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脂肪吸引はどれくらい痛いの?実際に受けたモニターの感想や部位別の痛み

ボディ脂肪吸引
公開日:2023年12月31日(日) 最終更新日:2024年01月13日(土)
脂肪吸引はどれくらい痛いの?実際に受けたモニターの感想や部位別の痛み

「脂肪吸引を受けたいけど痛みが心配…」
「痛みをできるだけ和らげるにはどうしたら良いの?」
脂肪吸引を検討した際に、お悩みのひとつとなる「痛み」。

この記事では、脂肪吸引の痛みや痛みを軽減するための対策、痛みにつながる要素などを詳しく解説しています。「脂肪吸引後にできるだけ楽に過ごせたら…」とお考えの方はぜひ参考にして下さい。

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この記事の監修ドクター

医師 (WOM CLINIC GINZA 

脂肪吸引は実際痛いの?施術時と術後の痛み

脂肪吸引の施術時と術後の痛みを説明する施術を受ける女性のイメージ図

脂肪吸引は物理的に気になる部分の脂肪細胞を吸引し、痩身効果が期待できます。しかし手術を受けるので、少なくとも痛みを感じる場面は出てくるでしょう。

脂肪吸引の施術時と手術後の痛みについて詳しく解説します。

 

【施術時】点滴のチクッとした痛みのみ

一般的に脂肪吸引の施術を行う際、 基本的には眠っている間に手術を終えられる静脈麻酔を活用しています。静脈麻酔は点滴から眠るための薬剤を滴下します。まれに静脈から薬剤が入るときに、血管の流れに沿っておもだるさを感じる患者様もいますが、数秒程度で眠くなるので痛みを感じることはほとんどありません

結論として「点滴の針を刺入するチクッとした痛み」のみあります。点滴の注射は手術をするのに必要な処置です。過去に病院で点滴を受けたことがあり、問題なく乗り越えられたのであれば大丈夫とも言えそうですね。

 

【施術後】筋肉痛のような痛みが翌日から1週間ほど続く

「脂肪吸引後の痛みはどれぐらいの強さでどのぐらい続くのか」は、心配事のひとつでしょう。

脂肪吸引後には、 吸引した場所に筋肉痛のような鈍い痛みが早ければ翌日から、およそ1週間をピークに現れます

しかし、痛みの長さや強さには個人差があり、吸引した場所や吸引量でも強さや期間は異なります。当院の脂肪吸引では、術後をより快適に過ごせるようさまざまな工夫を凝らしています。

  • 「 思ったよりも 痛くなかった」
  • 「 痛み止めがあれば全然問題はなかった」

というお声も多くいただいております。

実際にデスクワークの方なら、翌々日から痛み止めを飲んで仕事をしている方もいます。
「痛みに強い」と自負されている患者様の中には、立ち仕事でも手術後翌日から仕事に復帰している方もいらっしゃるほどです。

 

実際のモニターに聞いた脂肪吸引後の痛みの感想

実際のモニターに聞いた脂肪吸引後の痛みの感想をスマホで調べる女性

気になる脂肪吸引後の痛み。モニターとなった患者さんの感想を聞くと施術する部位によって異なります。部位により差はあるものの「痛みがすごすぎて耐えきれなかった…」という感想は、少なくとも当クリニックでは今のところ耳にしたことはありません。

当院では手術後の痛みや腫れを少なくするために、さまざまな工夫を取り入れ医師の技術研鑽にも努めています。

 

痛みの強さはクリニックによっても変わる

ご紹介した通り、脂肪吸引後の痛みの強さはクリニックごとに取り入れているテクニックや医師の技術によって大きく変わります。

当院では脂肪吸引の手術中の痛みに配慮するのはもちろん、手術後にもできるだけ痛みを感じないように過ごしていただくために、さまざまな工夫を凝らしています

できるだけ楽に過ごせるような機器や薬剤は積極的に取り入れ、医師の技術研鑽のための勉強会も適宜行って各々のテクニック向上に努めています。

 

脂肪吸引の施術後に痛みを感じやすい部位

脂肪吸引の施術後に痛みを感じやすい部位を説明する問診票を記載する医師

施術部位 痛みの度合い
★☆☆☆☆
二の腕 ★★★☆☆
お腹 ★★★★☆
背中 ★★☆☆☆
★★☆☆☆
太もも ★★★★★
ふくらはぎ ★★★☆☆

 

脂肪吸引後のダウンタイムで、一般的に痛みを感じやすい部位を表にしました。表を参照すると、痛みを感じやすい部位は吸引される脂肪の量が比較的多い部位と、 日常生活の中でよく動かす部位です。

こちらの表はあくまでも一般的な傾向を表しています。患者様の脂肪吸引量や日常生活の活動量によっても異なりますので、参考の1つとして下さい。

 

太ももは脂肪吸引で最も痛みを感じやすい

一般的に太ももは脂肪吸引の施術の中で、痛みを感じやすい部位です。 主な理由は以下の2つ。

  • 吸引される脂肪量が比較的多い部位
  • 日常生活で動きが多い部位

下半身は移動の際に必ず動かす場所です。ふくらはぎよりも痛みを実感しやすいのは、トイレの際などに便器に当たる場所でもあるため。

太ももそのものよりも、太ももを脂肪吸引したことでふくらはぎや足背など、その他の部位にむくみや内出血が生じ、二次的な痛みを感じるケースもあります。

 

顔の脂肪吸引は痛みが少ない

対して顔の脂肪吸引は、比較的痛みを感じにくい場所でもあります。 痛みを感じにくい主な理由は以下の2つ。

  • 吸引される脂肪量が比較的少なめ
  • 吸引する範囲が狭いので、手術操作の刺激による組織へのダメージが比較的マイルド

顔の脂肪吸引も、話をしたり食事をしたりと比較的日常生活の中ではよく使う部位です。 しかし、組織へのダメージが比較的軽めなので、痛みにつながりにくい場所であるといえるでしょう

患者様からの「痛みがつらい」という訴えは、あまり耳にしない部位の1つです。

 

麻酔による痛みの違いはある?

麻酔による痛みの違いはあるかを説明する麻酔液を入れているイメージ図

当院で実施している麻酔は3種類。脂肪吸引の場合はいずれにしても眠っている状態で施術をしますので、気になる痛みはほとんどないはずです。以下に詳細を解説します。

 

脂肪吸引の施術と使用する麻酔の種類

当院の脂肪吸引は基本的には静脈麻酔で行います。
体格や予想される脂肪吸引量によって、全身麻酔をご案内する場合もあります。

点滴から眠るための薬剤を注入し、眠っている間にすべての施術が終了します。

当院でご案内している麻酔を紹介します。

  麻酔の内容 該当する施術
静脈麻酔
(無痛麻酔)
点滴から眠るための薬剤を滴下して、眠っている間に手術が終了します。眠ってはいますが、呼吸は自分で行える麻酔です。 ・豊胸
・脂肪吸引
全身麻酔 眠るための薬剤を使用します。当院では呼吸をする気管にチューブを挿入して呼吸を管理できる設備が整っています。
手術の内容により、自分で呼吸するよりも人工呼吸器で呼吸を管理するのが良い場合にご案内します。
・骨切り
・鼻整形
・フェイスリフト 等
(脂肪吸引でBMI数値が高い方、高齢の方、基礎疾患がある方など呼吸の管理が必要と予測される場合には適応となるケースもあります)
局所麻酔 施術をする部位のお痛みを取る麻酔。
意識はありますが痛みはありません。
意識があるのに抵抗感を感じる方は、ご希望により少しボーっとしたりリラックスしながら手術を受けられる笑気麻酔もご案内できますのでお申し付け下さい。
・二重整形
・クマ治療
・脂肪注入
・小鼻縮小
・人中短縮
・婦人科形成、等

 

脂肪吸引の痛みが強く現れるケース

脂肪吸引の痛みが強く現れるケースを説明する書類を片手に持った医師

脂肪吸引は、手術で人工的に体にダメージを与えてしまうので、少なからず痛みは生じます。しかし、さまざまな工夫やテクニックにより最小限の痛みになるよう追求することはできるのです。以下に、脂肪吸引後の痛みを強くする要素を解説します。

 

医師の技術によるもの

脂肪吸引の痛みに、特に影響を及ぼす要因の1つが「医師の技術」です。医師の技術が未熟だと、必要な量や必要な場所から脂肪吸引をするのに何度もカニューレ(吸引管)を出し入れして吸引を行うことになります

脂肪を吸引するのに、想定以上に周辺組織にもダメージが及び、毛細血管の損傷や皮下脂肪下にある筋肉へのダメージも余分に加わることになってしまいます。

結果として痛みだけではなく、内出血やむくみが「強く・長く」出現することになるのです

時として脂肪の取り残しが起こったり、滑らかな仕上がりにならず凸凹してしまったりと、思わぬ結果につながってしまうこともあります。

脂肪吸引を選択する際には、医師の技術は重要な要素の1つです。症例写真や経験症例数などもしっかりと確認して、テクニックのあるクリニックや医師を選ぶようにしましょう。

 

脂肪の大量吸引が原因によるもの

脂肪吸引後の痛みには、脂肪の吸引量も大きく影響する要因の1つです。 吸引量や吸引の範囲が広いほど、どうしても脂肪を吸引するためのカニューレを動かす操作が必要です。そのため周辺組織へのダメージがどうしても加わってしまいます。

当院では、広範囲の脂肪吸引でも医師の吸引操作を少しでもサポートできるように「VaserLipo(ベイザーリポ)」という機械を導入しています。ベイザーリポで脂肪組織を乳化させ、広範囲の吸引でもダメージを少なく短時間で施術できるような工夫を取り入れています

また、脂肪吸引は脂肪組織を取れば取るのが良いわけではありません。日本形成外科学会のホームページでも提言されている通り、脂肪吸引は一度に大量の脂肪吸引を行うことで合併症のリスクが高まるとされています。一般的に、一度に脂肪吸引できる量は、体重の3-5%程度と言われています

当院でも患者様へのご負担や安全を考え、大量の吸引が予測される場合や、吸引箇所が広範囲になる場合には数回に分けての施術をご提案しています。

参考サイト:一般社団法人 日本形成外科学会 脂肪吸引

 

アフターケア不足によるもの

アフターケアが不十分だと、むくみや腫れが強くなり痛みにつながります。脂肪吸引のアフターケアの中で、術後の痛みに影響を与えるのは以下の要素です。

手術中に使用する局所麻酔「チューメセント液」をいかに体内に残さないよう配慮するか

チューメセント液は局所麻酔としての役割を担い脂肪吸引しやすくするサポーターとしての役割を担います。痛みのコントロールのために必要なものですが、手術後に過度に残ってしまうと腫れやむくみの要因になってしまいます。不要になったチューメセント液をできる限り残さないようにすることが、術後の痛みに影響を及ぼすのです

手術後の固定をいかに患者様個人に合わせて実施するか

手術後の固定は、吸引した脂肪層の空間を圧迫し隙間を生じさせないためのテクニックのひとつ。空間が生じるとそこにむくみや内出血が生じ、痛みにつながってしまいます。患者様の体型に合わせた固定具の選択やテクニックが重要です。

 

脂肪吸引の痛みを抑える5つの対処法

脂肪吸引の痛みを抑える5つの対処法を説明するハートを持った女性

脂肪吸引後の痛みにつながる要素は、手術の物理的な影響だけではなく、腫れやむくみも痛みに影響を及ぼす因子です。脂肪吸引の後にできるだけ苦痛なく過ごすために、知っておきたい対処法を5つご紹介します。

 

①術後1週間は圧迫固定をする

手術後の圧迫は脂肪吸引後の痛みを左右する重要な要素の1つ。 術後の圧迫固定は、吸引した脂肪層の空間をできるだけ早くリカバリーし、腫れやむくみを少なくするために行います。

当院では手術後の圧迫固定にも非常にこだわりを持っています。 ただむやみに固定するのではなく、患者様の体型や脂肪吸引したデザインに合わせて、一人ひとりに合わせた固定を行っています

当院のこだわりは、むくみや腫れ、内出血をできるだけ少なくし、患者様が可能な限り苦痛なく過ごせるような固定を追求しています。また、術後の腫れやむくみが起きたとしても早く解消するための圧力をかけて、血液循環をサポートする固定を取り入れています。

 

②インディバ施術を受ける

当院がアフターケアの一環として取り入れている施術、「インディバ」。インディバとは、患者様の背面に設置した電極と体の表面に当てたハンドピースとの間で高周波であるジュール熱(電子のぶつかり合いによる摩擦熱)を発生させます。体内の深部温が高まることで体内の新陳代謝が活性され、腫れやむくみ、内出血などにアプローチし術後の早期回復が期待できます

また、 脂肪吸引した後の空間を埋めるために出る「拘縮」 も和らげる効果が期待できます。 術後早期からアプローチする方が、早期に変化を実感できるので早い段階から通われる方もいらっしゃいます。

 

③痛み止めを服用する

脂肪吸引に限らずですが、手術をした場合人工的に体にダメージを与えているので痛みは生じてしまいます。 特に手術後2~3日は、無理に我慢せず痛み止めを服用して痛みを管理することで、手術後を楽に過ごせます

痛み止めは「消炎鎮痛剤」とも言われており、 痛みを抑えるだけではなく炎症を和らげる効果も期待できるのです。

炎症の具合も痛みに影響を与える要因の1つ。 痛みだけではなく炎症もコントロールするつもりで、術後急性期は痛み止めを服用して乗り越えるのを検討しましょう。

 

④術後に患部をアイシングする

患部の適度なアイシングも腫れや内出血を少なくするために有効な対処法のひとつです。心地の良い冷たさのものを腫れ具合や痛みに合わせて適宜使用しましょう。

過度なアイシングは回復に必要な血液循環も抑制してしまい、かえって症状を長引かせる可能性もあります。同様に過度な安静も血液循環が滞りやすくなりかえって症状が長引くこともあります。動ける範囲でいつもの生活を心がけることも大切です

 

⑤刺激のある食べ物や飲酒は避ける

刺激のある食べ物の摂取や飲酒などは血行を促進し、腫れや内出血、むくみを助長させる可能性があります。

術後の早期回復を目指すなら、手術後1週間くらいは避けておくのが賢明です。

 

当院は年間2,000件以上の脂肪吸引の実績あり

年間2,000件以上の脂肪吸引の実績ある当院の図

WOM CLINICは、年間2,000人以上の方に脂肪吸引の施術を実施しています。どの症例も患者様とよく相談し、個別性に合わせた施術を提供しています。

最新の技術や知識の獲得はもちろん、 常に技術研鑽を意識し患者様にとって理想のボディラインを提供できるようクリニック全体でスキルアップに努めております。

 

ダウンタイムを最小限に抑えた施術

WOM CLINICは、患者様にとって理想のボディメイクを提供するだけではなくダウンタイムを最小限に抑えた施術を実現する努力を怠りません。現状に満足することなく「常に高みを目指す」のを意識して、日々新しい情報収集に余念を惜しみません。

手術直後の腫れやむくみ、内出血の短さだけではなく、その後に生じる拘縮や傷跡など、手術に関するすべての事象に配慮。

患者様の脂肪吸引にともなう心配事をひとつでも減らせるよう創意工夫をしています。他院では取り入れていないテクニックや対応も多く、患者様からも好評です。

不安なこと、心配なことがあればご相談下さい。

 

術後は当院のデザイナーズマンションで宿泊可能

WOM CLINICでは、脂肪吸引後の痛みや腫れがある状態でのご帰宅に配慮し、宿泊や送迎などのサービスを提供しております。

「痛みで自宅まで帰れないのでは?」「腫れで思うように動けないのでは?」と、ご心配の方はご相談下さい

ボディの脂肪吸引を受けられる方は無料で宿泊いただける近隣のデザイナーズマンションをご用意しております。遠方にお住まいの方もご相談下さい。

また、施術後にバンド圧迫をしている状態で電車やバスなどに乗るのが恥ずかしい、人目に触れたくないという方には、無料送迎サービスを提供しております。

 

脂肪吸引は実績の多いクリニックを選ぼう

モニターを指差す看護師が脂肪吸引は実績の多いクリニックを選んでいる図

脂肪吸引は、医師の技術が術後の痛みや仕上がりに影響を与える重要な要素です。しかしながら、術後の管理やアフターケアの重要性も忘れてはなりません。

他院では取り入れていないアフターケアの工夫やサポート体制にも注目し、「快適な脂肪吸引」を目指しませんか?

理想のボディを手に入れ、つらくない脂肪吸引を受けるためにも、脂肪吸引を専門的に行っているクリニックでの施術を検討しましょう。

監修医師紹介ページはこちら
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    監修医師紹介

    佐々木 和司 医師 ( WOM CLINIC GINZA 院長 / 美容外科専門医 )

    専門分野:ボディ脂肪吸引 / フェイスリフト手術 / 豊胸治療 / / 鼻形成 / クマ治療 / 二重・垂れ目形成 / 骨切り手術

    専門分野:ボディ脂肪吸引 / フェイスリフト手術 / 豊胸治療 / / 鼻形成 / クマ治療 / 二重・垂れ目形成 / 骨切り手術

    監修医師紹介ページはこちら

    略歴

    • 1997年 鹿児島大学医学部卒業
    • 1997年 九州大学医学部付属病院整形外科
    • 2006年 医療法人美ら海 美容外科勤務
    • 2007年 城本クリニック分院長
    • 2009年 東京美容外科、並木Sクリニック勤務
    • 2018年 新宿Sクリニック院長
    • 2020年 WOM CLINIC GINZA 勤務
    • 2021年 WOM CLINIC GINZA 院長就任

    保有資格

    • ・日本美容外科学会専門医
    • ・VASER LIPO認定医
    • ・CRF(コンデンスリッチファット)認定医
    • ・日本再生医療学会

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