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エラ張りは骨が原因?筋肉や脂肪との違いと治療法を専門医が解説

骨切り手術
公開日:2025年11月04日(火) 最終更新日:2025年11月04日(火)
エラ張りは骨が原因?筋肉や脂肪との違いと治療法を専門医が解説

「エラ張りは骨が原因?それとも筋肉や脂肪のせい?」「自分のエラ張りがどのタイプなのかわからない」とお悩みではないでしょうか。

エラ張りは、骨格・筋肉・脂肪など、原因によってアプローチの仕方が異なります。

本記事では、エラ張りの見分け方や原因にあわせた改善法を解説しています。「自分にあう施術を見つけたい」とお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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この記事の監修ドクター

医師 (WOM CLINIC GINZA 

目次

エラ張りは骨が原因?

エラ張り

エラが張って見える理由はひとつではありません。

骨の形や噛むときに使う筋肉、さらに脂肪やむくみなど、いくつかの要因が関わっていて、外見だけで原因を判断するのは難しく、思い込みで対処すると効果が出にくいこともあります。

本記事では、それぞれの特徴を整理しながら違いを理解するための基本の知識を紹介します。

下顎角と外板(がいはん)の張り出し

エラ張りの骨格性要因は、下顎角(かがくかく)の張り出しだけではありません。

下顎外板(外板)と呼ばれる、下顎角から前方へ続く下顎骨の外側のふくらみが強いタイプもあります。
外板が発達していると、正面から見たときにエラ〜顎下へかけての横幅が広く見えやすく、下顎角単独の変化よりも顔下部全体が四角い・厚い印象になりがちです。

外板・下顎角のどれが主体か、あるいは両方が組み合わさっているかで適応は変わります。
体重や表情では見え方が大きく変わりにくいのも骨格性の特徴で、CTで外板の厚みや張り出しを診察してから治療方針を決めることが重要です。

咬筋の発達

エラ張りのもう一つの代表的な原因は咬筋(こうきん)の発達です。

咬筋と呼ばれる筋肉は、食事で噛むときや歯ぎしり・食いしばりの習慣で大きくなりやすい部位です。咬筋が肥大すると輪郭が横に広がり、骨そのものが張っているように見えることがあります。

筋肉が原因の場合は、噛みしめたときに頬の下が膨らむのが特徴で、骨格性との違いを見分ける目安になります。

脂肪やむくみ

骨や筋肉の問題ではなく、脂肪やむくみがエラ張りのように見せることもあります。

頬や顎周りに脂肪がつくと顔が横に広がり、骨が大きいような印象につながります。

また、塩分のとりすぎや睡眠不足でむくむと、一時的にフェイスラインがぼやけて大きく見えることもあります。

骨や筋肉の形そのものが変わっているわけではなく、生活習慣や体質の影響で見た目が変化している状態です。

自分でできるエラ張り原因のセルフチェック

エラ張りセルフチェック

自分のエラ張りが骨格によるものか筋肉や脂肪によるものか、鏡を使ってある程度の目安を知ることができます。

ただしセルフチェックには限界があるため、あくまで受診のきっかけとして参考にしてください。

噛みしめたときに膨らみができるか

前述したように咬筋が発達している場合、噛みしめたときに頬の下が膨らむのが特徴です。

指先でエラの部分をそっと押さえながら歯を噛み合わせてみると、筋肉が硬く盛り上がる感覚が分かることがあります。
もし膨らみを感じるなら、食いしばりや歯ぎしりの癖が原因の可能性があります。

骨格が原因で張り出している場合は、噛んでも形が変わらないため、この違いがセルフチェックの目安になります。

顎の角や輪郭が角ばっていないか

鏡で見るだけでなく、正面や横顔を写真に撮ってみると輪郭の特徴が分かりやすくなります。

下顎角が外側に張り出していると、顔の下半分が四角い形になっていて、エラの部分が直線的に目立つため、全体が角ばった印象になります。

体重の変化やむくみで輪郭が丸くなったりすっきりしたりする場合は、骨格よりも脂肪や筋肉の影響が考えられます。

下顎角の突出に加え、前方へ続く外板が横に張ると、斜め前・正面の写真で下顎角から顎下まで一帯が厚く見えます。角のみの突出と区別しづらいため、診察時は外板の関与の有無もあわせて相談してください。

骨か筋肉かを誤解しやすいエラ張り

エラ張りの原因

エラ張りで最も誤解が生じやすいのは、骨と筋肉の両方が関わっている複合型です。

見た目では骨格が大きく張り出しているように見えても、実際には咬筋の発達も加わって輪郭が強調されているケースや、逆に筋肉が膨らんでいるように感じても、その下に骨の張りが隠れていることもあります。

複合型は外見だけでは切り分けが難しく、自己判断では「骨か筋肉か」を取り違えてしまい、効果を感じにくい治療を選んでしまうリスクがあります。

正確に原因を見極めるには、CTや触診などを含めた医師の診断を受けることをおすすめします。

エラ張り改善方法【原因別】

エラ張りの改善法

原因が骨格なのか、筋肉なのか、それとも脂肪やむくみなのかが分かると、次に考えるのは改善の方法です。

どの要因が大きいかによって適した治療法はまったく異なり、合わない方法を選んでも十分な効果は得られません。
原因ごとに代表的な改善手段を紹介し、それぞれの特徴や注意点を整理します。

マウスピースを着用する【咬筋】

マウスピースは「まだ大きなエラ張りは出ていないが、これ以上悪化させたくない」という方や、軽度の段階でのケアに向いています。

マウスピースを夜間に装着すると歯や顎にかかる負担を和らげ、筋肉の過剰な緊張を抑えるのに役立ちます。
すでにエラがはっきりと張り出している場合には見た目の改善効果はほとんど期待できません。根本的な改善ではないため、医師と相談しながら予防的に取り入れましょう。

ボトックス注射を打つ【咬筋】

次に、筋肉の発達が原因となるエラ張りには、ボトックス注射がよく選ばれます。

神経の働きを抑えて筋肉を少しずつ小さくし、数週間後から輪郭の変化を感じやすくなります。効果は半年ほどで定期的な施術が必要ですが、軽度〜中等度の筋肉型エラ張りなら十分に対応できます。

セルフチェックで「噛みしめたときにエラが膨らむ」と感じる人は、まさにボトックスの適応例です。

常にエラが張って見える場合は骨や脂肪が原因の可能性があるため、ボトックスでは改善を感じにくいでしょう。

 

脂肪溶解注射やHIFUを受ける【脂肪、むくみ】

頬や顎周りに脂肪がつきやすい方、またはむくみやすい体質の方には、脂肪溶解注射やHIFUが選択肢となります。

脂肪溶解注射は薬剤で脂肪を分解して排出を促し、HIFUは超音波の熱で脂肪や皮下組織を引き締める方法です。
どちらも切らずに行えるため、軽度〜中等度の脂肪やむくみが原因のエラ張りに適しています。セルフチェックで「体重が増えると顔が大きく見える」「塩分の多い食事や睡眠不足で輪郭がむくみやすい」と感じる人は、このタイプに当てはまることがあります。

ただし、骨や筋肉が主因のエラ張りでは効果が感じにくいでしょう。

骨削り・骨切り手術(下顎角切除+外板切除)【骨格】

下顎角(エラの角)の張りが強い場合は「下顎角切除」、横に広がる外板のふくらみが目立つ場合は「外板切除」が行われます。

どちらも関係している方は、下顎角切除と外板切除を組み合わせることで、正面から見たときの横幅までしっかり整えることができます。

外側に張り出した骨を削るため、フェイスラインの印象を根本から変える効果が期待できますが、外科手術のため腫れ・内出血・神経のしびれなどのリスクや一定のダウンタイムを伴います。

手術前にはCTで外板の厚みや神経の位置、左右の違いを確認し、削る量や形を自身に合わせて設計してもらいましょう。

治療効果・持続性・リスクを比較

方法 期待される効果 持続性 主なリスク・ダウンタイム
マウスピース 歯ぎしりや食いしばりによる筋肉の緊張を軽減、進行抑制 一時的(予防的) 違和感や装着の慣れ
ボトックス注射 咬筋の縮小による輪郭の緩やかな変化。

ただし筋肉が発達している方は、下顎角の張りも関与していることが多く、根本改善には骨切りが必要な場合もある。

約3〜6か月 内出血・腫れ・まれに表情の違和感
脂肪溶解注射 脂肪を分解し輪郭をすっきり見せる 数か月(体重増加で戻る可能性あり) 腫れ・赤み・痛み
HIFU 皮下組織を引き締め輪郭を整える 半年 赤み・熱感・一時的な痛み
脂肪吸引 脂肪を直接除去し、フェイスラインの厚みを改善 長期的(維持しやすい) 腫れ・内出血・拘縮・むくみ
エラ骨切り手術 下顎角を削り、骨格性エラ張りを根本的に改善 半永久(持続的) 腫れ・痛み・神経麻痺・長期ダウンタイム
外板切除(外側の膨らみ) 下顎角から前方に続く外板の張りを整え、正面や斜め方向の横幅をすっきりさせる 半永久(持続的) 腫れ・痛み・神経への影響・長期ダウンタイム

エラ張りの原因は筋肉・脂肪・骨格が複雑に関係しますが、筋肉や脂肪へのアプローチは形を変えるのではなく「張りを和らげる」方法です。
一定の効果はあっても、骨そのものが横に張り出している場合は限界があります

骨削りや外板切除は、構造的な張り出しそのものを整える方法です。
顔の形そのものを根本から変えることができ、長期的な変化を求める方には現実的な選択肢となります。
どの層が原因かを正確に診断し、「形を変える」のか「張りを抑えるのか」という視点で治療を選ぶことが大切です。

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治療選びで失敗しないために医師とクリニックの選び方

人差し指を立てる医師

エラ張り治療は、骨格・筋肉・脂肪が複雑に関わるため、正確な診断と安全性を重視できる医師・クリニックを選ぶことが欠かせません。

診断体制や医師の経験、術後サポートといった確認すべき視点を整理します。

CTや触診などで原因判定に必要な診断・検査体制があるクリニックか

CTスキャン

エラ張りの原因は、鏡で見るだけでは分かりません。

骨が関係しているのか、筋肉や脂肪なのかを、CTで骨格を確認したり触診で筋肉の状態を確かめてくれるクリニックを選びましょう。

こうした検査ができないと、間違った治療につながってしまうこともあるためCTなどの検査機器が整っているクリニックであれば、より正確に状態を見極めましょう。
WOM CLINIC GINZAでは、下顎角だけでなく外板の厚みや張り出し、オトガイ神経の位置、左右差まで詳しく評価できる体制を整えています。

角の張りが主体か、外板のふくらみが主体か、または両方かを正確に判断することで、下顎角切除・外板切除・併用手術といった最適な治療方針を立てることが可能です。
治療を受ける前に、どんな検査を行うのかを確認しておきましょう。

症例数や施術経験が豊富な医師がいるか

エラ張り治療は、人によって骨や筋肉、脂肪の状態が違うため、同じ施術でも結果は変わります。

たくさんの症例を経験してきた医師の方が、適切な判断や仕上がりの精度が高まるため、形成外科専門医の資格や経歴を確認してください。
経験の浅い医師では予想外のトラブルに対応しづらい場合もあるので、症例数や実績をきちんと確認して信頼できるかどうか判断しましょう。

医師紹介ページを見たり、カウンセリングで質問したりして、納得してから治療を任せると良いです。

合併症や術後トラブルに備えている施設か

骨切りのような外科的な治療を受けると、腫れや内出血、まれに神経がしびれるといった合併症が起こることがあります。

こうしたリスクに備えて、術後の経過を丁寧に観察してくれるか、緊急時にすぐ連絡できる体制があるかを確認しておくことが大切です。

WOM CLINICでは託児所や術後ケア専用のサロンを備えており、回復を支える仕組みが整っています。

治療後の生活まで考えてクリニックを選びましょう。

医師相談が必要な症状

誤った自己判断で治療を選ぶと、効果が得られないばかりか余計な費用やリスクにつながることもあります。

特に「左右のエラの張りが大きく違う」「噛むときに痛みや違和感がある」「生活改善をしても変化がない」といった場合は注意が必要です。

こうした症状は単なる見た目の問題ではなく、骨や筋肉に負担がかかっている可能性もあります。専門医に相談することで、原因を正確に特定し、自分に合った治療や生活改善の方法を知ることができます。

WOM CLINICのエラ骨切り手術

エラ骨切り

エラ骨切りは、骨格が原因でエラが張っている方に行われる外科的な治療です。WOM CLINIC GINZAでは形成外科専門医が手術を担当し、麻酔管理や術後ケアも含めて体制を整えています。

実際の施術内容や症例、医師・設備の特徴を紹介します。

WOM CLINIC GINZAのエラ骨切り施術内容

エラ骨切りは、下顎角(エラの角にあたる骨)を削って輪郭を整える手術です。

骨格が原因のエラ張りに適しており、場合によっては脂肪吸引を組み合わせることで仕上がりを自然に見せることもできます。

WOM CLINIC GINZAでは一人ひとりの骨格や希望に合わせて手術のデザインを行い、必要に応じて複合的な施術を提案します。手術は大掛かりになりますが、リスクや回復期間についても丁寧に説明し、納得したうえで治療を受けられるよう配慮しています。

case01.Vライン形成

Vライン形成の症例写真01

Vライン形成の症例写真02

施術メニュー Vライン形成(エラ+顎先の骨切り手術)
外板切除
全身麻酔
費用 Vライン形成(エラ+顎先の骨切り手術)¥1,320,000
外板切除 ¥440,000
全身麻酔 ¥220,000
副作用・リスク 痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、腫れ、拘縮、知覚鈍麻などを生じることがあります。副作用についてご不安な点がありましたらいつでもご連絡ください。

こちらの症例は、エラの骨切りと顎先の形成を組み合わせた「Vライン形成」です。

左の施術前は、エラの張り出しと顎先の丸みで下顔面が横に広がり、やや四角い印象の輪郭でした。右の施術後では、エラ部分の骨(下顎角)に加えて、横に広がる外板の張り出しも確認し、必要に応じて調整を行いました。
骨の横幅を整えることで、正面から見たときのフェイスラインがすっきりとし、さらに顎先の形成で縦のラインを補うことで、よりシャープでバランスの取れたVラインへと仕上がっています。

正面からも横顔からも顔全体がシャープに見え、女性らしいバランスの取れた輪郭になっています。WOM CLINIC GINZAでは全身麻酔のもと安全に施術を行い、腫れや内出血などのリスクについても事前に丁寧に説明しています。

case02.エラ骨切り+脂肪吸引

エラ骨切り+脂肪吸引の症例写真

施術メニュー エラ骨切り
ほほ+あご下の脂肪吸引(マイクロリポ法)
エラボトックス
Vaser Lipo(ベイザー使用)
静脈麻酔
費用 エラ骨切り ¥880,000
ほほ+あご下の脂肪吸引(マイクロリポ法) ¥330,000
エラボトックス ¥44,000
Vaser Lipo(ベイザー使用) ¥55,000
静脈麻酔 ¥110,000
副作用・リスク 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。

この症例では、エラ骨切りに加えて頬と顎下の脂肪吸引を同時に行っています。

施術前(左)はエラの横幅が広く、さらに顎下やフェイスラインに脂肪がついていることで、顔全体が四角く大きく見えていました。
施術後(右)では、骨の横幅は、下顎角だけでなく外板の張り出しも見極めながら整え、輪郭全体のバランスを調整しています。

さらに、頬から顎下にかけての脂肪吸引で余分な厚みを軽減。

骨(下顎角+外板)と脂肪の両面にアプローチすることで、正面から見たときの小顔効果がより明確に感じられる仕上がりとなりました。

骨格と脂肪の両面にアプローチすることで、より自然でバランスの取れた仕上がりにつながった症例です。

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形成外科専門医が執刀

柴田医師

骨切り手術は高度な専門性が求められるため、執刀医の経験と知識が結果に直結します。

WOM CLINIC GINZAでは、形成外科専門医である柴田智一医師が担当しています。

2009年に山梨大学医学部を卒業後、東京女子医科大学形成外科や複数の基幹病院で研鑽を積み、ガーデンクリニック各院の院長を経て2024年よりWOM CLINIC GINZAで非常勤医師として勤務しています。

形成外科専門医・抗加齢医学会専門医の資格に加え、国際的な学会にも所属し、国内外の知見を活かしたオーダーメイドの治療を行っています。安全性と自然な仕上がりを重視し、長期的な満足につながる手術を提供しています。

常勤麻酔科医と最新設備による徹底した安全管理

中村医師

全身麻酔を伴う骨切り手術では、麻酔管理の質が安全性に直結するためWOM CLINIC GINZAには、日本専門医機構認定 麻酔科専門医である中村裕也医師が常勤し、手術中の状態をきめ細かくモニタリングしています。

2006年に獨協医科大学を卒業後、関東中央病院などで豊富な臨床経験を積み、2025年より当院で麻酔管理を担当しています。

麻酔科認定医・指導医、厚労省認定標榜医として確かな専門性を備え、最新の監視機器のある清潔な手術室で体制を整え、合併症リスクを最小限に抑えています。

術後の回復を支えるケアとサポート環境

術後の回復を少しでも快適に過ごせるよう、WOM CLINIC GINZAでは充実したサポート体制を用意しています。託児所のほか、術後ケア専用のインディバサロンも備え、生活に戻るまでを支えています。

私たちは、ダウンタイムの負担をできるだけ軽くし、安心して回復していただけるような環境づくりを心がけています。腫れや内出血が出やすい時期でも、一人で不安を抱え込まずに過ごしていただけるよう、サポート体制を整えています。

術後の回復を支えてくれる仕組みが整っていることで、治療を前向きに受け止めやすくなるのではないでしょうか。

 

よくある質問

エラ張りに関するよくある疑問を、原因・治療・費用などの切り口でまとめました。自己判断では分かりにくいポイントを整理しているので、カウンセリング前に参考にしてください。

エラ張りは必ず骨が原因ですか?

必ずしも骨が原因とは限りません。

エラ張りは骨格だけでなく、咬筋(噛むときに使う筋肉)や脂肪の厚みによっても目立つことがあります。見た目では骨のせいに見えても、実際は筋肉や脂肪が大きく関与しているケースも少なくありません。

原因を取り違えると治療法も間違いやすいため、医師の診察や画像検査で正しく見極めることが大切です。

外板(がいはん)とは何ですか?下顎角とどう違いますか?

外板は、下顎角から前方に続く下顎骨外側のふくらみを指します。

下顎角は角の張り出しです。
正面から見た時に、エラ〜顎下のボリュームが広く見える場合は外板が関与していることがあり、下顎角切除だけでは十分に細くならないケースもあります。

ボトックスが効かないのはどんな場合ですか?

骨や脂肪が原因の場合は、ボトックスの効果はほとんど期待できません。

ボトックスは筋肉に作用する治療なので、噛んだときにエラ部分が膨らむタイプには向いていますが、常に輪郭が角ばって見える骨格型や、脂肪が厚いタイプでは改善が難しいです。

診断を受け、自分がどのタイプかを確認したうえで選ぶことが安心につながります。

骨削り手術はどれくらいのダウンタイムがありますか?

おおよそ1か月前後は日常生活に影響が出ると考えておくと安心です。

骨削り手術は外科的な処置のため、術後は腫れや内出血が数週間続くのが一般的です。完全に腫れが引いて自然な仕上がりになるには数か月を要することもあります。

個人差が大きいので、回復の目安や過ごし方は事前に医師へ確認して見ましょう。

セルフマッサージだけで改善できますか?

根本的な改善は難しいと考えられます。

セルフマッサージは血流を良くしてむくみを和らげる効果はありますが、骨格性や筋肉性のエラ張りを小さくすることはできません。一時的にすっきり見えても持続性はなく、原因に合った治療を受けなければ十分な変化は得られません。

セルフケアは補助的にとらえ、治療の必要性を見極めるきっかけにすると良いでしょう。

エラ張り改善治療の費用はどのくらいかかりますか?

数万円から100万円以上まで、選ぶ方法によって幅があります。

ボトックス注射は比較的安価で行われることが多く、脂肪溶解注射やHIFUは中間的な費用感です。骨削りや骨切り手術は外科的処置となるため高額になります。

また、料金は施術範囲や回数、麻酔の方法によっても変わります。実際にかかる金額はカウンセリング時に必ず確認しておきましょう。

まとめ

柴田医師02

エラ張りの原因は、骨格・筋肉・脂肪やむくみなど複数が絡み合っていることが多く、自己判断だけでは正しく見極めるのが難しいものです。

噛みしめたときの変化や輪郭の形である程度の目安は分かりますが、確定には医師の診断が必要になります。

改善方法も原因ごとに異なり、それぞれにメリットとリスクがあるため、比較しながら自分に合った方法を選びましょう。

正しい知識と専門医の診察を組み合わせて、納得感のある改善につなげてください。

エラの張りが気になる方はご相談ください

WOWクリニック 院内写真

エラの張りが気になるとき、まず大切なのは「骨か筋肉か脂肪か」をきちんと見極めることです。

WOM CLINIC GINZAでは形成外科専門医が診察を行い、骨格・筋肉・脂肪の状態を丁寧に確認したうえで、原因に合わせた治療を提案しています。

常勤の麻酔科医や最新の設備、さらに術後のサポート体制まで整えているため、外科的治療から保存的な方法まで幅広く対応可能です。まずはカウンセリングでお悩みをお聞かせください。専門医と一緒に考えることで、自分に合った治療の方向性が見えてくるはずです。

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    監修医師紹介

    柴田 智一 医師 ( WOM CLINIC GINZA 非常勤医師 / 形成外科専門医 )

    専門分野:骨切り手術 / ボディ脂肪吸引 / 豊胸治療

    専門分野:骨切り手術 / ボディ脂肪吸引 / 豊胸治療

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    略歴

    • 2009年 山梨大学医学部卒業
    • 2009年 町田市民病院
    • 2011年 東京女子医科大学形成外科
    • 2012年 独立行政法人災害医療センター形成外科
      東京女子医科大学形成外科
    • 2014年 鹿児島市立病院形成外科
    • 2016年 ガーデンクリニック横浜院院長
    • 2019年 ガーデンクリニック池袋院院長
    • 2023年 Bloom Delight Clinic開業
    • 2024年 WOM CLINIC GINZA勤務

    保有資格

    • ・形成外科専門医
    • ・抗加齢医学会専門医
    • ・日本形成外科学会
    • ・日本美容外科学会 (JSAPS/JSAS)
    • ・American Society of Plastic Surgeons international member
    • ・日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会
    • ・日本抗加齢医学会
    • ・日本レーザー医学会
    • ・日本オーソモレキュラー医学会

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