COLUMN
美容整形コラム
鼻中隔延長の失敗例を実際の症例写真で紹介
鼻整形鼻中隔延長は、鼻先の高さや向きを整え、鼻筋の通った高くて美しい鼻に導く人気の鼻整形です。
しかし、鼻整形は難易度が高い美容整形のため、クリニック選びを間違えると「鼻が曲がった」「鼻先が尖りすぎた」といった失敗を招くことがあります。
当院の修正外来には、他院で鼻中隔延長を受けた結果、「理想の仕上がりにならなかった」と訴える方が来院され、修正手術を希望されるケースが増えています。
そこで本記事では、実際の症例写真を交えながら、鼻中隔延長手術の失敗例を詳しく解説します。
鼻中隔延長や鼻の修正手術をを検討している方は、リスクをしっかりと理解して失敗を避けるための参考にしてください。
この記事の監修ドクター
目次
鼻中隔延長とは?
鼻中隔延長とは、鼻中隔(鼻の穴を左右に仕切る壁)に肋軟骨や耳介軟骨などを移植し、鼻先の高さや向きを調整する手術です。
例えば、鼻中隔の長さを延長して鼻を高くしたり、鼻先を下向きに調整して長さを出したりできます。
デザイン性と自由度の高さから、ぺちゃ鼻や豚鼻、魔女鼻など、鼻に関する悩みに柔軟に対応可能です。
鼻中隔延長のダウンタイム
術後~1週間 | 腫れ・内出血・痛みの出現 |
術後2週間~3週間 | 腫れ・内出血が消失 |
術後1ヶ月~3ヶ月 | 移植した組織が安定・むくみが取れて完成 |
鼻中隔延長は切開を伴う施術のため、1-2週間程度のダウンタイムが生じます。
完成までの期間には個人差がありますが、3-6ヶ月程度が目安です。
術後は抜糸や経過観察のため、数回通院いただいております。通院回数は患者様の症状によって異なりますが、主に施術翌日、7日後、1ヶ月後、3ヶ月後の4回程度です。
【術後~1週間】
手術直後から鼻をギプスで固定します。ギプスの装着は、腫れやむくみなどの緩和や組織を安定させるのが目的です。
ギプスの装着期間は1週間が目安。途中でギプスが外れてしまった場合、ご自身で再度装着し、指定された期間は必ず着用してください。(不安な場合には当院にご連絡ください)
また、出血を抑えるためにガーゼや包帯を鼻に詰めているため、医師の指示に従って3-5日を目安に外しましょう。
【術後2週間~3週間】
術後から1週間はダウンタイムの中でも腫れや内出血、痛みなどの症状が強く現れる期間です。
術後3-4日あたりから腫れや内出血が目立ち始め、1週間ほどでピークを迎えます。
痛みは麻酔が切れてから2-3日程度続きますが、鎮痛剤を服用すれば日常生活に支障はありません。
術後1週間が経過したタイミングで、抜糸とギプス解除のためにご来院いただきます。この頃には痛みはほとんどなく、腫れや内出血も徐々に落ち着いてきます。
人によって内出血や傷跡の赤みが残っている場合がありますが、ファンデーションでカバーできる程薄くなっており、術後3週間には消失していることがほとんどです。
【術後1ヶ月~3ヶ月】
施術1ヶ月が経過すると、移植した組織がなじみ安定してきます。腫れや内出血は注視しなければ気付かないほど。3カ月でほぼ形が安定し、理想の鼻が完成します。
当院では、ダウンタイムの症状を最小限に抑えながら、仕上がりの美しさにもこだわった施術を行っております。
そのため、ダウンタイムのピークである術後1週間でも、マスクができる環境であれば最短翌日からお仕事や学校に復帰される方もいらっしゃいます。
鼻中隔延長の施術方法
鼻中隔延長の施術方法には『オープン法』と『クローズ法』の2種類があります。
オープン法は、鼻腔と鼻柱を切開し、皮膚を上に持ち上げて鼻の内部を露出させた状態で手術を行う方法です。
手術中に目視できる範囲が広いため、細かいデザインを施す際に選択されるケースが多く、軟骨の挿入がスムーズに装着しやすいメリットがあります。
ただ、鼻柱を切開しているため、人によっては傷跡が残ることがあるでしょう。
一方、クローズ法は、鼻腔の内側のみを切開し、目視可能な範囲内で手術を行う方法です。
鼻腔の切開だけで手術を行うため、オープン法よりも術後の変化が少なく、ナチュラルに仕上がります。傷跡は鼻の穴に入るため、鼻の外側から傷跡が見えることはほとんどありません。
ただ、鼻腔と鼻柱を切開するオープン法よりも切開範囲が狭く、軟骨の挿入や微調整の難易度は高まります。
つまり、はっきりとした変化や高いクオリティを求めるなら『オープン法』、傷跡が目立ちにくく、ナチュラルな仕上がりを求めるなら『クローズ法』が適しているといえます。
それぞれの術式にメリットとデメリットがあるため、医師と相談した上で自分に適した施術方法を選びましょう。
鼻中隔延長は失敗するとどうなる?
鼻中隔延長は、鼻の長さや向きを調整することで鼻に高さを出したり、鼻先を長くしたりできる施術です。
しかし、医師の知識と技術力不足によって、将来的に鼻が曲がったり、鼻先が傾いたりする失敗リスクがあります。
鼻中隔延長手術で用いられる軟骨は大きく3つに分かれ、クリニックや医師の判断により使用するものは異なります。
- 自家組織…自分の身体から採取する肋軟骨、鼻中隔軟骨、耳介軟骨
- 保存組織…他人の身体から採取し、厳重に保存された組織
- 人工軟骨…オステオポール(ポリカプロラクトンという体内への吸収性が高い製剤)
組織へのなじみやすさや耐久性などがそれぞれ違うため、医師は、各素材の特徴を細かく把握し、患者様のご希望や鼻の状態によって、適切な軟骨を選択しなければなりません。
しかし、デザインに適さない軟骨を使用したり、患者様の鼻の形に合った加工が施されていなかったりすると、強度が足りず将来的に鼻が変形してしまうのです。
当院では、強度が強く、しっかりとした厚みと長さを確保できる自家組織の肋軟骨を推奨しております。
肋軟骨は移植後の適応性が高く、術後に合併症が起こりにくい軟骨です。鼻にしっかり変化を出せるため、お顔全体のバランスを整えたい方に適しています。
肋軟骨には時間と共に湾曲する特性がありますが、軟骨繊維の特性を見極めて加工することで、鼻が歪むリスクを大幅に軽減できます。
長く美しい鼻を保ち続けるためには、鼻中隔延長手術の知識と経験が豊富な医師を探し、さまざまな症例に対応可能かを事前に見極めることが大切です。
当院では、一時的でなく将来を見据えた鼻整形にこだわっております。患者様のご希望をお伺いした上で、鼻の状態に適した軟骨や施術方法をご提案しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
鼻中隔延長で実際に起こりやすい6つの失敗ケース
鼻中隔延長を含む鼻整形は、難易度が非常に高い施術です。そのため、クリニック選びを誤ると次のような失敗のリスクが高まります。
- 術後に鼻中隔が曲がってしまう
- 術後に鼻先が垂れ下がってしまう
- 鼻が高すぎて不自然になってしまう
- 鼻が左右非対称になってしまう
- 施術を受けたのにほとんど変化がなかった
- 耳介軟骨移植をしたら耳が変形してしまった
ここからは、鼻中隔延長で起こりやすい6つの失敗ケースについて詳しく解説していきます。
鼻中隔延長における失敗のリスクを避けるためにも、まずは各リスクについてしっかり理解しておきましょう。
①術後に鼻中隔が曲がってしまう
鼻中隔延長の術後は、鼻中隔が曲がってしまい見た目に影響が出たり、鼻の通りが悪くなったりすることがあります。
鼻中隔が曲がってしまうのは、自家組織以外の軟骨移植や医師の知識、技術不足が主な原因です。
自家組織は、一度挿入箇所に定着すれば形を保ち続ける特徴があります。しかし、他人の軟骨を使用した場合、吸収されて小さくなったり、柔らかくなって形が崩れたりする原因になるのです。
さらに、オステオポールなどの人工軟骨は、定着するまでに時間がかかります。
定着するまでに衝撃が加わると挿入位置からずれてしまうこともあるため、当院ではオステオポールの使用を推奨していません。
鼻中隔延長は、移植した素材を土台として、鼻先の長さや向きを調整する施術です。
そのため、自家組織を選択したとしても、サイズが合っていなかったり、固定が不十分だったりすることで、皮膚や組織が引っ張られ鼻中隔の歪みを引き起こします。
②術後に鼻先が垂れ下がってしまう
鼻先が垂れ下がってしまうことも鼻中隔延長で起こりうる失敗ケースのひとつ。
主な原因として、移植した軟骨の強度不足と固定が不十分であることが挙げられます。移植した軟骨の強度が不十分だと、時間が経つにつれて鼻先を支える力が弱くなり、垂れ下がりを引き起こすのです。
また、鼻先を必要以上に延長しすぎたり、適切な挿入箇所からズレてしまったりすることで軟骨に過度な負担がかかり、鼻先が垂れ下がってしまうケースもあります。
③鼻が高すぎて不自然になってしまう
本来の鼻の大きさに対し、サイズが大きい軟骨を移植すると、鼻が高すぎて不自然になってしまうことがあります。
しかし、サイズや形が異なる軟骨を移植することによって起こるリスクは、鼻が高くなりすぎることだけではありません。大きな軟骨を移植することで、患者様自身の鼻中隔軟骨や皮膚に過度の負担がかかってしまい、将来的に鼻先の歪みに繋がってしまいます。
過度に鼻が高かったり、鼻先が歪んでいたりするとお顔全体のバランスが崩れ、見た目に影響を及ぼすことも。鼻の不自然さを解消するためには、修正手術を受ける必要があるでしょう。
④鼻が左右非対称になってしまう
鼻中隔延長後、鼻が左右非対称になってしまうケースがあります。
鼻に左右差が出てしまう主な理由は、もともとの左右差が大きいことと医師の技術不足によるものです。
多くの場合、鼻の穴や小鼻の大きさ・形は、非対称であることがほとんど。人によって左右差の目立ち具合は異なり、とくに差が大きい方は強調されやすい傾向があります。
さらに、医師の技術不足によって左右差が強調されてしまうこともあり、施術前には左右差を気にしていなかった方でも、不自然に感じてしまうのです。
左右対称の鼻に近づけるためには、患者様一人ひとりの骨格や鼻先の脂肪の付き方を見極め、元ある左右差をなくす医師のデザイン力が必須といえるでしょう。
⑤施術を受けたのにほとんど変化がなかった
鼻中隔延長で大きな変化を期待していたのに、元の状態とほとんど変わらなかったというケースもあります。
変化を実感できない主な原因は、医師と患者様の仕上がりイメージの相違です。
たとえば、小さめの軟骨を持つ患者様や鼻先に高さを出したい患者様に対して大きな変化を出すためには、耐久性が高く、十分な厚みと長さを確保できる肋軟骨や耳介軟骨などの自家組織の移植が効果的です。
しかし、医師と患者様の間でしっかり仕上がりイメージが共有できていなければ、希望とかけ離れた状態になってしまいます。
理想の鼻に近づけるためにも、医師と仕上がりイメージを具体的に共有した上で施術を受けることが大切です。
⑥耳介軟骨移植をしたら耳が変形してしまった
鼻中隔延長で耳が変形する失敗リスクは、耳介軟骨を用いた場合に起こる可能性があります。
これは、耳介軟骨を必要以上に採りすぎてしまったり、採取後の修復が不適切だったりすることなどが原因です。その結果、耳が変形して見た目が不自然になったり、イヤホンやメガネを装着した際に違和感を覚えたりします。
耳介軟骨の採取は、組織を切り取ることになるため、少なからず変形が生じます。
鼻中隔延長で耳介軟骨を移植する場合は、耳にどのくらいの変化が出るのか施術前に医師に確認することをおすすめします。
当院で行った鼻中隔延長の修正症例
一度整形手術を受け、傷や癒着がある箇所の修正手術は、整形前よりも施術の難易度が格段に上がります。特に鼻整形は難易度が非常に高い施術のため、修正手術の場合はさらに豊富な知識と技術力が必要です。
当院には、『他院修正外来』があり、鼻の修正手術を積極的に行っています。
豊富な知識と優れた技術力を持つ鼻整形の専門医が、可能な限り不要な傷跡をつけず状態を改善する方法を提案、遂行し、多くの患者様からお喜びの声をいただいております。
ここでは、当院の鼻整形の専門医が手掛けた鼻中隔延長の修正症例を3件ご紹介します。
鼻先の垂れ下がりを修正した症例
施術内容 | 肋軟骨を用いた鼻中隔延長・鼻尖形成・耳介軟骨移植・自家組織隆鼻術・猫手術・重度他院修正 |
施術料金 | 鼻中隔延長¥440,000 肋軟骨移植¥440,000 鼻尖形成¥330,000 耳介軟骨移植¥220,000 自家組織隆鼻術¥440,000 猫手術¥220,000 全身麻酔¥220,000 |
副作用・リスク | 曲がり・鼻づまり・鼻の形の左右差・鼻尖の硬さ・腫れ・内出血がみられることがあります。経過で不安を感じた方はクリニックまでご連絡ください。 ※ダウンタイム:ギプス装着が1週間必要です |
こちらは、鼻整形と他院で修正手術を1回行い、当院で3回目の鼻整形を受けられた患者様の症例写真です。
鼻先の垂れ下がりや曲がり、鼻孔に左右差がある状態だったため、肋軟骨を用いた鼻中隔延長・鼻尖形成・耳介軟骨移植・自家組織隆鼻術・猫手術の5つの術式を組み合わせて鼻に高さを出し、長さを短く調整しました。
術前と術後1週間を比較してみると、垂れ下がっていた鼻先がツンと上向きに、曲がっていた鼻筋も修正されて鼻孔の左右差はほぼない状態です。
さらに猫手術で鼻唇角(唇と鼻柱が作る角度)を調整しているため、鼻先から顎先を結ぶEラインが整い、メリハリのある美しい横顔に仕上がっています。
今回は3回目の鼻整形のため、過去の手術で行われた処置を一度リセットし、新たに鼻中隔を再建しています。
重度の他院修正の場合、鼻の構造を新しく作り直すことで、顔全体と調和のとれた鼻に仕上がるのです。
鼻先の尖りすぎを自然に修正した症例
施術内容 | 鼻尖形成・耳介軟骨移植・他院プロテーゼ抜去・鼻プロテーゼ・他院修正 |
施術料金 | 鼻尖形成¥330,000 耳介軟骨移植¥220,000 他院プロテーゼ抜去¥165,000 鼻プロテーゼ¥220,000 全身麻酔¥220,000 |
副作用・リスク | 曲がり・鼻づまり・鼻の形の左右差・鼻尖の硬さ・腫れ・内出血がみられることがあります。経過で不安を感じた方はクリニックまでご連絡ください。 ※ダウンタイム:ギプス装着が1週間必要です |
こちらは、「尖りすぎている鼻先を修正したい」とご来院された患者様の症例です。
患者様は他院で鼻尖形成手術を受けており、鼻先にある大鼻翼軟骨を切り取られすぎてピンチノーズになっていました。
三角型のアップノーズは韓国で好まれていますが、日本人では似合う方が限られるデザインです。
患者様にはもう少し長さと丸みのある鼻がお似合いだと判断したため、鼻尖形成・耳介軟骨移植・他院プロテーゼ抜去・鼻プロテーゼで修正を行いました。
術前と術後1週間を比較してみると、鼻先に丸みが出てピンチノーズが改善しているのがわかります。鼻先に丸みが出たことで鼻の穴の見え方も自然になっていますね。
また、過去の手術で装着したプロテーゼを抜去し、鼻プロテーゼを再挿入しているため、術前よりも鼻筋がやや長くなり、バランスのよいスマートなお鼻に仕上がっています。
修正施術によってしっかり変化を出した症例
施術内容 | 肋軟骨を用いた鼻中隔延長・鼻尖形成・耳介軟骨移植・鼻プロテーゼ・鼻骨骨切り幅寄せ・猫貴族手術 |
施術料金 | 鼻中隔延長¥440,000 肋軟骨移植¥440,000 鼻尖形成¥330,000 耳介軟骨移植¥220,000 鼻プロテーゼ¥220,000 鼻骨骨切り幅寄せ¥440,000 猫手術¥220,000 身麻酔¥220,000 |
副作用・リスク | 曲がり・鼻づまり・鼻の形の左右差・鼻尖の硬さ・腫れ・内出血がみられることがあります。経過で不安を感じた方はクリニックまでご連絡ください。 ※ダウンタイム:ギプス装着が1週間必要です |
こちらは、他院修正で鼻が大幅に変化した患者様の症例です。
術前は鼻に丸みがあり、お顔に対して鼻の高さがやや低めの状態でした。鼻先に高さが足りず口元に突出感があり、面長な印象を受けます。
鼻整形は当院で3回目でしたので、しっかり変化を出すべく、肋軟骨を用いた鼻中隔延長・鼻尖形成・耳介軟骨移植・鼻プロテーゼ・鼻骨骨切り幅寄せ・猫貴族手術を行いました。
術前と術後1週間を比較すると、丸みのある鼻先がツンとスマートに、鼻に高さが出て面長感が解消されています。
猫貴族手術によって鼻唇角が整い人中短縮効果が得られることで、立体感がプラスされ、どの角度から見てもメリハリのある美しいお顔立ちに仕上がっています。
※治療に使用する医薬品・医療機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。
※未承認医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご参照・ご一読ください。
(https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/)
※本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器は2024年9月現在ありません。
※諸外国における安全性にかかわる情報として現在重大なリスクは報告されていませんが、理論的なリスクは否定できません。
鼻中隔延長で失敗しないために押さえるべきポイント
鼻中隔延長で失敗しないためには、事前知識と術後の適切な対応が欠かせません。
クリニックを選ぶ前に次の5つのポイントをきっちり押さえておきましょう。
- 鼻整形の実績が豊富なクリニックで受ける
- できる限り医師とデザインの認識に相違がないようにする
- ダウンタイム中はテーピングして鼻を触らないようにする
- ダウンタイム中のメガネの長時間着用は避ける
- 大きな変化を求めすぎないよう意識する
ここからは、各ポイントについて詳しく解説していきます。事前準備をしっかり行って理想の鼻を目指しましょう。
鼻整形の実績が豊富なクリニックで受ける
鼻中隔延長を受ける際は、鼻整形の実績が豊富なクリニックがおすすめです。
美容整形の中でも範囲が小さく複雑な構造をしている鼻は、手術の難易度が非常に高い部位といわれています。機能を損なわずに美しく仕上げることが求められるため、鼻の構造を熟知し、適切な施術が遂行できる医師を選ばなければなりません。
ナチュラルで美しい鼻を目指すためには、料金の安さだけではなく鼻整形の専門医が在籍する実績豊富なクリニックを選ぶことが重要です。
当院には、鼻の構造を熟知し、高い技術力を持つ鼻整形の美容外科医が在籍しており、多くの実績を誇ります。患者様一人ひとりに最適な施術プランを提案し、理想の鼻に近い仕上がりにこだわっておりますのでぜひご相談ください。
できる限り医師とデザインの認識に相違がないようにする
理想の鼻を目指すためにも、可能な限りデザインの認識に医師との相違がないようにすることが大切です。
実際に他院で鼻整形を受けた後に当院に相談に来院された患者様からは、「イメージと違った」「不自然な鼻になってしまった」と訴えられる方が多くいらっしゃいます。
デザインの認識に相違があるのは、患者様が思い描く仕上がりと医師がイメージするデザインとの間にギャップが生じることで起こります。
「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、患者様と医師の間で仕上がりイメージを具体的に共有した上で施術に臨むことが重要です。どんな些細な疑問や不安でも、医師に必ず確認するようにしましょう。
ダウンタイム中はテーピングして鼻を触らないようにする
鼻中隔延長の術後1週間でギプスが外れますが、移植した軟骨と組織はまだなじんでおらず、鼻の形は安定していない状態です。
そのため、術後1ヶ月-3ヶ月まではテーピングをして極力鼻を触らないようにしましょう。
テーピングで鼻筋から鼻先に適度な圧力を加えることで、傷跡や腫れを抑えたり、きれいな鼻の形を保ちやすくなります。テーピングをするタイミングは、自宅で過ごしているときや睡眠中などが効果的です。
テーピングは次のような手順で行います。使用するテープは、通気性が良く肌に優しいマイクロポアテープがおすすめです。
- 鼻の横幅に合わせてテープをカットし、目と目の間の少し下くらいの位置(メガネの鼻パッドが当たる部分)からテープを重ねるように鼻先まで貼る
- 鼻の縦幅よりもやや長めにカットしたテープを2本作り、横向きに貼った一番上のテープから鼻尖を挟むように貼る
- 余ったテープをカットして完成
※レティナ(鼻の美容形成術の術後に、鼻孔の変形目的で使用されるシリコン製の器具)を入れている場合は一緒に挟み込むようにテープを貼ってください。
テーピングの手順は、鼻整形の専門医の中井先生がこちらの動画でわかりやすく解説しているので、ぜひご覧ください。
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鼻に負担をかけないようにするため、テープの付け剥がしは1日1回までにとどめ、テープは石けんや洗顔で柔らかくしてから、優しく剥がしましょう。
ダウンタイム中のメガネの長時間着用は避ける
ギプスが取れるまではメガネやサングラスの着用を控えましょう。
ギプスは創部を安定させ、デザインした鼻の形を保つ目的で装着します。そのため、ギプスの上からメガネをかけると、鼻の形が変わってしまう可能性があるため注意が必要です。
移植した軟骨と組織がなじみ、安定するまでには約1ヶ月程度かかります。ギプスが外れた後も約1ヶ月間は、メガネやサングラスの長時間使用は避けるようにしましょう。
個人差はありますが、ギプスを外してもしばらくは不安定な状態が続くため、できるだけ鼻への負担を減らすことが大切です。
大きな変化を求めすぎないよう意識する
鼻中隔延長を受ける際は、大きな変化を求めすぎないように意識しましょう。
鼻先の高さや向きを調整する鼻中隔延長は、大きな変化を希望するほど大きな軟骨が必要になります。
しかし、サイズや形の合わない軟骨を移植すると、皮膚が引っ張られて鼻中隔や鼻先に負担がかかり、将来的に鼻中隔の変形リスクが高まる可能性があります。
鼻整形はただ鼻を高くすればよいというわけではありません。患者様に本当に似合う鼻は、顔全体を見たときにバランスが取れている鼻です。
鼻整形において重要なのは、ただ鼻を高くすることではなく、顔全体を見たときにバランスが取れていることです。
当院では、鼻の高さや形だけではなく、顔全体のバランスを重視したデザインにこだわっております。
施術前のカウンセリングでは、仕上がりイメージに相違がないよう、綿密なシミュレーションを行い、最適な施術プランをご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。
鼻整形で失敗しないためにはクリニック選びが最も重要
鼻整形は美容整形の中でも難易度が高く、鼻の構造に対する知見やデザイン力、高度な技術力が求められます。
理想の鼻に近づけるためには、患者様の希望や鼻の状態を考慮しながら、顔全体のバランスを慎重に見極めることが重要。そのため、仕上がりやリスクは医師のデザイン力や技術力が大きく影響するといえるでしょう。
鼻中隔延長で失敗しないためにも、経験豊富な鼻整形の専門医が在籍するクリニックを選ぶことが大切です。
鼻中隔延長や鼻の他院修正をご検討中の方は、ぜひ一度当院のカウンセリングにお越しください。
経験豊富な鼻の専門医が『本当に似合う鼻』をご提案をさせていただきます。
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監修医師紹介
中井 孝昌 医師 ( WOM CLINIC GINZA 常勤医師 )
専門分野:鼻形成 / 二重形成 / 垂れ目形成 / 若返り治療
専門分野:鼻形成 / 二重形成 / 垂れ目形成 / 若返り治療
略歴
- 2013年 大阪医科大学卒業
- 2013年 大阪医科大学付属病院研修
- 2015年 大阪医科大学付属形成外科所属
- 2019年 YAG BEAUTY CLINIC院長
- 2020年 Zetith beauty clinic院長
- 2024年 WOM CLINIC GINZA勤務
保有資格
- ・日本美容外科学会(JSAS)
- ・日本形成外科学会
- ・顎顔面外科学会
- ・創傷外科学会
- ・ボトックスビスタ認定医
- ・ジュビダーム認定医
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