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【施術写真あり】脂肪吸引の傷跡は残る?部位別の傷跡や位置を解説

ボディ脂肪吸引
公開日:2025年10月24日(金) 最終更新日:2025年10月27日(月)
【施術写真あり】脂肪吸引の傷跡は残る?部位別の傷跡や位置を解説

脂肪吸引を受けたいと思っていても、「傷跡がどれくらい残るのか不安」「いつまで目立つのか気になる」と感じている方は多いでしょう。

脂肪吸引による傷跡は完全になくすことはできませんが、医師の技術やアフターケアによって目立ちにくくすることが可能です。

本記事では、脂肪吸引で傷跡ができる理由や、傷の種類、部位ごとの位置や特徴について詳しく説明します。できるだけ傷跡を目立たせないためのクリニックの選び方や、術後のケア方法についても触れていますので、脂肪吸引後の傷跡が心配な方は、ぜひ参考にしてください。

目次

脂肪吸引の傷跡はなぜできる?仕組みと注意点をわかりやすく解説

腹部のマーキング

脂肪吸引を考えるうえで、「傷跡が残らないかどうか」は気になるポイントの一つです。

結論からお伝えすると、傷跡は最小限とはいえ切開を伴う施術である以上、まったく傷跡を残さずに施術を行うことは難しいです。具体的になぜ傷跡ができるのか、施術の仕組みを踏まえて解説します。

脂肪吸引のメカニズムと傷跡の関係

脂肪吸引は、体に蓄積された脂肪を効率よく取り除く美容医療のひとつです。

施術では、数ミリほどの小さな切開を加えて、「カニューレ」と呼ばれる細い吸引管を挿入し、脂肪細胞を直接吸引して取り除いていきます。

脂肪細胞そのものを減らせるため、部分痩せの効果が期待できるうえ、リバウンドのリスクも比較的低く抑えられるのが大きなメリットといえるでしょう。

ただし、脂肪吸引は皮膚にメスを入れる工程があるため、どうしてもある程度の傷跡は避けられません。とはいえ、医師の技術や使用する器具、術後のケアによって、目立ちにくくすることは十分に可能です。

傷跡ができる主な原因は?切開とカニューレによる皮膚への影響

カニューレによる皮膚への影響

脂肪吸引後に生じる傷跡は、主に皮膚の切開とカニューレの動きによって生じます。

脂肪を吸引するためには、カニューレを挿入する必要があります。

その際、直径数ミリ程度の小さな挿入口をつくるため、切開部分が治癒する過程で傷跡になるのです。切開の大きさや位置は、傷跡の目立ちやすさに直結するため施術ではできるだけ小さく、目立ちにくい部位に切開を行うのが一般的です。

また、カニューレを皮下で動かす際に生じる摩擦や熱も、摩擦もまれに傷跡の原因となることがあります。たとえば、摩擦によって皮膚がこすれて赤みや軽い炎症が出る場合や、機器によっては熱の影響で肌に刺激が残るケースが一例です。

そのため、多くのクリニックでは「スキンポート」という保護器具を装着し、このようなリスクを低減する対策がとられています。

脂肪吸引で起こりうる傷跡以外の副作用・リスク・注意点

脂肪吸引は、理想のボディラインへ近づける施術の一つですが、傷跡以外にもいくつかの副作用やリスクの可能性が否めません。

よくあるトラブルとしては、以下のようなケースが挙げられます。

  • 施術部位の感染
  • 皮膚のたるみ
  • 拘縮、凸凹
  • 仕上がりの左右差

このようなトラブルは、主に施術を行う環境や医師の技術不足が原因であり、正しいクリニック選びで避けることは可能です。また、脂肪吸引においては術後の過ごし方も重要となるため、適切なアフターケアを行ってくれるかどうかも重要となります。

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脂肪吸引の傷跡|大きさ・色・目立つ期間と傷の種類ごとの特徴

脂肪吸引の傷跡

脂肪吸引を検討する際、多くの方が気になるのが「傷跡がどれくらい残るのか」という点です。

脂肪吸引でできる傷跡は、3~5mm程度とごく小さなものです。施術直後は赤みがあるものの、半年から1年ほどの時間をかけて肌になじみ、ほとんど目立たなくなるケースが多く見られます。

ただし、体質や術後のケア方法によって、傷跡の種類や治り方には個人差があるのも事実です。具体的にどのような種類があるのか、大きさや色、目安となる期間について詳しく解説します。

脂肪吸引の傷跡の大きさや色の変化と目立つ期間

脂肪吸引でできる傷跡の大きさは、カニューレを挿入するための切開によって決まります。

一般的には3〜5mm程度の小さな傷で済みますが、使用する機器やカニューレの太さによっては6〜8mm程度になる場合もあるため、クリニックや施術方法によって差が生じます。

施術直後の傷跡は赤みを帯びた状態ですが、時間の経過とともに茶色っぽく変化し、やがて周囲の肌色になじんで白く目立ちにくくなるのが一般的です。

このような色の変化や傷跡が落ち着くまでの期間は、個人の体質・施術部位・医師の技術などによって異なりますが、おおよそ半年〜1年ほどかけて徐々に目立たなくなっていくケースが多く見られます。

脂肪吸引後に見られる傷跡の種類と特徴

脂肪吸引の傷跡は、ほとんどの場合時間とともに薄くなっていきますが、体質や術後のケアの影響で、目立ちやすい傷が残ることもあります。

代表的な傷跡の種類には、次のようなものがあります。

  • 肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)
  • ケロイド
  • 色素沈着
  • 凹凸

具体的にどのような特徴があるのか、順番に解説します。

肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)

肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)とは、皮膚の深い部分まで傷が及んだ際に、コラーゲンが過剰に生成されることでできる盛り上がった傷跡です。

赤みを帯び、かゆみや痛みを伴うこともありますが、数ヶ月〜数年かけて自然に平らになり、色も薄くなることが多いとされています。

主な原因としては、治癒の過程で皮膚が傷を修復しようとする働きが過剰に起こることが挙げられます。体質的な影響や、傷口への刺激・摩擦が関係しているため、術後はできるだけ患部を触らず清潔に保つことが大切です。

ケロイド

ケロイドは、肥厚性瘢痕に似ていますが、傷の範囲を超えて赤く硬く盛り上がるのが特徴です。

皮膚が傷を修復する過程でコラーゲンが過剰に生成されることに加え、炎症反応によって血管が増えるため、赤みも強く見えることが原因の一つです。

体質による影響が大きく、一度できてしまうと自然に治りにくいため、医師による専門的な治療が必要になります。とくに、胸・肩・あご下・耳まわりなど、特定の部位にできやすい傾向があります。

色素沈着

色素沈着は、傷跡の炎症が治まった後に、メラニン色素が過剰に生成されることで生じる茶色や黒っぽい跡を指します。

皮膚は、炎症や摩擦、紫外線などの刺激を受けると、細胞を守るために防御反応としてメラニンを作り出します。この反応が過剰に働くと、メラニンが必要以上に生成され、色素沈着として肌の表面に色味が残るのです。

とくに日焼けしやすい方や、もともと肌の色素が濃い方に見られやすく、紫外線を浴びるとさらに色が濃くなる傾向にあります。3〜6ヶ月ほどかけて徐々に薄くなるケースが多いものの、できるだけ早く改善したい場合は、紫外線対策を徹底し、患部を刺激しないよう注意しましょう。

凹凸

脂肪吸引の傷跡では、皮膚の表面がへこんだり盛り上がったりして、デコボコとした凹凸が見られることもあります。

主な原因は、脂肪を均一に吸引できなかったことにあります。吸引の際に一部の脂肪が取り残されたり、逆に取りすぎてしまうと、組織の厚さにムラができて、表面に凹凸が現れるのです。

また、術後の圧迫固定が不十分な場合や、皮膚の下の組織が回復する過程で一時的に硬く縮む「拘縮(こうしゅく)」が起こる場合にも、凹凸が目立つこともあります。

多くは時間の経過とともに皮膚がなじみ、数ヶ月かけて自然に落ち着くケースが多いものの、気になる場合はマッサージや再施術などで改善が期待できます。

【時期別】脂肪吸引のダウンタイム期間と一般的な経過

脂肪吸引後の傷跡は、時間の経過とともに変化し、徐々に目立たなくなっていきます。

ただし、その過程には個人差があり、体質や施術部位、医師の技術などによって回復スピードが異なる点には注意が必要です。

脂肪吸引後はどのような経過を辿るのか、ダウンタイム症状と合わせて時期別に解説します。

施術直後~術後1週間

施術直後は、切開部分の赤みや吸引箇所の軽い腫れが見られます。痛みの感覚は筋肉痛に近く、体を動かしたときに強く感じやすいですが、日常生活に大きな支障をきたすほどではありません。

また、麻酔の影響で一時的にむくみが生じる場合もあるため、水分をこまめに摂取しながら圧迫固定を続けるようにしましょう。

術後1週間後~1ヶ月

この時期になると、痛みは徐々に落ち着いていきます。一方で、腫れやむくみがピークに達し、見た目の変化を強く感じやすくなるタイミングです。

また、内出血が目立つこともあり、紫色から黄色へと変化しながら、2週間ほどかけて自然に消えていきます。

傷跡にはまだ赤みが残っているため、顔や二の腕など目立つ部位を施術した場合は、衣類やメイクでカバーするのもひとつの方法です。

術後1ヶ月後~3ヶ月

術後からおよそ3週間が経つ頃になると、「拘縮(こうしゅく)」と呼ばれる状態が始まります。

皮膚の表面に硬さや凹凸、つっぱり感を感じることもありますが、脂肪を除去した部分が回復に向かって引き締まっていく途中の治癒過程のひとつなので、過度な心配は必要ありません。通常3ヶ月から半年程度かけて自然に落ち着いていきます。

傷跡の赤みは徐々に薄れ始めますが、まだ完全に消えるわけではなく、体質によっては時間がかかることもあります。

3ヶ月以降

3ヶ月を過ぎると、拘縮の症状が落ち着き始め、皮膚の硬さや凹凸もやわらいでいきます。肌の感触も少しずつ自然に近づき、仕上がりの変化を実感しやすい時期です。

傷跡は赤みから茶色っぽい色素沈着へと変わることが多く、半年〜1年をかけて徐々に周囲の肌色になじんでいきます。傷跡を目立たせないためにも、紫外線対策や保湿ケアを継続して行うようにしましょう。

6ヶ月頃になると、見た目の変化がほぼ落ち着き、「完成」に近づいた状態になります。

【部位別】脂肪吸引の傷跡の位置と目立たせない工夫

脂肪吸引でできる傷跡は、施術する部位によって切開位置が異なります。

多くの場合、傷が目立ちにくいように服で隠れる部分や、皮膚のシワに沿って切開を行うのが一般的です。

具体的にどの位置を切開するのか、部位別に解説します。

顔(頬・顎下)の傷跡

ほほ・あご下の脂肪吸引の傷跡の位置と大きさ

顔(頬・顎下)の脂肪吸引では、顎下や耳下など、目立ちにくい場所を切開するのが一般的です。とくに耳の裏は皮膚のシワに沿って切開されることが多く、よほど注意して見ない限り気づかれることはほとんどありません。

また、傷跡の大きさは数ミリ程度と小さく、ほとんどの場合はコンシーラーなどのメイクでカバーできます。ダウンタイム中に傷跡が気になる場合は、マスクの活用もおすすめです。

 

二の腕・肩・付け根の脂肪吸引の傷跡

二の腕・肩・付け根の脂肪吸引の傷跡

二の腕・肩・付け根の脂肪吸引では、脇の下や肘のシワに沿って切開を行うケースが多く見られます。日常で腕を上げた際などに限定して見える程度で、ほとんど目立ちません。

また、衣服で隠しやすい部位のため、ダウンタイム中も比較的快適に過ごしやすいのが特徴です。七分袖や長袖のトップスを選ぶと、傷跡を自然にカバーできるだけでなく、紫外線対策にもなります。

 

腹部・腰・胸下の脂肪吸引の傷跡

太もも・お尻の脂肪吸引の傷跡

腹部・腰・胸下の脂肪吸引では、へその直下や鼠径部など、衣服や下着で自然に隠れる位置を選定します。普段露出される部位ではないため、傷跡が他人の目に触れることはほとんどありません。

また、腹部・腰・胸下の脂肪吸引では、他院ではアンダーバスト・腹部・鼠径部(外側)・膝上などを施術箇所とするケースが多く見られます。当院ではダウンタイム中の目立ちにくさや体への負担を考慮し、へその直下と鼠径部(内側)のみで吸引しているのがこだわりの一つです。

施術後のダウンタイムが気になる場合でも、下着やハイウエストの衣服でカバーできるため、ダウンタイム中も安心して過ごせます。ただし、摩擦による色素沈着を防ぐために、締め付けの強い衣類は避け、肌にやさしい素材を選ぶようにしましょう。

 

太もも・お尻の脂肪吸引の傷跡

太もも-お尻-脂肪吸引

太もも・お尻・膝下の脂肪吸引では、鼠径部やお尻のシワに合わせて切開を行います。他院では膝裏や背中から吸引を行うケースもありますが、当院では患者様の負担を最小限に抑えるため、傷跡は下着で隠れる位置のみに限定しているのが強みです。

ビキニラインで隠れる位置に切開を行うため、下着や水着を着用すれば自然にカバーできます。赤みが残る時期に傷跡が気になる場合は、フリル付きの下着や水着を選ぶと、より目立ちにくく安心です。

 

ふくらはぎ・足首の脂肪吸引の傷跡

ふくらはぎ-足首-脂肪吸引

 

ふくらはぎ・足首の脂肪吸引では、膝の裏やかかと部分を選定するケースが多いものの、当院ではかかとに近いシワの中を切開しています。靴下や靴で隠れるため、基本的に施術を受けたことがバレる心配はありません。

傷跡をより目立たせたくない方は、日常生活の中でもくるぶし丈やハイソックスを使用するなどすれば、傷跡が見える心配はほとんどありません。

脂肪吸引の傷跡を最小限に抑えるための対策とクリニック選びのポイント

医師

脂肪吸引において、仕上がりに影響を与える要素のひとつが「傷跡の目立ちにくさ」です。できる限り自然な仕上がりを目指すためには、精密なデザイン設計・医師の技術力・クリニックの方針が重要なポイントとなります。

脂肪吸引を受ける際は、どのような点を基準にしてクリニックを選べばいいのか、以下の3つに分けて解説します。

  • 傷跡を考慮した精密なデザインと使用器具の工夫
  • 傷跡の目立ちにくさは医師の技術で決まる
  • 傷跡に配慮したクリニックを見極めるためのチェックポイント

傷跡を考慮した精密なデザインと使用器具の工夫

脂肪吸引では、施術前のデザイン設計と使用する器具の選定が、傷跡の目立ちやすさを大きく左右します。

デザインにおいては、患者様のお悩みに合わせた施術部位の選定と切開位置の見極めを行うだけでなく、シワや衣類で隠れるラインに沿った精密な設計や傷跡の少なさが大切です。切開を行う位置や数を配慮するだけでも、傷跡の目立ちにくい仕上がりが期待できます。

加えて、使用するカニューレの太さや「スキンポート」と呼ばれる保護器具を使用しているか、という点も傷跡を目立たせないうえで確認したいポイントです。

カニューレは太さによって切開の大きさが変わるため、できるだけ細いカニューレを採用しているクリニックを選ぶことで、より小さな傷跡に抑えられます。

また、スキンポートは切開部に装着してカニューレが皮膚に直接触れないようにする筒状の保護器具で、施術中の摩擦を軽減し、皮膚への負担を最小限に抑える役割があります。使用の有無はクリニックによって異なるため、カウンセリングの際に確認しておくと安心です。

傷跡の目立ちにくさは医師の技術で決まる

脂肪吸引の傷跡を目立たせないためには、医師の高い技術力も必要です。

傷跡を目立たせない切開部分の丁寧な縫合適切な切開位置の選定に加え、余計な組織を傷付けないカニューレの繊細な操作を行えるかによって、術後の仕上がりに大きな影響を与えます。

また、傷跡やダウンタイムの考慮も大切ですが、ムラなく均一な吸引を行える手法も大切です。凹凸のないなめらかなラインに近づけるほか、術後の凹凸を防ぎ、傷跡を目立たせない仕上がりが期待できます。

脂肪吸引を検討する際は、クリニックが公開している症例写真もよく確認しましょう。仕上がりだけでなく、実際の傷跡がどの程度目立っていないかを見ることが、後悔しない選択につながります。

傷跡に配慮したクリニックを見極めるためのチェックポイント

ここまでの内容を踏まえて、傷跡への配慮が行き届いたクリニックかどうかを見極めるために、以下のポイントをチェックしてみてください。

  • デザインの際に切開部位も丁寧にマーキングしてくれるか
  • 切開部をできるだけ小さく抑えているか
  • 細いカニューレを使用しているか
  • スキンポート(保護器具)を導入しているか
  • 縫合が丁寧で、施術操作が繊細か
  • 傷跡の位置がわかる症例写真を公開しているか
  • 術後半年や1年以降の症例写真を公開しているか

また、カウンセリングの際は上記のポイントを確認するだけではなく、医師が悩みに寄り添って丁寧なヒアリングを行ってくれるか、術後のフォロー体制が整っているかといった点も大切です。複数のクリニックへカウンセリングに行き、納得のいく施術を受けるようにしましょう。

脂肪吸引後のセルフケアと傷跡が目立つ場合の対処法

脚

脂肪吸引は美容整形の中でも比較的ダウンタイムが長い施術であり、術後の過ごし方によっても傷跡が左右されます。

医師の技術力も重要ですが、傷跡が目立たず美しい仕上がりにより近づけるためにも、日常生活でのセルフケアを丁寧に行いましょう。

具体的にどのような点に気を付ければいいのか、また傷跡が目立った際はどのような選択肢があるのか、順番に解説します。

ダウンタイム中にできる傷跡のセルフケアと注意点

脂肪吸引後の傷跡をきれいに治すためには、ダウンタイム中の適切なセルフケアが欠かせません。

保湿ケアを続ける

脂肪吸引後の皮膚は乾燥しやすく、刺激にも敏感な状態です。傷跡をきれいに治すためには、毎日の保湿ケアを欠かさないことが大切です。

ワセリン敏感肌用の保湿クリーム、医師から処方された軟膏などを使い、傷跡のまわりをやさしく保湿しましょう。

保湿をすることで、かゆみや乾燥による刺激を抑え、傷跡の治癒を促す効果が期待できます。

マッサージを始めるタイミングと方法

拘縮による傷跡の硬さやつっぱり感が気になる場合は、医師の許可を得たうえでマッサージを取り入れると良いでしょう。腫れや内出血が落ち着き始める術後1ヶ月前後が目安です。

傷跡やその周辺を指の腹で円を描くように、やさしく動かすのがポイントです。クリームやオイルを使って摩擦を減らし、強く押しすぎないよう注意しましょう。

血行が促進されることで皮膚がやわらかくなり、凹凸の緩和にもつながりやすくなります。

紫外線対策を意識する

傷跡をきれいに治すためには、日常的な紫外線対策が欠かせません。紫外線を浴びると、皮膚のメラニンが過剰に生成され、色素沈着が濃く残ってしまうこともあります。

術後半年〜1年ほどは、日焼け止めをこまめに塗るほか、UVカット機能のある衣類を活用し、帽子日傘で直射日光を避けるようにしましょう。

外からの紫外線ダメージを防ぐことで、より自然で目立ちにくい傷跡へが期待できます。

食事と生活習慣を整える

意外と見落としがちですが、日々の食事や生活習慣も傷跡の回復に関係しています。バランスの取れた食事を意識し、規則正しい生活を心がけましょう。

とくに、タンパク質やビタミンCなどの栄養素は皮膚の再生を助けるため、積極的に摂取するとよいでしょう。また、十分な睡眠と適度な運動は血行を促進し、傷跡の回復をサポートしてくれます。

注意点として、過度な飲酒や喫煙は血流を悪くし、傷の治りを遅らせる可能性があるので控えることをおすすめします。

傷跡が残ってしまった場合の対処法と修正治療

セルフケアを続けても傷跡がなかなか改善しない場合や、赤み・盛り上がりが気になる場合には、美容医療による修正治療を検討するのも一つの方法です。

傷跡の種類や状態によって適した治療法は異なるため、まずは術後の経過観察の際などに医師へ相談してみましょう。

レーザー治療

レーザー治療は、赤みや色素沈着などの傷跡に対して効果が期待できる方法です。レーザーの種類によって、赤みを和らげたり、メラニンを分解して茶色い跡を薄くしたりといった効果が見込めます。

治療は数回〜十数回にわたって行うケースが多く、費用は照射範囲や回数によって変動するため、医師との十分な相談が必要です。

注射による治療

肥厚性瘢痕やケロイドのように、傷跡が盛り上がってしまった場合にはステロイド注射が有効です。ステロイドがコラーゲンの過剰生成を抑えることで、傷跡を平らに近づける効果が期待できます。

治療は数回に分けて行われるのが一般的で、症状の程度や範囲により費用が異なります。

傷跡修正

広範囲にわたる傷跡や凹凸が目立つ場合、また他の治療で改善が難しいケースでは、傷跡修正が必要になる場合もあります。傷跡の一部を切除して再縫合したり、必要に応じて皮膚移植を行ったりすることで、目立ちにくく仕上げる方法です。

他の治療と比べてダウンタイムや費用の負担は大きくなりますが、状態に応じてより高い改善効果が期待できます。

WOMクリニックの傷跡を目立たせないためのこだわりと取り組み

WOWクリニック 院内写真

ここまで解説してきたように、脂肪吸引ではカニューレを挿入する際に切開を行う必要があるため、傷跡を完全になくすことはできません

WOM CLINIC GINZAでは、「傷跡が不安で施術に踏み込めない」「ダウンタイム中に目立たないか心配」とお悩みの患者様にご安心いただけるよう、以下の点にこだわっています。

  • 経験豊富な医師による精密な切開位置の選定
  • 傷跡を最小限に抑える細いカニューレの使用
  • 傷跡の負荷を抑えるスキンポートの装着
  • 均一な吸引を行える独自の手法
  • 術後の丁寧な縫合技術

また、施術は形成外科専門医の資格を持つ医師が担当し、解剖学的な構造を正確に理解したうえで、安全性と仕上がりの美しさを両立させています。

美容医療が初めての方も、複数の部位を同時に整えたい方も、まずはお気軽にご相談ください

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【症例写真】傷跡の目立たないWOMクリニックの脂肪吸引

実際に当院で脂肪吸引を行った症例写真を、部位ごとにご紹介します。

仕上がりの解説も含め、傷跡の目立ちにくさにもご注目ください。

お腹・背中・腰の脂肪吸引|ウエストが劇的に変化したケース

お腹・背中・腰の脂肪吸引

施術内容 腹部全体・胸下の脂肪吸引+背中の脂肪吸引+腰の脂肪吸引
施術料金 腹部全体+胸下脂肪吸引¥715,000
背中上下脂肪吸引¥330,000
腰脂肪吸引¥330,000
VaserLipo(ベイザー使用)¥110,000
静脈麻酔¥110,000
(※すべて税込価格です)
副作用・リスク 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。

こちらの症例写真は、「腹部・胸下の脂肪吸引」「背中の脂肪吸引」「腰の脂肪吸引」を併用してウエスト全体を整えた患者様のケースです。

複数部位の脂肪吸引を組み合わせていますが、傷跡は、おへそ足の付け根お尻の中心背中上部となり、最小限の数に抑えています。

術後3ヶ月にもかかわらず、傷跡がほとんど目立っていないのが当院の強みです。

なお、背中やお尻部分の傷跡は、以下の記事でご確認いただけます。

太もも・お尻の脂肪吸引|きれいなストレートラインに整えたケース

太もも・お尻の脂肪吸引

施術内容 太もも全周の脂肪吸引+下臀部(お尻)の脂肪吸引+膝内側の脂肪吸引
施術料金 太もも全周脂肪吸引¥880,000 (太もも後面半周¥550,000、太もも前面半周¥550,000) 下臀部脂肪吸引¥165,000 膝内側の脂肪吸引¥110,000 VaserLipo(ベイザー使用)¥110,000 静脈麻酔¥110,000 (※すべて税込価格です)
副作用・リスク 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。

こちらの症例写真は、「太もも・鼠径部(お尻)の脂肪吸引」で太ももの張りだしを改善し、きれいなストレートラインに整えた患者様のケースです。

太もも・鼠径部の脂肪吸引における傷跡はお尻の下鼠径部のみで、いずれもシワに沿った目立たない切開を行っています。

同時に膝内側の脂肪吸引も行っており、鼠径部に傷跡が見えますが、術後5ヶ月で赤みもなく色味も落ち着いてきている状態です。この後、時間の経過とともにさらに薄くなっていくケースが多いです。

なお、お尻部分の傷跡は、以下の記事内でご確認いただけますので、あわせてご確認ください。

ふくらはぎの脂肪吸引|傷跡の目立ちにくさと美しさを両立したケース

ふくらはぎの脂肪吸引

施術内容 ふくらはぎ+足首の脂肪吸引
施術料金 ふくらはぎ・足首の脂肪吸引¥440,000
VaserLipo(ベイザー使用) ¥110,000
静脈麻酔¥110,000
副作用・リスク 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。

こちらの症例写真は、「ふくらはぎ脂肪吸引」で、ふくらはぎから足首にかけて美しいラインに整えた患者様のケースです。

傷跡はかかと部分のシワのみで、術後はほとんど目立っていません。画像を拡大しても、どこにあるかわからない方も多いのではないでしょうか。

また、WOM CLINIC GINZAでは今回ご紹介した部位以外にも、複数部位の症例写真を掲載しています。

傷跡の考慮はもちろん、全国でもまれな「前腕」の脂肪吸引にも対応していますので、お気軽にご相談ください。

よくある質問

傷跡は完全に消えますか?

脂肪吸引の傷跡は、完全になくすことはできません。体質によって個人差はあるものの、時間の経過とともに薄くなりほとんど目立たない状態にはなります。

術後の傷跡は保険適用になりますか?

美容目的で行われる脂肪吸引やその後の傷跡の修正治療は、基本的に保険適用外となり、自費診療となります。

ただし、やけどや外傷など、病状によって治療が必要と判断される特定のケースでは保険適用となる場合もあります。詳細は医師にご確認ください。

どのくらいの期間で水着を着られますか?

個人差はありますが、目安は施術後1ヶ月〜3ヶ月程度です。

赤みや内出血、腫れが落ち着いていれば水着の着用も可能になりますが、完全に傷跡が目立たなくなるには半年〜1年ほどかかる場合もあります。

肌の露出が気になる方は、回復の進み具合を見ながら慎重に判断しましょう。

傷跡が悪化してしまった場合はどうすればいいですか?

傷跡が赤く盛り上がったり、かゆみ・痛みが強くなった場合は、早めに施術を受けたクリニックへ相談してください。自己判断で市販薬を塗ったり、触って刺激を与えるのはNGです。

悪化を防ぐためにも、医師の診察を受けて適切な処置を行うことが重要です。

施術後はいつから運動をしてもよいですか?

軽い散歩などは翌日から可能なことも多いですが、本格的な運動や筋トレは、腫れや痛みが引いた術後1ヶ月〜3ヶ月頃を目安に、医師の許可を得てから徐々に再開しましょう。

傷跡を隠すメイクはいつからできますか?

メイクを始めるタイミングは、切開部が完全にふさがり、かさぶたが取れた後が目安です。

一般的には術後1〜2週間ほどで可能になることが多いものの、回復のスピードや施術部位によって個人差があるため、必ず医師の指示に従ってください。

なお、傷が完全に閉じていない状態でメイクをすると、感染のリスクが高まる恐れがあるため注意が必要です。

脂肪吸引の傷跡を抑えたい方はWOM CLINIC GINZAへご相談ください

WOWクリニック 院内写真

脂肪吸引は理想的なラインへ近づける施術として人気のある一方、「術後の傷跡が気になる」と施術に踏み出せない方も少なくありません。

切開を伴うため傷跡を完全になくすことは難しいですが、切開位置の判断や高い技術力により、目立たせにくくすることは可能です。

当院では、患者様の負担を最小限に抑えられるよう、「目立ちにくい傷跡と美しい仕上がり」にこだわって施術を行っています。

術前の丁寧なカウンセリングから術後のアフターケアまで、徹底したフォロー体制でサポートいたしますので、どうぞお気軽にご来院ください。

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    監修医師紹介

    深堀 純也 医師 ( WOM CLINIC GINZA 理事長 )

    専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療

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    東京都板橋区生まれ。4歳~10歳まで父親の転勤に伴いアメリカで過ごす。海外生活で個性的なキャラクターと純粋な性格が育まれる。幼少期から手先が器用で、ピアノを習ったりプラモデルやレゴで遊んでいた。外科医を夢を持ち医学部に進学、医学生時代に二重整形を経験し、人生観が大きく変わる経験をし、美容整形に興味を持つようになった。念願の美容外科医になってからは毎日全国各地を飛び回って美容医療に没頭する日々。外見やコンプレックスが改善されることで、人々が笑顔になっていくのを目の当たりする中で美容医療の意義と社会的な価値を確信する。学会やアメリカ・韓国・中国と海外の技術研修に参加し、トップレベルの技術を学ぶ。自身の施術を貪欲に追及し、あらゆる施術においてダウンタイムを減らし、仕上がりを良くすることに取り組んでいる。

    略歴

    • 2004年 筑波大付属高校卒業
    • 2010年 秋田大学医学部医学科卒業
    • 2010年 東京医科歯科大学附属病院勤務
    • 2011年 東京都教職員互助会三楽病院勤務
    • 2012年 東京美容外科勤務
    • 2013年 東邦大学附属病院形成外科勤務
    • 2014年 東京美容外科分院長
    • 2016年 ガーデンクリニック分院長
    • 2017年 THE CLINIC勤務
    • 2019年 藤ナチュレ美容クリニック院長
    • 2020年 WOM CLINIC GINZA院長
    • 2021年 WOM CLINIC GINZA統括医師
    • 2024年 WOM CLINIC GINZA理事長

    保有資格

    • ・日本美容外科学会正会員
    • ・日本形成外科学会正会員
    • ・日本抗加齢医学会正会員
    • ・日本救急医学会ICLSコース取得
    • ・アラガンBotox Vista認定医
    • ・VASER LIPO認定医
    • ・CRF(コンデンスリッチファット)認定医
    • ・VASER 4D Sculpt認定医
    • ・TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos認定医

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