいことと、効果が弱いことは同じではありません。
重要なのは、どの層にアプローチしているかです。
皮膚表面だけを少し引く治療であれば、傷が小さくても効果が弱いことがあります。
一方で、内視鏡を使って深い層をしっかり操作し、SMASや支持組織を構造的に引き上げる場合、傷が目立ちにくくても大きな変化を出せることがあります。
つまり、内視鏡フェイスリフトの価値は「切開が小さいこと」だけではありません。
小切開でありながら、深部組織を正確に扱うことに意味があります。
自然なフェイスラインを作るために大切なこと
フェイスリフトで大切なのは、ただ強く引き上げることではありません。
無理に引き上げすぎると、不自然な表情や違和感につながることがあります。
特に70代では、若い頃の顔に無理に戻そうとするのではなく、その方の骨格や皮膚の質に合わせて、自然に整えることが大切です。
フェイスラインを明瞭にし、首元をすっきりさせ、顔全体が清潔感のある印象になること。
これが、70代のフェイスリフトでは非常に重要です。
若返りすぎて不自然になるのではなく、「自然に元気に見える」「輪郭が整って品よく見える」ことを目指します。
ドクター選びで確認してほしいポイント
70代の内視鏡フェイスリフトでは、ドクター選びが非常に重要です。
確認してほしいポイントは、症例写真の角度、術後の時期、フェイスラインの変化、首元の変化、傷の位置、そして適応判断です。
特に、70代の症例を実際に見せているかどうかは重要です。
若い方の内視鏡リフト症例だけでなく、年齢を重ねた方でもどこまで変化が出せるのかを確認すると、より現実的な判断ができます。
また、切開フェイスリフトの適応がある方に対して、無理に内視鏡だけをすすめるのも適切ではありません。
逆に、内視鏡で十分変化が出る方に対して、年齢だけを理由に切開しかないと決めつけるのも正しくありません。
日本美容外科学会では、美容外科手術を受ける前に施術内容やリスクを理解するための情報が掲載されています。手術を検討する際には、医師と十分に相談し、自分に合った治療を選ぶことが大切です。
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| 内視鏡フェイスラインリフト | ¥550,000 |
| 内視鏡ネックリフト | ¥330,000 |
| 静脈麻酔 | ¥110,000 |
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