COLUMN
美容整形コラム
目の下のたるみを取る方法とは?たるみの原因やおすすめの美容整形も解説
若返り・たるみ・クマ治療目の下にたるみがあり、実年齢よりも老けた印象や疲れた印象に見えてしまうことに、悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。目の下のたるみは、セルフケアで改善できるものと、美容整形でなければ難しいものがあります。原因に合わせた適切な方法を取ることで、若々しい印象の目元を目指すことが可能です。
本記事では、目の下のたるみを取る方法について解説します。たるみができる原因や、おすすめの美容整形についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修ドクター
目次
目の下のたるみの原因3選
目の下のたるみの原因には、眼輪筋(がんりんきん)の筋力の低下や、目の周りの皮膚のたるみ、眼窩脂肪(がんかしぼう)による膨らみがあります。ここでは、それぞれの原因について詳しく解説します。
眼輪筋の筋力の低下
眼輪筋(がんりんきん)の筋力の低下によって、目の下にたるみができる場合があります。
眼輪筋とは、目の周りを囲んでいる筋肉です。
加齢によって眼輪筋が衰えると、目の周りにある眼窩脂肪(がんかしぼう)を支えきれなくなります。その結果、眼窩脂肪が顔表面の方へと押し出されてしまい、目の下にたるみができる仕組みです。
眼輪筋の低下は、加齢のほかにもパソコンやスマートフォンを長時間見すぎて、目を酷使してしまうのが原因になる場合もあります。画面を長時間見ている間は、まばたきの回数が減ってしまいます。その結果、眼輪筋が低下し、目の下のたるみにつながる可能性があります。
目の周りの皮膚のたるみ
皮膚の弾力が低下すると、皮膚のたるみにつながります。その結果、目の下にたるみができるケースがあります。
皮膚の弾力を低下させる要因は、乾燥や紫外線です。なかでも、紫外線にはA波とB波があり、特にA波は目の下のたるみに関係する、皮膚の真皮まで紫外線を届けてしまうことがわかっています。
紫外線が真皮まで到達すると、肌の柔らかさや弾力を保つためのコラーゲンやエラスチンの量が減るため、皮膚の弾力が低下します。その結果、皮膚がたるんでしまい、目の下にたるみができる仕組みです。
目の下の皮膚は、他の部位と比べて薄くてデリケートな部位です。また、肌の潤いを保つための皮脂の分泌量も少ないため、ダメージを受けやすい傾向があります。
眼窩脂肪による膨らみ
眼窩脂肪の膨らみによって、目の下にたるみができるケースもあります。眼窩脂肪は加齢が原因となる場合がほとんどです。
加齢によって眼輪筋が衰えると、眼窩脂肪を支えきれなくなり目の下に膨らみとして現れ、その膨らみがたるみにつながります。
そのほか、加齢によって頬の脂肪が減り、もともとあった眼窩脂肪が目立ち、目の下のたるみになっているケースもあります。頬の脂肪が減ると、頬のボリュームが少なくなります。
そうすると、目の下の眼窩脂肪の膨らみと頬の高さとの差が大きくなり、目の下のたるみが目立つようになってしまいます。
目の下のたるみと目の下のクマの違い
目の下のたるみと目の下のクマは、できる場所が似ているため、混同している方もいます。しかし、たるみは皮膚の形が変化したもので、クマは皮膚の色が変色して見える状態なので、まったく別物です。ただし、クマとたるみが合わさっているケースもあります。具体的には、皮膚のたるみが影になり、黒クマ・たるみクマになっている場合があります。
クマについては、黒クマ以外には青クマや茶クマ、赤クマがあります。青クマは、血行不良や睡眠不足が原因で、目の下が青っぽく見えるのが特徴です。
茶クマは、色素沈着が原因で、目の下が茶色っぽく見えている状態です。色素沈着は肌に摩擦ダメージが加わるのが原因です。また、赤クマは加齢やたるみが原因で、目の下が赤っぽく見えている状態です。
たるみは皮膚の形の変化で、クマは皮膚の色の変色によるものでそれぞれ別物なので、改善方法も異なります。ご自身で正しい判断をするのは難しい場合もあるので、まずは専門医に見てもらうことが大切です。
目の下のたるみはセルフケアで改善できる?目の下のたるみの改善方法を紹介
目の下にたるみができる原因は、いくつかあります。原因によっては、セルフケアでの改善が可能です。
例えば、生活習慣の改善や、肌の保湿ケア、目元のマッサージ、眼輪筋のトレーニングがあります。セルフケアでの改善が難しいたるみは、美容整形で効果的に改善するのがおすすめです。ここでは、目の下のたるみの改善方法について詳しく解説します。
生活習慣を改善する
目の下のたるみに悩んでいる方の中には、クマがたるみに見えている場合があります。この場合は、生活習慣を見直すと、たるみ改善につながる可能性があります。
まずは、食生活や睡眠を見直してみましょう。食生活の乱れは、肌の不調だけでなくさまざまな不調につながります。栄養バランスの整った食事を心がけてください。特に、ビタミンCやビタミンE、ビタミンKは抗酸化作用が高い成分なので、クマの改善効果が期待できます。
また、睡眠不足も身体の不調につながり、クマの原因になる場合もあります。夜遅くまでスマホを触らないように心がけたり、しっかりと睡眠時間を確保したりしながら質の高い睡眠を取りましょう。
そのほか、眼精疲労も目の下のたるみの原因となる場合があります。目の疲れは、筋肉の硬直や血行不良を引き起こします。パソコンやスマホを長時間見る習慣がある方は、適度な休憩を挟んで目を休ませることが大切です。
肌の保湿ケアを行う
目の下の皮膚は、他の部位よりも薄くてデリケートで乾燥しやすいため、外部からの刺激を受けやすいです。そのため、適切なスキンケアを行うことが重要です。日頃から、化粧水や美容液、クリームを使って、しっかりと保湿すると肌の健康を保つことができ、たるみの改善につながります。
スキンケア製品を選ぶ際は、保湿効果の高いセラミドやヒアルロン酸が配合されているものがおすすめです。これらの成分は肌の水分保持力を高め、しっとりとした状態を保つ効果が期待できます。
スキンケアの手順としては、まずは化粧水で肌を整えてそのあとに美容液、保湿クリームで蓋をするように塗ります。スキンケアを行う際は、肌にダメージを与えないように、優しく塗るのがポイントです。
肌の保湿ケアを見直し、乾燥から肌を守ることで、目の下のたるみの状態を改善しましょう。
目元をマッサージする
目元のマッサージで、目の下のたるみの改善が期待できます。マッサージにはさまざまな方法があるため、気になる症状に合わせて行ってみてください。
例えば、デスクワークやスマホを見る時間が長く、眼精疲労が気になる方には、目の周りのツボ押しがおすすめです。眼精疲労の軽減して、目の下のたるみの改善が期待できます。
方法は、黒目の下あたりを、指の腹で気持ちよさを感じる程度で押さえるだけです。左右同時に押さえるのもおすすめです。
また、美顔器ローラーなどで顔の筋肉の緊張をほぐすと、血行やリンパの流れがよくなり、目の下のたるみが改善する可能性があります。ただし、マッサージをしすぎると、肌に負担がかかり、逆にたるみが悪化してしまう場合もあるので注意してください。
眼輪筋のトレーニングをする
目の下のたるみを改善するには眼輪筋を鍛えるのも効果的です。眼輪筋は目の周りを囲む筋肉で、加齢とともに衰えやすいです。また、スマホやパソコンなどの画面の見すぎによって衰える場合もあります。
眼輪筋のトレーニング方法は手軽です。まず、目をギュッとつぶった状態で5秒キープしたあと、目を大きく開いて5秒間保ちます。これを、毎日5回ずつ繰り返すと、眼輪筋が少しずつ鍛えられて、目の下のたるみが改善される場合があります。
美容整形を受ける
目の下のたるみの中には、セルフケアで改善できないものもあります。特に、加齢による皮膚の弾力低下や、遺伝的な要因による眼窩脂肪の突出などは、自分で改善するのが難しいです。
セルフケアでの改善が難しいものは、専門医に目の下のたるみの原因を正しく判断してもらったうえで、適切な治療を受ける必要があります。美容整形では、たるみの根本的な改善が効果が期待できるのが大きなメリットです。目の下のたるみに悩んでいる方は、まずはカウンセリングで医師に相談しましょう。
目の下のたるみを取る方法!おすすめの美容整形を紹介
目の下のたるみを取るのに効果的な美容整形は、「目の下のたるみ取り」「裏ハムラ法・表ハムラ法」です。
美容整形では、目の下のたるみの根本的な改善が期待できるのが魅力です。ここでは、それぞれの施術内容について解説します。
目の下のたるみ取り(WOM式)
目の下のたるみ取りは、目元の余分な皮膚が気になる方や、目の下のたるみを根本的に改善したい方におすすめの施術です。
当院のたるみ取りの内容は、大きく分けると3つあります。そのため、患者様のたるみ具合に合わせて効果的な治療の選択が可能です。具体的には、「目の下の余分な皮膚を切除する処置」と「たるみの原因となる脂肪を除去する処置」「眼輪筋のつり上げをする処置」があります。患者様のたるみの状態によって、複数組み合わせることも可能です。
目の下の余剰皮膚を切除する処置では、たるみの原因となっている、余剰皮膚を取り除きます。皮膚のたるみ具合に合わせて、適切な量を見極めることで、外反(あっかんべー)の状態にならないようリスクを抑えることが可能です。
また、たるみの原因となる脂肪を除去する処置では、目の下の皮膚のたるみに加えて、眼窩脂肪のたるみや膨らみが影響している場合に、皮膚の切除と合わせて行われます。人によって、脂肪量や脂肪の付き方が異なるため、必要な箇所から必要な量の脂肪を見極めて取り除くのが重要です。
そして、眼輪筋のつり上げをする処置では、目の下の脂肪を処理し、たるみやゆるみがある場合に行います。眼輪筋を目尻側に引き寄せ、眼輪筋の端の部分の眼輪筋弁を目の骨の部分に固定します。眼輪筋の長さやたるみ具合によって、固定の位置は調整します。
目の下のたるみ改善には、裏ハムラ法と表ハムラ法も効果的です。裏ハムラ法は、下まぶたの裏側からアプローチして、眼窩脂肪を適切な位置に戻すことで、たるみを改善する効果が期待できます。
裏ハムラ法は、下まぶたの裏側からアプローチするため、皮膚表面に傷跡が残らず自然な仕上がりが期待できるのがメリットです。施術後の傷跡が気になる方にも受けていただきやすい施術です。
一方、表ハムラ法は、下まぶたの表面からアプローチします。余分な皮膚や筋肉を取り除いたあとに引き上げ、たるみを改善します。表ハムラ法は、たるみが大きい方や、広範囲のたるみの改善が必要な方に向いています。
裏ハムラ法と表ハムラ法は、どちらも目の下のたるみ改善に効果的な施術です。当院では、カウンセリングで医師と相談しながら患者様の適応に合わせた方法をご提案します。
目の下のたるみを取る施術でWOMクリニックが選ばれる理由
当院の目の下のたるみ取りは、今あるたるみだけでなく、将来的なたるみを予防する効果が期待できます。
患者様一人ひとりの目の状態に合わせた施術で、傷跡の少ない自然な仕上がりを目指せるのがメリットです。ここでは、当院の施術のこだわりについて解説します。
将来的なたるみに備えた施術
当院では、今ある目の下のたるみの改善だけでなく、将来的なたるみにも備えた施術を行っています。目の下のたるみを改善し、若々しい印象を持続させたい方におすすめです。
加齢による眼輪筋の衰えによって、皮膚のたるみやハリが低下していることが考えられる場合は、将来的にたるみが進行することが予想されます。
その場合、当院では将来的な進行を抑えるために、眼輪筋を目尻側に引き上げる力を調整し、ハリ感を出すための調整を行っています。具体的には、目尻側の眼窩近くの骨膜に穴を開け、眼輪筋と固定します。
たるみの初期段階で適切な施術を行うと、将来的なたるみ予防につながるのもメリットです。
個別性を考えた脂肪の処理
目の下のたるみは、内側・中央・外側の3つの脂肪からできていて、脂肪の付き方や場所には個人差があります。そのため、たるみを効果的に改善するためには、患者様一人ひとりの状態を見極めて、必要な量の脂肪を適切な場所から取り除くことが大切です。
また、脂肪を取りすぎると、逆に目元がくぼんで老け顔に見えるリスクもあるので、その意味でも脂肪量の見極めが重要です。
当院では、たるみ取りを得意とする医師が、患者様の個別性を考えた施術を行っているので、リスクを抑えながら自然な仕上がりが目指せます。
目の下のたるみ取りでは、たるみの原因となる余分な皮膚を切除します。一般的な切除幅は約2〜5ミリですが、患者様の皮膚のたるみ具合によって異なります。目尻のたるみが大きい方は、目尻の切開線を長くすることで、より効果的な治療の提供が可能です。
また、目の下のたるみだけでなく、眼窩脂肪のたるみや膨らみが影響している場合は、眼窩脂肪の処理を行います。この場合は、眼窩脂肪を取り除いてから、皮膚切除を行います。眼窩脂肪の量が変化すると、皮膚を取り除く量が変わってくるためです。
目の下のたるみ取りを行うと、目元のたるみを根本的に改善し、若々しい印象を取り戻せるのがメリットです。
傷跡が目立ちにくい仕上がり
当院では、傷跡を最小限に抑えるために、目元ぎりぎりの切開線にこだわって施術を行っています。
切開の位置は、内側1/2は睫毛の下1〜1.5mm、外側は3mm程度の位置を基本としています。患者様一人ひとりの目元に合わせて、傷跡がより目立ちにくい切開ラインをデザインするので、傷が気になる方も安心です。
また、切開後の縫合も丁寧に細かく行うため、下まぶたのような薄い皮膚でも、きれいな仕上がりが目指せます。抜糸後は、メイクで傷跡を隠せるほど自然な仕上がりになる患者様が多いです。
目の下のたるみを取る方法を探している方は当院へご相談を
目の下のたるみは、セルフケアで改善できる場合もあります。ただし、根本的な改善を求めている方は、美容整形でたるみをしっかりと改善するのがおすすめです。
当院には、目元のたるみ取りを得意とする経験豊富な医師が在籍しており、年間2000件以上の実績があります。カウンセリングでお悩みをじっくりとお聞きし、患者様一人ひとりに合わせたベストな治療をご提案します。
目の下のたるみにお悩みの方は、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。
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監修医師紹介
深堀 純也 医師 ( WOM CLINIC GINZA 理事長 )
専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療
専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療
東京都板橋区生まれ。4歳~10歳まで父親の転勤に伴いアメリカで過ごす。海外生活で個性的なキャラクターと純粋な性格が育まれる。幼少期から手先が器用で、ピアノを習ったりプラモデルやレゴで遊んでいた。外科医を夢を持ち医学部に進学、医学生時代に二重整形を経験し、人生観が大きく変わる経験をし、美容整形に興味を持つようになった。念願の美容外科医になってからは毎日全国各地を飛び回って美容医療に没頭する日々。外見やコンプレックスが改善されることで、人々が笑顔になっていくのを目の当たりする中で美容医療の意義と社会的な価値を確信する。学会やアメリカ・韓国・中国と海外の技術研修に参加し、トップレベルの技術を学ぶ。自身の施術を貪欲に追及し、あらゆる施術においてダウンタイムを減らし、仕上がりを良くすることに取り組んでいる。
略歴
- 2004年 筑波大付属高校卒業
- 2010年 秋田大学医学部医学科卒業
- 2010年 東京医科歯科大学附属病院勤務
- 2011年 東京都教職員互助会三楽病院勤務
- 2012年 東京美容外科勤務
- 2013年 東邦大学附属病院形成外科勤務
- 2014年 東京美容外科分院長
- 2016年 ガーデンクリニック分院長
- 2017年 THE CLINIC勤務
- 2019年 藤ナチュレ美容クリニック院長
- 2020年 WOM CLINIC GINZA院長
- 2021年 WOM CLINIC GINZA統括医師
- 2024年 WOM CLINIC GINZA理事長
保有資格
- ・日本美容外科学会正会員
- ・日本形成外科学会正会員
- ・日本抗加齢医学会正会員
- ・日本救急医学会ICLSコース取得
- ・アラガンBotox Vista認定医
- ・VASER LIPO認定医
- ・CRF(コンデンスリッチファット)認定医
- ・VASER 4D Sculpt認定医
- ・TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos認定医
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