COLUMN
美容整形コラム
エラ張りを解消する方法とは?おすすめの美容施術と当院の症例
骨切り手術 
            「なんだか顔が大きく見える気がする」「四角い顔が恥ずかしい」とお悩みではありませんか?
このようなお悩みをお持ちの場合、エラ張りが原因の可能性があります。エラ張りは、骨格の形状や筋肉の発達、脂肪のつき方など、複数の要素が関係していることも多く、セルフケアでの改善は難しいケースも少なくありません。
本記事では、エラ張りを解消する方法には何があるのか、タイプ別の見分け方と一緒にご紹介します。顔の大きさでお悩みの方は、ぜひご参考ください。
この記事の監修ドクター
目次
エラ張りとは?エラとはどこを指す?

エラとは、耳のすぐ下から顎先にかけて骨が角張っている部分を指します。
下顎の「角」にあたるため、医学的には下顎角(かがくかく)と呼ばれているのが一般的です。
この下顎角が発達している、または張り出していると、いわゆる「エラ張り」や「ホームベース型」といった顔のタイプに分類されます。顔全体が大きく見えるだけでなく、凹凸によって男性的な印象を強めてしまうケースもあります。
とくに女性の場合は、凹凸の少ないやわらかい曲線のフェイスラインが好まれる傾向にあり、「四角い顔が気になる」「エラが張って顔が大きく見えるのを解消したい」とお悩みの方も少なくありません。
エラ張りの原因

エラ張りの原因は、主に次の3つに分けられます。
- 骨格(下顎角)の張り
- 咬筋(こうきん)の発達
- 脂肪やむくみ
具体的にどのような点がエラ張りにつながっているのか、それぞれ順番に解説します。
骨格(下顎角)の張り
エラ張りの原因として挙げられる1つ目の理由は、「骨格(下顎角)の張り」です。
生まれつき下顎角が外側や下方向に広がっている場合、骨格そのものが原因となるエラ張りタイプに分類されます。
この骨格の特徴には遺伝的な要因が関係していることも多いため、ダイエットやマッサージでの解消が難しく、エラ部分のラインも際立ちやすいのが特徴です。
そのため、エラ張りの原因が骨格にある場合、根本的な改善策としては美容施術が選択肢の一つとなります。
咬筋(こうきん)の発達
エラ張りの原因として挙げられる2つ目の理由は、「咬筋(こうきん)の発達」です。
咬筋とは、顎を動かすときに使う下顎の筋肉で、頬骨の下から下顎角(エラの部分)にかけて縦に広がっています。この咬筋が肥大化すると、エラの部分が外側に膨らんで見え、顔全体が大きく見える原因となるのです。
日常的な食事や会話で過度に発達することはほとんどありませんが、歯ぎしりや食いしばりといった習慣があると、咬筋が過剰に発達し、筋肉が原因となるエラ張りタイプに分類されます。
筋肉タイプのエラ張りは、筋肉の緊張を和らげることで緩和が期待できます。ただし、日常的な癖がついている場合、自力での解消は難しいケースもある点には注意が必要です。
脂肪やむくみ
エラ張りの原因として挙げられる3つ目の理由は、「脂肪やむくみ」です。
脂肪やむくみが原因でエラ張りのように見えるタイプは、顔周りの脂肪量が多い方や、むくみによってフェイスラインが広がった印象になる方に多く見られます。骨格や筋肉の発達によるエラ張りに比べて、一時的なケースが多いのも特徴です。
とくに下顔面に脂肪がつきやすい方は、フェイスラインに厚みが出て、顔幅が横に広がって見える場合があります。そのため、実際には骨格が張っていなくても、下膨れによってエラが目立って感じられる場合があるのです。
また、塩分の摂りすぎ・睡眠不足・冷えなどが原因で血流やリンパの流れが滞ると、むくみによってエラが張って見えるケースも少なくありません。
生活習慣を見直して食事のバランスを整えたり、フェイスラインを意識したマッサージを取り入れたりすることで、脂肪やむくみを軽減し、エラ張りの印象を和らげることが期待できます。
注意点として、上記のようなセルフケアでエラ張りの緩和は見込めるものの、即効性は期待できないため、継続的なケアを意識することが大切です。
エラ張りのタイプをセルフチェック

具体的にどのような状態がそれぞれのエラ張りタイプに当てはまるのか、タイプ別の特徴をまとめました。
| エラ張りタイプ | 見分け方 | 
| 骨格タイプ | ・「いー」と食いしばってもとエラ(咬筋)が盛り上がらない ・表情を変化させてもエラの大きさがあまり変わらない | 
| 筋肉タイプ | ・「いー」と食いしばるとエラ(咬筋)が盛り上がる ・食いしばりや歯ぎしりの習慣がある/奥歯のすり減りがある | 
| 脂肪・むくみタイプ | ・つまむと4mm以上の厚みがある(脂肪タイプ) ・日によってフェイスラインの大きさが異なる(むくみタイプ) | 
ただし、上記の表はあくまで目安であり、正確な診断は医師による診察が必要です。
エラ張りを根本から解消するには美容施術がおすすめ

セルフケアでは解消が難しい骨格や筋肉の発達によるエラ張りは、美容施術で根本から改善することをおすすめします。
美容施術では、医師が骨格・筋肉・脂肪の状態に合わせ、悩みの原因そのものへ直接アプローチを行います。そのため、悩みの解消に加え、顔全体のバランスを整えながら理想的なフェイスラインへ近づけることも可能です。
エラ張りの原因も医師の診断による判断が必要
前述のセルフチェックでは、自分がどのタイプに当てはまるかを確認することはできますが、正確な原因まで見極めるのは難しい場合があります。
エラ張りは骨格だけでなく、筋肉の発達や脂肪・むくみなど、複数の要因が重なって起こることも少なくありません。
そのため、自己判断で誤ったケア方法を選んでしまうと、思うような効果が得られなかったり、かえって顔のバランスが崩れてしまうこともあります。
エラ張りを効果的に解消するためには、まず医師の診断を受け、「何が原因でエラが張っているのか」をしっかり見極めてもらうことが大切です。
当院のエラ張りを解消する美容施術を解説

当院では、エラ張りでお悩みの患者さまに対し、原因に合わせた最適な施術方法をご提案しています。
患者さまの状態によっておすすめする施術は異なりますが、主に以下の施術を行っています。
- エラ骨切り
- 外板切除
- 輪郭3点(頬骨+エラ+オトガイ)
- ボトックス注射
- 頬・顎下の脂肪吸引
具体的な施術内容と、なぜエラ張りの解消が期待できるのか、それぞれ詳しく解説します。
エラ骨切り

エラ骨切りは、骨格(主に下顎角)が原因でエラ張りが目立つ方に適している施術です。
外側に張り出した下顎角の一部を削ったり切除したりすることで、輪郭の横幅をすっきりさせ、角張った印象を緩和させる効果が期待できます。
エラ張りの原因が骨格にある場合、形状そのものを変化させられるため、根本的なお悩みの解消が見込めます。また、一度切除した骨は基本的に再生しないため、半永久的に美しくなめらかなフェイスラインを保ちやすいのもメリットの一つです。
とくに、「エラ張りを根本的に解消したい」「角張りのないなめらかなフェイスラインがほしい」とお悩みの方に適しています。

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外板切除
外板切除は、骨格(主に骨の厚み)が原因でエラが張ったように見える方におすすめの施術です。
エラ骨切りがエラ張り部分の「角」を整える施術であるのに対し、外板切除は骨表面で膨らんでいる「面」の部分を薄くする施術です。主に下顎骨の外側(外板)を削ることで、骨の厚み自体を軽減し、顔が横に広がった印象を緩和する効果が期待できます。
エラ張りが気になり、エラ骨切りやボトックス注射を検討される患者様を実際に診察してみると、角の張りではなく骨の厚みが原因となっていることも少なくありません。
そのような場合、外板切除で骨の厚みを整えることで、エラ張りが和らぎ、顔全体の印象がすっきりと見えるようになります。
注意点として、外板切除は骨の厚みを薄くする施術であるため、骨の形状そのものや下顎角の変化は期待できません。実際の施術は単一で行わず、エラ張り(角張り)を根本的に改善したい場合は、エラ骨切りや輪郭3点などと組み合わせるケースが多いです。
そのため、外板切除はエラ張りに加え、「顔の横幅が大きく見える」「外側の張り出しを解消したい」とお悩みの方に適している施術です。

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続きを見る輪郭3点(頬骨+エラ+オトガイ)

エラ張りに加えて顔全体の大きさを改善したい方は、輪郭3点(頬骨+エラ+オトガイ)が適しています。
輪郭3点とは、エラ骨切りに加えて、頬骨とオトガイ(顎先)の形成を同時に行う組み合わせ施術です。
エラ部分だけでなく、頬骨の張り出しや顎の形もバランスよく整えることで、より自然で立体的なフェイスラインを実現しながら、エラ張りの印象も解消する効果が期待できます。
また、前述で解説したエラ骨切りと外板切除は、特定の部分へアプローチを行う施術です。
頬骨や顎とのバランスによっては輪郭全体の調和がとれず、顔の印象に違和感が残る可能性もあるのです。
こうしたケースでは、輪郭3点のように複数の施術を組み合わせると、より理想的な仕上がりに近づきやすくなります。
「顔全体のバランスを整えたい」「小顔になりたい」とお考えの場合、輪郭3点も選択肢の一つです。
ボトックス注射

筋肉の過緊張や肥大化が原因でエラが張って見える場合には、ボトックス注射による改善が適しています。
ボトックス注射とは、エラ部分にある咬筋(こうきん)へボトックスを注入し、筋肉の動きを一時的に抑える施術です。
筋肉の動きが抑えられることで過度な緊張が和らぎ、発達して厚みを増していた筋肉が徐々に萎縮していくため、エラ全体のボリューム減少が期待できます。
ただし、注入したボトックスは時間の経過とともに体内で分解されるため、半永久的な効果は期待できません。体質や注入量などによっても異なりますが、3〜6ヶ月程度が持続期間の目安です。
筋肉でエラ張りが生じている方はもちろん、「顔にメスを入れるのが怖い」とお悩みの方にもおすすめの施術です。

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頬・顎下の脂肪吸引

下顔面の脂肪量が多い場合、頬・顎下の脂肪吸引によってエラ張りのような印象を緩和できます。
脂肪吸引では、ボリュームの原因となる脂肪細胞そのものを専用の吸引管で取り除くため、輪郭の厚さや重みを軽減する効果が期待できます。フェイスラインが引き締まって見えるようになり、エラ周りもすっきりとした印象に整いやすくなるのがメリットの一つです。
また、一度除去した脂肪は基本的に大幅な体重増減がない限り増える心配はありません。施術部位におけるリバウンドの可能性が低いため、「下顔面のボリューム感を根本的に改善したい」とお悩みの方にも適しています。

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当院のエラ張りを解消した症例写真を紹介

実際に、当院でエラ張りの改善施術を受けられた方の症例写真をご紹介します。
case01.輪郭3点骨切り手術+顔の脂肪吸引+バッカルファット除去

| 施術内容 | 韓国式輪郭3点 頬+顎下の脂肪吸引 バッカルファット除去 VaserLipo(ベイザー使用) 全身麻酔 | 
| 施術料金 | 韓国式輪郭3点 ¥2,530,000 頬+顎下の脂肪吸引 ¥330,000 バッカルファット除去 ¥220,000 VaserLipo(ベイザー使用) ¥55,000 全身麻酔 ¥220,000 | 
| 副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 | 
こちらは、「韓国式輪郭3点」「頬・顎下の脂肪吸引」「バッカルファット除去」を併用し、顔全体を小さく整えた患者様の症例写真です。
頬骨・エラ・顎先の形状をバランスよく整えながら、脂肪吸引と脂肪除去で顔全体のボリューム感を緩和させています。エラ部分の張り出しも解消され、フェイスライン全体がすっきりと引き締まった印象に仕上がっています。
case02.Vライン形成(エラ+顎先の骨切り手術)+外板切除の症例

| 施術内容 | Vライン形成(エラ+顎先の骨切り手術) 外板切除 全身麻酔 | 
| 施術料金 | Vライン形成(エラ+顎先の骨切り手術)¥1,320,000 外板切除 ¥440,000 全身麻酔 ¥220,000 | 
| 副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 一時的に感覚の麻痺や痺れが起こる場合がございます。 | 
こちらは、エラと顎先の骨切りを組み合わせた「Vライン形成」と、外板切除を併用してエラ張りを解消した患者様のケースです。
Vライン形成でエラの角張りを除去しつつ、外板切除で骨の厚みを整えたことで、四角い輪郭が改善されました。
また、同時に顎の形成も行っているため、エラから顎先までのラインがなめらかになっているのもポイントです。
エラの張りを解消したい方から当院が選ばれる理由

WOM CLINIC GINZAはエラ張りでお悩みの患者様からご相談をいただくことも多く、一人ひとりの状態に合わせて適切な施術のご提案をしています。
なぜ当院が多くの患者様から選ばれているのか、その理由を3つのポイントに分けてご紹介します。
術式が豊富で患者様の理想・ご要望に合わせて最適な施術の組み合わせをご提案

WOM CLINIC GINZAでは、エラ張りの原因やお顔のバランスを丁寧に見極めたうえで、複数の施術方法の中から最適なプランをご提案しています。
エラ張りといっても原因や状態は一人ひとり異なるため、豊富な術式の中から理想やご要望に合わせて、より効果的な施術を組み合わせてご提案することを大切にしています。
患者様が理想と仕上がりに近づけるよう、カウンセリングは時間をかけて丁寧に行いますので、お気軽にお悩みをご相談ください。
形成外科専門医の資格を保有している医師が在籍し施術を担当

当院には、形成外科専門医の資格を持つ医師が在籍しており、専門的な知識と経験をもとに安全性と仕上がりの美しさの両立を重視した施術を行っています。
顔の骨格や筋肉、脂肪のつき方などをしっかりと考慮し、自然で自然でバランスのとれたフェイスラインに仕上げるデザインを心がけています。
CT検査の導入により体の内部構造を把握できるため施術によるリスクを最小限へ

WOM CLINIC GINZA美容クリニックの中でもまれな、CT検査を院内設備として導入しているクリニックです。骨切り施術において重要となる「神経の位置」や「骨格の形状を」正確に把握できるため、施術前にリスクをしっかりと見極めることが可能です。
徹底した安全管理に加え、デザインへのこだわりと独自の術式によって、患者様一人ひとりがより満足できる仕上がりを目指しています。
エラの張りを解消したい方は当院へご相談を

エラ張りは、骨格・筋肉・脂肪やむくみなど、さまざまな要因が関係しています。
多くの場合、複数の原因が組み合わさっているため、セルフケアだけでの改善は難しいことも少なくありません。
当院では患者様一人ひとりの状態を丁寧に見極め、数ある選択肢の中から最適な施術をご提案しています。安全面と仕上がりの美しさの両方にこだわり、骨格や筋肉のバランスを考慮しながら、自然で調和のとれたフェイスラインを目指しています。
「顔の大きさが気になる」「エラの張りをすっきり見せたい」などのお悩みをお持ちの方は、一度当院へご相談ください。
 監修医師紹介ページはこちら
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                  - 
                        監修医師紹介柴田 智一 医師 ( WOM CLINIC GINZA 非常勤医師 / 形成外科専門医 )専門分野:骨切り手術 / ボディ脂肪吸引 / 豊胸治療 専門分野:骨切り手術 / ボディ脂肪吸引 / 豊胸治療  監修医師紹介ページはこちら 監修医師紹介ページはこちら略歴 - 2009年 山梨大学医学部卒業
- 2009年 町田市民病院
- 2011年 東京女子医科大学形成外科
- 
                                2012年 独立行政法人災害医療センター形成外科
 東京女子医科大学形成外科
- 2014年 鹿児島市立病院形成外科
- 2016年 ガーデンクリニック横浜院院長
- 2019年 ガーデンクリニック池袋院院長
- 2023年 Bloom Delight Clinic開業
- 2024年 WOM CLINIC GINZA勤務
 保有資格 - ・形成外科専門医
- ・抗加齢医学会専門医
- ・日本形成外科学会
- ・日本美容外科学会 (JSAPS/JSAS)
- ・American Society of Plastic Surgeons international member
- ・日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会
- ・日本抗加齢医学会
- ・日本レーザー医学会
- ・日本オーソモレキュラー医学会
 
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