顎の長さでお悩みの方必見！長さの平均や短くする美容整形を紹介

「顎が長くて顔が大きく見えてしまう」「人より顎が長い気がする」と悩んでいませんか。

顎の平均的な長さは、女性の場合約3.5cmなので、それより長い場合は、顎を短く見せるセルフケアや治療を検討してみてもよいかもしれません。
また、美人顔の黄金比率にあわせると、自身にあった顎の長さとなりバランスの取れた美しい顔が目指せます。

本記事では、顎の長さによる悩みを改善する方法や、おすすめの美容整形についてご紹介します。
さらに、日本人の平均的な顎の長さや、美人顔の黄金比などもあわせて解説するので、顎の長さを調整して美しくなりたい方はぜひ役立ててください。

この記事の監修ドクター

医師 （WOM CLINIC GINZA　）

顎の長さの平均はどのくらい？

「顎の平均的な長さはどれくらい？」と気になる方は多いのではないでしょうか。
平均を知ると、自分の顎が長いのかどうかを見極める基準になります。

顎の長さの測り方や、男女別の平均値について解説します。
ぜひ実際に顎を測ったり平均の長さと比べたりして、顎の短縮手術を検討する材料にしてくださいね。

顎の長さの測り方

顎の長さを測るため、まずは定規と鏡を準備しましょう。
鏡を見ながら、定規の0cmの部分を下唇の真下に当て、顎先までの長さを測ります。
このときに下唇に力が入っていると数値が変わってしまうので、力を抜いて自然な状態で測るのがポイントです。

女性の顎の長さの平均

女性の顎の長さは、平均約3.5cmです。
顎が長いと面長な印象になるので、小顔に見せたい方は改善を検討するのがおすすめです。
なお、今の顎の長さが自分にあっているのか知りたい場合は、顔の黄金比率を意識してみましょう。

男性の顎の長さの平均

男性の顎の長さの平均は、約3.8cmです。
男性は女性より体が大きいため、顎の長さも0.3cm大きくなっています。

男性は顎が大きいと、力強く信頼できる印象を与えるケースもあるため、平均より長くてもネガティブな要素とならない場合もあります。

ただし、シャープで爽やかな雰囲気になりたい場合、大きくて力強い顎は目指しているイメージと異なるため、小顔整形を検討するのがおすすめです。

顎が長く見えてしまう原因

顎が長く見えてしまう原因には、骨格や歯並びなどの先天的な要因と、脂肪やたるみによる後天的な要因があります。

骨格や歯並びにより顎の長さが気になる方は、美容整形や歯科矯正などの治療により改善が期待できます。
ただし、外科手術を伴うケースもあるので、まずは医師の診断を受けましょう。

フェイスラインの脂肪やたるみが原因で顎が見えている場合も、美容整形の脂肪吸引による治療がおすすめです。

それぞれの原因や改善方法について、詳しく解説します。

骨格や歯並びが原因の場合

骨格が原因となり、顎が長く見える場合があります。
骨がしっかりしていて太い方や、顎の骨が大きくがっちりしている方は、顎の存在感が大きくなり、結果的に顎が長く見えてしまいます。

骨格によって顎の長さや存在感に悩んでいる方は、美容整形による治療を検討してみましょう。
顎の骨切りによって、物理的に長さを短くできるのが魅力です。

一方、歯並びが原因で顎が長く見えてしまうケースもあります。

下の歯が上の歯よりも前方に突出している「受け口」の方や、奥歯を嚙んでいても上下の前歯にすき間ができる「オープンバイト（開咬）」の方は、顔が面長に見えたり、顎が長く見えたりする可能性があります。受け口もオープンバイトも、軽度の場合は歯科矯正で治療が可能です。

重度の受け口の場合や、顎変形症を伴うオープンバイトは、外科的な手術が必要です。

手術が必要かどうかを自身で判断するのは難しいので、まずは歯医者で診断を受けましょう。

脂肪やたるみが原因の場合

顎が長く見える後天的な原因として、顎周りの脂肪やたるみがあります。
フェイスラインの脂肪量が多いと、若い方の場合は顎自体が大きく見えるケースが多いです。

また、余分な脂肪がついたまま年齢を重ねていくと、皮膚がたるんでしまい、二重顎やフェイスラインがもたつく要因となります。
さらに進行すると、顎下に余分なお肉が溜まった状態となって、首と顔の境界線がなくなり、顔全体が大きく見えたり顎が長く見えたりします。
脂肪や皮膚のたるみが原因で顎が長いと感じている方は、顎下や顎先の脂肪吸引がおすすめです。

脂肪吸引では、カニューレという細い管を使用し、脂肪細胞を吸引して除去します。
顎下の脂肪吸引は、フェイスラインがすっきりとシャープになり、顎が短くなったような印象が目指せます。

さらに、顎の長さを物理的に短くするなら、顎先の脂肪吸引を検討しましょう。
顎下の脂肪吸引とあわせて受けると、小顔効果はもちろん、顎の長さの短縮効果も期待できます。

美人顔の黄金比とは？

美人顔の黄金比とは、顔の縦幅や横幅に対して、目や口といった各パーツの理想的な大きさや位置を比率で表したものです。

黄金比とは、元々芸術や建築のデザインで使われてきた考え方で、人間にとって魅力的で美しくバランスの取れた比率とされています。

美人の黄金比に近づけるようにデザインすると、誰から見ても美しく整ったように感じる顔が目指せます。

本記事の冒頭で顎の平均的な長さをご紹介しましたが、平均にこだわるよりも自身の顔の比率にあった顎の長さを目指すのが重要です。

令和版の美人顔の黄金比率や、横顔美人の定義を解説するので、顎の短縮治療や小顔整形を検討している方はぜひ役立ててください。

令和版の美人顔の黄金比

令和版の美人顔の黄金比率において、顔の縦幅の理想的なバランスは下記の通りです。

上顔面（額の生え際から眉）：中顔面（眉から鼻の下）：下顔面（鼻の下から顎先）＝1：1：0.8

従来の美人顔の黄金比では「上顔面：中顔面：下顔面＝1：1：1」とされており、令和では下顔面がコンパクトになっているのが特徴です。

下顔面が小さいと、口元がすっきりとシャープな印象になり美人見えします。

なお、顎自体は短くても、フェイスライン周りの脂肪やたるみによるもたつきがあると、顔が大きく見えてしまいます。
顎下の脂肪やたるみは脂肪吸引で除去し、二重顎のない美しい輪郭を目指しましょう。

横顔美人のEライン

横顔美人を目指すなら、Eラインを基準にセルフチェックしてみるのがおすすめです。
Eラインとは、鼻先から唇、顎先をつないだ直線のことで、エステティックラインとも呼ばれています。

Eラインよりも上唇が4mm、下唇が2mm内側に入っているのが、理想的な横顔のバランスとされています。
また、前述したように、顔の縦幅は「上顔面：中顔面：下顔面＝1：1：0.8」の比率が理想です。

横顔美人かどうかをセルフチェックする場合は、真横や斜め前から写真を撮影し、写真加工アプリでグリッド線を引くと簡単に確認できます。

グリッド線は、額の生え際と眉、鼻の下、顎先と4本の横線と、鼻先から顎先にかけて直線を入れます。
顔の縦幅は理想的な比率になっているか、唇はEラインの内側に入っているかをチェックしましょう。

なお、横顔美人の条件については、下記のページでより詳しく解説しています。

当院で実際に行った症例や、おすすめの美容整形をご紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

セルフケアで顎を短くすることはできる？

セルフケアで顎の長さを物理的に短くするのは難しいでしょう。

顎を短くするには、骨を切除したり脂肪を除去したりなど美容整形が必要です。
しかし、マッサージによるむくみの改善や、メイクによって顎を小さく見せることは可能です。

セルフマッサージやメイクで顎を短くする方法について、詳しく解説します。

マッサージでむくみを改善する

セルフマッサージを行うと、フェイスラインのむくみ改善が期待できます。

マッサージの際は、摩擦によって皮膚に負担をかけないようにするため、オイルやローションを使用し、滑りをよくしながら行ってください。

フェイスラインのセルフマッサージのやり方は、下記の通りです。

1. 顎先の下に両親指を当て、人差し指で顎を挟みます。顎先から耳の下に向かって3～5回ほどさすり上げましょう。力を入れすぎないよう、心地よいと感じる圧で行うのがポイントです。
2. つづいて、フェイスラインを指の腹でタッピングします。

また、顔まわりの血液の流れをよくするために、上記の前後にデコルテと首のマッサージを取り入れるのもおすすめです。
デコルテは内側から外側に向かって、首は上から下に向かって流すように、2～3回ほどさすります。

なお、大前提としてセルフマッサージによる過度な摩擦や圧は、皮膚がたるむ原因となるケースがあり、美容外科医として積極的におすすめはしていません。

日常的なセルフマッサージは、たるみのリスクが高まるため、顔がむくんでしまったときの対処法としてご参考ください。

メイクで顎を短く見せる

リップやシェーディング、ハイライトなどメイクアップによって顎を短く見せる方法もあります。

リップメイクは、下唇の輪郭よりも少しオーバー気味に塗りましょう。

下唇と顎先までの距離が縮まり、顎が短くなったように見えます。

シェーディングは、顎先に影を作るように入れて長さをカバーします。

さらに、下唇のすぐ下にもシェーディングを入れると、余白が少なくなってより顎が短く見えるのでおすすめです。
ハイライトは、顎先のシェーディングを入れた部分より上に、横長の楕円を描くようにのせると、自然な立体感が生まれます。

リップとシェーディング、ハイライトのどれかひとつでも視覚的な効果が期待できますが、3つあわせて行うと、より顎が短く見えるのでぜひ試してみてください。

当院の脂肪吸引で顎を短くした症例

当院で行った、顎先の脂肪吸引の症例を2つご紹介します。
施術費用や手術に伴うリスクなどもあわせて記載しているので、顎先の脂肪吸引を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

顎先の脂肪吸引①

当院で顎先の脂肪吸引を受けられた患者様の症例です。
顎先の脂肪吸引のみで、顎の大きさが小さくなり存在感が抑えられているのが分かります。

顎のラインがシャープになり、美しく整った横顔になりました。

他院では断られる場合が多い顎先の脂肪吸引ですが、高い技術力を誇る当院では対応可能です。
患者様の理想を叶えられるよう、数々の脂肪吸引を行ってきた医師が丁寧に仕上げます。

顎先の脂肪吸引②

こちらの患者様は、頬と顎下、顎先の脂肪吸引を受けられました。

顎先のモコっとした印象が改善され、顎が短くなっています。
頬やフェイスラインのもたつきもすっきりとして、顔の下半分がコンパクトになって、より美しく洗練された雰囲気に仕上がりました。

脂肪吸引は、骨切り手術無しで顎の長さの改善が可能なため、骨を切るのに抵抗がある方でも受けやすい小顔整形です。
顎先の脂肪吸引は、対応可能なクリニックが限られるマニアックな治療なので、気になった方はぜひ当院へご相談ください。

顎を短くする美容整形はどんな方法がある？

• 顎骨切り
• 顎先の脂肪吸引

顎を短くする美容整形は、上記の方法があります。
骨や脂肪組織に直接アプローチするため、根本的な改善が期待できる点が魅力です。
顎の骨切りは、骨そのものが短くなるので大胆な変化が得られるでしょう。

顎先の脂肪吸引では、大きな切開がなくダウンタイムを抑えながら、顎の長さの短縮効果が見込めます。
顎骨切りや顎先の脂肪吸引の施術内容や料金相場など、詳しく解説します。

美容整形方法の比較

顎骨切りは、骨を切除して短くするのでダウンタイムが3～6ヶ月と長くなります。

骨切りする範囲により異なりますが、治療の料金相場は100～150万円と高額です。

顎骨切りは、見た目に大きな変化を求める方や、骨格が原因で顎が長く見えている方にぴったりでしょう。

一方、顎先の脂肪吸引によるダウンタイムは1～3ヶ月で、顎骨切りよりも短く済む点が魅力です。
料金相場も20万円前後と、費用を抑えて手術を受けられます。
顎先の脂肪吸引は傷跡も目立ちにくいため、より気軽な顎短縮手術を受けたい方にぴったりです。

顎骨切りと顎先の脂肪吸引、両方の特徴を踏まえながら、自身の悩みや希望にあった治療方法を選択しましょう。
当院では無料カウンセリングを行っているので、どちらの施術を受けようか迷われている方もぜひ気軽にご相談ください。

顎骨切り

顎骨切りは、その名の通り骨を削ったり切除したりする小顔整形です。

顎先の長さを短くする場合、「顎短縮術（中抜き）」という術式で治療します。

顎短縮術とは、顎骨の真ん中あたりを切除し再度骨を固定する術式です。
顎先の形は保ったまま中央部分を取り除くため、中抜きとも呼ばれています。

骨そのものが短くなるので、大きな変化を求める方にぴったりな小顔整形です。
ダウンタイムは、3～6ヶ月と長くなりますが、効果は半永久的に持続するのが魅力です。

当院でも、顎の骨切りによって長さを改善する小顔整形を行っています。

患者様のお顔の状態やお悩みに適した手術を行えるよう、「顎短縮術」のほか「オトガイ形成」や「ミニVライン形成（中抜き＋オトガイ形成）」などさまざまな術式で対応しています。

オトガイ形成は、顎先の骨の形や大きさを整えて、顔全体が美しいバランスとなるように調整する治療です。
ミニVライン形成は、顎短縮術とオトガイ形成を組み合わせた術式で、顎の長さを短くしながら顎先の形をVラインに整え、シャープな印象へ導きます。

骨切りによる顎短縮術の施術内容は、下記で詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

顎先の脂肪吸引

顎先の脂肪吸引は、カニューレという細い管を使用し、余分な脂肪細胞を吸引して除去する小顔整形です。
切開は、カニューレを挿入する際の数ミリで済むため、傷跡が目立ちにくいのが特徴です。

顎先についた脂肪細胞を除去するので、顎の長さの改善が見込めます。

脂肪細胞は増殖しないため、半永久的な効果が得られます。
なお、顎先の脂肪吸引に伴うダウンタイムは1～3ヶ月で、術後24時間はフェイスバンドの着用が必要です。

顎下やフェイスライン周りの施術とは異なり、顎先の脂肪吸引は、骨や筋肉を傷つけないように、細かな調整をしながら慎重に行う必要があり、難易度が高い手術です。

当院は、顎先の脂肪吸引に対応している数少ないクリニックです。

年間2,000人以上の小顔整形を行っている当院では、豊富な実績を持つ医師が在籍しています。
高度な技術力が求められる顎先の脂肪吸引も、美しく丁寧に仕上げますので、まずは気軽にカウンセリングにてご相談ください。

顔の脂肪吸引の施術方法やダウンタイムについては、下記のページより詳細をご確認ください。

美容外科医がおすすめしない改善方法3選

美容外科医がおすすめしない顎の長さの改善方法は、下記の通りです。

• セルフマッサージ
• エステサロンのフェイシャルトリートメント
• 顎先ボトックス

セルフマッサージやエステサロンの施術では、骨や脂肪組織に直接的なアプローチができないため、根本的な治療はできません。
皮膚に負担がかかり、たるみにつながるリスクがあるため、マッサージは避けるようにしましょう。

なお、顎先ボトックスは美容整形ですが、顎の長さを改善する効果が見込めないため、おすすめしません。
顎の長さ改善に適さない理由について、それぞれ詳しく解説するのでぜひ役立ててください。

セルフマッサージはたるみが悪化する可能性がある

顎の長さを改善するために、セルフマッサージを行うのはおすすめしません。
顎を物理的に短くするには、顎の骨を切除するか脂肪吸引が必要です。

セルフマッサージをすると、一時的にむくみが改善されてフェイスラインがシャープになり、顎が短くなったように感じるかもしれません。

しかし、マッサージでは顎の長さを短くできないうえ、肌に負荷がかかりたるみを悪化させる可能性があります。
ハリのある美しい肌を保つために、セルフマッサージは控えましょう。

エステで脂肪を減らすのは難しい

エステサロンの施術で、フェイスラインや顎先の脂肪を減らすのは難しいでしょう。

フェイシャルトリートメントにより、一時的にフェイスラインがすっきりする可能性はあります。

しかし、脂肪を除去したり燃焼させたりといった効果はないため、顎の長さを改善する根本的な施術にはなりません。

なお、前述の通り顔のマッサージは皮膚に負担がかかり、たるみの原因となるため控えるようにしてください。
顎周りの脂肪やたるみ、顎の長さで悩んでいる方は、美容整形の脂肪吸引を検討してみましょう。

顎先ボトックスで顎を短くする効果は期待できない

顎先ボトックスでは、顎の長さを短くする効果が期待できないでしょう。

ボトックスとは、ボツリヌストキシンを使用し、筋肉が収縮する働きを弱める注入治療です。

顎先ボトックスは、オトガイ筋の緊張状態が続いて現れる「梅干しジワ」や「フェイスラインのもたつき」の治療として行われます。

顎先ボトックスによって、フェイスラインを美しく整えられますが、顎の長さを短くするのは難しいです。
美容整形による顎短縮効果を求めるなら、骨切り施術や脂肪吸引などの小顔整形を選びましょう。

顎の骨切りに抵抗がある方へ

顎が長く見える原因には、骨格や歯並びと顎周りの脂肪量、たるみが関係しています。

むくみを改善するセルフマッサージや、リップ・シェーディングなどのメイクにより、顎を短く見せられますが、根本的な解決にはなりません。

顎の長さが気になる方は、骨や脂肪組織にアプローチして物理的に長さを短縮できる美容整形がおすすめです。
骨切りの外科手術に抵抗がある方は、顎先の脂肪吸引を検討してみましょう。

当院では、高い技術力を必要とする顎先の脂肪吸引に対応しています。

年間2,000人以上の小顔整形を行っており、数多くの実績を持った医師が在籍しているクリニックです。
カウンセリングでは、施術を担当する医師が患者様のお悩みやご希望を深くヒアリングし、顎先の脂肪量や骨の形などを見極め、適切な治療方法をご提案しています。
顎の長さがコンプレックスな方は、ぜひ当院へご相談ください。