COLUMN
美容整形コラム
頬骨が出ている方必見!原因と目立たなくする方法を解説
輪郭整形・骨切り多くの人が憧れる滑らかで美しい卵型のフェイスライン。
なかでも頬骨は、顔にメリハリと立体感を与え、笑顔をより一層魅力的に見せる重要なパーツです。
しかし、頬骨が出すぎていると顔が角ばって見えたり、大きく見えたりする原因に。ゴツゴツとした顔は、力強い印象や老けた印象を与えることもあるため、「頬骨が目立つ」と感じている方は早めの対処が必要です。
そこで今回は、頬骨が目立つ原因と改善方法について、経験豊富な美容外科医が詳しく解説します。
頬骨の張りを目立たなくし、すっきりとした理想の美人顔を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修ドクター
目次
頬骨が出ているのはなぜ?頬骨の構造
頬骨は両頬の突出部分を作り出す顔の印象に関わる重要なパーツのひとつ。頬骨が出ている原因を知るためには、頬骨の構造を理解することが大切です。
頬骨は「頬骨体部(きょうこつたいぶ)」「頬骨弓部(きょうこつきゅうぶ)」という2つの骨で構成されています。顔立ちや印象は、頬骨体部・頬骨弓部の突出の方向や程度によって変わってきます。
頬骨が突出していれば、立体感のあるはっきりとした印象に、突出が穏やかであれば優しく親しみやすい印象になります。
理想的な輪郭は頬骨体部・頬骨弓部のバランスが整っている状態。そのため、どちらかの骨が過度に突出すると頬骨が目立ってしまうのです。
正面から見て頬骨が前方に突出している場合は頬骨体部に、頬骨が横に広がっている場合は頬骨弓部に原因があると言われています。
この2つの骨のどちらが原因かによって、最適な改善方法が異なります。
ここから、それぞれの原因について詳しく解説するので、ご自身はどちらに当てはまるのか考えながら読み進めてみてください。
頬骨が前方へ出ているのは「頬骨体部」が原因
顔の前面に位置する頬骨体部は、目の下から頬にかけて広がっている骨を指し、笑ったときに頬が盛り上がったり、斜めから見た際に前方に突き出ているように見えたりします。
ほどよく頬骨体部が前に出ていると、メリハリのあるはっきりした顔立ちになります。逆に、頬骨体部が前に突出しすぎると、顔全体の凹凸が目立ち、顔が大きく見えてしまうのです。
さらに顔が大きく見えると、「エビングハウス錯視」が起こり、目の印象が実際の大きさよりも小さく感じることがあります。
頬骨が横に広がっているのは「頬骨弓部」が原因
頬骨弓部は、顔の側面にあるこめかみから外側へと広がる弓のような形をしている骨で、横に張り出しているのが特徴です。
適度に頬骨弓部が張り出すと、フェイスラインに自然な曲線が生まれ、綺麗な卵型の輪郭になります。一方、頬骨弓部が横に広がりすぎると、顔が大きく見えたりフェイスラインの凹凸が目立って骨ばった印象を与えるでしょう。
美しくすっきりとした理想の輪郭を目指すためには、自分の顔立ちに合う「頬骨体部」「頬骨弓部」のバランスを整えることが大切です。
頬骨には大頬骨筋(だいきょうこつきん)や口角挙筋(こうかくきょきん)などの筋肉がついています。そのため、マッサージやダイエットといったセルフケアを行う方法で一時的に頬骨を目立たなくすることができます。
数ある改善方法の中でも、最も効果的なのは美容整形です。2つの骨に直接アプローチできるため、即効かつ見える変化を実感しやすくなっています。
頬骨削りの症例写真
施術内容 | 頬骨縮小術 |
施術料金 | 頬骨骨切り ¥1,320,000 全身麻酔¥220,000 ※骨切りのカウンセリングを行う為にCT撮影¥11,000必要です |
副作用・リスク | 痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、腫れ、拘縮、知覚鈍麻などを生じることがあります。副作用についてご不安な点がありましたらいつでもご連絡ください。 |
こちらは、頬骨縮小術で柔らかで美しい輪郭を手に入れられた患者様の症例写真です。
患者様は頬骨が外に張り出しており、やや骨ばった印象になっていました。お顔を小さくしたいと希望されていたため、元々の頬骨のカーブをそのまま縮小するように、約5㎜の頬骨を中抜きしています。
術後3ヶ月後の写真と比較してみると、こめかみから頬までのラインが滑らかになっているのが分かります。程よくボリュームを残しているため、自然で美しいフェイスラインに仕上がっていますね。
頬骨骨切り手術は、どのようなデザインにするかが仕上がりに大きく影響する施術です。
当院では、骨切りのデザインにも力を入れ、やり過ぎずしっかりとした変化を出し、自然なフェイスラインに仕上げることにこだわっています。
さらに、骨膜の剥離を最小限に抑え、出血を可能な限り減らしながら短時間で手術を行うことで、骨切りの手術でありながら、ダウンタイムの症状が軽く、短期間で回復できるのも大きな特徴です。
ダウンタイムが少なく、自然な仕上がりの頬骨骨切りをご希望される方は、ぜひ当院にご相談ください。
※治療に使用する医薬品・医療機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。
※未承認医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご参照・ご一読ください。
(https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/)
※本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器は2024年9月現在ありません。
※諸外国における安全性にかかわる情報として現在重大なリスクは報告されていませんが、理論的なリスクは否定できません。
頬骨が目立ってしまうのは多くの場合は遺伝によるもの
頬骨が目立つ大きな原因は骨格にあると解説してきましたが、その多くは遺伝によるものです。
両親から子どもに伝わる遺伝的要素はさまざまですが、特に骨格は遺伝の影響を受けやすいと言われています。
身長や手足の長さなどの大きなパーツから、頬骨の高さや輪郭といった細かなパーツの特徴も遺伝によって引き継がれます。
そのため、両親のどちらか、または両方の頬骨が高い場合、ご自身の頬骨も遺伝の影響を受けている可能性が高いと言えるでしょう。
頬骨を目立たなくするのはどんな方法がある?
頬骨を目立たなくする方法には、次のような方法があります。
- 美容整形の頬骨削りで目立たなくする
- 顔のマッサージで目立たなくする
- 歯の食いしばりを改善する
- メイクで頬骨を目立たなくする
ここから各方法について詳しく解説します。それぞれの特徴やメリットデメリットをしっかりと押さえて、ご自身に合う方法を選ぶ参考にしてください。
美容整形の頬骨削りで目立たなくする方法
美容整形は、目立つ頬骨を目立たなくする方法の中で最も効果的です。
頬骨を目立たなくする美容整形には、『切る施術』と『切らない施術』があります。
なかでも切開を伴う頬骨削りや頬骨体部・弓部トリミングは、頬骨に直接アプローチできるのが特徴。
頬骨の突出や横張りを即効かつ大きく変化させることができ、効果が永続的に続くところが大きなメリットです。
ただ、切開を伴う手術のため、切開を行わない脂肪注入やヒアルロン酸注射よりも神経損傷のリスクやダウンタイムが長いというデメリットもあります。
顔のマッサージで目立たなくする方法
頬杖や寝るときの向きなどの日常生活のクセ・むくみによって頬骨が目立っている場合は、顔のマッサージで目立たなくなることがあります。
また、頬まわりの筋肉が過度に発達している場合は、マッサージを続けることで、筋肉の緊張がゆるみしなやかになるでしょう。
顔のマッサージは、頬骨の高さや突出している方向などによってパターンを変えることが重要です。
ここでは、2種類のマッサージ手順をご紹介します。
マッサージを行う際は、肌への負担を軽減するため、マッサージクリームやオイルを使って優しくほぐすように行いましょう。
【頬が前方に出ている方向けのマッサージ】
頬が前に出ている場合、頬骨体部のまわりを中心にマッサージを行うのが効果的です。
以下の手順を5回で1セットとし、1日3セット行うと頬骨の突出が少しずつボリュームダウンが期待できます。
- 親指の腹が頬骨のすぐ下に来るように当てる
- 頬骨の外側を沿うように、親指の腹を耳の方向へ押し当てていく
- 耳の下から鎖骨に向かってなでるようにリンパを流す
- 鎖骨から肩に向かってなでるようにリンパを流す
【頬の高さ・エラ張りが気になる場合】
頬骨弓部は咬筋(こうきん)でエラと繋がっているため、頬骨が高い方の中にはエラ張りを気にされている方も多くいらっしゃいます。
以下の手順を10回で1セットとし、1日3セット実施しましょう。
- 肘をテーブルについて、親指の腹を頬骨に当てる
- 頬骨を中に押し込み10秒間キープする
エラ張りは、食いしばりや歯ぎしりによる筋肉の発達が原因になっているケースが多いため、定期的にマッサージで咬筋をほぐしましょう。
顔のマッサージは自宅ですぐに実践でき、筋肉をほぐしたり、むくみを解消したりするのに効果的です。
ただし、頬骨が目立つ原因が骨格や皮下脂肪である場合は、顔のマッサージで改善することは難しいでしょう。
また、咬筋の発達によりエラ張りが気になる場合はエラボトックスでの改善が可能です。
歯の食いしばりを改善する方法
歯の食いしばりも頬骨が目立つ原因のひとつです。
食いしばりとは、歯を強く噛み締めたり嚙合わせたりする習慣。就寝中や運動、緊張したときなど、さまざまなシチュエーションで行っており、頬骨の突出に繋がります。
歯の食いしばりは頬骨を目立たせるだけでなく、顎関節の痛みや頭痛、歯の欠損、虫歯などの原因に。体重の約2倍の負荷がかかると言われているため、食いしばりをやめるように意識することが大切です。
歯の食いしばりを改善する方法には、生活習慣の見直しとマウスピースによる治療が効果的です。
食いしばりを悪化させる原因は、頬杖や脚組みなどの日常の習慣によるものと言われています。体の一部に持続的に負荷がかかることで骨が変形し、結果としてかみ合わせに問題が生じます。上下の歯が当たらないように意識したり、定期的に食いしばりをチェックしたりしましょう。
マウスピース治療では、歯に加わる負荷を分散させることができます。歯の欠損やつめ物、かぶせ物の破損を防ぐ効果はもちろん、筋肉の緊張を和らげ、頬骨の突出の緩和効果も期待できるでしょう。
マウスピースは歯科医院で作ることができ、保険適用で3,000円-5,000円程度で約1年を目途に交換します。マウスピースに穴が開いても、作成後半年を経過していれば再度保険適用で新製可能です。
歯の食いしばりを指摘された経験がある方やかみ合わせが悪いと感じる方は、習慣の見直しやマウスピースの使用を検討してみましょう。
また、食いしばりのクセがある方は、咬筋が発達しているケースが多いです。これも、エラボトックスにより咬筋の発達を抑えつつ、筋肉の動きを抑制できるので食いしばりの癖を緩和する効果も期待できます。
メイクで頬骨を目立たなくする方法
メイクを活用すれば、頬骨の突出をある程度カバーすることが可能です。
チーク・シェーディング・ハイライトを上手く使って色味や光の当たり具合をコントロールし、頬骨を自然にカモフラージュしましょう。
ここでは、チーク・シェーディング・ハイライトの順でメイクでおさえるポイントをご紹介します。
①チーク
チーク選びは、塗りやすさと色味が重要。指で塗れるクリームチークは、頬骨の位置を認識しやすくておすすめです。また、色味は肌になじむピンクベージュやヘルシーなオレンジベージュがよいでしょう。
チークは、黒目の外側からこめかみに向かって入れていきますが、頬の一番高い部分よりやや下に入れるのがコツです。楕円形に入れることで、柔らかく優しい印象に仕上がります。
②シェーディング
シェーディングは、横に張り出す頬骨やエラをカバーして目立ちにくくします。
マットに仕上げたいならパウダータイプ、ツヤっぽく仕上げたいならクリームタイプがおすすめです。カラーは、自分の肌の色よりも3-5トーン暗い色を選ぶとよいでしょう。
シェーディングはこめかみからエラに向かって直線的に入れていきます。このとき、正面だけでなく横からも確認すると、濃く入り過ぎずナチュラルに仕上がります。
③ハイライト
仕上げにハイライトで立体感を作っていきます。
ハイライトは、ラメやパールが大きいものではなく、自然に発色するタイプのものを選ぶのがおすすめです。
頬骨が目立つ方は、頬骨が影を作っていることが多い傾向があります。ハイライトは、影になっている部分や凹んでしまっている部分に入れるのがポイント。
ハイライトを入れることで光が当たり、ふっくらした頬に見せられます。
頬骨を目立たなくする美容整形の比較
施術内容 | 施術効果 | ダウンタイム |
頬骨削り | ★★★★★ | 2~3週間腫れや痛み、仕上がりは3~6ヶ月 |
頬骨体部トリミング | ★★★★★ | 2~3週間腫れや痛み、仕上がりは3~6ヶ月 |
頬骨弓トリミング | ★★★★★ | 2~3週間腫れや痛み、仕上がりは3~6ヶ月 |
脂肪注入 | ★★☆☆☆ | 1ヶ月 |
ヒアルロン酸注射 | ★☆☆☆☆ | ほとんどなし |
こちらの表は、頬骨を目立たなくする美容整形の施術効果とダウンタイムをまとめたものです。
ここから、それぞれの施術の特徴やメリット、デメリットについて解説するので、美容整形を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
頬骨削り
頬骨削りは、専用の電動やすりで頬骨を削ることによって物理的に顔を小さくする施術です。
頬骨の突出部分を削ることで、滑らかな卵型のフェイスラインに近づけることができます。
根本的に頬骨の突出を解消できるため、即効性があり、効果が半永久的に持続するところが大きなメリットです。
頬骨削りを行う場合、アプローチする部位が頬骨体部か頬骨弓部かによって、切開する場所が異なります。
顔の正面にある頬骨体部の場合は口腔前庭(上唇の内側の粘膜と歯の間)を切開。横に張り出す頬骨弓部は耳前部(もみあげの後ろ)を1-1.5㎝ほど切開し、電動やすりで一番突出している骨を削っていきます。
ダウンタイムとして、腫れや痛みが2〜3週間程度続きますが、傷跡が目立ちにくい口の中やもみあげ付近を切開しているため、マスクをすれば気づかれることはほぼありません。
頬骨削りは、頬骨が前方に突出している方に特に効果的で、頬骨体部を滑らかに整えることで斜めから見た際に凹凸のない自然なフェイスラインに仕上がります。
頬骨弓部への施術も可能ですが、この部分の骨は頬骨体部よりも細いため、削る量が少なく、人によっては効果を実感しにくいことも。
さらに、頬骨を削りすぎてしまうとエラの部分が下膨れに見えたり、こめかみがくぼんで見えたりするなど、逆効果になることがあります。
そのため、顔全体のバランスを見ながら適度に頬骨を削ることが重要です。
頬骨体部トリミング
頬骨体部トリミングは、顔の正面にある頬骨体部の一部を切除し、頬骨の前方への突出や斜め方向への突出を改善する施術です。
事前にCT検査を行い、顔全体のバランスを見ながら自然な曲線を作り出すように骨切デザインを考案します。
手術は、口腔前庭を切開し、上顎や頬骨の骨膜を剥がして咬筋と頬骨が付着している一部分を切り離してから、頬骨の全体が見えるようにして行います。
頬骨を切り出したら、空間を埋めるように接骨し、ワイヤーやプレートでしっかりと固定。頬骨体部は頬骨弓部よりも骨が厚いため、5-6mmほど切り出すことが可能です。
ただ頬骨を切り取るだけでなく、横や斜めなどからもアプローチし、形状を整えながら形を作っていくため、医師のデザイン力と高度な技術力が必要です。
ダウンタイムとして、腫れや痛みが2〜3週間程度続く可能性がありますが、口の中から切開をしているため、外から傷跡は見えません。
自然で滑らかな輪郭が目指せる頬骨体部トリミングですが、頬骨を切り取りすぎると強度が下がったり、笑顔などの表情の印象が大きく変わったりするリスクがあります。
頬骨弓トリミング
頬骨弓部トリミングは、耳前から頬にかけて横に広がる頬骨弓の一部を切除もしくは削り、横方向への頬骨を改善する施術です。
切開は主に耳前(こめかみの後ろ)から行いますが、症状によっては口腔内の切開を追加で行うケースもあります。
まず、頬骨弓の張り出し部分を専用の電動やすりで削骨。その後、頬骨弓の後方部分(耳前)の移動方向がやや頭側に入るように骨切りをして接合部をワイヤーやプレートで固定します。
個人差はありますが、頬骨弓トリミングによって平均約7mmの頬骨のサイズダウンが見込めるでしょう。
ダウンタイムは、腫れや痛みが2〜3週間程度。傷跡は小さいですが、頬骨体部トリミングよりも切開箇所が多いため、期間が長引く可能性もあります。
顔の横幅が小さく、すっきりとした印象になる頬骨弓部トリミングですが、削りすぎると顔の形が崩れやすくなり、たるみやエラが目立ってしまう可能性があります。
医師の技術力はもちろんですが、頬骨を切り取る量や範囲などで仕上がりが大きく変わります。
理想のフェイスラインを手に入れるためにも、信頼できる医師と十分相談を行った上で施術を受けましょう。
WOMクリニックの骨接合方法は3パターン
当院では、骨切り後の接合方法として以下の3つをご用意しております。
- 医療用ステンレスワイヤー
- チタン製プレート (追加費用22万)
- 吸収性プレート (追加費用44万)
医療用ステンレスワイヤーとチタン製プレートは、骨折や整形外科手術、歯の治療などで使用されている金属です。
基本的に体に害はありませんが体にとっては異物のため、術後数年後に固定金属を抜く抜釘(ばってい)手術が推奨されています。
また、医療用ステンレスワイヤーとチタン製プレートは、CTやMRI検査の際に影響するデメリットがあり、術後の画像診断に支障をきたす可能性があるため注意が必要です。
一方、吸収性プレートは2-3年で体内で吸収されるため、抜釘手術が不要です。体内で分解されることから、異物反応のリスクも低くなっています。
さらに、X線透過性がありCTやMRI検査際も写り込むことがないため、術後の画像診断に支障をきたさない点も大きなメリットと言えるでしょう。
メリットが多い吸収性プレートですが、材料費が高いため、金属製プレートよりもコストがかかるデメリットがあります。ただ、後に行う抜釘手術の費用を考えると、全体的なコストは変わりません。
吸収性プレートを採用しているクリニックは少なく、当院ならではの特長です。
また、手術に伴う固定技術が高いため、当院では頬骨削り、頬骨体部、弓部のトリミング施術の同時施術も可能です。患者様の骨格と理想の実現に合わせて併用手術も行っております。
WOMクリニックでは術後にまでこだわり、患者様お一人おひとりの最適なプランをご提案しております。ダウンタイムを最小限に抑えながら、自然な仕上がりを目指したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
ヒアルロン酸注射
頬のヒアルロン酸注射は、両頬の凹みがある部分にヒアルロン酸を注入する施術です。
加齢による顔の脂肪の減少やハリ不足、たるみがある方に向いており、肌にボリュームを出すことで、立体感のある若々しい印象を目指すことができます。
さらに、頬をふっくらさせることで、顎が小さく見え、フェイスラインがスッキリとした印象に。頬の凹みに直接注射を行うため、術後すぐに変化を実感できます。
ヒアルロン酸注射は切開を行わないため、ダウンタイムはほぼありません。
ただ、注入後から少しずつ体内に吸収されていくため、効果が続くのは半年から1年程度。効果を維持するためには定期的に施術を受け続ける必要があります。
脂肪注入
脂肪注入は、脂肪を頬のくぼみに注入することで物理的に皮膚を押し上げて肌の凹凸を改善し、肌にハリをもたらす施術です。
顔の脂肪注入には複数の種類がありますが、自身の脂肪を採取し、不純物を取り除いてから注入する『コンデンスリッチファット』が定着率が高く、脂肪壊死やしこりができるリスクを最小限に抑えられる方法と言われています。
自身の脂肪を使用しているため、ヒアルロン酸などの人工物を注入する施術よりもアレルギー反応を起こすリスクが低い傾向があります。
注入した脂肪細胞は、一度定着すると自己組織になり、体内に吸収されることはほとんどありません。ダウンタイムとして、腫れや内出血が約1ヶ月生じますが、脂肪がしっかり定着すれば半永久的に効果を得ることができます。
ただし、良質な脂肪を使用しても、医師の技術不足によって脂肪が定着しない・しこりができる・顔が不自然に膨むなどリスクがあるため、医師選びは慎重に行いましょう。
頬骨削りのダウンタイム
施術内容 | 頬骨骨切り手術 |
施術料金 | 頬骨骨切り¥1,320,000 全身麻酔¥220,000 ※骨切りのカウンセリングを行う為にCT撮影¥11,000必要です |
副作用・リスク | 腫れ、内出血、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、アレルギーやショック反応などの合併症がおこりえます。 |
当院の頬骨骨切り手術は『自然な仕上がり』と『ダウンタイムが非常に短く症状が軽い』という2つの特長があります。
ここからは、当院で頬の骨切り手術を受けられた患者様の症例と共に、ダウンタイムの経過について詳しく解説します。
ダウンタイム中に現れる症状
頬骨骨切り手術のダウンタイム中に現れる主な症状は次の通りです。
- 腫れ
- 痛み
- むくみ
- 内出血
一般的な頬骨骨切り手術のダウンタイムは2ヶ月程度。術後3カ月が経つと状態が安定し、3-6カ月で完成します。
一方、当院の頬骨骨切り手術のダウンタイムは2-3週間ほど。人によっては1-2ヶ月程度症状が続く場合がありますが、人前に出ても気づかれない程度です。
術後の腫れと痛み
当院の頬骨骨切りは、手術の翌日でも、痛みや内出血はほぼありません。頬骨部分に巻いているフェイスバンドの効果もあり、軽度の腫れやむくみで済むケースが多いです。
術後2週間では、腫れや痛みはほぼ落ち着き、頬よりも下の部分がわずかにむくんでいる程度。上唇の感覚が少し鈍くなることや、動かしにくさを感じることもありますが、「食べる」「話す」といった日常の動作には支障はありません。
更に1-2カ月が経過すると、腫れや痛みは完全に消え、通常通り食べたり話したりできるようになります。
外出はいつからできるようになる?
術後2週間で人前に出ても分からないくらい腫れが引いてくるため、マスクなしでも外出できるようになります。
そのため、2週間程度外出を控えるのが理想ですが、まとまったお休みが取れない場合は目立つ腫れや内出血が引くまでマスクを着用されることをおすすめします。
当院のダウンタイムを最小限に抑えた頬骨縮小術
こちらは頬骨縮小術の術後5日、抜糸時のお写真です。
今回切り出した骨のスライスの厚みは約3mm。骨切りにはボーンソー(電動のこぎり)を使用するため、約1mmの切り幅が生じます。そのため、全体の骨切り幅は約5mmです。
本来であれば骨切り手術を受けると、1ヶ月程度外出ができないくらい腫れますが、当院の頬骨縮小術はダウンタイムを最小限に抑えながら、効果をしっかりと実感することができます。
ダウンタイムの真っ最中ですが、骨切り手術を行ったとは思えないほど腫れやむくみが少なく、内出血もほとんど見られません。
お顔を正面、下のどちらから見ても、こめかみから頬骨、頬までのラインが自然にボリュームダウンし、滑らかなカーブを描いているのが分かります。
当院の頬骨縮小術は、ダウンタイムを最小限に抑えつつ、しっかりと変化を出すことにこだわっています。
術前にCTで頬骨の張り出しを確認
当院では、医療現場で使用される最新型のCT検査機「レイスキャン800シリーズ」を導入し、頬骨の張り出しをミリ単位で確認しています。
カウンセリング時にCT検査を行うことで、問診・視診・触診では読み取れない頬骨の左右の張り出し具合や大きさの非対称さなどを立体的に把握。3D画像を基に患者様に最適な骨切りデザインを考案しています。
CT検査は骨格はもちろん、筋肉や神経、血管などお顔の細かい構造の確認ができます。頬骨付近にある神経や血管の位置を事前に把握しておくことで、麻痺や後遺症などのリスクを最小限に抑えることが可能です。
また、術後のアフターフォローにもCT検査を活用しています。骨切り後の骨格に異常がないかを徹底的にチェックし、少しの違和感も見逃さない体制を整えております。
当院では、患者様に施術前の理想的な仕上がり、施術後の適切なケアをご提供できる環境を整えておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
身体の負担が少ない施術
当院では、ダウンタイムを最小限に抑え、身体への負担が少ない低侵襲(ていしんしゅう)手術を行っております。
「傷は小さく、内出血・腫れは少ない骨切り施術」に長年こだわり、骨膜の剥離を最小限に抑え、出血をなるべく少なくする短時間手術を実現しました。
術前カウンセリングでは、CT検査でお顔の骨格に合った骨切りデザインを考案。患者様と入念なシミュレーションを行い、手術直前にデザインに合わせて印をつけ、ご納得いただいてから手術を行っております。
頬骨骨切りの施術時間の目安は3時間程度です。施術当日は病院の宿泊施設で一晩過ごしていただくため、ゆっくりお休みいただけるようになっています。
当院では、カウンセリングからアフターフォローまで、患者様のお身体への負担を最小限に抑える工夫を行っております。その結果、通常の骨切り手術よりも小さくて短いダウンタイムを実現できているのです。
術後5日で骨削りしたとは思えないほどの仕上がり
術後は5-7日で抜糸を行います。
今回の施術では、口腔内ともみあげの後ろを1㎝切開していますが、口腔内の傷は溶ける糸で縫合しているため抜糸の必要はなく、もみあげの中のみ抜糸を行っています。
腫れや内出血はほとんど見られず、骨削りをしたとは思えないナチュラルなフェイスラインに仕上がっていますね。
人によっては、頬骨を内側に入れ込んでいる関係で、頬骨部分の腫れより頬の下部分の腫れの方が目立ち、下膨れのような状態になる場合があります。
術後短期間で回復できるのも身体への負担が少ない手術を行う当院ならではです。
頬骨削りの施術はどんなデメリットがある?
頬骨の突出を改善し、なめらかで美しいフェイスラインに導く頬骨削り。
根本的にアプローチできるため即効性があり、効果が永続的に続くメリットがありますが、次のようなデメリットも理解しておくことが大切です。
- 1ヶ月は外出が難しいほど腫れる場合がある
- 術後3日~5日間は痛みがある
- 左右差が出てしまう可能性がある
- 稀に顔面神経麻痺が起きる可能性がある
ここから、各デメリットについて解説していきます。
カウンセリングを受ける前にデメリットを知っておくことで、より納得して施術に臨めるようになるため、しっかり押さえておきましょう。
1ヶ月は外出が難しいほど腫れる場合がある
頬骨削りのダウンタイムには個人差がありますが、術後1ヶ月で腫れや痛み、内出血の症状はほぼ治まります。
しかし、症状には個人差があり、稀に術後1ヶ月が経過しても外出が難しいほどの腫れが生じる場合があるため注意が必要です。
当院の場合、基本的には2〜3週で大きなダウンタイムはなくなりますが、骨にアプローチする施術ではあるためリスクの一つとして捉えておくと良いでしょう。
術後の腫れは、使用する麻酔の量や施術中の出血量、施術の範囲などによって異なります。
当院では、体への負担が少ない低侵襲(ていしんしゅう)手術と術後のアフターフォローを徹底し、ダウンタイムを最小限に抑えるよう努めております。
術後3日~5日間は痛みがある
術後3-5日間は腫れと共に強い痛みを感じることがあります。
多くの場合、鎮痛剤で和らげることができますが、痛みが完全になくなるまでは2-3週間程度かかるでしょう。
術後の腫れや痛みを抑えるために、ダウンタイム中の生活では次の点に気を付けて過ごすことが大切です。
- 長湯・サウナ・激しい運動・飲酒など体温を上げる行為を控える
- リンパの流れや血流を促進するマッサージを控える
- 睡眠時は上半身を高くし、顔のむくみを防ぐ
痛みによって食事や会話などに大きく支障をきたす場合は、施術を受けたクリニックに早めに相談しましょう。
左右差が出てしまう可能性がある
左右に同じパーツがある頬の骨削りでは、左右差が出てしまう可能性があります。
輪郭を決めるのは骨格だけでなく、骨膜や筋肉、皮膚などの厚みなども大きく影響してくるため、頬骨のサイズを均等に整えたとしても完全に左右対称に仕上げることは難しいでしょう。
左右対称に近づけるためには入念なシミュレーションを行い、左右のバランスを確認しながらデザインを決め、慎重に施術を行う必要があります。
また、施術中に腫れや出血がひどくなると輪郭の正確な把握が難しくなるため、骨膜の剥離を最小限に抑え、短時間で手術を行うことが大切と言えるでしょう。
稀に顔面神経麻痺が起きる可能性がある
頬骨削りのリスクとして、医師の技術不足によって稀に顔面神経麻痺が起きる可能性もあります。
特に注意したいのが、頬骨弓部へアプローチするときです。頬骨弓部に施術を施す際、耳の前(こめかみの中)を切開しますが、頬骨弓外側の骨膜には顔面神経の側頭枝(そくとうし)と頬骨枝(きょうこつし)が合流しています。
この顔面神経を誤って傷つけてしまった場合「眉が下がって目が開けづらくなる・目が完全に閉じにくくなる」などの深刻なトラブルに繋がる恐れがあります。
頬骨削りは、医師のデザイン力と技術力が仕上がりに大きく影響します。外見や機能面でのトラブルを避けるためにも、医師選びは慎重に行いましょう。
頬骨でお悩みの方は当院の無料カウンセリングをご活用ください
頬骨の突出を改善する方法には、美容整形からセルフケアまでさまざまな選択肢があります。
なかでも頬骨削り・頬骨切りは根本的に頬骨の大きさや幅を変えられる効果的な改善方法です。
即効性があり、効果が永続的に続く頬骨削り・頬骨切りですが、非常に難易度が高く、医師選びを誤ると外見や機能面でのトラブルに繋がる恐れがあります。
「美容整形で頬の悩みを改善したい」とお考えの方は、まずは経験豊富な医師に相談するのがおすすめです。
当院では、年間2,000件以上の小顔整形を実施しており、輪郭整形の専門知識と経験豊富な医師による無料カウンセリングを行っております。
最新のCT検査を用いて、患者様お一人おひとりに最適な施術プランをご提案させていただきますので、頬骨でお悩みの方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングをご活用ください。
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監修医師紹介
柴田 智一 医師 ( WOM CLINIC GINZA 非常勤医師 / 形成外科専門医 )
専門分野:骨切り手術 / ボディ脂肪吸引 / 豊胸治療
専門分野:骨切り手術 / ボディ脂肪吸引 / 豊胸治療
略歴
- 2009年 山梨大学医学部卒業
- 2009年 町田市民病院
- 2011年 東京女子医科大学形成外科
-
2012年 独立行政法人災害医療センター形成外科
東京女子医科大学形成外科 - 2014年 鹿児島市立病院形成外科
- 2016年 ガーデンクリニック横浜院院長
- 2019年 ガーデンクリニック池袋院院長
- 2023年 Bloom Delight Clinic開業
- 2024年 WOM CLINIC GINZA勤務
保有資格
- ・形成外科専門医
- ・抗加齢医学会専門医
- ・日本形成外科学会
- ・日本美容外科学会 (JSAPS/JSAS)
- ・American Society of Plastic Surgeons international member
- ・日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会
- ・日本抗加齢医学会
- ・日本レーザー医学会
- ・日本オーソモレキュラー医学会