COLUMN
美容整形コラム
目の下のたるみがひどい時の原因と対処法!おすすめの美容施術も紹介
若返り・たるみ・クマ治療
「目の下のたるみがひどくて、実年齢より老けて見られる」
「目の下にクマのような影ができて、疲れた印象に見えてしまう…」
といったお悩みを抱えていませんか?
目の下にたるみができると、実年齢より老けて見られたり、疲れた印象を与えてしまったりします。たるみが悪化すると、メイクでは隠しきれず、鏡を見るたびに気になってしまうものです。
本記事では、目の下のたるみがひどくなる原因や解決法を解説します。
自力でできるセルフケア方法や、美容施術による根本的な解決策についても紹介していますので、目元の印象にお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
この記事の監修ドクター
目次
目の下にたるみができる原因4選
目の下にたるみができる理由は、主に4つの原因が考えられます。
- 眼輪筋の衰え
- 眼窩脂肪による影響
- 皮膚の弾力の低下
- 生活習慣による影響
これらの要因がどのようにたるみにつながるのか、詳しく解説していきます。
眼輪筋の衰え
眼球を支えている「眼輪筋」は、加齢とともに衰え、皮膚を支えきれなくなることで、たるみが生じる原因となります。たるみが進行すると、最終的に深いゴルゴラインが形成され、老け顔や疲れた印象を与えてしまう可能性があります。
しかし、眼輪筋の衰えは加齢だけが原因ではありません。普段の生活習慣や表情筋の使い方によっても進行することがあるため、日頃から意識して目元をケアすることが大切です。
眼窩脂肪による影響
眼輪筋が衰えると、支えきれなくなった眼球が下垂し、行き場を失った眼窩脂肪が前に押し出されることで、目の下に膨らみが生じます。この膨らみは黒クマやゴルゴラインの原因となり、結果として目元のたるみが目立ってしまうのです。
また、加齢に伴い、頬の脂肪が減少してくると、目の下のたるみが強調される場合もあります。目の下に膨らみや大きなたるみが生じると、セルフケアでは改善が難しいため、美容医療を検討するにも一つの方法です。
皮膚の弾力の低下
目の下のたるみは、皮膚の弾力が低下することでも引き起こされます。
皮膚は本来、コラーゲンやエラスチンといった成分によってハリを保っていますが、加齢とともにこれらの成分が減少し、皮膚を支える力が弱まることでたるみが目立つようになるのです。
とくに紫外線は、肌の奥深くにある真皮層にダメージを与え、コラーゲンやエラスチンの分解を活性化させます。若い頃から紫外線対策を怠ると、年齢を重ねるにつれて皮膚が薄くなり、たるみが進行しやすくなります。
生活習慣による影響
生活習慣や日常生活の癖によっては、目の下のたるみを助長させる原因となり得ます。
たとえば、スマートフォンやパソコンの長時間使用によって、目元の血行不良を引き起こしたり、眼輪筋が衰えたりする場合があります。たるみやクマの原因となる日頃の生活習慣にも、注意が必要です。
また、目の周りを頻繁に擦る癖があると、皮膚に負担がかかり、弾力が失われやすくなります。とくに、クレンジング時に強くこすることが習慣化していると、皮膚が薄くなり、たるみやシワを引き起こす原因になります。
クレンジングの際は、肌に負担をかけず、やさしくメイクを落とすようにしましょう。
目の下のひどいたるみは自力で治せる?セルフケア方法
目の下にたるみが生じた場合、日々のケアによって、ある程度の予防や改善が期待できます。ただし、たるみがひどい場合に関しては、セルフケアによって根本的に改善することは難しいケースが多いです。
軽度~中等度のたるみであれば、下記の3つのセルフケアを取り入れることで、改善できる場合があります。
- 紫外線対策をする
- 生活習慣を改善する
- マッサージやトレーニング
順番に解説していきます。
紫外線対策をする
たるみを予防・改善するためには、紫外線対策が欠かせません。外出前にはしっかりと日焼け止め対策を行いましょう。
紫外線は肌の奥深くまで届き、コラーゲンやエラスチンを破壊することで皮膚の弾力を低下させます。とくに目元の皮膚は薄くデリケートなため、紫外線の影響を受けやすく、たるみの進行を早める原因となります。
さらに、紫外線ダメージを受けた肌は水分を失いやすいため、日焼け止めだけでなく、しっかりと保湿を行うことも大切です。「セラミド」や「ヒアルロン酸」などの保湿成分が含まれるスキンケアを取り入れることで、肌のバリア機能を高め、紫外線による乾燥を防ぎやすくなります。
生活習慣を改善する
日々の生活習慣や表情の癖を見直すことも、たるみの悪化を防ぐために重要です。
たとえば、目の酷使による眼精疲労は、目元の血行を悪くするだけではなく、筋肉や皮膚をたるませる原因となります。スマートフォンやパソコンを長時間使用する際は、一定時間ごとに休憩を取り、目を休めるようにしましょう。
また、目の周りを擦ったり触ったりする習慣も、たるみの悪化につながる原因のひとつです。目元の皮膚は非常に薄くデリケートで、摩擦によって色素沈着やくすみを引き起こすことがあります。
目元をできるだけ刺激しないように意識し、コンタクトの装着時や花粉症の時期なども、必要以上に目元に負担をかけないよう心がけましょう。
マッサージやトレーニング
目元の血行を良くしようと、目の周りを直接マッサージするのはNGです。目元の皮膚は薄くデリケートなため、強い刺激を与えると、かえってたるみが悪化する可能性もあります。
そのため、目元ではなく、頭皮やこめかみを揉みほぐして血行を促しましょう。 頭皮マッサージを行うことで血流が改善され、目元のむくみや眼精疲労の軽減につながる場合があります。
また、眼輪筋を鍛えるトレーニングも、たるみの予防に効果的です。たとえば、目を大きく開いてゆっくり閉じる、ギュッと目を閉じて力を抜くといった動きを繰り返すことで、目元の筋肉を刺激できます。
ただし、すでにたるみが進行している場合、トレーニングだけで根本的な改善は難しいため、セルフケアとあわせて他の方法も検討することが大切です。
目の下のひどいたるみを根本的に解決するには美容整形がおすすめ
セルフケアでたるみを軽減することは可能ですが、すでに進行してしまったひどいたるみは改善には至りません。
「根本からたるみを改善したい」とお悩みの場合は、美容整形を検討するのも一つの方法です。
実際に、どのような施術が目の下のひどいたるみに効果が見込めるのか、次で詳しく解説していきます。
目の下のひどいたるみにおすすめの美容施術を解説
目の下のたるみが進行すると、セルフケアだけでは十分に改善が難しくなります。そのような場合に、有効な選択肢の一つとなるのが美容施術です。
たるみの原因や状態に応じて適した施術方法は異なりますが、代表的なものとして以下の方法があります。
それぞれどのような施術なのか、順番に解説していきます。
目の下のたるみ取り
目の下のたるみ取りは、加齢などによって生じた余分な皮膚を切除する施術で、たるみやシワの改善が見込める施術です。一般的に、切除する皮膚の幅は2~5mm程度ですが、たるみが大きい場合は、最大で10mm程度の皮膚を切除することもあります。
ただし、皮膚を切除しすぎると、まぶたが外側に反り返る「下眼瞼外反」が生じるリスクもあるため、施術時には適切な範囲を慎重に見極めることが重要です。
また、たるみがひどい場合には、後述する「裏ハムラ法」や「表ハムラ法」と併用することで、より自然でバランスの取れた仕上がりを目指すことも可能です。


裏ハムラ法・表ハムラ法
裏ハムラ法と表ハムラ法は、目の下の膨らみや凹みを整え、たるみやクマを目立ちにくくするための施術です。どちらも目の下の脂肪を調整する点は共通していますが、切開する部位や施術の方法に違いがあります。
裏ハムラ法は、下まぶたの内側(結膜)を切開し、突出した眼窩脂肪を適切な位置へ移動・固定する方法です。外側に傷が残らないため、術後の見た目に影響が出にくいのも特徴です。ただし、術野範囲が狭いため、施術には高度な技術が求められます。皮膚のたるみが少なく、シワが軽度の方に適した方法です。
表ハムラ法は、下まぶたの外側を3~5mmほど切開し、眼窩脂肪を移動・固定する施術です。裏ハムラ法と異なり、余分な脂肪や皮膚を切除できるため、たるみやシワが目立つ方に向いています。
表ハムラ法は、視野が広いため脂肪の配置を細かく調整しやすいというメリットがあるものの、切開を伴う分、ダウンタイムは1~3週間とやや長めになる傾向があります。とくに、皮膚のたるみが中等度以上の方や、余剰皮膚が多い方に適した施術です。
どちらの施術が適しているかは、たるみの程度や皮膚の状態によって異なるため、医師と相談しながら最適な方法を選びましょう。


目の下のたるみを改善した裏ハムラ法の症例
施術メニュー | 裏ハムラ 静脈麻酔 |
費用 | 裏ハムラ¥440,000 静脈麻酔¥110,000 |
副作用/リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
こちらの症例写真は、裏ハムラでたるみを改善した患者様のケースです。
この患者様は過去にグラマラスラインの施術を受けていたため、切開範囲が限られる難しいケースでした。グラマラスラインの施術では、下まぶたのラインを調整するために糸で固定されており、通常の裏ハムラと同じ切開位置で施術を行えません。
そこで、今回は切開位置や範囲を慎重に調整し、たるみをしっかり除去しつつ、ナチュラルな仕上がりになるよう施術を行っています。
その結果、施術後は目の下のたるみが解消され、目元がすっきり整い、若々しく明るい印象へと変化しました。
施術メニュー | 裏ハムラ(経結膜眼窩脂肪移動術) 目の下の脂肪注入 脂肪採取(少量) 静脈麻酔 |
費用 | 裏ハムラ(経結膜眼窩脂肪移動術)¥550,000 目の下の脂肪注入¥165,000 脂肪採取(少量)¥110,000 静脈麻酔¥110,000 (※全て税込み価格) |
副作用/リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
こちらの症例写真は、裏ハムラと脂肪注入の併用施術を行った患者様のケースです。
青クマの原因が眼輪筋の色味による透けだったため、筋肉と皮膚の間に脂肪を補填し、裏ハムラ法と脂肪注入を組み合わせて施術を行いました。また、眼窩脂肪の突出による膨らみも見られたため、裏ハムラで脂肪を移動させ、目の下の凹凸をなめらかに整えています。
施術後は、目の下の色味が改善され、膨らみも目立たなくなっているのが確認できます。さらに、ゴルゴラインも改善されたことで、若々しい印象になっているのもポイントです。
たるみの原因によっては、このように施術を組み合わせることで、より自然な仕上がりを目指すことも可能です。
目の下のたるみを改善した表ハムラ法の症例
施術メニュー | 表ハムラ 静脈麻酔 |
費用 | 表ハムラ¥550,000 静脈麻酔¥110,000 |
副作用/リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
こちらの症例写真は、表ハムラで「クマ」「シワ」「たるみ」「目の下の凹凸」を改善した患者様のケースです。
施術前は、目の下のたるみが目立ち、全体的に疲れた印象を与えていました。しかし、施術後の写真を見ると、広がっていたたるみが解消され、若々しい目元になっているのが確認できます。
また、目の下の膨らみがしっかりと改善されることで、たるみや黒クマも解消されています。さらに、目頭から頬骨の下にかけて続いていたシワも目立たなくなり、すっきりとした印象になりました。
たるみがひどい場合、裏ハムラ法では皮膚の余りが残り、たるみが目立つこともあります。そのため、余分な皮膚を切除できる表ハムラ法が適しているケースもあります。
万が一施術にお悩みの場合は、カウンセリングで適切な施術をご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
目の下のひどいたるみに悩む方から当院が選ばれる理由
目の下のたるみでお悩みの方へ、当院が自信を持ってご提供する施術の特徴を3つご紹介します。
- 目元の手術実績が豊富な名医による施術
- 患者様へ本当に必要な施術のみ提案
- 最小限に抑えたダウンタイムで患者様の負担を軽減
順番にご紹介していきます。
目元の手術実績が豊富な名医による施術
当院では、目元の施術を専門とする経験豊富な医師が担当し、患者様一人ひとりの状態に合わせた適切な施術を行っています。
目の構造に関する深い知識と豊富な経験を持つ医師が、たるみの原因や適切な施術方法をしっかり見極めます。
患者様へ本当に必要な施術のみ提案
当院では、患者様にとって「本当に必要な施術」のみご提案しています。カウンセリングでは、患者様のお悩みやご希望を丁寧に伺い、無意味な施術を無理に勧めることはありません。
たるみの原因を正確に見極め、患者様一人ひとりに合った、最適な施術プランをご提案します。
最小限に抑えたダウンタイムで患者様の負担を軽減
患者様の負担をできる限り抑えるため、施術中は「傷跡を最小限に抑える」「丁寧に止血や縫合を行う」など、細部にまで配慮した施術を行っています。
また、余分な組織へのダメージを抑える繊細な手技により、腫れや内出血のリスクを最小限に抑え、術後の回復がスムーズに進むよう努めています。
目の下のひどいたるみに悩む方は当院へご相談を
目の下のたるみがひどくなる原因には、生活習慣や加齢など、さまざまな要因があります。加齢による皮膚の弾力低下や筋力の衰え、眼窩脂肪の突出などが主な原因となり、放置するとさらにたるみが進行していくため、早めの対策が必要です。
軽度のたるみであれば、スキンケアや生活習慣の見直しである程度の改善が期待できます。しかし、たるみが進行すると皮膚のハリや筋肉の衰えも影響してくるため、セルフケアだけでの解消は難しいのが現状です。
「目元のたるみを改善し、若々しい印象を取り戻したい」とお考えの方は、ぜひ一度当院のカウンセリングへお越しください。当院では、患者様一人ひとりの状態を丁寧に診察し、それぞれに最適な施術をご提案いたします。

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監修医師紹介
髙田 怜 医師 ( WOM CLINIC GINZA 常勤医師 / 形成外科専門医 )
専門分野:目元形成 / 鼻形成 / 若返り治療
専門分野:目元形成 / 鼻形成 / 若返り治療
監修医師紹介ページはこちら
略歴
- 2015年 東京慈恵会医科大学 卒業
- 2015年 上尾中央総合病院 初期臨床研修
- 2017年 上尾中央総合病院形成外科 勤務
- 2018年 東京女子医科大学病院形成外科 勤務
- 2019年 国立病院機構災害医療センター形成外科 勤務
- 2021年 東京女子医科大学病院形成外科 勤務
- 2022年 形成外科専門医取得 東京女子医科大学形成外科助教
- 2023年 東京シンデレラ美容外科 勤務
- 2023年 東京シンデレラ美容外科大宮院院長
- 2024年 WOM CLINIC GINZA 勤務
保有資格
- ・日本形成外科学会専門医
- ・日本美容外科学会正会員(JSAPS)
- ・日本美容外科学会正会員(JSAS)
- ・日本美容皮膚科学会正会員
- ・日本形成外科手術手技学会正会員
- ・日本創傷外科学会正会員
- ・日本熱傷学会正会員
- ・日本静脈学会正会員
- ・下肢静脈瘤に対する血管内焼灼指導医
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