COLUMN
美容整形コラム
鼻整形の値段相場はどのくらい?整形方法ごとの効果と料金の違いを解説
鼻整形顔の印象を大きく左右する鼻。
メイクで見た目を変えるのには限界があり、鼻整形に興味を持っている方も多いのではないでしょうか?
そんな時どうしても気になるのは、やっぱり料金ですよね。ここでは鼻整形の方法ごとの効果と料金の違いをわかりやすく解説します。ぜひ、ご検討の参考にしてくださいね。
この記事の監修ドクター
鼻整形の値段の相場はどのくらい?
近年、鼻整形はとても施術の選択肢が幅広くなり、選択する施術によって料金にも大きく違いがでます。
ここでは代表的な施術とその効果、おおよその料金相場についてご紹介します。
鼻整形の種類 | 効果 | 料金相場 |
---|---|---|
小鼻縮小(鼻翼縮小) | 小鼻を小さくする | 10〜60万円程度 |
鼻プロテーゼ(隆鼻術) | 鼻を高くする | 10〜50万円程度 |
鼻尖形成 | 鼻先を細く・小さくする | 20〜60万円程度 |
鼻中隔延長 | 鼻先を高く・下向きにする | 50〜100万円程度 |
鼻骨骨切 | 骨が太い場合に鼻筋を細くする | 50〜100万円程度 |
ワシ鼻修正(ハンプ切除) | 鼻筋のでっぱりを削る | 20〜60万円程度 |
理想の鼻の形を目指す場合、鼻整形では単一の施術だけでなく、いくつかの方法を組み合わせた施術も頻繁に選択されます。
クリニックによりますが、組み合わせて施術する場合に料金が多少変動する場合もありますので、実際の料金についてはクリニックで確認する必要があるでしょう。
鼻整形の効果とダウンタイムの比較
一言で鼻整形と言っても、種類は非常に多岐に渡ります。
それゆえ少々複雑で難易度が高いという側面もありますので、もちろん最初からクリニックで相談するのもOK。しかし自分の理想とする鼻にどんな施術がフィットするのかな?と素敵な仕上がりを想像しながらある程度の下調べをしておくのもオススメです。
特に、ダウンタイムは美容整形手術につきもの。ご自分のライフスタイルや仕事にどの程度影響がでるか、そしてどう調整するかをあらかじめ想定できていると、施術後の後悔を減らせるでしょう。
鼻を小さくしたい人におすすめの整形
小鼻が大きい、表情によって鼻が大きくなってしまう、鼻孔の張りが強い、など「存在感ある鼻」にコンプレックスを持っている方は小鼻縮小(鼻翼縮小)を検討してはいかがでしょうか。
最近よく聞く「忘れ鼻」。
美しく整っていながら特徴やクセがないため、良い意味で印象に残らない鼻のことを指します。どのような施術で「忘れ鼻」に近づけられるかは個人差がありますが、小鼻縮小(鼻翼縮小)が効果的な場合も多いです。
小鼻縮小では、小鼻の外側の余分な皮膚や組織を切除し、小鼻の大きさを調整します。また、小鼻の幅を狭め、鼻の全体的なバランスを改善することで、鼻の存在感を減らせるのです。
当院では基本的に施術の傷跡が目立たない内側法を用いますが、外側法や両側法が適応の場合もあります。
鼻翼縮小にはフラップ法やケーブル法などの方法があります。フラップ法とは、鼻の穴の中で軟部組織弁(フラップ)を作成し、反対側に引っ張り癒着させることで後戻りをおさえ、自然に幅を狭くする施術のことです。ケーブル法とは、細い糸を用いて小鼻を寄せて縮める施術です。メスを使わないナチュラルな仕上がりが特徴です。
鼻を高くしたい人におすすめの整形
低い鼻がコンプレックス,横顔がのっぺりとしていることにコンプレックスがある方は、鼻プロテーゼの施術が適している場合もあります。
鼻プロテーゼは、鼻の形を変えて、特に鼻筋を高くしたい場合に用いられることがあります。鼻プロテーゼでは、シリコンなどの人工的な素材を鼻に挿入することで、鼻の高さや形を調整します。鼻の根本から鼻先までを通して高さを出せる点も特徴の一つで、立体的で美しいフォルムを叶え、横顔美人に近づけます。
施術では鼻の穴の中を切開してプロテーゼを挿入するため、傷跡が表面に出ないことや、術後の腫れが目立ちにくいことも嬉しいポイントです。鼻プロテーゼに使う素材は体内に吸収されないため、万が一のトラブルがなければ半永久的に効果を保持できるのも魅力でしょう。
鼻先を細くしたい人におすすすめの整形
いわゆる「だんご鼻」がコンプレックス、洗練された印象になりにくくて悩んでいる、鼻先を細くしたいという方におすすめなのは、鼻尖形成の施術です。
鼻尖(びせん)とは鼻の先端のことで、顔の中央にあり印象を決定する上でとても大切な部位です。鼻尖が丸いいわゆる「だんご鼻」だと、幼くイモっぽい印象に見えて気になってしまうという方もいらっしゃるでしょう。
諸説ありますが、 実は東洋人は鼻の構造上鼻先に脂肪がつきやすく、鼻尖が低くて丸い「だんご鼻」になりやすいとも言われています。鼻尖形成では、鼻を細く洗練された印象に変えるとともに、先端の形や高さ、向きを調整して理想の形に近づけます。
鼻尖(鼻先)の軟骨(鼻翼軟骨)の大きさや形を調整し、必要に応じて鼻尖へ軟骨を移植します。人工物ではなく軟骨を用いるため皮膚への負担が少なく、ナチュラルな見た目とやわらかさを保てるという特徴があります。
鼻尖縮小(クローズド法) は鼻の穴の内側からおこない、外側に傷を残さずに鼻尖部分を小さくし形を整える施術です。比較的ダウンタイムが短く、傷跡が目立ちにくいのも大きなメリットと言われています。
鼻整形の値段が違う理由は?
鼻整形とひとくくりにはされていますが、鼻の施術の種類は非常に幅広く、組み合わせもほぼ無限と言えます。希望する施術によって値段が異なるのは想定済みかと思いますが、同じ施術のはずなのにクリニックによって値段が違うのはなぜだろう?と疑問に思った方もいるかもしれません。
そもそも、美容目的でおこなわれる美容整形手術は全般的に「自由診療」と呼ばれ、病気や怪我の時に病院で支払う「保険診療」の治療費とは異なります。
保険診療の治療費は国が価格設定をしていますが、整形手術などの自由診療の場合は各クリニックが価格設定をしています。そのため、同じ施術でも価格が異なる場合がよくあるのです。
医師の技術力の違い
美容整形に限らず物の売買でもそうですが、安く沢山の人に提供する、高く少数の人に提供する、どちらのパターンもあります。価格が高いから良い、安いから悪い、と一概には言えませんが、優れた技術を享受したい場合には、技術力があり優秀な医師に施術をしてもらう必要があります。
一般的に技術力のある医師は、技術や知識の習得のために時間や労力を費やしているものですから、必然的にコストが上がると言えるでしょう。そして確かな技術力があり魅力的な治療であれば、本物を求める患者さんが必然的に集まるため、安売りする必要がなくなります。
このような背景は、クリニックごとに美容整形の値段が異なる一つの要因となっているでしょう。
採用している術式の違い
美容整形の業界は日進月歩変化し続けています。施術名が同じでも、詳細を確認すると使用している材料が違ったり、施術内容が微妙に異なっていたりなど、術式が違う場合もあります。
公式サイトにある料金表だけでは判断がつかない場合もありますので、実際にカウンセリングや問い合わせをして、採用している術式を比較する必要があります。術式が異なれば料金が異なるのも当然ですよね。
麻酔代の違い
料金表を見た時に、つい見過ごしがちなのが「麻酔代」のこと。美容整形ではなにかと痛みをともなう施術がありますので、麻酔を使用するのがほとんどです。安全に施術をおこない、痛みを和らげるためには麻酔が必要なのです。手術の内容や施設により使用する麻酔が異なることで料金にも有意差が生じます。
麻酔にも使用目的によって種類があります。
・表面麻酔→肌の表面の効果がある麻酔剤。テープ状であったりクリーム状の麻酔。注射針の痛みを軽減したり比較的痛みの少ない施術に使用する
・点眼麻酔→目薬状の麻酔。目元の美容整形の際に使用する
・局所麻酔→施術箇所に注射で麻酔薬を注入する。注入した周辺のみに効果がある
・エクスパレル麻酔→注射で注入するタイプの局所麻酔薬。痛み止めの成分をカプセルで包み、時間をかけて体内で溶けだしていく。約72時間作用の継続が期待できる。施術後の痛みを和らげる目的
・静脈麻酔(無痛麻酔)→施術の不安やストレスを軽減し、気持ちを落ち着かせる目的。眠った状態になり痛みを自覚することはほぼない。
・笑気麻酔→鼻からガスを吸引する。お酒を飲んだ時のようなリラックスした感覚になる
・全身麻酔→ガスの吸引や、静脈に麻酔薬を注入して、しっかりと意識をなくして施術中の痛みを感じないようにする麻酔。眠っている間に施術が終わる。医療スタッフによる呼吸の管理が必要。
料金表を見た時に、麻酔代は込みなのか別料金なのか、あらかじめ確認しておきましょう。たとえば、施術に必須な麻酔は込みで、不安を和らげるような種類の麻酔はオプションで別料金というクリニックもあります。
例外もありますが、主な麻酔の大まかな相場としては
・全身麻酔は大体20万円〜30万円程度、
・静脈麻酔(無痛麻酔)は3〜10万円程度
・局所麻酔は1万円〜部位や範囲によって様々
一律料金の場合もありますが、詳しくは各クリニックに確認し、一通りの施術にかかる正確な料金を考慮しておくのも大切です。
モニター割引の違い
美容整形クリニックでは、モニター料金を設定しているところもあります。クリニック選びでは症例写真を見て決めるパターンも多いので、モニターになれば今後検討されてる方の参考にもなりますね。10〜50%割引があるクリニックが多いようです。同じ施術でもお得に受けられるためメリットも大きいです。
しかしモニターには条件があり、目元のみを隠す場合や全顔で公開する場合などで割引率が変わる場合もあります。実際の支払いがいくらになるかを事前に確認しましょう。
また、大手クリニックのモニターを引き受ける際には慎重に判断するのをおすすめします。モニターになった結果Web広告や SNSで使用されて広く拡散されてしまう事態もあり、ご自分の私生活に影響してしまうおそれもあります。
オープンにしており問題がないと感じる方もいらっしゃるとは思いますが、プライバシーの側面などを気にされる方は、公開範囲や使用される媒体をあらかじめ確認することが必須でしょう。
当院の鼻整形の症例
当院では一人一人のお悩みに合わせたオーダーメイドの施術で、患者さまの満足度を高めるよう心がけております。
ここでは、他院ですでに鼻整形を受けられていましたが、満足いく結果を得られなかった方の修正症例を2つご紹介します。
お悩みに合わせた鼻整形の複合施術
施術内容 | オーダーメードプロテーゼ(他院修正)、鼻尖形成術(他院修正、耳軟骨移植有り)、鼻柱ストラット、小鼻縮小(内側法)、 鼻翼幅縮小(ケーブル法) |
施術料金 | オーダーメードプロテーゼ¥330,000 鼻中隔延長 (耳介軟骨移植)¥660,000 鼻尖形成(耳介軟骨移植)¥550,000 小鼻縮小(内側法)+ケーブル法¥385,000 静脈麻酔¥110,000 (全身麻酔¥220,000) |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
鼻整形は選択肢が多く適正がわかりにくい
小鼻縮小内側法と鼻翼幅を小さくするために、ケーブル法(糸)を用いました。小鼻縮小は鼻の穴を小さくし、ケーブル法は鼻翼幅を小さくします。
小鼻縮小だけをしても鼻翼幅は小さくなりません。「 鼻が大きい!」と印象が気になる場合は、広がった 鼻翼幅を小さくすることで鼻の存在感が薄れることがあります。
I 型シリコンプロテーゼの入れ替えをし、鼻根部から鼻背にかけてしっかり高さがでました。鼻先には、鼻柱ストラット法と鼻尖形成術をして、鼻先に耳軟骨を数枚重ね入れることで、シャープな印象にチェンジ。
鼻の高さについては、一度手術した鼻は皮膚の伸びが悪く簡単には高くできません。強引にすると鼻柱で曲がってしまう場合があるため、今回は鼻柱ストラットで鼻柱に耳軟骨で支柱を作る方法を併用しました。
術前に鼻柱のゆがみ、鼻の穴の左右非対称がありましたが、以前の鼻整形手術の影響などもあり綺麗に治すのは難しいため、そのまま鼻尖を高くするのが適切という専門的な判断をしました。
他院で効果を感じられなかった方の修正
施術内容 | 鼻骨骨切り幅寄せ手術 プロテーゼ隆鼻術 耳介軟骨を用いて鼻尖形成 (※全身麻酔かつクローズ法) |
施術料金 | 鼻骨骨切り幅寄せ¥440,000 ハンプ切除¥220,000 鼻尖形成(耳介軟骨移植)¥550,000 鼻プロテーゼ¥220,000 (オーダーメードプロテーゼは¥330,000) 全身麻酔¥220,000 (※全て税込み価格です。) |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
歪みや左右差を修正しながら理想の効果を追求
他院で鼻尖形成手術と小鼻縮小手術を数年前に受けた方です。その際術後の変化があまり実感できなかった上に、鼻孔にゆがみや左右差が出てしまったとのことでした。
今回は鼻孔のゆがみや左右差を修正しつつ、鼻全体の大きさを小さくし、かつ鼻全体の高さを出したいとご希望でした。
他院修正は、初回の手術よりも癒着があったり、前医がどのような手術をしたか確かめながらおこなう必要があり、それだけでも非常に難しいものです。患者さまの満足を追求し、術後の傷跡が気になりにくいクローズ法でおこないましたが、非常に難易度が高い施術でした。
当院では術後のリスクを考慮した施術をご提案
ここまでご紹介したように、鼻整形ではご自分の体の組織を使うこともあります。とく耳介軟骨はよく使用される部位の一つですが、耳軟骨は採取後の耳変形などリスクもあると言われています。
鼻を美しく整えても耳が変形してしまったら、とても満足できる施術とは言えませんよね。そのため当院では必ずフレームとなる部分を残す施術をおこないます。耳の形に変形がないように、かつ採取できる部分は最大限にとります。
耳介軟骨は曲がりや厚みがあるので扱うのは難しいのですが、2枚貼り合わせたりカーブの部分をうまく作ったり、その特性を活かしながら加工することで、術後のリスクを考慮しつつ美しく仕上げる工夫を取り入れております。
他院で受けた鼻整形の修正施術にも対応
一般的に他院修正は初回の手術の影響が出やすいため難易度が格段に高まると言われています。当院では、他院修正でもご好評いただいており、満足度を高める施術を追求しております。
鼻整形でクリニックを選ぶときのポイント
鼻整形のクリニック選び、どこを選べばいいのか迷ってしまいますよね。ここではクリニック選びのコツをいくつかご紹介します。
自身の悩みに合った症例写真を確認する
クリニック選びでは、そのクリニックの実績を確かめることは必須のポイントです。実績を確認するためには、クリニックのホームページ等で紹介されている症例の写真を見るのが一番わかりやすいでしょう。
症例写真には、クリニックごとの考え方や医師の技術力が反映されるものです。視覚的に『この仕上がりは好み!理想に近い!』と感じられるクリニックを選ぶのもおすすめです。
値段ではなく技術力で選ぶ
相場から外れた安価な施術を売りにしているクリニックは、注意が必要でしょう。安価に提供できるのには理由があります。カウンセリングを短時間で済ませて、流れ作業的に決まりきった施術をおこなったり、有名ドクターが次々に施術し傷の縫合は他のドクターに任せるなど責任の無い医療を提供している場合もあります。
当院では、確かな技術力で最後まで丁寧に施術をおこないます。「WOMで受けてよかった」と患者さまに喜んでいただける施術を心がけております。
実際に無料カウンセリングを受けてみる
近年鼻整形の施術方法はかなり幅広く、組み合わせ次第で選択肢が非常に多数になります。ご自身の気になる内容によってアプローチが異なりますが、なかなか独学では調べ尽くせない部分もあります。
一人一人の鼻の形や皮膚の厚み、脂肪のつき方などは異なりますので、どのような施術を組み合わせるのか、主治医としっかり話し合いましょう。それにはじっくり時間をかけて医師自らがカウンセリングをしてくれるクリニックをきちんと選ぶべきです。
当院の無料カウンセリングではご自分にどの施術が適しているのか相談することができます。
専門医のアドバイスにより、自分が思っていた施術よりもさらに効果が期待できる施術を知ることができるかもしれません。時間や費用の側面もご相談いただけますので、お気軽にどうぞ。
当院は銀座で鼻整形の実績が豊富なクリニック
当院は多くの美容クリニックがひしめく銀座の中でも、鼻整形の実績はトップレベルを誇ります。厳選された経験豊富で確かな技術力のある医師が、施術を担当します。鼻整形を検討中の方はぜひご相談ください。
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監修医師紹介
中井 孝昌 医師 ( WOM CLINIC GINZA 常勤医師 )
専門分野:鼻形成 / 二重形成 / 垂れ目形成 / 若返り治療
専門分野:鼻形成 / 二重形成 / 垂れ目形成 / 若返り治療
略歴
- 2013年 大阪医科大学卒業
- 2013年 大阪医科大学付属病院研修
- 2015年 大阪医科大学付属形成外科所属
- 2019年 YAG BEAUTY CLINIC院長
- 2020年 Zetith beauty clinic院長
- 2024年 WOM CLINIC GINZA勤務
保有資格
- ・日本美容外科学会(JSAS)
- ・日本形成外科学会
- ・顎顔面外科学会
- ・創傷外科学会
- ・ボトックスビスタ認定医
- ・ジュビダーム認定医
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