COLUMN
美容整形コラム
瞼のたるみの原因とは?改善方法や予防方法、おすすめの美容施術を解説
二重・目元整形若返り・たるみ・クマ治療
「瞼がたるんで視界が狭くなってきた」「若々しい目元を取り戻したい」とお悩みではないでしょうか。
目元は顔の中でも目立つため、わずかな変化でも顔全体の印象に大きく影響を与える部位です。
とくに瞼のたるみは老けて見える要因になるだけではなく、進行すると視界が狭くなるなど機能面に影響が出る場合もあります。
本記事では、瞼のたるみの種類や原因を詳しく解説したうえで、どのような改善方法があるのか、「セルフケア」と「美容施術」の2つに分けてご紹介しています。
後半では、当院で行った施術の詳細や、症例写真によるビフォーアフターも解説しているので、瞼のたるみでお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
この記事の監修ドクター
目次
瞼(まぶた)のたるみとは
瞼のたるみとは、上まぶたが下がって黒目にかかっている状態を指します。目元が重たく見え、老けた印象を与えてしまうのが特徴です。
ただし、一概に「瞼のたるみ」といっても、その種類や原因には違いがあります。
瞼(まぶた)のたるみの種類
瞼のたるみには、「眼瞼下垂(がんけんかすい)」と「偽眼瞼下垂(ぎがんけんかすい)」の2種類があります。
眼瞼下垂は、上瞼を持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋(がんけんきょきん)の機能が低下することで、瞼が十分に開かず、視界が狭まっている状態です。
一方、偽眼瞼下垂は、加齢により瞼の皮膚や脂肪がたるむことで、瞼が下がって見える状態を指します。見た目には眼瞼下垂と似ていますが、筋肉の働き自体に問題はないのが特徴です。
眼瞼下垂と偽眼瞼下垂の大きな違いは、たるみの原因が「筋肉にあるか」「皮膚にあるか」という点にあります。それぞれ適切な治療法が異なるため、医師による正確な見極めが必要です。
瞼(まぶた)のたるみの原因
瞼のたるみは加齢が原因だと思われがちですが、実際はそれだけではありません。先天的な筋肉の発達の問題や、加齢による皮膚の変化、瞼の奥にある組織のゆるみなど、複数の要因が重なって起こるものです。
ここからは、瞼のたるみの主な原因となる、以下の3つを解説します。
- 先天性の眼瞼下垂
- 皮膚のハリや弾力の低下
- 上眼瞼挙筋や挙筋腱膜のたるみ
それぞれ詳しく解説していきます。
先天性の眼瞼下垂
先天性の眼瞼下垂は、主に眼瞼挙筋の発達が不十分な「筋原性下垂(きんげんせいかすい)」と、神経の異常により眼瞼挙筋に信号が伝わらない「神経原性下垂(しんけいげんせいかすい)」の2つがあります。
筋原性下垂は、先天性の中でもっとも多く見られるタイプで、生まれつき眼瞼挙筋が弱く、乳幼児の頃から瞼が開きにくい人も多いです。
乳児健診や日常生活の中で気づかれることが多く、症状が確認された際には、視力の発達に影響を及ぼす弱視も防ぐため、3歳以降に手術を検討するケースもあります。
一方で神経原性下垂は、眼瞼挙筋自体は正常であるにもかかわらず、その筋肉を動かすための指令が神経から正しく伝達されないことで生じます。主な原因は、動眼神経の異常による機能低下です。
ただし神経原性下垂は、必ずしも先天的なものとは限らず、事故による外傷や脳腫瘍、糖尿病などの病気によって後から発症するケースもあります。
なお、先天性の眼瞼下垂には医師による正確な診断が必要となるため、気になる症状がある場合は早めに専門医を受診し、適切な検査を受けることが大切です。
皮膚のハリや弾力の低下
瞼のたるみの原因には、加齢に伴う皮膚構造の変化も大きく関係しています。
とくに40代以降になると、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚を支える力が弱まるため、上瞼にたるみが生じやすくなります。
こうした変化により、瞼が下がって見えるような場合もありますが、実際には筋肉の機能に異常がない場合も少なくありません。
このような状態は「偽眼瞼下垂」と呼ばれ、見た目は眼瞼下垂と似ていても、原因は加齢による皮膚の変化にあります。
また、医学的には「上眼瞼皮膚弛緩症(じょうがんけんひふしかんしょう)」とも呼ばれ、進行すると垂れ下がった瞼が視界にかかり、日常生活に支障をきたすこともあります。
上眼瞼挙筋や挙筋腱膜のたるみ
上眼瞼挙筋や挙筋腱膜(きょけんきんまく)のたるみによって生じる瞼の下垂は、「腱膜性下垂(けんまくせいかすい)」と呼ばれ、加齢に伴って多く見られるタイプのひとつです。
本来、眼瞼挙筋は挙筋腱膜を介して瞼を引き上げる働きを担っていますが、加齢に加え瞼への刺激が繰り返されることで、挙筋腱膜がゆるんだり位置がずれたりすることがあります。
とくに、コンタクトレンズの長期間の使用や過去に眼科手術を受けた経験がある方は、挙筋腱膜に継続的な負荷がかかるため、このような変化が起こりやすくなるのです。
さらに、加齢によって上眼瞼挙筋そのものの働きが弱まると、瞼を持ち上げる力が低下し、下垂の症状がより目立ちやすくなるケースもあります。
瞼(まぶた)のたるみの改善方法とセルフケアによる予防方法
結論からお伝えすると、一度生じた瞼のたるみは、セルフケアで改善することは難しいとされています。筋肉や腱膜、皮膚といった組織そのものに変化が起きており、セルフケアで元の状態まで戻すのは現実的に困難なのが理由です。
しかし、正しいセルフケアを継続的に行うことで、新たな瞼のたるみを予防する効果は期待できます。
実際にどのようなことに気を付ければいいのか、改善方法には何があるのか、以下4つの見だしに分けて解説していきます。
- 瞼(まぶた)を擦らない
- 紫外線・乾燥対策をする
- コンタクトレンズを適切に使用する
- 瞼(まぶた)のたるみの改善には美容施術を受けるのがおすすめ
瞼(まぶた)を擦らない
大前提として、瞼を強く擦ったり、刺激を与えたりするのは避けるべきです。摩擦や圧迫によって皮膚に負担がかかるだけでなく、眼瞼挙筋や挙筋腱膜など内部の組織にも影響を及ぼす可能性があります。
とくに注意したいのは、メイクを落とす際の摩擦です。アイメイクはベースメイクと比較すると落ちにくいことも多いため、つい力を入れて擦ってしまいがちですが、日々の摩擦が瞼のたるみにつながることもあります。
落ちにくいアイメイクは、クレンジングをなじませてから軽く拭き取ることで、瞼への余計な刺激を防げます。
紫外線・乾燥対策をする
紫外線や乾燥によるダメージの蓄積も、瞼のたるみを助長させる原因のひとつです。
紫外線はコラーゲンやエラスチンを分解する酵素が量産されるため、皮膚の弾力やハリを低下させる要因となります。とくにUV-Aは窓を通過するため、室内だからといって油断せず、日常的に紫外線対策を行うようにしましょう。
また、乾燥が続くと肌のバリア機能が低下し、外的刺激からのダメージを受けやすくなります。
保湿効果の高いヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどが含まれているスキンケアを選び、目元の保湿を怠らないことが重要です。
紫外線と乾燥対策を日々重ねることで、目元の弾力やハリを保ち、瞼がたるみにくい肌環境を維持できるようになります。
コンタクトレンズを適切に使用する
瞼のたるみの原因として意外と見落とされがちなのが、コンタクトレンズの長期間装用による眼瞼下垂です。
オランダの調査では、18〜50歳の眼瞼下垂患者35名のうち、57%が平均18年間ハードコンタクトレンズを、26%が平均9年間ソフトコンタクトレンズを使用していたと報告されています。
コンタクトレンズを使用しない方(17%)と比較すると、ハードコンタクトレンズの使用者は眼瞼下垂のリスクが約98倍、ソフトコンタクトレンズの使用者でも約15倍にのぼるという結果が出ています。
参照:RGPおよびPMMAハードコンタクトレンズ装用者の眼瞼下垂
原因として考えられるのは、コンタクトレンズの脱着による瞼への刺激です。とくにハードコンタクトレンズは装用や取り外しの際には瞼を強く引っ張るため、挙筋腱膜に負担がかかりやすく、たるみの原因につながっています。
コンタクトレンズの装用時には、瞼を強く引っ張りすぎないようにし、やさしく丁寧に着脱することを心がけましょう。
瞼(まぶた)のたるみの改善には美容施術を受けるのがおすすめ
とはいえ、すでに生じた瞼のたるみはセルフケアで改善が難しいため、根本的に改善したい方は、美容施術を検討してみるのもひとつの方法です。
実際にどのような美容施術が瞼のたるみに効果が見込めるのか、次の章でご紹介していきます。
瞼(まぶた)のたるみの改善におすすめの美容施術を紹介
瞼のたるみは、患者様によって程度や原因が異なります。
そのため、美容施術を検討する際には、医師による正確な診断を受けたうえで、自分の状態に合った施術を選ぶことが大切です。
そこで、瞼のたるみに対してよく選ばれている代表的な施術を6つご紹介します。
- 二重整形(埋没法・切開法)
- 上まぶた脱脂
- 挙筋短縮・挙筋前転
- 上まぶたのたるみ取り
- 眉下切開
- ROOF切除
施術の特徴や適している方について、順番に解説していきます。
二重整形(埋没法・切開法)
二重整形は、瞼の形状を整えることで、二重のラインを形成する施術です。二重整形には「埋没法」と「切開法」の2種類があり、たるみの程度や瞼の状態によって、適した方法は異なります。
埋没法は、眼輪筋・眼窩脂肪・瞼の裏にある結膜に糸をかけて、自然な二重のラインを作る施術です。
当院では、独自の技術(WOM式二重術ワムクロス)により、瞼の内側で糸を止めているため、瞼の表面に傷跡が残る心配はありません。
埋没法では、「瞼板法」と「挙筋法」の2種類をご提供しており、たるみの度合いやお悩みによって選択できます。
皮膚が薄くたるみも軽度の方は、瞼の内側にある硬い繊維(瞼板)で固定する瞼板法がおすすめです。また、軽度〜中等度のたるみの場合は、眼瞼挙筋に固定する挙筋法を選択するケースも多いです。
当院では、カウンセリング時に患者様の状態を確認し、もっとも適した術式をご提案しております。
一方で切開法は、上瞼の表面をわずかに切開し、余分な皮膚や眼窩脂肪を取り除いたり、縫い合わせたりして二重ラインを形成する施術です。
切開法は組織の除去を含む「全切開法」と、一部のみを切開して縫い合わせる「部分切開」の2種類があります。
全切開法では、余分な組織そのものを取り除くため、眼窩脂肪の厚みによるたるみや皮膚の下垂によるたるみなど、中等度〜重度のたるみを根本的に改善したい方に適しています。
また、縫合の際は眼瞼挙筋も同時に縫い縮めるため、眼瞼挙筋が衰えている方にもおすすめの施術法です。
ただし、切開範囲が広く組織の処理も伴うため、ダウンタイムが長引きやすい点には注意が必要です。
部分切開では、全切開法とは切開する範囲が異なり、たるみが気になる部分のみをピンポイントで切開します。全切開に比べて負担やダウンタイムが少ない反面、改善できるたるみの程度には限界があるため、軽度のたるみに向いている方法です。
埋没法と切開法、どちらが適しているかは、瞼の状態や希望する仕上がりによって異なります。施術を検討する際は、医師と十分に相談しながら、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。


上まぶた脱脂
上まぶた脱脂は、眼窩脂肪そのものを取り除き、瞼のたるみや腫れぼったさを軽減する施術方法です。
施術では、上瞼を小さく切開し、余分な眼窩脂肪を丁寧に取り除くことで、すっきりとした目元に整えます。とくに上瞼の眼窩脂肪量が多く、厚みがある方に適しています。
ただし、皮膚のたるみが生じている場合は、上まぶた脱脂だけで十分な効果は得られません。
そのため、瞼の厚みと皮膚のたるみを同時に改善したい場合には、後ほど解説する「眉下切開」との併用をおすすめすることもあります。
挙筋短縮・挙筋前転
挙筋短縮・挙筋前転は、どちらも眼瞼挙筋に直接アプローチして、瞼を引き上げる施術です。厳密に言うとそれぞれ異なる施術ですが、手術の方法やアプローチの部位が異なるだけで、眼瞼下垂の改善を目的としている点は共通しています。
挙筋短縮は、ゆるんだ挙筋腱膜を短く整え、その動きを補助しているミュラー筋を引き延ばしながら、瞼板に一緒に固定する方法です。
挙筋腱膜を短く整えることで、瞼を引き上げる力が回復するため、瞼の開きが改善する効果も期待できます。
一方挙筋前転は、ゆるんだ挙筋腱膜を瞼板からいったん剥離し、まつげ側へ前方に引き延ばしたうえで、適切な位置に再固定する方法です。主に、加齢による腱膜のゆるみや位置のズレが原因のたるみに対して効果が期待できます。
挙筋短縮は先天性の眼瞼下垂や軽度〜中等度のたるみに適しており、挙筋前転は加齢によって挙筋腱膜がゆるんでいる方におすすめの施術です。必ず二重全切開とセットで行う施術です。
上まぶたのたるみ取り
上まぶたのたるみ取りは、二重ラインを形成したい位置で切開を行い、たるみの原因となる皮膚を取り除く施術です。瞼の厚みが強い場合には、同時に脂肪の除去を行うケースもあります。
ただし、上まぶたのたるみ取りはあくまで皮膚や脂肪に対するアプローチです。眼瞼挙筋や挙筋腱膜といった内部の組織が衰えている場合には、十分な効果が得られないこともあります。
そのようなケースでは、二重全切開など筋膜へアプローチできる施術との併用がおすすめです。
眉下切開
眉下切開(眉下リフト)は、眉毛の下にあるラインに沿って切開し、余分な皮膚や脂肪を切除して再縫合する施術です。
縫合の際は、たるみを引き上げるようにして固定するため、重みのある瞼がすっきりと改善する効果が期待できます。
加齢による皮膚のたるみ、脂肪の厚みによる瞼の腫れぼったさを同時に改善できるため、たるみが中等度の方におすすめの施術です。
ただし、眉毛の目の間がもともと狭い方だと、切除できる範囲が限られるため、他の施術が検討されるケースもあります。
また、眉下切開は二重ラインに干渉しないため、現在の二重を保ちたい方にも適しています。一方で、二重のラインも合わせて整えたい場合には、二重全切開を組み合わせることで、目元全体をバランスよく整えることも可能です。
ROOF切除
ROOF切除は、二重のラインに沿って切開を行った後、眼輪筋の裏にある隔膜前脂肪(ROOF)を取り除く施術です。必要に応じて、その奥にある眼窩脂肪も合わせて除去することで、瞼のたるみをよりすっきりと改善できる効果が期待できます。
隔膜前脂肪は、上まぶた脱脂や二重全切開で除去される眼窩脂肪とは異なり、眼輪筋のすぐ下に位置する比較的浅い層の脂肪です。
構造としては、皮膚⇒眼輪筋⇒隔膜前脂肪(ROOF)⇒眼窩隔膜⇒眼窩脂肪という順に層が重なっています。
眼窩脂肪は塊で存在するため、前方に突出すると膨らみとなってたるみも目立ちますが、隔膜前脂肪は瞼全体に薄く広がっているため、全体的な厚みや腫れぼったさの原因となります。
そのため、瞼の表面が重く見える方や、二重のラインがくっきり出にくい方はROOF切除がおすすめです。また、二重全切開と併用することで、皮膚・脂肪・筋膜といった複数の層にアプローチでき、よりバランスの取れた瞼の仕上がりが期待できます。
瞼のたるみを改善した当院の症例を写真付きで解説
ここまで、瞼のたるみの原因やセルフケアによる予防法、美容施術による改善方法について詳しく解説してきました。
しかし、「実際にどのような変化が得られるのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
ここからは、当院で瞼のたるみを改善された方の症例を、ビフォーアフターの写真付きでわかりやすくご紹介します。施術をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
case01.二重全切開+挙筋前転+上まぶたのたるみ取り+グラマラス形成の症例
施術内容 | 二重全切開 挙筋前転 上まぶたのたるみ取り 切開式グラマラス形成 静脈麻酔 |
施術料金 | 二重全切開¥330,000 挙筋前転¥165,000 上まぶたのたるみ取り¥220,000 切開式グラマラス形成¥385,000 静脈麻酔¥110,000 |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
こちらの症例写真は、「二重全切開」「挙筋前転」「上まぶたのたるみ取り」「切開式グラマラス形成」を組み合わせて、目元全体を整えた患者様のケースです。
施術前は、上瞼のたるみによって目の開きが制限され、黒目の見える範囲が狭くなっている状態でした。また、二重のラインに左右差が生じていたため、右側(画像左)の方がやや重たい印象を受けます。
そのため今回の施術では、二重全切開と挙筋前転を併用し、根本からしっかりとたるみを改善しています。同時に、上まぶたのたるみ取りによって余分な皮膚を取り除き、瞼の重さを軽減しているのもポイントです。
また、グラマラス形成で目尻側の下瞼へアプローチをしているため、白目の余白も増え、上下にぱっちりと開いた目元に仕上がっています。


case02.二重全切開+挙筋前転+上まぶたのたるみ取り+グラマラス形成の症例
施術内容 | 二重全切開 挙筋前転 上まぶたのたるみ取り 切開式グラマラス形成 静脈麻酔 |
施術料金 | 二重全切開 ¥330,000 挙筋前転 ¥165,000 上まぶたのたるみ取り ¥220,000 切開式グラマラス形成 ¥385,000 静脈麻酔 ¥110,000 |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
こちらの症例写真は、「二重全切開」「挙筋前転」「上まぶたのたるみ取り」「切開式グラマラス形成」を組み合わせて、目の開きを改善した患者様のケースです。
施術前は瞼が重く、二重のラインもやや薄い印象が見受けられました。黒目が瞼に隠れてしまっているため、目が細く見えやすく、ややツリ目気味の印象です。
施術後は、目の開きが改善され、左右差のあった二重も改善しているのが確認できます。瞼にあったたるみは目立たなくなり、ぱっちりとした目元に仕上がりました。
当院では、たるみによる目の開きを改善する際、患者様に上を向いてもらい、実際の開き具合を確認しています。
正面の写真でわかりにくい変化は、こちらで確認できますので、ぜひ当院のこだわりもチェックしてください。
case03.二重全切開+挙筋短縮+目頭切開の症例
施術内容 | 二重全切開(挙筋短縮) 目頭切開 局所麻酔 |
施術料金 | 二重全切開(挙筋短縮)¥495,000 (二重全切開の際にまぶたの開きを良くする施術) 目頭切開¥220,000 局所麻酔¥55,000 |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、左右差等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
こちらの症例写真は、「二重全切開」「挙筋短縮」「目頭切開」を組み合わせて、目元の腫れぼったさを改善した患者様のケースです。
施術前は、瞼の厚みによって二重ラインが埋もれて見えづらくなっており、黒目の露出も少ない状態でした。そのため、目元全体が重たく見え、少し眠たそうな印象を与えていました。
そこで、二重全切開と挙筋短縮を組み合わせることで目の開きをしっかりと改善しています。目の開きが改善されて黒目の見える範囲が広がり、すっきりとした印象に整いました。
さらに、目頭切開で蒙古壁を切開しているため、よりぱっちりとした目元に仕上がっています。
蒙古壁は目を小さく見せるだけではなく、上瞼が重く見える原因にもなるため、たるみ改善の施術と目頭切開を併用することで、より目元全体のバランスを整えやすくなります。


瞼(まぶた)のたるみを改善したい方に当院が選ばれる理由
当院は、瞼のたるみでお悩みの患者様から、多くの喜びの声と高い評価をいただいているクリニックです。
瞼のたるみは複数の要因が重なって生じるため、解決方法が一つとは限りません。
当院では患者様一人ひとりの状態に合わせ、より的確で安心できる施術を行うために、次の3つのポイントにこだわっています。
- 解剖学の知見が豊富な形成外科専門医が在籍
- 安全性と美しさを考えて最適な施術をご提案
- 丁寧な施術でダウンタイムを最小限に抑える
それぞれのこだわりについて、順番にご紹介します。
解剖学の知見が豊富な形成外科専門医が在籍
目元は、複雑に神経や筋肉が絡まり合う部位のため、施術を行う際は「豊富な解剖学の知識と繊細な手技」が必要です。
当院では、形成外科として豊富な経験を積んだ医師が執刀を担当します。見た目の美しさはもちろん、安全性や瞼の機能面までしっかりと考慮した施術をご提供しています。
安全性と美しさを考えて最適な施術をご提案
当院では、施術をご提案する際に「安全性」と「美しさ」の両立を何よりも大切にしています。
そのため、たとえ患者様がご希望される施術であっても、仕上がりに不自然さが出る可能性や瞼の機能に支障をきたす恐れがある場合は、無理に行うことはありません。
患者様の状態やご希望を踏まえたうえで、より安全で自然な仕上がりの施術をご提案しています。
丁寧な施術でダウンタイムを最小限に抑える
当院では、患者様の負担をできるだけ軽減できるよう、ダウンタイムを抑えるための工夫を施術に取り入れています。
とくに目元は、皮膚や血管が非常に繊細な部位であるため、わずかな刺激でも腫れやすい部位です。
そのため、当院では組織へのダメージを最低限に抑えながら、丁寧に施術を行うことも徹底しています。
瞼(まぶた)のたるみを改善したい方は当院へご相談を
瞼のたるみは、生まれつきの筋力の弱さによるものから、加齢や皮膚の変化によるものなど、さまざまな要因によって生じます。
瞼のたるみを改善したい場合、セルフケアである程度の予防は期待できますが、皮膚や筋膜など組織の構造が変化しているため、根本的な改善は難しいとされています。
そのため、根本から瞼のたるみを改善したい場合は、美容医療という選択肢もおすすめです。
患者様の状態によって適している施術は異なりますが、一人ひとりに合わせた施術を行うことで、すっきりとした目元へ近づけることが可能です。
当院には、目元の構造を熟知した形成外科専門医が在籍しており、美しさだけでなく機能面も考慮した、安全な施術をご提供しています。
「まぶたが重くて目が開きづらい」「視界が狭く感じる」「たるみのせいで老けた印象に見える」など、目元のお悩みがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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監修医師紹介
髙田 怜 医師 ( WOM CLINIC GINZA 常勤医師 / 形成外科専門医 )
専門分野:目元形成 / 鼻形成 / 若返り治療
専門分野:目元形成 / 鼻形成 / 若返り治療
監修医師紹介ページはこちら
略歴
- 2015年 東京慈恵会医科大学 卒業
- 2015年 上尾中央総合病院 初期臨床研修
- 2017年 上尾中央総合病院形成外科 勤務
- 2018年 東京女子医科大学病院形成外科 勤務
- 2019年 国立病院機構災害医療センター形成外科 勤務
- 2021年 東京女子医科大学病院形成外科 勤務
- 2022年 形成外科専門医取得 東京女子医科大学形成外科助教
- 2023年 東京シンデレラ美容外科 勤務
- 2023年 東京シンデレラ美容外科大宮院院長
- 2024年 WOM CLINIC GINZA 勤務
保有資格
- ・日本形成外科学会専門医
- ・日本美容外科学会正会員(JSAPS)
- ・日本美容外科学会正会員(JSAS)
- ・日本美容皮膚科学会正会員
- ・日本形成外科手術手技学会正会員
- ・日本創傷外科学会正会員
- ・日本熱傷学会正会員
- ・日本静脈学会正会員
- ・下肢静脈瘤に対する血管内焼灼指導医
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