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ピンチノーズとは?どんな印象?原因の美容施術と解消する方法も解説

鼻整形
公開日:2024年12月04日(水) 最終更新日:2024年12月06日(金)
ピンチノーズとは?どんな印象?原因の美容施術と解消する方法も解説

ピンチノーズとは、顔正面から鼻を見たときに、鼻の先端を洗濯バサミで挟んだ状態の形の鼻のことです。

一般的な鼻の形と違うため、周りの人に整形感を感じさせたり、顔のバランスが不自然な印象を与えたりします。ピンチノーズになった場合は、修正手術を受けると、自然な形に整えることが可能です。

本記事では、ピンチノーズに当てはまる特徴やその印象、原因について解説します。

ピンチノーズから元の鼻に戻すのに効果的な美容施術も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修ドクター

医師 (WOM CLINIC GINZA 

ピンチノーズとは?鼻の特徴

ピンチノーズとは?

ピンチノーズとは、顔正面から鼻を見たときに、洗濯ばさみで挟まれたような形をしている鼻のことです。

英語でpinchは、「指先で摘む・挟む」という意味があり、このとおり、摘まれたような見た目です。

鼻先が尖り、鼻筋が細く、小鼻との境界線がはっきりしているのが特徴です。ここでは、ピンチノーズの特徴について詳しく解説します。

鼻先が尖っている

ピンチノーズは、一般的な鼻のような丸みが失われてしまい、鼻先端が尖っています。洗濯バサミを使ってキュッと挟んだときのイメージです。

このような形は見た目が気になるだけでなく、鼻呼吸がしにくくなるといった機能面に影響が出る場合もあります

鼻筋が細い

理想的な鼻は、鼻筋と鼻先の幅が同じくらいとされています。これと比べて、ピンチノーズは鼻先端のほうが鼻筋よりも細くてシャープになりすぎているのが特徴です。

団子鼻の解消や鼻先を細くしてシャープに整えるために美容整形を行い、鼻先を細くしすぎてしまう結果、ピンチノーズになることがあります。

小鼻との境界線がはっきりしている

鼻先と小鼻との境界線がはっきりとわかるのも、ピンチノーズの特徴のひとつです。

もしも整形後に鼻の見た目に違和感がある場合は、修正手術を受けることで、ピンチノーズの改善が期待できます。自然な鼻を取り戻すためには、そのまま放置せず早めに対処することが大切です。

ピンチノーズから受ける印象

鼻をつまむ女性

ピンチノーズは不自然な鼻の形から、周りの人に整形したとバレたり、顔のバランスが不自然に見えたりと、ネガティブな印象を与える場合があります。

ここでは、ピンチノーズが与える印象について詳しく解説します。

整形したのがバレる

ピンチノーズは、周りの人に整形を受けた人という印象を与えます。ピンチノーズは一般的な鼻と比べて不自然な形であるためです。

具体的には、鼻先が尖っていたり細くなっていたり、小鼻との境界線がはっきりしていたり、元の鼻とも大きく違う見た目をしています。

これ以外に、鼻先が上を向いた状態で鼻を正面から見たときに鼻の穴が丸見えになることに違和感を受ける人も多く、整形したのがバレるケースもあります。

顔のバランスが不自然に感じる

ピンチノーズは顔全体のバランスを崩し、相手に不自然な印象を与えてしまいます。鼻先が鼻筋に比べて極端に細くなっているピンチノーズは、他のバーツとのバランスがうまく取りにくいためです。

また、鼻先が尖って見えるのも、不自然さを与える原因となります。鼻先が尖っていると、顔全体が極端にシャープに見え、自然な顔立ちではなく人工的に作った顔立ちという印象を与えてしまうためです。

さらに、小鼻との境界線がはっきりとしすぎている場合も、顔全体がアンバランスな印象になり、相手に不自然さを与える原因となります。

ピンチノーズの原因4選

ピンチノーズの原因

ピンチノーズは、美容整形が原因で引き起こされるケースが多いです。

具体的な原因は、鼻尖形成手術(びせんけいせいしゅじゅつ)のやりすぎや、ギプスを圧迫しすぎる、軟部組織の取りすぎ、鼻翼軟骨の寄せすぎです。ここでは、それぞれの原因について詳しく解説します。

鼻尖形成手術のやりすぎ・繰り返した

鼻尖形成手術(びせんけいせいしゅじつ)をやりすぎるのが原因で、ピンチノーズなる場合があります。

鼻尖形成手術とは、団子鼻を解消するための美容施術です。鼻先の形や高さを変えて、すっきりとした印象の鼻を作るのを目的に行われます

しかし、団子鼻を解消してすっきりとした鼻に整えるはずが、必要以上に施術をやりすぎると、鼻先や鼻筋が極端にシャープになります。その結果、ピンチノーズを引き起こすケースがあります。ピンチノーズは、鼻尖形成手術の代表的な失敗事例です。

また、鼻尖形成手術を何度も受けることによって、ピンチノーズになる場合もあります。

何度も同じところを手術すると、傷が消えなくなって残り続け、その影響で組織が陥没したり変形したりする可能性がありますこれは、鼻整形だけでなく、どの部位の手術を受ける場合にも言えることです。

鼻尖形成手術の場合は、通常1回で半永久的な効果を得られる施術です。何度も受けると、不自然な形になり、理想から遠ざかる原因になるため注意してください。

鼻整形後のギプスの圧迫をしすぎた

鼻整形が終わったあとは、術後の腫れを抑えたりきれいな鼻の形を保つために、患部外側をギプスで固定します。しかし、このときに強く圧迫しすぎてしまうと、皮膚の壊死や鼻の形が変化し、ピンチノーズになってしまう可能性があります。

ピンチノーズになるのを防ぐためには、必要以上に鼻に圧力がかからないようギプスを正しく付けることが重要です。また、ギプスを付けている期間は、定期的に受診をして医師に鼻の状態を確認してもらうようにしましょう。

軟部組織を過剰に除去した

軟部組織の取りすぎが原因で、ピンチノーズになる場合もあります。軟部組織は、鼻の形状や機能を保つ役割があり、皮下脂肪が含まれている組織です。

鼻尖(びせん)の皮膚が分厚い場合、鼻をすっきりさせるために、軟部組織を取り除いて形を整えます。しかし、この際に軟部組織を取りすぎると、鼻先が極端に細くなったり、盛り上がって傷跡になったりします。そして、結果的にピンチノーズになる可能性があります。

鼻の形や皮膚の厚みは人それぞれ違うので、ご自身に合う適切な治療を受けることがなによりも大切です。

鼻翼軟骨を寄せすぎた

鼻翼軟骨(びよくなんこつ)の寄せすぎも、ピンチノーズになる原因のひとつです。鼻翼軟骨とは、鼻の穴の形を保つ役割のある軟骨です。

団子鼻のように鼻先に脂肪が多い方は、脂肪によって鼻翼軟骨が横に広がり、鼻のシャープさが欠けてしまうケースがあります。そのため、鼻尖形成手術(びせんけいせいしゅじつ)で、広がっている鼻翼軟骨(びよくなんこつ)を固定して、すっきりとした鼻に整える施術が行われます。

しかし、このときに鼻翼軟骨を寄せすぎてしまうと、鼻先が極端に細くなってピンチノーズになってしまうため注意です。

鼻の形が不自然にならないよう、ご自身の鼻の形に合わせながら医師に微調整してもらうことが大切です。

ピンチノーズを解消する方法・美容整形施術

鼻をつまむ女性2

ピンチノーズは美容整形を受けると、解消できる可能性があります。おすすめの施術は、隆鼻術(自家組織・プロテーゼ)やヒアルロン酸注入、脂肪注入です。

ただし、ピンチノーズの改善が可能かどうかは、医師に相談する必要があります

ここでは、それぞれの施術について詳しく解説します。

隆鼻術(自家組織・プロテーゼ)

隆鼻術

隆鼻術(りゅうびじゅつ)は、鼻筋や鼻の高さを整える施術です。鼻の内側を切開して、ご自身の組織やシリコンプロテーゼを挿入します

当院では、ご自身の組織を使う場合は、鼻の状態やご希望によって肋軟骨・耳介軟骨・筋膜・真皮脂肪などを使用します。

一方、シリコンプロテーゼを選ぶ場合は、加工しやすい医療用のプロテーゼ、またはお好みに合わせやすいオーダーメイドタイプを使います。患者様がご希望される仕上がりに合わせて、細かい微調整も行うため、ピンチノーズを改善して理想の鼻を目指すことが可能です。

隆鼻術では、まずデザインに合わせてマーキングを行って、そのあとに鼻の穴を切開します。傷跡を最小限に抑えられるようにしているため、外側から見たときに傷跡が目立ちません。

次に骨膜の剥離をして、組織やプロテーゼを挿入するためのスペースを作る段階です。そのあとは挿入ですが、挿入箇所は、鼻の状態によって異なります。

顔を横から見たときに、鼻先だけが盛り上がっている方は、鼻筋にご自身の組織やシリコンプロテーゼを挿入して、鼻先と鼻筋の高さを同じにします。

最後に、切開した傷口を丁寧に縫合して終わりです。これにより、ピンチノーズの状態が改善され、自然な鼻になります。

隆鼻術(りゅうびじゅつ)は、切開してから縫合まで30〜1時間ほどで終わります。

隆鼻術(自家組織・プロテーゼ)について詳しく知りたい方は下記からご確認ください。

隆鼻術のダウンタイム

施術内容 鼻中隔延長(鼻中隔軟骨)+鼻尖形成+耳介軟骨移植+メッシュ除去+鼻プロテーゼ(隆鼻術)
施術料金 鼻尖形成¥330,000
耳介軟骨移植¥220,000
メッシュ除去¥110,000〜
鼻中隔延長¥440,000
鼻中隔軟骨移植 ¥220,000
鼻プロテーゼ¥220,000
静脈麻酔¥110,000
(すべて税込価格)
副作用・リスク 術後には浮腫み、内出血、感染、曲がり等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。
※ダウンタイム(ギプス装着)1週間

こちらの患者様は、隆鼻術(自家組織・プロテーゼ)で、鼻先と鼻筋の高さを揃えることにより、自然な鼻の形に整えました。

ピンチノーズは、施術時の処置の問題や、施術後のアフターケアの問題が原因であるケースが多いです。

そのため、何か違和感や疑問に思うことが出たら、すぐに医師に相談することが大切です。早い段階で処置を行わなければ、処置が難しくなってしまう場合もあります。

当院では、患者様一人ひとりにお顔に似合う自然で美しい仕上がりを目指しています。また修正施術も行っているので、ピンチノーズにお悩みの方はお気軽にご相談ください。

ヒアルロン酸注入

ピンチノーズの改善には、ヒアルロン酸注入も効果的です。ヒアルロン酸注入は、鼻にヒアルロン酸を注入して、理想の鼻の形に整える施術です。

ヒアルロン酸はもともと体内にあるジェル状の物質で、水分を含むと膨らむ性質を持っています。

そのため、鼻の陥没している部分にヒアルロン酸を注入すると、その部分にボリュームを出すことが可能です。これにより、自然な鼻の形になるので、ピンチノーズの改善が期待できます。

ヒアルロン酸注入には、いくつかのメリットがあります。まずは、即効性があり、施術直後から鼻の変化を実感できるという点です。

また、ダウンタイムが短いため、お仕事や学校で忙しい方も気軽に受けやすいのも魅力です。さらに、ヒアルロン酸は、もともと体内で作られる成分であり、アレルギー反応が起きにくく安全性が高いのもメリットと言えます。

ただし、ヒアルロン酸の持続期間は半永久的ではなく、比較的短めであるため、再施術が必要になる点は把握しておいてください。

脂肪注入

脂肪注入

脂肪注入でピンチノーズを改善する方法もあります。脂肪注入とは、ご自身の太ももから採取した脂肪を気になる部位に注入し、物理的に肌をふっくらさせる施術です。

鼻の陥没した部分に脂肪を注入して陥没部分を埋めることで、ピンチノーズの改善が期待できます。

脂肪注入は、患者様自身の脂肪を使うため、アレルギー反応が出にくいのがメリットです。また、脂肪がしっかりと定着すれば、半永久的な効果が期待できる点も魅力的です。

ただし、鼻先と小鼻との境界線がはっきりしている場合は、基本的には隆鼻術(自家組織・プロテーゼ)でピンチノーズの改善が向いています。まれに、隆鼻術ではピンチノーズの修正ができないケースがあり、その場合に脂肪注入を行う場合があります

例えば、施術を繰り返し行ったことが原因でピンチノーズになっている方に脂肪注入が向いている場合が多いです。

ただし、どの施術が適しているかどうかは、患者様の鼻の状態やご希望の仕上がりによって異なります。そのため、どれを受ければいいかわからない方も、まずは医師に相談してみましょう。

脂肪注入について詳しく知りたい方は下記からご確認ください。

ピンチノーズを防ぐための対策

笑顔の医師

ピンチノーズを防ぐためには、同じ施術を繰り返しすぎないことが大切です。

また、術後のダウンタイム期間は、医師の指示どおりに過ごしたり、信頼できる医師のもとで施術を受けたりすることも重要です。

ここでは、ピンチノーズを防ぐための対策について詳しく解説します。

同じ施術を繰り返しすぎない

ピンチノーズになるのを防ぐためには、同じ施術を繰り返しすぎないことが重要です。鼻だけに限ったことではありませんが、同じ部位を何度も手術すると、傷が消えずに残り続けてしまうためです。

その結果、組織が陥没したり盛り上がったりしてしまい、不自然な形に変形してしまう可能性があります。

鼻整形の中でも特に、鼻尖形成手術は傷跡が陥没しやすい傾向にあります。鼻尖形成手術では、軟部組織を取り除いたり鼻翼軟骨の処理を行ったりするためです。

施術を繰り返すほど、成功率が低くなり、ピンチノーズになる可能性が高まるため注意してください。

また、何度も鼻の整形を繰り返してしまっている方は、そのことを施術前に医師に伝えることが大切です。

同じ施術を繰り返さないために、一度で理想の鼻の形に仕上げてもらえるよう医師を選びましょう。

ダウンタイムは医師の指示を守って過ごす

施術後のダウンタイムは、医師の指示どおりに過ごすことが大切です。特に、鼻を切開した場合は、鼻の形が安定するまでに一定の期間がかかります

この期間に医師の指示を守らず無理な過ごし方をしてしまうと、鼻が変形してピンチノーズの原因になる場合があるため注意が必要です。

ダウンタイム中の注意事項はいくつかあります。クリニックによって異なりますが、鼻の形を固定するための付けるギプスをご自身の判断で外さないことが重要です。

医師の指示を受ける前の早い段階で取ってしまうと、鼻の形が崩れ、不自然な形になるケースがあります。

また、温泉やプールなど感染リスクのある場所も控える必要があります。なぜなら、この期間はまだ外部からの微生物や、ウイルスを防ぐ機能が回復していない段階であり、傷口から感染するリスクが高いためです。

そのほか、飲酒やサウナなど、血行をよくさせるものも控えてください。傷口の出血や腫れを悪化させてしまう可能性があります。整形後にピンチノーズを防ぐために、医師の指示を守り、許可が出るまでは安静に過ごすようにしましょう。

信頼できる医師の施術を受ける

ピンチノーズにならないためには、信頼できる医師のもとで鼻整形を受けることが重要です。施術の実績が豊富であり、口コミのよさや技術力の高い医師を選ぶと安心です。

このような医師のもとで受ければ、臨機応変な対応で失敗するリスクを下げられます。

また、自分に合う施術を受けられるかも重要です。鼻の脂肪量や皮膚の厚さ、軟骨の大きさなどを正しく把握してくれる医師であれば、適切な施術が受けられる可能性が高くなります。

特に鼻の形成手術の場合は、個人差が大きくなるため、誰もが同じ施術内容では、理想とする結果が得られない場合があります。

経験豊富な医師であれば、それぞれの患者様の鼻の状態や希望に合わせたオーダーメイドの施術内容を提案することが可能です。

クリニックを選ぶ際には、医師の実績や経歴を確認しておきましょう。当院では、累計1,000件以上の鼻整形の実績を持つ医師が担当します。

豊富な経験から、患者様の鼻の状態に合わせて適切な施術を行うことが可能です。

満足度の高い結果と安全性の高い施術を受けるために、実績豊富で信頼できる医師を選ぶことが大切です。

ピンチノーズに悩む方は当院へご相談を

医師とのカウンセリングの様子

ピンチノーズは、鼻を真正面から見たときに、洗濯ばさみで挟まれたような形状の鼻のことです。鼻先が尖っている、鼻筋が細くなっている、小鼻との境界線がはっきりしているのが特徴です。

ピンチノーズを改善するには、隆鼻術(自家組織・プロテーゼ)やヒアルロン酸注入、脂肪注入という美容整形を受けるのがおすすめです。ただし、ピンチノーズの改善が可能かどうかは医師に相談する必要があります。

当院では鼻整形の専門医が、他院で失敗してしまった場合の修正施術も行っています。

これまでに1000件以上の鼻整形の実績を持つ医師が、患者様のお顔の状態に合わせて適切な施術を判断し、丁寧な術操作で対応します。ピンチノーズにお悩みの方は、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

監修医師紹介ページはこちら
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    監修医師紹介

    中井 孝昌 医師 ( WOM CLINIC GINZA 常勤医師 )

    専門分野:鼻形成 / 二重形成 / 垂れ目形成 / 若返り治療

    専門分野:鼻形成 / 二重形成 / 垂れ目形成 / 若返り治療

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    略歴

    • 2013年 大阪医科大学卒業
    • 2013年 大阪医科大学付属病院研修
    • 2015年 大阪医科大学付属形成外科所属
    • 2019年 YAG BEAUTY CLINIC院長
    • 2020年 Zetith beauty clinic院長
    • 2024年 WOM CLINIC GINZA勤務

    保有資格

    • ・日本美容外科学会(JSAS)
    • ・日本形成外科学会
    • ・顎顔面外科学会
    • ・創傷外科学会
    • ・ボトックスビスタ認定医
    • ・ジュビダーム認定医