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美容整形コラム
顎下脂肪吸引のダウンタイム完全ガイド|症状・期間・過ごし方を医師が解説
小顔治療ほほ・あご 脂肪吸引
「顎下のもたつきが気になるけれど、脂肪吸引後のダウンタイムが心配」と感じて一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。
顎下脂肪吸引は、顔の脂肪吸引の中でも比較的ダウンタイムが短い施術です。とはいえ、顔という目立つ部位だからこそ、術後の腫れや内出血がどれくらい続くのか気になる方も多いでしょう。
本記事では、ダウンタイム中に見られる主な症状やその期間、回復の流れを時期ごとにわかりやすくまとめました。少しでも快適に過ごせるよう、生活のコツや注意点もご紹介しています。
また、当院の施術に対するこだわりやアフターケアの体制についても触れていますので、「ダウンタイムが不安」「術後の過ごし方を知っておきたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の監修ドクター
目次
顎下脂肪吸引の施術法とダウンタイムが生じる理由

顎下脂肪吸引の施術を検討する際に気になるのが、「どのくらい腫れるのか」「回復までどれくらいかかるのか」といったダウンタイムではないでしょうか。
ダウンタイムがどのように起こるのかを理解するために、まずは施術の流れと平均的な期間、そして他の小顔施術との違いを順にわかりやすく解説します。
顎下脂肪吸引とは?ダウンタイムが生じる理由
顎下脂肪吸引とは、カニューレと呼ばれる細い吸引管を使って、顎と首の境目にある皮下脂肪を直接取り除く施術です。一度除去した脂肪細胞が再生されることは基本的にないため、リバウンドしにくく、すっきりとしたフェイスラインを半永久的に保ちやすいのが大きな特徴です。
カニューレを挿入するための切開は、耳の裏側や顎下のシワに沿ってわずか数ミリで行うため、傷跡はほとんど目立ちません。周囲に気づかれずに施術を受けたい方にも適しています。
施術の際はカニューレを動かしながら顎下全体を吸引していくため、皮下組織に微細なダメージが加わり、傷を治そうと反応した体が炎症物質を放出します。この炎症物質がいわゆる「腫れ」につながり、血管がダメージを受けたことで「内出血」として皮下に現れるのです。
また、脂肪細胞を取り除いた部分には一時的な空洞が生まれるため、水分が溜まりやすくなり「むくみ」が出ます。その後、組織が空洞を埋めようと部分的に少しずつ引き締まり、一時的に肌に凹凸が現れる「拘縮」が生じます。
やがて、皮膚と下層組織が密着して安定してくると、ダウンタイム症状が落ち着き始め、最終的な完成となるのです。

続きを見るダウンタイムの平均期間と回復の流れ
顎下脂肪吸引後のダウンタイムは、個人差があるものの、一般的には術後1週間程度で腫れや内出血といった目立つ症状が落ち着きます。
その後も徐々に回復が進み、フェイスラインが完成するまでには3〜6ヶ月程度かかるのが一般的です。
また、ダウンタイムの経過は、おおまかに次の3つの段階に分かれます。
-
術後〜数日
この時期は、腫れや痛み、内出血、むくみといった症状がもっとも強く現れます。見た目の変化も大きいため、医者の指示通り処方された薬を服用し、圧迫バンドをつけて自宅でゆっくり過ごすことをおすすめします。
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術後1週間〜1ヶ月
腫れや内出血は徐々に引き始め、代わって「拘縮(こうしゅく)」と呼ばれるつっぱり感や硬さが気になってくる時期です。皮膚や組織を引き締め、内部構造を安定させるための治癒反応となるため、過度な心配は必要ありません。
また、インディバを受けると、腫れや内出血、拘縮などの回復が早まりやすくなります。血流やリンパの流れを整えて細胞の修復を促す作用があるため、ダウンタイムを快適に過ごしたい方は、この時期にインディバを受けることをおすすめします。
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術後3〜6ヶ月
拘縮が落ち着き、肌のなめらかさやフェイスラインの変化をより実感しやすくなります。最終的な仕上がりが見えてくるのもこの頃です。
顎下脂肪吸引と他の小顔施術のダウンタイムを比較

顎下脂肪吸引を検討している方の中には、脂肪溶解注射や糸リフトなど、他の小顔施術との違いが気になる方も多いでしょう。それぞれの施術はアプローチ方法が異なり、ダウンタイムの症状や期間、効果の持続性にも違いがあります。
よく比較されることの多い小顔施術のダウンタイムや持続期間を、以下の表にまとめました。
| 施術の特徴 | ダウンタイム症状 | ダウンタイム期間 | 効果の持続性 | |
| 脂肪吸引 | 広範囲の脂肪細胞を直接除去 | 痛み、腫れ、内出血、むくみ、拘縮 | 1ヶ月程度 | 半永久的 |
| 脂肪溶解注射 | 薬剤で一部の脂肪を溶解し排出 | 腫れ、むくみ、内出血、しこり、熱感 | 数日〜1週間程度 | 半永久的 |
| 骨切り | 骨の切除・移動で骨格を整える | 痛み、腫れ、内出血、拘縮 | 1〜2ヶ月程度 | 半永久的 |
| 糸リフト | 糸で組織を引き上げ固定 | 引きつれ感、腫れ、内出血、痛み | 1~2日程度 | 半年~1年程度 |
脂肪溶解注射は、薬剤によって脂肪細胞を溶かし体外へ排出する方法ですが、作用が部分的であり、脂肪細胞の減少量には個人差があります。一方、脂肪吸引は脂肪細胞そのものを直接取り除くため、顔のボリューム感が脂肪による場合に大きな変化が期待できます。
また、骨切りも脂肪吸引や脂肪溶解注射のように、半永久的な効果が見込める施術です。
しかし、アプローチする部分は脂肪ではなく骨格となるため、お悩みにあわせて施術を選ぶことが大切です。希望する仕上がりによっては骨格+脂肪の同時アプローチで、より大きな変化を得られます。
一方糸リフトは、医療用の溶ける糸を使用しているため、時間の経過とともに体内へ吸収されます。リフトによって小顔には近づけるものの、あくまで一時的な効果であるため根本的な改善には至りません。
そのため、半永久的に顎下の脂肪をしっかり減らしたい場合は、顎下脂肪吸引がもっとも適しています。
【症状別】顎下脂肪吸引のダウンタイム症状と対処法

顎下脂肪吸引の術後には、「痛み」「腫れ」「内出血」「むくみ」「拘縮(こうしゅく)」といったダウンタイム症状が現れる場合もあります。
症状の出方や回復スピードには個人差があり、それぞれ症状ごとにダウンタイムの期間も異なるため注意が必要です。
具体的にどのような症状なのか、緩和させるためにはどのような工夫をすればいいのか、順番に解説します。
痛み|筋肉痛のような鈍痛から強い痛み
施術後は麻酔が切れてくるにつれて、少しずつ痛みを感じることがあります。
個人差はあるものの、多くの方は「軽い筋肉痛のような鈍い痛み」と表現することが多く、耐えられないほどの痛みではないことがほとんどです。
痛みは処方された鎮痛剤を服用することで抑えられますが、もし強い痛みが続く場合は、無理せずクリニックへご相談ください。
なお、当院では術後の感染予防や炎症を抑える目的で、抗生剤(化膿止め)やうがい薬を併用して処方する場合があります。痛みや腫れが不安なときは、公式LINEでもご相談いただけますので、いつでもご連絡ください。
痛みのピークと想定される期間
多くの場合、痛みは施術当日の夜から始まり、1〜3日ほどでピークを迎えます。その後は徐々に落ち着いていき、1週間ほどで日常生活に支障が出ない程度まで軽くなるケースがほとんどです。
痛みを和らげるための工夫
痛みが気になる場合は、処方された鎮痛剤の服用に加え、アイシングも効果的です。
タオルで包んだ保冷剤などを使用し、痛みが気になる部分に優しく当てましょう。長時間冷やすと血流が悪くなり、かえって腫れや回復の遅れにつながることがあるため、冷やしすぎには注意が必要です。
また、圧迫バンドを正しく着用することで、腫れやむくみが落ち着きやすくなり、結果的に痛みの軽減にもつながります。術後に医師から説明された装着方法を守り、指定された期間しっかりと着用するようにしましょう。
腫れと内出血|口の開けづらさやあざのような色味
腫れや内出血は、顎下脂肪吸引を受けたほとんどの方に見られる代表的なダウンタイム症状です。
脂肪の吸引量や体質によって程度には個人差があるものの、完全に避けることは難しいとされています。ただし、お腹や太もものように吸引箇所が広い部位に比べると、顎下の施術は比較的軽い症状で済むケースが多いです。
しかし、吸引による刺激や圧迫固定の影響で、口元や顎周辺に腫れが強く出る場合もあります。術後一時的に口の開けづらさを感じる方もいらっしゃいますが、腫れや圧迫固定による一時的なものであり、数日から1週間程度で次第に落ち着いてきます。
また、内出血は吸引時に細い血管が傷つくことで、皮下に血が溜まった状態です。まれにあざのような赤紫の内出血が出るものの、1〜2週間程度で目立たなくなるケースがほとんどです。
腫れや内出血のピークと引いていくまでの期間
腫れは施術直後から徐々に現れ始め、3〜4日目あたりでピークを迎えるケースが多く見られます。その後は約1週間かけて少しずつ引いていき、完全に落ち着くまでには約1ヶ月かかるのが一般的です。
内出血は術後1日ほどで色が出始め、1週間前後でもっとも目立つ状態になります。赤紫色だったものが、時間の経過とともに黄色っぽく変化し、徐々に薄れていきます。多くの場合、1~2週間程度でほとんど目立たなくなるため、必要以上に心配する必要はありません。
内出血を目立たせないメイクのコツ
内出血の色は、時間の経過とともに赤紫色から黄色へと変化し、やがて薄れて消えていきます。多くの場合は術後1週間から2週間で自然に消えていくため、過度な心配は不要です。
内出血が気になる期間は、コンシーラーやファンデーションといったメイク用品でカバーできます。赤紫色が目立つ場合、紫や青みを打ち消す反対色のオレンジが含まれた、カラーコントロール用の下地などもおすすめです。内出血が黄色に変化した頃は、ラベンダー系の色味を使用しましょう。
また、マスクを着用することで、周囲に気づかれずに過ごすことも可能です。術後数日は患部を刺激しないよう、優しくメイクをするようにしてください。
口が開けづらいときの食事の工夫
顎下脂肪吸引後は、腫れや圧迫固定の影響で一時的に口が開けにくくなることもあります。この時期は、無理に口を大きく開けようとせず、食べやすい食事を心がけましょう。
おかゆやスープ、ゼリー飲料、うどんなど、柔らかく咀嚼の少ない食べ物を選ぶと、口元に負担をかけずに食事がしやすくなります。また、小さめのスプーンを使う、ストローで水分を摂るなど、ちょっとした工夫で無理なく食事が取れます。
むくみ|水分バランスが崩れて顔が大きく見える
顎下脂肪吸引後、脂肪細胞を取り除いたスペースに水分が溜まりやすくなり、むくみが生じることもあります。腫れや内出血に比べて目立ちにくい一方で、吸引の刺激によりリンパの循環も一時的に滞るため、回復にはやや時間がかかる傾向にあります。
腫れや内出血と同様に、圧迫固定を継続することでむくみの早期改善が見込めるため、お風呂や就寝時以外はできるだけ着用を続けるようにしましょう。
むくみのピークと期間
術後3日目あたりから目立ち始め、4〜7日ほどでピークを迎えるケースが多く見られます。
その後は時間の経過とともに徐々に落ち着き、およそ1ヶ月ほどで自然に引いていくケースがほとんどです。
むくみを軽減するために気をつけたいポイント
むくみを和らげるためには、体を温めて血行をよくすることが大切です。シャワーは翌日から可能ですが、長時間の入浴は控え、短時間で済ませるようにしましょう。
また、カフェインやアルコールを控え、塩分を摂りすぎないように意識すると、余分な水分が体に溜まりにくくなります。
睡眠時は、枕をやや高くして寝ることで顔に水分が溜まりにくくなり、むくみを軽減しやすくなります。
拘縮|一時的な皮膚の硬さ・つっぱり感・凹凸
拘縮(こうしゅく)とは、腫れやむくみが落ち着いてくる術後1週間〜1ヶ月頃に現れる症状で、皮膚が硬くなったり、つっぱり感や軽い凹凸を感じたりする状態を指します。
脂肪を吸引した後にできた空間を体が修復しようとする過程で起こるもので、症状が出ない方もいれば、一部だけ現れる方もいます。個人差が大きいため、過度な心配は必要ありません。
拘縮で違和感が生じる原因と期間
拘縮は、脂肪吸引によって空になったスペースを埋めるために、皮膚や皮下組織が収縮し、互いにくっつき合うように癒着します。
このとき、組織は一度に均一にくっつくわけではなく部分的に少しずつ再生が進むため、皮膚の表面に凹凸や硬さ、引きつれ感が一時的に現れるのです。
また、拘縮は術後1週間から始まり、1月程度かけて徐々に和らいでいきます。完全に症状が消失するまでには、3ヶ月〜半年程度かかることもあり、拘縮が落ち着いた頃が最終的な仕上がりの目安です。
拘縮を和らげるマッサージのポイント
拘縮による硬さや凹凸は、マッサージによって緩和が期待できます。開始期間は8日目からが目安ですが、状態によっても異なるため、必ず医師に確認するようにしましょう。
マッサージは、手のひらや指の腹を使い、皮膚を傷つけないように優しく行うことが大切です。強く押す必要はなく、気持ち良いと感じる程度のソフトな力加減で、円を描くようになでるように行うのがポイントです。
入浴後など、体が温まって血行がよくなっているタイミングで行うと、より効果が高まりやすくなります。ただし、無理に力を入れてしまうと逆効果になることもあるため、痛みを感じた場合はすぐに中止し、クリニックへご相談ください。
当院では、同じビル内にインディバ施術が受けられる施設を併設しています。インディバは高周波の温熱機器を使用して、皮膚の深部から温めることで血流やリンパの流れを促進させ、拘縮を含むダウンタイム症状の緩和が期待できます。
具体的に期待できる効果や、施術を受けるタイミングについては、以下の記事でも詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください。
▶脂肪吸引後のインディバで期待できる効果とは?いつから何回受けるべき?
【期間別】顎下脂肪吸引のダウンタイムの経過と注意点

顎下脂肪吸引を検討するうえで、「ダウンタイムがどのくらい続くのか」「時期によってどんな変化があるのか」は気になるポイントです。
一般的な術後の経過と、実際に当院で行った症例写真を期間ごとにご紹介します。
術後直後〜3日目|痛みと腫れのピーク期
施術直後から3日目頃までは、ダウンタイムの症状がもっとも強く現れやすい時期です。個人差はあるものの、多くの方がこのタイミングで痛みや腫れのピークを迎えます。
やや下顔面に膨らみを感じるため、中には「脂肪吸引をしたのに細くなっていない」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、時間の経過とともに緩和されていきます。
また、痛みは多くの場合、処方された鎮痛剤でコントロールできる程度なので、過度な心配は必要ありません。
ただし、腫れや圧迫固定によって一時的に口の開けづらさを感じる場合があります。この時期は無理をせず、おかゆやスープなど柔らかい食事を選んで、できるだけ負担を減らしましょう。
痛みや腫れが気になるときは圧迫を続けながらアイシングをすると、緩和されやすくなります。
※ドレーンを挿入している場合は、翌日に抜去のためクリニックへ来院する必要があります。
術後翌日|多めの脂肪を吸引したケースの症例

| 施術内容 | 頬と顎下の脂肪吸引+ジョールファット除去+エラボトックス |
| 施術料金 | 頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)¥330,000 ジョールファット除去 ¥110,000 エラボトックス ¥44,000〜 VaserLipo(ベイザー使用) ¥55,000 静脈麻酔 ¥110,000 (※すべて税込価格です) |
| 副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。 経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
こちらの症例写真は、「頬・顎下脂肪吸引」「ジョールファット除去」「エラボトックス」を併用した患者様のケースです。
頬・顎下・ジョールファットの3部位で、合計100ccもの脂肪を吸引しています。吸引量が多いにもかかわらず、大きく目立つダウンタイム症状はほとんど見られません。
こちらは施術翌日の様子のため、やや腫れ感が見受けられますが、外出をしても他人からはほとんどわからない程度です。
当院では、余計な組織を傷つけないよう細部まで配慮した施術を心がけており、腫れや内出血を最小限に抑えた仕上がりを目指しています。ダウンタイムがご不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください。
術後4日目〜1週間|内出血が目立つ時期
術後4日目を過ぎた頃から、腫れや痛みのピークが落ち着き始めます。
術後数日後から内出血が生じ、回復が早い方はこの時期に赤紫色から黄色へと変化している場合もあります。また、首元にかけて薄く広がることがあるものの、メイクで十分にカバーできる程度です。
むくみも少しずつ引いてきますが、まだフェイスラインがはっきりしないと感じる方もいらっしゃいます。
仕事や外出については、デスクワークであれば翌日〜数日後に復帰される方も多く、1週間ほど経過すれば目立つ症状もかなり落ち着いてきます。ただし、体はまだ完全に回復していないため、無理のない範囲で過ごすようにしましょう。
※7日目に抜糸があるため、クリニックへ来院する必要があります。
術後1週間〜1ヶ月|拘縮が始まる時期
術後1週間から1ヶ月にかけては、腫れや内出血がほぼ落ち着き、代わりに「拘縮」が始まる時期です。
施術部位の皮膚が硬く感じられたり、つっぱり感や表面の凹凸が気になったりすることもありますが、一時的なものですので過度な心配は必要ありません。
組織が少しずつ安定した術後1週間以降になると、マッサージを行えるようになりますので、医師の指示に従って開始しましょう。
術後1ヶ月〜3ヶ月|フェイスラインの変化を実感
術後1ヶ月から3ヶ月にかけては、拘縮の症状が徐々に和らぎ、フェイスラインのシャープな変化を実感できるようになる時期です。硬さや凹凸が少しずつ目立たなくなり、皮膚がなめらかになっていきます。
マッサージを継続することで、皮膚の柔らかさが戻り、顎下から首にかけてのラインがより引き締まっていきます。むくみもほぼ解消され、施術部位のすっきりとした状態が安定してくるでしょう。
多くの場合、この時期を過ぎると日常生活での制限はほとんどなくなり、周囲の視線も気にならなくなります。
術後3ヶ月|パリっとした横顔に変化した症例

| 施術内容 | 頬と顎下の脂肪吸引+顎先ボトックス |
| 施術料金 | 頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)¥330,000 顎先ボトックス¥44,000 VaserLipo(ベイザー使用) ¥55,000 静脈麻酔¥110,000 (※すべて税込価格です) |
| 副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。 経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
こちらの症例写真は、「頬・顎下脂肪吸引」「顎先ボトックス」を組み合わせた患者様のケースです。
下顔面のもたつきが軽減し、フェイスラインがより引き締まった印象へと変化しています。余分なボリューム感がなくなったことで、輪郭にメリハリが生まれ、横顔もパリッと洗練された印象に仕上がりました。
また、顎下に余白が生まれたことにより、相乗効果で首が長く見えているのもポイントです。
術後3ヶ月〜6ヶ月|最終的な完成
術後3ヶ月から6ヶ月にかけては、ダウンタイムによる症状がすべて落ち着き、仕上がりが安定する時期です。拘縮もほとんど消失し、組織が馴染んだ自然な状態になります。
また、カウンセリングから完成までの流れや実際の仕上がりは、以下の動画でもご確認いただけます。
貴重な術後2日目の様子もありますので、「腫れが気になる」という方もあわせてご覧ください。
術後4ヶ月|完成を迎え衝撃的な変化を遂げた症例

| 施術内容 | 頬と顎下の脂肪吸引+首の脂肪吸引+ジョールファット除去+エラボトックス+耳下腺ボトックス |
| 施術料金 | ほほ・あご下の脂肪吸引(マイクロリポ法) ¥330,000 首の脂肪吸引 ¥165,000 ジョールファット ¥110,000 エラボトックス ¥44,000〜 耳下腺ボトックス ¥55,000〜 VaserLipo(ベイザー使用) ¥55,000 静脈麻酔 ¥110,000 (※すべて税込価格です) |
| 副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。 経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
こちらの症例写真は、「頬・顎下脂肪吸引」「首の脂肪吸引」「ジョールファット除去」「ボトックス(エラ・耳下線)」を併用した患者様のケースです。
大量吸引では皮膚のたるみが懸念されるものの、100ccを超える吸引量でも顎下はぴたっと引き締まっているのが確認できます。顎下の余分なボリュームがしっかりと減り、フェイスライン全体がシャープに仕上がりました。
本来併用が推奨される糸リフトがなくとも、1回の施術でここまで大きな変化を得られるのは当院の大きな強みです。
顎下脂肪吸引でダウンタイムを快適に乗り切るための過ごし方

顎下脂肪吸引後のダウンタイムをできるだけ短く、快適に過ごすためには、いくつかの工夫と注意点があります。
具体的にどのような点に気をつければいいのか、快適に過ごす工夫とあわせてご紹介します。
医師の指示を守ることの重要性
ダウンタイム期間中は、医師の指示を厳守しながら過ごすことが大切です。
処方された内服薬(抗生剤や鎮痛剤など)は、感染症の予防や痛みの軽減に欠かせません。必ず定められた用法・用量を守って服用しましょう。
また、激しい運動や喫煙、過度な飲酒は血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる原因となります。医師から指示された期間はこれらの行為を控え、患部に負担をかけないよう注意してください。
圧迫固定の期間と装着時の注意点
施術後すぐに装着するフェイスバンド(圧迫バンド)は、ダウンタイムを少しでも軽くするために欠かせません。
しっかり圧迫することで、腫れや内出血、むくみを抑えつつ、皮膚と内側の組織がきれいにくっつくのを助けてくれますので、指定された期間着用しましょう。
当院では、まず施術から24時間はバンドをつけっぱなしにすることをおすすめしています。そのあとは、1〜2週間を目安に、寝るときだけ着用して過ごすとより腫れやむくみが引きやすくなります。
バンドがずれないようにしっかり固定しつつ、締め付けすぎないように注意してください。逆に緩すぎても圧迫効果が落ちてしまいますので、痛みが生じない程度に固定をしましょう。
抜糸後のマッサージのやり方と注意点
抜糸から約1週間ほど経過し、拘縮が出始めた頃からマッサージを始めるのがおすすめです。
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【当院がおすすめしているマッサージ法】
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1回5〜10分を目安に、痛みのない範囲で行ってください。
1日に何度マッサージしても問題ありませんので、時間のあるときに続けましょう。入浴後など、体が温まっているタイミングで行うとより効果的です。
注意点として、糸リフトなど他の施術を併用している場合は、開始時期や方法が異なる場合もあります。当院では糸がずれるリスクを避けるため、1ヶ月ほど期間を空けてから行うことを推奨します。
回復を早めるための食事の工夫
ダウンタイム中の食事は、回復の経過や仕上がりに大きく影響します。
辛い料理や香辛料の強い食べ物は血流を促進し、腫れや内出血を悪化させるおそれがあるため、できるだけ控えましょう。
また、ラーメン・漬物・加工食品など、塩分の多い食事はむくみの原因になります。バランスの取れた食事を中心にして、塩分は控えめにすることを心がけてください。
加えて、水分をしっかり摂ることで老廃物や麻酔液の排出が促され、むくみの軽減にもつながります。普段の食生活を意識することで、ダウンタイムの悪化を防ぎ、早期回復につながります。
飲酒・喫煙・運動の制限を守る
ダウンタイム中は、飲酒や喫煙、激しい運動を控えることが大切です。
お酒は血流を活発にし、腫れや内出血を悪化させるだけでなく、利尿作用によって体内の水分バランスが崩れ、むくみがひどくなる原因にもなります。術後少なくとも1週間は、飲酒を避けた方が安心です。
また喫煙は、血管を収縮させ血流を悪くするため、傷の治りを遅らせたり、合併症のリスクを高めたりする可能性があります。飲酒と同様に、医師から指定された期間は避けるようにしましょう。
激しい運動も血行を促進し、腫れや痛みを強くする原因となるため、医師の許可が出るまでは行わないことが大切です。
ダウンタイム中は安静に過ごし、回復に努めましょう。
インディバでダウンタイムを軽減する
顎下脂肪吸引後のダウンタイムを少しでも軽くしたい方は、術後に「インディバ」を受けるのも一つの手段です。
インディバは高周波エネルギーを体にあて、体の深部からじんわりと温めることで血流やリンパの流れを整える施術です。体内の循環が良くなることで、腫れや内出血、むくみ、拘縮(つっぱり感)といったダウンタイム症状の改善が早まりやすくなります。
とくに顎下は皮膚が薄く、脂肪吸引後に拘縮が起こりやすい部位ですが、インディバで温めることで硬くなった組織がやわらかくなり、肌の凹凸やつっぱり感の軽減が期待できます。
当院では、術後の経過や状態を確認しながら、腫れが落ち着いてきたタイミング(施術から1週間前後)でのインディバ施術をおすすめしています。施術のタイミングと合わせて術後のスケジュールをご提案することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

続きを見るダウンタイム中の生活で気をつけたいチェック項目
顎下脂肪吸引のダウンタイム中は、過ごし方に気をつけることで、腫れやむくみを最小限に抑えられます。以下のポイントを意識して、無理のないペースで回復を目指しましょう。
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【ダウンタイム中のチェックポイント】
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ダウンタイム中は無理をせず、体調を優先しながら、上記のチェックポイントを意識して過ごすようにしましょう。
顎下脂肪吸引で後悔しないクリニック選びのポイント

顎下脂肪吸引で後悔しないためには、クリニック選びが重要です。
以下の点を考慮しながら、安心して施術を受けられるクリニックを選びましょう。
経験豊富な医師が在籍しているか
顎下脂肪吸引は、医師の技術と経験によって仕上がりが大きく左右されます。顔まわりの脂肪吸引はとくに繊細な施術のため、解剖学を理解し、症例数が豊富な医師を選ぶことが大切です。
カウンセリング時には、医師の経歴・専門分野・資格なども確認しておくようにしましょう。
丁寧なカウンセリングとシミュレーションがあるか
理想とするフェイスラインは、人それぞれ異なります。
そのため、医師が悩みや希望をしっかり聞いたうえで、骨格や脂肪のつき方をふまえて最適な施術プランを提案してくれるかどうかは、とても大切なポイントです。
また、術後の仕上がりを事前にシミュレーションできるクリニックなら、自分の変化をより具体的にイメージしやすく、不安も和らぎます。
納得したうえで施術に臨むためにも、丁寧なカウンセリングとシミュレーションが用意されているかを確認しておくと安心です。
クリニックのフォロー体制が整っているか
ダウンタイム中の不安や、万が一のトラブルに備えるためにも、アフターケアなどフォロー体制の充実度を確認しておきましょう。
術後の検診や相談対応の有無など、安心して回復を迎えられるサポート体制が整っているクリニックを選ぶことが大切です。
WOM CLINIC GINZAの顎下脂肪吸引におけるダウンタイムへのこだわり

WOM CLINIC GINZAは、年間2,000件以上の豊富な症例実績をもとに、美しい仕上がりと安全性の両立を追求しているクリニックです。
患者様が安心して顎下脂肪吸引の施術を受け、ダウンタイム期間も快適に過ごせるよう、さまざまな工夫とサポート体制を整えています。
顎下脂肪吸引の経験豊富な専門医が執刀
WOM CLINIC GINZAには、顎下の脂肪吸引に豊富な症例実績を持つ専門医が在籍しています。顔の骨格や脂肪のつき方を丁寧に見極めながら、一人ひとりの悩みに合わせたデザインと施術プランを提案しているのがこだわりの一つです。
なかでも当院の理事長・深掘 純也医師は、脂肪吸引の高い専門性を示す「VASER LIPO認定医」に加えて、より繊細なデザインが可能な「VASER 4D Sculpt認定医」の資格も取得しています。
さらに、脂肪吸引の世界的エキスパートが監修した「TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos認定医」としての実績もあり、ただ脂肪を取るだけでなく、筋肉の立体感まで意識した高度な技術を提供しているのが大きな強みです。
解剖学の知識に精通した医師が、組織へのダメージをできる限り抑えながら、バランスの取れた美しいフェイスラインに近づけられるよう心がけています。
傷跡を最小限に抑えた施術への工夫
患者様の負担を軽減し、術後の満足度を高めるために、WOM CLINIC GINZAでは傷跡をできる限り目立たせない工夫を行っています。
顎下脂肪吸引では、顎下の自然なシワに沿って数ミリ程度の小さな切開を行うため、術後の傷跡はほとんど目立ちません。正面から見ても気づかれにくい、自然な仕上がりを目指しています。
また、頬の脂肪吸引を併用する場合も、耳の付け根にあるシワに沿って切開を行うため、日常生活で傷跡が気になることはほとんどありません。
傷の位置は、患者様の負担を最小限に抑えられるよう慎重に選定しており、傷跡まで美しく仕上げることにこだわっています。
安心のアフターサポート体制
WOM CLINIC GINZAでは、施術後も患者様が安心して回復できるよう、充実したアフターサポート体制を整えています。
術後の経過に関するご相談や症状の変化には、迅速かつ丁寧に対応していますので、お気軽にご相談ください。施術後も担当医とスタッフが丁寧に寄り添い、安心して理想のフェイスラインを実感していただけるようサポートしています。
よくある質問
ダウンタイム中にやってはいけないことはありますか?
飲酒や喫煙、激しい運動は、腫れや内出血を悪化させたり、回復を遅らせたりする可能性があるため、術後しばらくは控えるようにしてください。
また、施術した部分を強く押さえたり、自己判断でマッサージを行ったりするのもNGです。医師の指示に従って、無理のない範囲で安静に過ごすことが大切です。
痛みが強い場合はどうすればいいですか?
処方された痛み止めを服用していただければ、ほとんどの痛みは落ち着くことが多いです。それでも痛みが引かない、あるいは予想以上に強く感じる場合は、我慢せずにクリニックへご連絡ください。
症状に応じて、追加のお薬を処方したり、必要であれば診察を行ったりと、適切な対応をさせていただきます。
腫れやむくみが長引く場合、原因は何ですか?
腫れやむくみの出方や続く期間には個人差があるものの、吸引した脂肪の量に加えて、術後の過ごし方が大きく関係しています。
たとえば、飲酒や喫煙、塩分の多い食事を続けていると、腫れやむくみが引きにくくなることもあるのです。また、運動のしすぎや、フェイスバンドの圧迫が不十分な場合も、回復が遅れる原因になります。
こうした点に注意して生活を整えても改善が見られないときは、無理をせずに一度クリニックへご相談いただくのがおすすめです。
傷跡は目立ちますか?
顎下脂肪吸引の切開は、耳の裏側や顎下の自然なシワに沿ってわずか数ミリで行うため、ほとんど目立ちません。時間の経過とともにさらに薄くなり、ほとんどの方が気にならなくなるでしょう。
時間が経つにつれてさらに目立たなくなっていき、多くの方が気にせず過ごされています。
また、当院では傷跡をできる限り最小限に抑えるため、細いカニューレの使用や丁寧な縫合など、傷跡に配慮した工夫を徹底しています。術後の傷跡ケアについても、必要に応じてアドバイスしていますので、気になることがあれば遠慮なくお声かけください。
顎下脂肪吸引の不安や疑問は専門医が在籍するWOM CLINIC GINZAへ

顎下脂肪吸引のダウンタイムは個人差があるものの、多くの場合、1週間ほどで腫れや内出血といった目立つ症状が落ち着きます。
術後数日は腫れや内出血、痛み、むくみがピークを迎えますが、適切なケアと過ごし方を心がけることで、症状を和らげて回復を早められます。とくに、施術後は医師の指示をしっかり守り、圧迫固定を正しく行うことが大切です。
抜糸後のマッサージや食生活の工夫を取り入れながら、期間ごとの注意点を理解して過ごすことで、より快適な回復期間を過ごせるでしょう。不安を感じた場合は、自己判断せず、早めにクリニックへ相談することをおすすめします。
WOM CLINIC GINZAは、患者様の負担を最小限に抑えた丁寧な施術に加え、充実したサポート体制を整えているクリニックです。顎下脂肪吸引に関する疑問や不安がある方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
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監修医師紹介
深堀 純也 医師 ( WOM CLINIC GINZA 理事長 )
専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療
専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療
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東京都板橋区生まれ。4歳~10歳まで父親の転勤に伴いアメリカで過ごす。海外生活で個性的なキャラクターと純粋な性格が育まれる。幼少期から手先が器用で、ピアノを習ったりプラモデルやレゴで遊んでいた。外科医を夢を持ち医学部に進学、医学生時代に二重整形を経験し、人生観が大きく変わる経験をし、美容整形に興味を持つようになった。念願の美容外科医になってからは毎日全国各地を飛び回って美容医療に没頭する日々。外見やコンプレックスが改善されることで、人々が笑顔になっていくのを目の当たりする中で美容医療の意義と社会的な価値を確信する。学会やアメリカ・韓国・中国と海外の技術研修に参加し、トップレベルの技術を学ぶ。自身の施術を貪欲に追及し、あらゆる施術においてダウンタイムを減らし、仕上がりを良くすることに取り組んでいる。
略歴
- 2004年 筑波大付属高校卒業
- 2010年 秋田大学医学部医学科卒業
- 2010年 東京医科歯科大学附属病院勤務
- 2011年 東京都教職員互助会三楽病院勤務
- 2012年 東京美容外科勤務
- 2013年 東邦大学附属病院形成外科勤務
- 2014年 東京美容外科分院長
- 2016年 ガーデンクリニック分院長
- 2017年 THE CLINIC勤務
- 2019年 藤ナチュレ美容クリニック院長
- 2020年 WOM CLINIC GINZA院長
- 2021年 WOM CLINIC GINZA統括医師
- 2024年 WOM CLINIC GINZA理事長
保有資格
- ・日本美容外科学会正会員
- ・日本形成外科学会正会員
- ・日本抗加齢医学会正会員
- ・日本救急医学会ICLSコース取得
- ・アラガンBotox Vista認定医
- ・VASER LIPO認定医
- ・CRF(コンデンスリッチファット)認定医
- ・VASER 4D Sculpt認定医
- ・TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos認定医
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