COLUMN

美容整形コラム

WOM CLINIC GINZA TOP  >  美容整形コラム  >  切らない小顔整形はどんな施術がある?効果や持続期間も紹介

切らない小顔整形はどんな施術がある?効果や持続期間も紹介

小顔治療
公開日:2023年12月15日(金) 最終更新日:2024年10月25日(金)
切らない小顔整形はどんな施術がある?効果や持続期間も紹介

「小顔整形をしたいけど、なるべくメスは入れたくないな」
「切らない小顔整形にはどんなものがあるんだろう?」
とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

小顔整形にはさまざまな種類があり、切るものと切らないものもあります。なるべく切らずに小顔整形を受けたいけど、それぞれどんな効果が期待できるのかやデメリットなども気になるところですよね。

この記事では、切らない小顔整形の種類や効果、持続期間などを詳しく解説します。小顔整形を切らずに受けたいという方は必見ですよ。

『切らない小顔整形はどんな施術がある?効果や持続期間も紹介』の画像

この記事の監修ドクター

医師 (WOM CLINIC GINZA 

 

切らない小顔整形はどんな施術がある?

小顔整形の比較
切らない小顔整形には、全く切らないものとほとんど切らないものがあります。
全く切らない小顔整形には、「エラボトックス注射」や「糸リフト」「脂肪溶解注射」などが挙げられます。一方、ほとんど切らない小顔整形には「脂肪吸引」や「バッカルファット除去」「メーラーファット除去」「ジョールファット除去」などがあります。
この記事では、全く切らない小顔整形と、ほとんど切らない小顔整形を併せてご紹介します。

 

切らない小顔整形の比較表

施術名 小顔効果 切開の範囲 ダウンタイム
エラボトックス なし ほとんどなし
糸リフト 針の刺入はあり 1週間〜2週間程度
脂肪溶解 なし 1週間程度
脂肪吸引 耳下を3~5mm 2か月〜3か月程度
バッカルファット除去 頬の内側を5mm 1か月程度
メーラーファット除去 鼻腔内を5mm 2か月〜3か月程度
ジョールファット除去 口角内側を5mm 2か月〜3か月程度

 

【エラボトックス】

エラボトックスとは、エラ張りの原因となる筋肉(咬筋)にボトックス(ボツリヌストキシン)を注入する治療法です。過剰に発達した咬筋にボツリヌストキシンを注入することで筋肉の動きをおさえます。これにより咬筋の発達を抑えて、スッキリとしたフェイスラインに導きます。

エラボトックスは注射による治療であるため、皮膚を切開することはありません。ダウンタイムもほとんどないものの、場合によっては注射部位の内出血が2日〜1週間程度みられることがあります。ごくまれに生じる腫れは、比較的軽度です。

【糸リフト】

糸リフトは、時間の経過とともに体内に吸収される特殊な糸を皮下組織に挿入する治療法です。糸には「コグ」と呼ばれるトゲのようなものが付いており、皮下に挿入することで組織に引っ掛け、たるみを引き上げる作用があります。シャープなフェイスラインが期待できるほか、糸周囲で生成されるコラーゲンなどの成分によって肌のハリ感やツヤ感のアップも期待できます

糸を挿入する際は極細の針を使用します。症状の程度には個人差があるものの、痛みやひきつれ、内出血などが1週間〜2週間程度みられることがあります。

 

【脂肪溶解注射】

脂肪溶解注射は、脂肪細胞を破壊する作用のある薬剤を皮下脂肪層に注入する治療法です。破壊された脂肪細胞は体内で代謝された後、体外へ排泄されます。顔に注入することで、たるんだ頬や二重顎の改善に効果が期待できます。

脂肪溶解注射も、皮膚を切開することなく注入することが可能です。ダウンタイムはほとんどないものの、注入部位の赤みや内出血が1か月程みられることがあります。

 

【脂肪吸引】

脂肪吸引は、「カニューレ」と呼ばれる細い吸引管を用いて顔の脂肪を取り除く治療法です。脂肪細胞そのものを取り除くため、効率的な部分痩せが期待でき、リバウンドしにくいことが特徴です。脂肪吸引では、カニューレを挿入する際に頬の脂肪吸引では両耳の下、顎の脂肪吸引では顎下を3mm〜5mm切開します。術後はすぐに痛みや腫れ、内出血などの症状が出現して1週間〜2週間程度で徐々に落ち着きます。その後も回復の過程で皮膚が突っ張る「拘縮」と呼ばれる症状がみられ、2か月〜3か月程度で軽快します。

 

【バッカルファット除去】

バッカルファット除去は、頬の内側にある脂肪の塊(バッカルファット)を取り除く治療法です。適切な量のバッカルファットを取り除くことで、シャープなフェイスラインへと導きます
バッカルファット除去では、頬の内側粘膜を5mm程度切開して脂肪を吸引します。術後は腫れやむくみなどの症状がみられることがありますが、1か月程度で消失します

 

【メーラーファット除去】

メーラーファット除去は、ほうれい線からゴルゴラインに沿って位置する脂肪(メーラーファット)を取り除く治療法です。ほうれい線やフェイスラインのたるみを改善し、若々しい印象へと導きます。
メーラーファット除去では、鼻腔内を5mm程度切開して脂肪を吸引します。術後は内出血や腫れなどの症状が数日〜2週間程度生じることがあり、最終的な仕上がりは2〜3か月後です。

 

【ジョールファット除去】

ジョールファット除去とは、口角の横に位置する脂肪(ジョールファット)を取り除く治療法です。口角のたるみやマリオネットライン、下膨れ顔などの改善に効果が期待できます。
ジョールファット除去では、口角の内側を5mm程度切開して脂肪を吸引します。術後は内出血や腫れなどの症状が数日〜2週間程度生じることがあり、最終的な仕上がりは2〜3か月後です。

 

切らない小顔整形の持続期間

  • エラボトックス:4カ月〜6カ月程度
  • 糸リフト:半年~1年程度
  • 脂肪溶解:半永久的
  • 脂肪吸引:半永久的
  • バッカルファット除去:半永久的
  • メーラーファット除去:半永久的
  • ジョールファット除去:半永久的

 

【エラボトックス】

エラボトックスでは、平均して4か月〜6か月程度効果が持続します。個人差はあるものの、6カ月〜1年程度の間隔で施術を繰り返し受けることで効果の持続期間が長引いていきます。

 

【糸リフト】

糸リフトでは、挿入する糸の種類によって異なるものの、平均的に半年~1年程度効果が持続します。さらに効果を持続させたいという場合には、医師の指示のもと定期的に施術を受けることが有効です。

 

【脂肪溶解注射】

脂肪溶解注射は、脂肪細胞のみを破壊して排泄する作用があるため、半永久的な小顔効果が期待できます。しかし、注射できる範囲や層に限りがあるため、脂肪吸引に比べると変化の実感は穏やか。偏った食生活を続けていると残っている脂肪細胞が大きくなり、たるみや二重顎を引き起こすことがあります。

 

【脂肪吸引】

脂肪吸引でも、脂肪細胞自体を取り除くことができ、半永久的に効果が持続します
バッカルファット除去やメーラーファット除去、ジョールファット除去でも半永久的に効果が持続します。いずれも脂肪そのものを取り除くため、適性がある場合には高い小顔効果が期待でき、おすすめです。

このうち、特におすすめなのは脂肪吸引です。脂肪吸引の平均相場は10万円〜30万円とエラボトックスや糸リフトなどの小顔整形と比較して高額な傾向にあります。しかし、効果を持続させるために繰り返し施術を受ける必要はなく、結果的にコストパフォーマンスの良い小顔整形であるといえます

 

小顔整形で最も人気なのは顔の脂肪吸引

数ある小顔整形のうち、人気が高いのは顔の脂肪吸引です。脂肪吸引では、皮下にカニューレを挿入する際、頬の内側や耳の後ろなどを3mm〜5mm程切開します表面からは見えず、傷跡もほとんど気になりません。また、耳の後ろも正面からは見えない位置に傷跡を作ります一度の施術で高い小顔効果が実現するため、効率的な小顔整形であるといえます。

傷跡をできるだけわからないように小顔整形を受けたいという場合や、一度の施術でフェイスラインをスッキリさせたいという方には脂肪吸引をおすすめします。

顔の脂肪吸引の症例

ビフォーアフター

施術内容 頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)
施術料金 頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)¥330,000
静脈麻酔¥110,000
副作用・リスク 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。

 

当院で顔の脂肪吸引を行った症例をご紹介しましょう。
この症例では、頬と顎下の脂肪吸引を行いました。顎下や口元のたるみが改善し、シャープなフェイスラインに仕上がっています。顔の余白部分がなくなり、スッキリとした印象になりました。

 

顔の脂肪吸引の施術内容

頬、あご下脂肪吸引

顔の脂肪吸引では、点滴で眠ったまま施術を受けられる「静脈麻酔」を使用します。麻酔が効いたら、皮膚を3mm〜5mm程切開して細いカニューレを頬や顎下の皮下組織に挿入します。皮下に存在する脂肪細胞を吸引することで、一度の施術でスッキリとしたフェイスラインが実現します

 

顔の脂肪吸引は顔痩せしたい人におすすめ!

顔の脂肪吸引は、顔痩せしたい方におすすめです。
顔の脂肪はダイエットをしても落としにくく、元々脂肪が付きやすい方もいることから部分痩せが難しい部位であるといえます。

しかし、顔の脂肪吸引では、頬や顎下など脂肪の蓄積が気になる部分の脂肪を一度で除去することができます。脂肪細胞そのものを取り除くことで、効率的に顔痩せが期待でき、リバウンドしにくいことも特徴です。

 

他の小顔整形と組み合わせることで相乗効果が得られる

顔の脂肪吸引は、他の小顔整形と組み合わせることで相乗効果が期待できます。例えば、糸リフトと組み合わせることで脂肪を取り除きながらたるみを改善し、リフトアップ効果が期待できます。脂肪が原因でたるみがある場合には、脂肪吸引と糸リフトを併せて行うことで小顔とリフトアップの両方が実現できるでしょう。

脂肪量が通常より多い方や、30代以上の方はたるみが出現する可能性もありま。しかし、糸リフトと併用して行うことで、術後のたるみを予防する効果も期待できます。脂肪吸引後の癒着反応との相乗効果で、リフトアップ効果の期待できます。

また、脂肪の蓄積だけでなくエラ張りが気になる場合には、エラボトックスとの併用がおすすめです。エラ張りの原因が口周りの「咬筋」の過剰な発達によるものである場合、単に脂肪吸引を行っただけでは改善することができません。このような場合には、脂肪吸引とエラボトックスを行うことで小顔とエラ張りの改善の両方の効果が期待できます。
顔の脂肪吸引は、お悩みに合わせて他の小顔整形と併用できる点もメリットといえるでしょう

顔の脂肪吸引と糸リフトを組み合わせた症例

顔の脂肪吸引と糸リフトを組み合わせた症例写真

施術内容 ・頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)
・バッカルファット除去
・ジョールファット吸引
・糸リフト8本(吸収性の糸リフト)
・顎先ボトックス注射
・顎レディエッセ(術後1週間目に注入)
・頬こけ脂肪注入(顔の脂肪を同時注入)
・VaserLipo(ベイザー使用)
・静脈麻酔
施術料金 ・頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)¥330,000
・バッカルファット除去 ¥220,000
・ジョールファット吸引 ¥110,000
・糸リフト8本(吸収性の糸リフト) ¥220,000
(6本¥165,000、10本¥275,000)
・顎先ボトックス注射 ¥11,000
・顎レディエッセ           ¥80,000
・頬こけ脂肪注入(顔の脂肪を同時注入)¥165,000
・VaserLipo(ベイザー使用)   ¥55,000
・静脈麻酔 ¥110,000
副作用・リスク 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。

 

当院で顔の脂肪吸引と糸リフトの併用治療を行った症例です。この症例では、頬と顎下の脂肪吸引とバッカルファット除去、ジョールファット吸引、顎先のボトックス注射に加え、糸リフトを8本挿入しています。

バッカルファットやジョールファットは年齢とともに下垂し、たるみやマリオネットライン、下膨れ顔の原因となります。そのため、30代以降で顔のたるみなどが気になる場合には、脂肪吸引と併せて行うことが効果的です

この症例では、糸リフトと併用して脂肪を吸引したことで、スッキリとした卵型のフェイスラインに仕上がりました。頬こけに脂肪を注入したことで、若々しい印象を保ちながらたるみを引き上げ、シャープなフェイスラインが実現できています。

顎先のボトックス注射によってEラインが整い、横顔が美しいラインに整います。また、さらに美しいフェイスラインを追求するために術後1週間後にレディエッセを注入しています。

 

糸リフトの施術内容

糸リフトでは、局所麻酔を使用して痛みを感じなくしてから施術を行います。極細の針に「コグ」と呼ばれる細かい突起のついた特殊な糸を通し、皮下組織に挿入します。糸を挿入した皮下組織ではコグが組織に引っかかり、たるみを引き上げます。

 

脂肪吸引と糸リフトはたるみで悩む方におすすめ!

脂肪吸引と糸リフトは、たるみでお悩みの方におすすめです。
脂肪吸引では顔の皮下脂肪を取り除くことが可能です。しかし、年齢を重ねることでたるみが気になる場合には、糸リフトと併用することで顔痩せとリフトアップの両方が叶います。いずれも切開範囲が狭く、できるだけ切らずに小顔整形を受けたいという方にもおすすめです

 

 

顔の脂肪吸引とエラボトックスを組み合わせた症例

顔の脂肪吸引とエラボトックスを組み合わせた症例写真

施術内容 ・頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)
・糸リフト6本
・エラボトックス注射
・VaserLipo(ベイザー使用)
・静脈麻酔
施術料金 ・頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)¥330,000
・糸リフト6本 ¥165,000
・エラボトックス注射 ¥44,000~
・VaserLipo(ベイザー使用) ¥55,000
・静脈麻酔 ¥110,000
副作用・リスク 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。

 

続いて顔の脂肪吸引とエラボトックスを組み合わせて行った症例のご紹介です。この症例では、頬と顎下の脂肪吸引に加え、糸リフト6本挿入、エラボトックス注射を行いました。
丸顔とエラの張り出しが一気に改善され、卵型のスッキリとしたフェイスラインに仕上がっています

 

エラボトックスの施術内容

エラボトックスでは、エラ張りを引き起こす「咬筋」と呼ばれる筋肉にボツリヌストキシンを注入します。細い注射針で注入するため一般的に麻酔は使用しませんが、ご希望によって局所麻酔を使用できます。施術時間は5分程度で終了します

 

脂肪吸引とエラボトックスはエラ張りで悩む方におすすめ!

脂肪吸引とエラボトックスは、エラ張りでお悩みの方におすすめです。
エラ張りには元々の骨格などが関与することもありますが、口周りの癖が原因で生じることもあります。食いしばりや歯ぎしりなどの癖があると、口周りに位置する咬筋のトレーニングをしているような状態になり、咬筋が過剰に発達してエラが張ってしまうことがあります。

エラボトックスで使用するボツリヌストキシンには、過剰に発達した筋肉を緩ませる働きがあります。咬筋に注入することでエラ張りを改善するほか、脂肪吸引と併せて行うことで、よりシャープなフェイスラインへと導きます

 

切らない小顔整形にはどんなデメリットがある?

切らない小顔整形のデメリットを説明する人差し指を頬に当てて鏡を見る女性のイメージ図

切らない小顔整形は組織へのダメージが少なく、傷跡も目立ちにくいイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、デメリットについても気になるところですよね。そこでここでは切らない小顔整形のデメリットについて解説しましょう。

 

はっきりとした小顔効果を感じにくい

切らない小顔整形では、はっきりとした小顔効果を感じにくいという点がデメリットです。

顔の大きさには、脂肪の蓄積やエラ張りだけでなく、骨格も影響しています。そのため、元々の骨格によっては、切らない小顔整形だと小顔効果が感じられないケースがあるのです。

また、エラボトックスで使用するボツリヌストキシンや糸リフトで用いる糸は、時間の経過とともに体内に自然に吸収され、効果が減弱していきます。さらに、切る小顔整形と比較して効果の現れ方が緩やかであるため、劇的な小顔効果が感じられにくいのです。

切る小顔整形には、「頬骨骨切り」や「輪郭形成(頬骨・エラ・オトガイ)」などがあります。いずれも骨の形を変化させることができるため、適性がある場合には目に見えて小顔効果が感じられるでしょう。

しかし、切る小顔整形にもデメリットがあります。希望の効果だけでなく、副作用やリスクなども踏まえ、適切な施術方法を医師に相談することが重要です。

 

持続期間が短いものが多い

切らない小顔整形では、効果の持続期間が短いこともデメリットといえます。エラボトックスの効果の持続期間は最長で6カ月程度、糸リフトでは半年〜1年程度と、いずれも時間の経過とともに効果がなくなっていきます。そのため、このような小顔整形で効果を長期間持続させるためには、繰り返し施術を受ける必要があるのです。

切らない小顔整形は比較的料金が安く、メスを入れないため気軽に受けられるというメリットがあります。しかし、繰り返し施術を受けることで結果的に料金がかさむ他、その都度通院しなければならないため手間もかかってしまいます。

エラボトックスや糸リフトのメンテナンスのための通院の手間を省きたいという場合や、一度の施術で半永久的な小顔効果を期待したいという場合には、他の小顔整形が向いているケースもあるのです。

 

小顔効果を優先させたい方におすすめの小顔整形

小顔効果を優先させたい方におすすめの小顔整形を説明する図

小顔整形をご希望の場合、切開範囲に関わらずなるべく小顔効果を優先させたいという方もいらっしゃることでしょう。ここでは小顔効果を優先させたい方におすすめの小顔整形をご紹介します。

 

【頬の脂肪】バッカルファット除去

頬の脂肪を希望する方におすすめするバッカルファット除去の説明図

小顔効果を優先させたい方にはバッカルファット除去がおすすめです。
バッカルファット除去は、頬の内側深くに位置するバッカルファットという脂肪の塊を取り除く治療法です。

バッカルファットにはフェイスラインを形作る役割がある一方、過剰に蓄積すると年齢とともに下垂し、たるみやほうれい線の原因になります。
バッカルファット除去では、脂肪の塊をそのまま取り除くことで一度で高い小顔効果が期待できます。さらに、20代のうちに施術を受けることで将来的なたるみの予防も期待できます

 

 

【頬骨の脂肪】メーラーファット除去

頬骨の脂肪を希望する方におすすめするメーラーファット除去の説明図

メーラーファット除去も高い小顔効果が期待できる治療法です。
メーラーファットはほうれい線からゴルゴラインに位置する脂肪で、加齢とともに垂れ下がり、老けた印象になってしまうことがあります。

メーラーファット除去では、鼻の内側粘膜を切開して細いカニューレでメーラーファットを吸引します。フェイスラインのたるみやほうれい線の改善が期待でき程よく吸引することで若々しい印象に導きます。たるみやほうれい線のほか、笑ったときに頬が盛り上がって見えることでお悩みの方にもおすすめです。

 

【口元の脂肪】ジョールファット除去

口元の脂肪を希望する方におすすめするジョールファット除去の説明図

ジョールファット除去も高い小顔効果が期待できる治療法の一つです。
ジョールファットは口角の周囲に位置する脂肪で、垂れ下がるとマリオネットラインが目立ち、ブルドックのような印象になってしまうことがあります。

ジョールファット除去では、口の内側粘膜を切開し、カニューレでジョールファットを吸引します。口角下のたるみやマリオネットラインの改善が期待でき、スッキリとシャープな口元を実現します。

 

小顔整形の専門医が本音で語るおすすめしない施術

本音で語るおすすめしない施術を説明する小顔整形の専門医深堀純也

小顔整形にはさまざまな種類があります。治療法によっては「失敗するリスクがある」などの噂もあり、どれを受ければ良いか分からないという方もいらっしゃることでしょう。そこでここでは、当院の小顔整形の専門医がおすすめしない小顔整形について本音で解説します。

 

20代に糸リフトは基本的に必要ない

基本的に、20代の方には糸リフトは必要ありません。20代の患者様で顔のたるみがみられることはほとんどなく、施術を受けても効果が得られない可能性があります。クリニックによっては若いうちから糸リフトを勧めるところもありますが、メリットが少ない上、不必要な出費がかさむ可能性があるため、当院ではおすすめしておりません。

 

脂肪吸引のみだとたるみが出てしまうことがある

患者様によっては、脂肪吸引のみだとたるみが出てしまうことがあります。顔に脂肪が多く付いている場合、脂肪吸引を行うことでその部分の皮膚が余り、たるんでしまうためです。そのため、小顔治療として脂肪吸引をご希望で、特に30代以降の場合はたるみが生じる可能性もありますその場合には脂肪吸引単独での施術よりも、糸リフトの併用をすることでよりよい結果を追求することも可能です

脂肪吸引後のたるみを予防するためには、糸リフトなどリフトアップ効果の期待できる施術と併用することが有効です。

 

バッカルファット除去は適正がない方には向かない

シャープなフェイスラインを実現できるバッカルファットですが、適正がない方には向いていません。バッカルファット除去は、顔に脂肪が付きやすい方や笑った時の頬の盛り上がりが気になる方、ほうれい線やマリオネットラインでお悩みの方に向いているといえます。

しかし、元々顔の脂肪が少ないにも関わらずバッカルファットを取ってしまうと、頬がこけたり左右差が生じたりすることがあるのです。また、目に見えた効果が得られないケースもあります。
バッカルファット除去は、あくまでも適性がある場合に有効な施術であるといえます。

 

当院は小顔整形で年間2,000件以上の実績があるクリニック

カルテを持ちながら指で左側を指している小顔整形で年間2,000件以上の実績があるクリニックのイメージ図

小顔整形には全く切らないものとほとんど切らないものがあります。いずれもメリット・デメリットがあり、効果の持続期間やリスクなどを踏まえて適切な施術を選ぶことが重要です。

小顔整形で最も人気が高いのは顔の脂肪吸引です。しかし、脂肪吸引単独の施術では術後にたるみを引き起こすことがあります。脂肪吸引後のたるみを防ぐためには、糸リフトなどリフトアップ効果の期待できる施術と併用して行うことが有効です。脂肪吸引とリフトアップ効果の期待できる施術を併用することで、たるみを防ぎつつシャープなフェイスラインを実現できるでしょう。

当院では、年間2,00件以上の小顔整形の実績を有する経験豊富な医師が施術を行います。患者様のご希望に合わせて適切な施術プランをご提供いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

監修医師紹介ページはこちら
  • img

    監修医師紹介

    深堀 純也 医師 ( WOM CLINIC GINZA 理事長 )

    専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療

    専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療

    監修医師紹介ページはこちら

    東京都板橋区生まれ。4歳~10歳まで父親の転勤に伴いアメリカで過ごす。海外生活で個性的なキャラクターと純粋な性格が育まれる。幼少期から手先が器用で、ピアノを習ったりプラモデルやレゴで遊んでいた。外科医を夢を持ち医学部に進学、医学生時代に二重整形を経験し、人生観が大きく変わる経験をし、美容整形に興味を持つようになった。念願の美容外科医になってからは毎日全国各地を飛び回って美容医療に没頭する日々。外見やコンプレックスが改善されることで、人々が笑顔になっていくのを目の当たりする中で美容医療の意義と社会的な価値を確信する。学会やアメリカ・韓国・中国と海外の技術研修に参加し、トップレベルの技術を学ぶ。自身の施術を貪欲に追及し、あらゆる施術においてダウンタイムを減らし、仕上がりを良くすることに取り組んでいる。

    略歴

    • 2004年 筑波大付属高校卒業
    • 2010年 秋田大学医学部医学科卒業
    • 2010年 東京医科歯科大学附属病院勤務
    • 2011年 東京都教職員互助会三楽病院勤務
    • 2012年 東京美容外科勤務
    • 2013年 東邦大学附属病院形成外科勤務
    • 2014年 東京美容外科分院長
    • 2016年 ガーデンクリニック分院長
    • 2017年 THE CLINIC勤務
    • 2019年 藤ナチュレ美容クリニック院長
    • 2020年 WOM CLINIC GINZA院長
    • 2021年 WOM CLINIC GINZA統括医師
    • 2024年 WOM CLINIC GINZA理事長

    保有資格

    • ・日本美容外科学会正会員
    • ・日本形成外科学会正会員
    • ・日本抗加齢医学会正会員
    • ・日本救急医学会ICLSコース取得
    • ・アラガンBotox Vista認定医
    • ・VASER LIPO認定医
    • ・CRF(コンデンスリッチファット)認定医
    • ・VASER 4D Sculpt認定医
    • ・TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos認定医

関連する記事