COLUMN
美容整形コラム
眉間のシワを永久に無くせる?美容整形を医師が症例とともに解説
若返り・たるみ治療
「年齢を重ねるにつれて眉間のシワが気になってきた」「老けて見える眉間のシワを永久に無くしたい」とお悩みではありませんか?
眉間のシワは一度できるとセルフケアでの改善は難しく、顔の印象も大きく変化するため、どうにかして改善したいと考える方も多いのではないでしょうか。
本記事では、眉間のシワができる原因や与える印象、セルフケアや美容整形による改善方法まで詳しく解説しています。「眉間のシワを本気で改善したい」とお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の監修ドクター
目次
眉間のシワができる3つの原因
眉間にシワができる主な原因には、以下の3つが関係しています。
- 表情の癖
- 肌の弾力の低下
- 肌の乾燥
具体的にどのような要因が眉間のシワにつながっているのか、順番に詳しく解説します。
表情の癖
日常的な表情の癖によっては、表情筋の動きが定着し、シワとして残る可能性があります。
表情筋とは、「笑う」「泣く」「怒る」など、さまざまな表情をつくるときに使われる筋肉の一つです。表情筋をゆるめたり力を入れたりすることで、人間らしい豊かな表情がつくられています。
たとえば、本を読むときに眉間に力が入る方や、パソコンを使用する際に目を細めてしまうような癖のある方などは、表情筋が緊張したままの状態が続きやすくなります。その結果、表情筋がゆるみにくくなり、眉間のシワが定着しやすくなるのです。
なお、後述する肌の弾力低下や乾燥が相まって、より眉間のシワが目立つようになるケースもあります。
眉間のシワをできるだけ残さないためには、日頃から表情の癖にも気をつける必要があります。とくに、目を細めるといった癖は無意識にやりがちなため、眉間に力がかかっているのを感じた際は、鏡を見るなどして表情をチェックするようにしましょう。
肌の弾力の低下
歳を重ねると、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリや弾力を保つ成分が生成されにくくなるため、眉間のシワがより際立つようになります。
とくに、40歳以降になると、20歳の半分以下にまで生成量が落ち込むため、若い頃のようなハリや弾力は徐々に失われていくのです。
また、コラーゲンやエラスチンは、皮膚の表面を支える土台としての役割も担っているため、生成量が減少すると皮膚のたるみを助長する要因にもなり得ます。
支える力が弱まった皮膚は、表情筋の癖やたるみによって生じた凹凸が元の状態に戻りにくくなるため、シワがより深く定着しやすくなります。
加齢による影響は避けられないものですが、スキンケアで加齢による影響の緩和が期待できますので、日常的に肌のお手入れを心がけるようにしましょう。
肌の乾燥
肌の乾燥は、眉間のシワを形成する要因の一つです。
乾燥した肌は、ハリや弾力を保つための十分な水分量が不足しており、肌本来の柔軟性が低下した状態です。肌表面にある角質層が硬くなり、表情筋の伸び縮みに対応しにくくなるため、一時的に形成されたシワが残りやすくなります。
たとえば、フェイスパックで例えると伝わりやすいかもしれません。水分をたっぷり含んだ状態だと折り目をつけてもシワは目立ちませんが、乾いて弾力性を失うと、折りジワがくっきりと残ってしまいます。
肌表面も同じで、十分な水分量があり肌表面の柔軟性が保たれていれば、シワは肌に定着しにくいのです。
また、紫外線ダメージも乾燥を生じさせる原因となるため、外出時の紫外線対策にも注意が必要です。肌表面にある水分量を減少させるだけでなく、コラーゲンやエラスチンを破壊・変形させ、ハリや弾力の低下を招きます。
結果として、乾燥は眉間のシワを助長する要因となるため、日常生活における保湿の徹底や紫外線対策が大切です。
眉間のシワがある人の印象
眉間のシワは、顔の印象を変化させる要因となります。具体的には、以下のような印象に見えるケースが多く見られます。
- 怒っている・不機嫌に見える
- 老けて見える
なぜこれらの印象を与えてしまうのか、詳しく解説します。
怒っている・不機嫌に見える
眉間のシワは、いわゆる「しかめっ面」に見えることも多く、怒っていたり不機嫌そうな印象を与える場合があります。
見知った方と接する場合は問題ないかもしれませんが、初対面の方だと「気難しい人」といったレッテルを貼られることも少なくないでしょう。
実際にはそうでなくても、眉間のシワは対人関係において、少なからずマイナスなイメージを持たれるケースが多いです。
老けて見える
眉間のシワによる凹凸で影が生じるため、顔全体が暗く見え、実年齢よりも老けているような印象を与えることがあります。
また、光の当たり方によっては眉間のシワがさらに強調され、疲れていたり眠たそうに見えるなど、ネガティブな印象を与えることもあるでしょう。
眉間のシワを永久に無くす方法はある?眉間のシワの対処法
結論からお伝えすると、眉間のシワは内部組織がすでに変化している状態のため、セルフケアで根本的に改善するのは難しいといえます。
なぜ眉間のシワを無くすのが難しいのか、次の2つに分けて具体的に解説します。
- すでに刻まれたシワをセルフケアによって無くすのは困難
- 根本的な眉間のシワの改善には美容施術がおすすめ
すでに刻まれたシワをセルフケアによって無くすのは困難
そもそもシワは、表皮・真皮・筋肉の変化によって組織に凹凸が生じている状態のため、すでに刻まれた眉間のシワをセルフケアで根本的に改善することは難しいです。
肌表面の浅いシワであれば、保湿の徹底や表情の癖を改善すれば、ある程度の予防は見込めます。しかし、コラーゲンやエラスチンの減少による真皮の変化や緊張した表情筋による凹凸は、肌の奥深くで生じているため、セルフケアでの根本的な改善は期待できません。
目立つ眉間のシワほど、肌の奥深くで内部組織が変化している可能性もあり、改善するには原因への根本的なアプローチが必要となります。
根本的な眉間のシワの改善には美容施術がおすすめ
とはいえ、「老けて見える眉間のシワを根本的に改善したい」とお悩みの方は多いでしょう。
眉間のシワを根本的に改善し、若々しい印象を取り戻したい場合は、美容整形による選択肢も一つの手段です。美容整形では表皮・真皮・筋肉と原因に合わせたアプローチを行えるため、深く頑固な眉間のシワでも、根本的な改善が期待できます。
具体的にどのような美容整形が眉間のシワに効果的なのか、次の章でご紹介していきます。
眉間のシワを永久に無くせる?美容整形のメニューを紹介
眉間のシワを永久に無くしたい場合は、以下のような美容整形で改善が期待できます。
- 額挙上(前額リフト)
- ボトックス注射
それぞれどのような施術で、なぜ眉間のシワに対して効果的なのか、順番に解説します。
内視鏡額挙上(前額リフト)
内視鏡額挙上(前額リフト)は、額全体をリフトアップすることで、額の横シワを改善させるのが主な目的の手術です。眉間のシワを目立たなくする効果も期待できます。
施術では、髪の毛の中を4〜5か所小さく切開し、内視鏡を用いて皮膚・脂肪層・筋膜(SMAS層)の剥離を行います。その後、組織全体を引き上げ、余分な皮膚や脂肪などを切除し、丁寧に縫合すれば施術は完了です。
額にある組織をまとめてリフトアップすることで、眉間のシワが自然に引き伸ばされ、若々しくなめらかな額の印象を与える効果が期待できる施術です。
また、シワの原因となる組織へ直接アプローチを行うため、施術部位のリフトアップ効果は半永久的な持続が見込めます。ただし、加齢に伴う皮膚のたるみや脂肪の下垂などは避けられないため、施術後も定期的なメンテナンスをおすすめします。


ボトックス注射
ボトックス注射は、筋肉を動かす神経伝達物質の働きを抑制し、日常的な癖による表情筋の緊張を和らげる施術です。
本来筋肉は、アセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質が脊髄や末梢神経を通って、筋肉にある受容体と結合することで初めて動きます。ボトックスにはアセチルコリンと受容体の結合を阻害する働きがあり、注射によって筋肉の動きが一時的に抑えられるのです。
ただし、ボトックスは時間の経過とともに体内で分解され次第に排出されていくため、1回の施術で長期的な効果は見込めません。長期的に効果を維持したい場合、繰り返し施術を行う必要がある点は、デメリットといえます。
とはいえ、「眉間に力が入ってシワができた」「目を細める癖で眉間のシワが深くなった」とお悩みの場合、筋肉へ直接アプローチするボトックス注射が適している場合もあります。
万が一施術で迷われた際は、カウンセリング時に現在の状態を診察したうえで適切な施術をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。


眉間のシワを美容整形で改善した当院の症例写真を紹介
ここからは、当院の美容整形で、眉間のシワを改善した患者様の症例写真をご紹介します。
case01.前額リフト(内視鏡額挙上)の症例
施術内容 | 前額リフト(額挙上) 静脈麻酔 |
施術料金 | 前額リフト(額挙上) ¥880,000 静脈麻酔 ¥110,000 側頭固定+¥110,000 皺眉筋切除+¥220,000 (全て税込価格です) |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
こちらの症例写真は、前額リフトで女性らしさのあるやさしい目元に整えた患者様のケースです。
もともと眉毛と目の距離が近く、目元がややキツく見られてしまうというお悩みをお持ちの方でした。眉毛の位置を引き上げることにより、距離の改善が見込めたため、前額リフトをご提案しました。
施術後は眉毛が適切な位置に整い、狭まって見えていた距離も改善され、キツい目元からやさしい印象に変化しています。また、額にあった凹凸も改善され、ツルンとなめらかなラインに仕上がっているのもポイントです。
当院の前額リフトでは、眉間のシワだけにとどまらず、目と眉毛の距離も整えることが可能です。顔全体の印象が大きく変わるため、「目つきがキツい」「怒っていないのに怒っているように見られる」とお悩みの方は、ぜひご相談ください。
case02.前額リフト(内視鏡額挙上)の症例
施術内容 | 前額リフト(額挙上) 静脈麻酔 |
施術料金 | 前額リフト(額挙上) ¥880,000 静脈麻酔 ¥110,000 側頭固定+¥110,000 皺眉筋切除+¥220,000 (全て税込価格です) |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
こちらの症例写真は、前額リフトで眉間のシワと額の横ジワを改善した患者様のケースです。
眉間のシワによって眉頭がやや下がっていた状態だったものの、前額リフトによって適切な位置へ引き上げたことで、シワが目立ちにくくなっています。横から見たときに目立っていた横ジワも、術後はつるんと丸みのある額へ変化しました。
また、額全体のリフトアップにより目と眉毛の距離が広がり、重みのあった上まぶたがすっきりとした印象になっています。黒目が大きくなったように見えているのが、まぶたもしっかりリフトアップされている証拠だといえるでしょう。
前額リフトは単一のお悩みだけではなく、目元や額全体の印象を大きく変える効果が見込める施術の一つです。「まぶたが重く目の開きが悪い」と機能面のお悩みについても改善が期待できますので、お気軽にご相談ください。
なお、「横からの症例写真も確認したい!」という方は、こちらのInstagramも合わせてご覧ください。
眉間のシワを永久に無くしたい方から当院が選ばれる理由
眉間のシワは老けて見える要因にもなるため、「根本的に改善したい」と考える方も多いお悩みのひとつです。
年間2,000件以上の美容整形を行っている当院では、患者様一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、オーダーメイドの施術プランをご提供しています。よりご満足いただける結果に近づけるよう、以下の3つにこだわりを置いています。
- 形成外科専門医の資格を持つ医師が執刀
- 韓国での研修を重ねて傷が目立たない内視鏡下前額リフトが可能
- 患者様が安心して眠ってご施術を受けられる麻酔管理体制
順番にご紹介します。
形成外科専門医の資格を持つ医師が執刀
当院には、形成外科専門医の資格を持つ医師が在籍しています。解剖学における深い知識はもちろんのこと、これまでに培った豊富な経験を活かし、安全かつ美しい仕上がりになるよう心がけています。
また、当院では各施術に特化した医師が施術を担当するため、細かなデザインの調整や施術の併用など、患者様のご希望に合わせて柔軟な対応ができる点も強みです。
「女性らしい丸みのある額になりたい」「顔全体を若々しい印象に整えたい」など、ご希望の仕上がりもお気軽にご相談ください。
韓国での研修を重ねて傷が目立たない内視鏡下前額リフトが可能
当院の前額リフト(内視鏡額挙上)は、韓国で研修を重ねた「髙田 怜」医師が執刀を行います。長年積み上げてきた形成外科医としての経験に加え、本場韓国で学んだ最新技術を活かし、「傷が目立たない内視鏡額挙上」をご提供しています。
本来の前額リフトに内視鏡を用いることで、組織のダメージと傷跡を最小限に抑えており、比較的短いダウンタイムで日常生活に戻れるのが大きなメリットです。
眉間のシワ・額の横ジワ・眉毛の下垂・まぶたの腫れぼったさといった見た目の改善だけでなく、目の開きといった機能面の改善も見込めます。
患者様が安心して眠ってご施術を受けられる麻酔管理体制
当院は患者様が安心して施術に進めるよう、医師と麻酔科医の分業体制を採用しています。医師が執刀している間は、専任の麻酔科医が患者様の全身管理を担当しており、一人ひとりに合わせた麻酔の管理を行っているのが強みです。
美容整形を行う際、中には「施術中に麻酔から覚めるのではないか」という不安をお持ちの患者様もいらっしゃいます。当院では患者様の不安を少しでも払拭できるよう、安全性と安心感も重視した麻酔体制を整えています。
眉間のシワを永久に無くしたい方は当院へご相談を
眉間のシワは、日常的な表情の癖や乾燥、加齢による弾力の低下など、さまざまな要因が関係しています。顔の中でも目立ちやすい部位にあるため、「老けて見える」「キツい印象になる」とお悩みの方も多いでしょう。
当院では、眉間のシワを改善する美容整形として、前額リフト(内視鏡額挙上)やボトックス注射などの施術をご提案しています。患者様のお悩みやご希望の仕上がりに応じて、ほかの施術と併用も可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。

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監修医師紹介
髙田 怜 医師 ( WOM CLINIC GINZA 常勤医師 / 形成外科専門医 )
専門分野:目元形成 / 鼻形成 / 若返り治療
専門分野:目元形成 / 鼻形成 / 若返り治療
監修医師紹介ページはこちら
略歴
- 2015年 東京慈恵会医科大学 卒業
- 2015年 上尾中央総合病院 初期臨床研修
- 2017年 上尾中央総合病院形成外科 勤務
- 2018年 東京女子医科大学病院形成外科 勤務
- 2019年 国立病院機構災害医療センター形成外科 勤務
- 2021年 東京女子医科大学病院形成外科 勤務
- 2022年 形成外科専門医取得 東京女子医科大学形成外科助教
- 2023年 東京シンデレラ美容外科 勤務
- 2023年 東京シンデレラ美容外科大宮院院長
- 2024年 WOM CLINIC GINZA 勤務
保有資格
- ・日本形成外科学会専門医
- ・日本美容外科学会正会員(JSAPS)
- ・日本美容外科学会正会員(JSAS)
- ・日本美容皮膚科学会正会員
- ・日本形成外科手術手技学会正会員
- ・日本創傷外科学会正会員
- ・日本熱傷学会正会員
- ・日本静脈学会正会員
- ・下肢静脈瘤に対する血管内焼灼指導医
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