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貴族手術とは?これを見れば貴族手術のすべてがわかる!

貴族手術鼻整形
公開日:2024年05月24日(金) 最終更新日:2024年07月10日(水)
貴族手術とは?これを見れば貴族手術のすべてがわかる!

「貴族手術はどんな人に向いているの?」

「施術方法やダウンタイムはどうなんだろう…」

「リスクやデメリットがあるなら知りたい!」

小鼻の凹みによる、ほうれい線や口元の突出が気になる方に向いている貴族手術。聞いたことはあるけど、詳しい内容まで知らないという方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、

  • 貴族手術に向いている人
  • 貴族手術の施術方法
  • リスクやデメリット

について、実際の症例写真をまじえながら詳しく紹介します。

実際の症例写真をまじえながら詳しく紹介します。

記事を読み終えるころには、貴族手術を理解し、注意すべきポイントやリスクをしっかりとおさえ、貴族手術はあなたに合っているのかがわかるようになっているでしょう。

この記事が、満足のいく美容整形を選択するための参考材料になれば幸いです。

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この記事の監修ドクター

医師 (WOM CLINIC GINZA 

貴族手術とは?

貴族手術とは?

貴族手術とは『鼻翼基部形成術』とも呼ばれる、韓国で生まれた施術です。

小鼻の付け根である鼻翼基部(鼻の付け根)にシリコンプロテーゼや軟骨などの自家組織などを挿入し、鼻翼基部の陥没によるほうれい線や、口元の突出による影感を目立たなくします。

鼻翼基部を盛り上げることにより、小鼻から口角にかけてのほうれい線のくぼみを緩和し、すっきりとした上品な印象を与えることから『貴族手術』と呼ばれるようになりました。

顔に立体感をもたらし、ほうれい線を浅くすることで、疲れたように見える表情や平坦な顔立ちを立体的な印象にする効果が期待できます。

また、貴族手術は、シリコンプロテーゼ・自家組織・保存軟骨を挿入した場合、半永久的な効果が得られる施術です。

当院では、シリコンプロテーゼ やご自身の肋軟骨などから採取した軟骨組織を活用して、貴族手術を行います。また、自家組織にこだわりがなく医師が適していると判断した場合には、保存軟骨(移植用に加工された軟骨組織)を用いる場合もあります。

貴族手術はこんな方におすすめ

  • ほうれい線が気になる方
  • 若いのにほうれい線が目立つ方
  • 中顔面(眉から鼻の下)が凹んだように見える方
  • 顔に立体感を出したい方
  • 口元の突出感をおさえたい方

貴族手術は、シワとして深く刻まれたほうれい線よりも、鼻翼基部がへこんでいる影響で、鼻の付け根から口角にかけて陰りが生じているほうれい線に適した施術方法です。

鼻翼基部の凹みは、元々の骨格や、筋肉・脂肪のつき方が影響します。そのため、若い方でも生じる可能性があるのです。

また、中顔面が凹んでいると、平坦な印象を与えてしまいます。鼻翼基部を前方へ押し出すことで顔全体を立体的に見せる効果があり、顔の凹凸により光がより効果的に当たるため、表情の豊かさを生み出してくれます。

貴族手術は、顔の印象が若く見えるだけではなく、怒っていないのに「不機嫌そう」「意地悪そう」に見えてしまった表情や雰囲気が、パッと明るく華やかになる効果も望めるでしょう。

さらに、口元が前に出ているように見える、いわゆる口ゴボの改善にも効果が見込めます。鼻翼基部を盛り上げることで、口元との高低差を少なくして、口元の前方への突出を目立たなくさせるのに効果的です。

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貴族手術の主な施術方法5つ

貴族手術は、挿入する『組織』の違いにより施術方法が異なり、目的に応じて施術を選択します。

ここでは、主要な5つの施術方法について、おすすめの人やダウンタイム、デメリットを紹介します。

【貴族手術の主な施術方法5つ】

①シリコンプロテーゼ

②自家組織(軟骨など)

③保存軟骨

④脂肪注入

⑤ヒアルロン酸

「自分だったらどれがいいかな?」と考えながら読み進めてみてくださいね。

①シリコンプロテーゼ

貴族手術とは?

おすすめの人 ・半永久的な効果を得たい方

・鼻翼基部をしっかりと持ちあげたい方

・抜去する可能性がある方

デメリット 入れ替えが必要になる場合がある
ダウンタイム 2~3週間
持続期間 半永久的
料金相場 30万~60万

 

貴族手術においてシリコンプロテーゼを使用する場合、シリコン製のプロテーゼを小鼻の付け根に挿入します。

鼻翼基部の凹みを補填し、ほうれい線を目立ちにくく、フラットな状態に近づける効果が望めます。

プロテーゼは、患者様ごとに幅や長さ、厚さ、色、硬さなどをミリ単位で調整し、患者様の形に合わせた立体モデルを作成するカスタマイズも可能です。

術後の形状が気に入らない、違う形にしたいなどの場合でも、シリコンプロテーゼであれば、プロテーゼの取り出し・再挿入を1日で行えます。

プロテーゼは体内に吸収されないため半永久的な効果が期待でき、形状維持は約20〜30年です。しかし、中には経年劣化による変形が起こり、入れ替えなどのメンテナンスを要することもあります。

②自家組織(主に肋軟骨)

 

おすすめの人 ・自家組織で施術したい方

・半永久的な効果を得たい方

・鼻翼基部をしっかりと持ちあげたい方

デメリット ・軟骨採取部の切開創の傷跡が目立つ事がある

・変形しやすい

ダウンタイム 3~4週間
持続期間 半永久的
料金相場 50万~80万

 

自家組織を用いた貴族手術は、主に患者様ご自身の肋軟骨を使用します。貴族手術のためだけに肋軟骨を採取することは少なく、鼻中隔延長手術で肋軟骨を採取する方が、貴族手術を一緒にする場合に使用されるのが一般的です。

ご自身の組織を使用するため『生体適合性』の恩恵を享受でき、異物反応(施術部位周囲の炎症など)や拒絶反応が起こりにくいといったメリットがあります。外見・触感ともに自然な仕上がりが期待できます。

一方で、自家組織は『採取』の目的で貴族手術の鼻翼部とは別に軟骨採取部位も含めた2箇所の手術が必要です。

肋軟骨からの採取の場合は、胸部を切開するためダウンタイムが長くなる可能性もあります。

さらに、自家組織は皮下細胞に馴染みやすい性質のため、経年により体内に吸収されて術後のデザインが変形してしまうことも。

自家組織を用いた貴族手術を検討する際には、挿入部位の馴染みの良さと、2度の手術の必要性や経年変化の可能性を天秤にかけて、医師と慎重に進めていくことが重要です。

③保存軟骨

おすすめの人 ・保存軟骨に抵抗がない方

・自分の軟骨を採取する施術を受けたくない方

・半永久的な効果を得たい方

・鼻翼基部をしっかりと持ちあげたい方

デメリット 非自家組織に対する抵抗感
ダウンタイム 2~3週間
持続期間 半永久的
料金相場 30万~60万

 

保存軟骨は、他人の肋軟骨を移植用に処理したアメリカ製の素材です。厳密な品質管理のもとで特別に加工・保存されていて、強度・耐久性ともに優れています。

自分の体から軟骨を採取する必要がなく、移植軟骨採取のための手術負担が大幅に軽減されるため、他人の肋軟骨の使用に抵抗のない方には有力な選択肢です。

さまざまな形状への加工が可能なため、理想的な形に調整できます。

中には、保存軟骨は非自家組織のため『感染リスク』を不安視される方もいるかもしれません。

しかし、保存軟骨は『適切な滅菌処理・厳密な品質管理』が徹底されているため、保存軟骨の使用による感染リスクを過度に心配しなくても大丈夫です。

しかし、保存軟骨は他人から提供された組織のため、自家組織にこだわる方にとっては抵抗感もあるでしょう。

保存軟骨の特徴や利点を理解した上で、医師に相談しながら施術方法を検討してください。

④脂肪注入

おすすめの人 異物感が心配な方
デメリット 定着率によっては変化を感じづらく再注入が必要
ダウンタイム 2~3週間
持続期間 定着すれば半永久的
料金相場 30万~50万

 

脂肪注入は、自身の脂肪を鼻翼基部に注入する施術方法です。個別性に合わせて細かく丁寧に注入するため、表情の変化による動きを妨げづらく自然な仕上がりが期待できます。

注入する脂肪は、太もも内側からの採取が主流で、中には腹部から採取する方もいます。

脂肪を採取した箇所は、1〜3ヶ月程度、つっぱり感やむくみ、しびれが見られることもありますが、経過とともに落ち着くことが大半です。

脂肪注入は自身の脂肪を用いるため、拒絶反応などの心配が少なく馴染みが良いのが特徴です。

注入した脂肪の定着率は約1ヶ月で50%程度と、約半分が体内に吸収されてしまうものの、1度定着した脂肪は吸収されません。つまり、定着さえしてしまえば効果は半永久的と言えます。

しかし、個人差により定着率が異なり、吸収される脂肪の量によっては効果が出にくい場合もあります。メリットだけではなく注意点も十分に理解し、経験値の高い医師に相談しながら慎重に施術を検討することが重要です。

⑤ヒアルロン酸

おすすめの人 手軽に施術を受けたい方
デメリット 吸収される素材のため再注入が必要
ダウンタイム 1~2日
持続期間 3ヶ月~半年
料金相場 5~10万

 

ヒアルロン酸注入は、鼻翼基部に硬さのあるヒアルロン酸を注入する施術です。

ヒアルロン酸注入は、切開不要のため負担やダウンタイムともに少なく、内出血や赤み・腫れも長くても3日ほどでほぼ改善します。

ヒアルロン酸は体内で吸収される素材のため、効果を持続させるためには再注入が必要ですが、効果は製品にもよりますが約1年程度なので「貴族手術が向いているかどうか試してみたい」という方にもおすすめです。

シリコンプロテーゼや自家組織、保存軟骨による貴族手術に興味がある場合は、まずヒアルロン酸注入を試して効果を確認するのもいいでしょう。

術後の仕上がりを確認し、納得してから、改めて半永久的な効果のある施術方法を検討することもできます。

施術方法の比較

  施術効果 ダウンタイム 料金相場
シリコンプロテーゼ ★★★★★ 2~3週間 30万~60万
自家組織 ★★★★★ 3~4週間 50万~80万
保存軟骨 ★★★★★ 2~3週間 30万~60万
脂肪注入 ★★☆☆☆ 2~3週間 30万~50万
ヒアルロン酸 ★☆☆☆☆ 1~2日 5~10万

 

貴族手術の中で、半永久的な施術効果が得られるのは、シリコンプロテーゼ 、自家組織、保存軟骨の3種類です。

自家組織を用いた施術は、移植軟骨採取部位と鼻翼基部の2箇所の施術を要するため、ダウンタイムは長く、料金相場も高くなるのが特徴です。

当院では、施術効果を考慮し、3つの施術(シリコンプロテーゼ・自家組織・保存軟骨)を実施しております。

また、術後の仕上がりを確認するためのシュミレーションとして、ヒアルロン酸注入を施術することもあります。

当院の貴族手術の症例

貴族手術症例写真

施術内容 貴族手術(鼻翼基部挙上術)

保存軟骨移植

施術料金 貴族手術(鼻翼基部挙上術)¥330,000

保存軟骨移植¥220,000

全身麻酔¥220,000

副作用・リスク 術後には浮腫み、内出血、感染、痛みが出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。

 

こちらは、保存軟骨を用いて貴族手術をされた方の症例写真です。

施術により鼻翼基部の凹みが浅くなり自然に盛り上がることで、ほうれい線が目立たなくなっています。

同時に小鼻にナチュラルな立体感をもたらし、口の突出感も軽減して若々しい印象を受けます。

正面からの写真

貴族手術症例写真02

正面から見ても、ほうれい線の軽減は明らかです。

今回は貴族手術のみの施術ですが、小鼻周囲がスッキリしたことで、お顔全体がスマートで洗練されたように見受けられます。

ぱっと見のお顔の老け感の印象が大きく違うことがおわかりいただけるでしょう。

斜め上からの写真

貴族手術症例写真03

斜め上から見ても、鼻翼基部の陥没が綺麗に改善し、小鼻から口角までのラインが滑らかになっています。斜め上からの印象は特に身長の高い男性からの目線でもあります。

術前は骨格が角張った印象を受けますが、術後はお顔全体が柔らかい雰囲気になりました。

20代や30代で気になるほうれい線がある場合は、シワというよりも筋肉のつき方や元々の骨格が原因となっていることがあります。

若くしてほうれい線に悩まれている方は、1度貴族手術を検討してみるのもおすすめです。

当院独自の手法でプロテーゼをしっかり固定

プロテーゼをしっかり固定

貴族手術の懸念点に『シリコンプロテーゼのズレ』がありますが、貴族手術の豊富な実績数を誇る当院は、シリコンプロテーゼの固定技術を会得した医師が在籍しております。

一般的に大半の美容外科医は、シリコンプロテーゼを骨膜組織(骨の上にある軟部組織)に糸で固定する方法を採用します。

また、採取した軟骨を細かく砕いた『細片軟骨』を用いる場合には、注入するのが通常の方法です。

しかし、シリコンプロテーゼを糸で骨膜固定する方法では、プロテーゼが骨から浮遊した状態を避けられません。『笑う』などの表情によりプロテーゼが浮き、移動してしまうことも。

当院では、プロテーゼ直下の上顎の骨に小さな骨孔(穴)を開け、非吸収性の糸を用いて、プロテーゼを直接上顎骨にしっかりと固定します。

プロテーゼが骨と一体化するため、表情の変化によるプロテーゼの移動(浮遊)を阻止できます。

貴族手術を希望される方は、施術方法や挿入材料の選択肢が豊富な当院にぜひ1度ご相談ください。

あなたに合う治療方針を見極めるお手伝いをさせていただきます。

貴族手術のダウンタイムはどのくらい?

ダウンタイム

手術となると、痛みなどの副作用の度合いや、何日くらい仕事や学校を休めばいいのか、気になりますよね。

ここでは、貴族手術を受けた際のダウンタイムや主な症状、必要なお休みの日数を詳しく解説します。

ダウンタイム中の主な症状

・腫れ
・むくみ
・痛み
・かゆみ
・内出血
・熱感
・発熱
・だるさ

ダウンタイム中の症状のピークは、大半の方は術後3日前後、長い方でも1週間程度で落ち着くことがほとんどです。

症状のピークをすぎると、痛みやかゆみ、熱感などの症状は2〜3週間かけて徐々に快方へ向かいます。

施術箇所の腫れやむくみは、約1週間で人前に出てもわからない程度まで落ち着きます。

大部分の腫れが引くまでには約1ヶ月、腫れやむくみが完全に引いて自然な仕上がりになるまでには、約3〜6ヶ月かかると認識しておきましょう。

打ち身などにより内出血が起こりやすい方や顔がむくみやすい方は、ダウンタイムの期間が長引く傾向にあります。

また、手術時間が短く、出血量が少ない手術の方が、腫れや痛みも少なくダウンタイムも短いため、貴族手術の経験が豊富で、技量の高い医師を選ぶことが重要となります。

お休みは何日くらい必要?

貴族手術を受ける際には、マスクを着用してお仕事ができる環境であれば、当院の患者様の中には翌日から仕事復帰される方も少なくありません。

マスクを外すような仕事内容で、接客業等で浮腫みが気になる場合は、業務内容に合わせて3日〜1週間程度で復帰される方がほとんどです。しかし、むくみなどが気にならなければ、お休みされない方もいらっしゃいます。

貴族手術後は、挿入したシリコンプロテーゼや軟骨のズレを防ぎ、腫れや内出血をできる限り抑え仕上がりの精度をあげるため、鼻にテーピング(テープ固定)を行います。

テーピングは、最低でも3日間、できる方は5日間続けることが望ましいです。

テーピングをしている間は、患部を可能な限り動かさないようにするのが望ましいです。

テーピングが取れたらメイクで隠せるので内出血などがメイクでカバーできれば仕事復帰にも臨めます。

貴族手術にはどんなリスクがある?

貴族手術のリスク

貴族手術を受ける前に、手術によって起こりうるリスクを十分把握しておきましょう。

ここでは、貴族手術によって起こる可能性のある3つのリスクと、それぞれの原因、予防法を合わせて解説します。

【貴族手術のリスク】

  • 感染症のリスク
  • プロテーゼがズレる
  • 神経の損傷

 

感染症のリスク

貴族手術は皮膚や組織の切開を伴う外科手術のため、感染症のリスクがあります。

感染症は、貴族手術に限らずどんな手術でも起こりうるリスクです。

自家組織に比べて人工物であるシリコンプロテーゼを使用した方がリスクは高く、術中や術後の患部への細菌侵入や手術後のケア不足により、稀に発生することがあります。

しかし、感染症のリスクは抗生剤を点滴しながら施術を行い、術後に抗生剤の飲み薬を飲用することでリスクを下げられます。

また、術後の傷口や処置部位を適切な方法で清潔に保ち、術後は経過を医師に診察してもらうことでリスクを抑えることが可能です。

日常生活では、医師の指示にしたがって患部をケアすることが重要です。腫れや赤み、膿(うみ)、痛み、熱感の度合いが少しでも異常だと感じた場合は、すぐに医師に相談してください。

プロテーゼがズレる

術後、表情の大きな変化(大笑い・変な顔など)や、直接的な衝撃(ぶつかる・うつぶせ寝など)により、プロテーゼがズレることがあります。

手術後2週間程度は、鼻翼基部をはじめ顔全体を動かしすぎないように意識しましょう。

また稀に、手術後の固定が適切でなかったり、プロテーゼのサイズが合わなかったりすると、プロテーゼがズレることもあります。

WOMCLINICでは、プロテーゼが骨と一体化するよう、非吸収性の糸でプロテーゼを上顎骨にしっかりと固定する方法を採用し、術後のプロテーゼのズレを防いでいます。

当院のプロテーゼを用いた術式については『当院独自の手法でプロテーゼをしっかり固定』をご参照ください。

プロテーゼがズレると、不自然な見た目や違和感を生じるだけではなく痛みや感染症を生じる可能性があります。物理的な衝撃を避け、経験豊富な医師に手術をお願いしましょう。

神経の損傷

貴族手術は、ごくわずかですが施術箇所である鼻翼基部の近くに通っている眼窩下神経を傷つけ、神経の損傷が生じる可能性があります。

神経損傷のリスクは、貴族手術の経験が豊富な専門医に手術を受けることで、リスクを限りなく少なくできます。

逆に言うと、技術が未熟で経験が少ない医師が施術すると、さまざまなリスクが生じる処置でもあります。

手術によって生じる軽微なしびれや感覚の違和感は、一時的なことが多く数ヶ月かけて改善するのが一般的ですが、明らかに知覚を感じないなどの異常を感じた場合には速やかに医師に相談しましょう。

また、手術後の運動や日常生活の制限は、医師の指示に従い負荷量・期間を調整しながら少しずつ日常に戻すようにしてください。

貴族手術を受ける前に知っておきたいデメリット

貴族手術を受ける前に知っておきたいデメリット

貴族手術には、ほうれい線を目立たなくさせる、中顔面をスッキリさせる、口元の突出感を軽減し爽やかで若々しい印象をもたらすといったメリットがあります。

一方で、手術によって起こりうるデメリットも存在するのです。

ここでは、貴族手術を受ける前に知っておきたいデメリットと解決策を紹介します。

小鼻が広がったように見えてしまう原因

貴族手術の施術後のデメリットは『小鼻が広がったように見えることがある』です。

原因は2つあります。

原因1:貴族手術で凹んでいる鼻翼基部を剥離して前方に盛り上げることで、小鼻が外側に広がり、鼻翼幅が外に広がってしまう

原因2:貴族手術で鼻翼基部をほぼ完全に剥離することにより、笑った時に外側に引っ張られる筋肉の影響で小鼻が外側に永久に引っ張られたままの状態になってしまう

シリコンプロテーゼ・自家組織・保存軟骨のいずれを挿入した場合にも同じ現象が起こり得ます。

小鼻の広がりを抑える方法

若々しくスッキリしたお顔を目指してせっかく手術をしたのに「小鼻が広がった」「小鼻が大きくなった」となってしまっては悲しいですよね。

ここでは、小鼻が広がって見える2つの原因に対して、小鼻の広がりを抑えるためのそれぞれの方法を解説します。

【小鼻の広がりを抑える方法】

1.持ち上げた鼻翼基部の高さ分、鼻の高さも高くする

2.鼻翼基部の広がりを抑える

 

1.持ち上げた鼻翼基部の高さ分、鼻の高さも高くする

鼻翼基部を前方に盛り上げることで小鼻が横に広がったように見える現象に対しては、持ち上げた鼻翼基部の高さ分、鼻の高さを高くする施術が必要です。

以下2つの手術が用いられます。

【手術候補1:鼻尖形成術】

鼻の頂上である鼻尖の高さを高くする手術

鼻柱が柔らかい方や、鼻柱が傾いている方には鼻柱ストラット(鼻の支柱になるよう耳軟骨や肋軟骨を鼻柱に移植する手術)を併用する場合もあります。

【手術候補2:小鼻縮小術】

小鼻の外側への張り出しを生じさせないようにする手術

2.鼻翼基部の広がりを抑える

鼻翼基部の剥離により、笑った時に外側に引っ張られる筋肉の影響で小鼻が外側に引っ張られたままの状態になってしまう現象に対しては、鼻翼幅縮小術のケーブル法が適応です。

ケーブル法を用いた鼻翼幅縮小術は、貴族手術で剥離した鼻翼基部の組織を、ケーブル(糸)で中央に引き寄せる手術です。

ケーブル法単体ではほぼ100%元に戻ってしまいますが、貴族手術+ケーブル法であれば、貴族手術後に挿入した組織が再度癒着するまでの期間だけ固定されていればいいので、ほぼ元に戻ることはありません。

貴族手術後の小鼻の広がりを抑える方法については、以下の記事も参考にしてみてください。

貴族手術をすると、小鼻が広がるって言いますよね。それは鼻の手術を同時に行うことで、完全になくすことが出来ます。

理想の仕上がりを手に入れるためには、納得できるまで専門医からカウンセリングを受けるのが重要です。

当院では、患者様の望む仕上がりを目指して、さまざまな手術法や挿入材料をご提案いたします。ぜひお気軽にカウンセリングへお越しください。

当院は貴族手術の実績豊富なクリニック

『WOM CLINIC GINZA』は、貴族手術の実績が豊富なクリニックです。

ここでは、貴族手術における当院の特性を紹介します。

【当院の特性】

  • お客様に合わせたオーダーメイドの施術が可能
  • 最新設備と医療技術を兼ね備えたクリニック

 

お客様に合わせたオーダーメイドの施術が可能

当院では、一人ひとりの患者様に合わせた、オーダーメイドの施術が可能です。

美容整形は『小鼻の凹みには貴族手術をすればいい』などといった単純なものではありません。

患者様のお顔の特徴、顔全体のバランスを考慮した上で、最適な施術方法を組み合わせて選択していく『オーダーメイドの施術』が必須です。

貴族手術の症例数が多い当院では、患者様が望む仕上がりを見据えて、患者様専用に作られたオーダーメイドの施術を提供しています。

当院での貴族手術を用いたオーダーメイド施術例の一部を、以下の記事で紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

法令線を徹底的に改善させる!『 貴族手術+メーラーファット吸引 』の最強コンビネーション治療

完全クローズド法で、鼻中隔延長、鼻骨骨切り、貴族手術などのハイテク鼻フル整形

 

最新設備と医療技術を兼ね備えたクリニック

「WOM CLINIC GINZA」は、最新の設備と経験豊富な医師による医療技術を兼ね備えたクリニックです。

施術の精度を高める最新の設備を導入し、患者様に合わせて豊富な選択肢の中から挿入材料や使用器具を決定してまいります。

また、他院と比べて圧倒的にダウンタイムの短い施術、そしてデザインを重視した、ナチュラルで綺麗な仕上がりなど、クオリティーを追求した『職人によるこだわりの施術』を提供しております。

さらに、韓国の美容クリニックとも提携しており、日本にいながら最新の技術を受けることも可能です。

提携クリニックの詳細は、以下の記事をご覧ください。

日本×韓国 「似合わせ鼻名医の融合!」WOM CLINIC GINZA×MIND(マインド)美容外科

 

迷ったらまずは無料カウンセリングで相談してみよう

相談

「自分にはどの施術が適しているのだろう」

「綺麗になりたいけど美容整形についてあまり知らなくて不安」

「高額な施術を強引に契約させられたら怖い…」

はじめての美容整形は不安でいっぱいですよね。

「美容整形をしてみたいけど、どうしたらいいんだろう」と迷っている方は、ぜひ1度当院の無料カウンセリングに相談してみてください。

無理やり施術を勧めることは一切ありませんので、安心してお越しください。

WOM CLINIC GINZAでは、患者様の『真のニーズ』を深く理解した上で、慎重にカウンセリングを進めてまいります。

患者様の満足度を第一に考えておりますので、必要のない施術や効果の少ない治療はお勧めしません。

必要な施術は一人ひとり異なるもの。

目の前の患者様にとって『本当に必要な施術のみ』をご提案させていただきます。

また、当院には『他院修正外来』もございます。

他院で美容整形を受けたけれど満足できなかった、傷跡が目立ち気になるなど、いずれの外来もカウンセリングは無料です。

他院修正でお悩みの方も、お気軽にお問い合わせください。

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    監修医師紹介

    佐々木 和司 医師 ( WOM CLINIC GINZA 院長 / 美容外科専門医 )

    専門分野:ボディ脂肪吸引 / フェイスリフト手術 / 豊胸治療 / / 鼻形成 / クマ治療 / 二重・垂れ目形成 / 骨切り手術

    専門分野:ボディ脂肪吸引 / フェイスリフト手術 / 豊胸治療 / / 鼻形成 / クマ治療 / 二重・垂れ目形成 / 骨切り手術

    監修医師紹介ページはこちら

    略歴

    • 1997年 鹿児島大学医学部卒業
    • 1997年 九州大学医学部付属病院整形外科
    • 2006年 医療法人美ら海 美容外科勤務
    • 2007年 城本クリニック分院長
    • 2009年 東京美容外科、並木Sクリニック勤務
    • 2018年 新宿Sクリニック院長
    • 2020年 WOM CLINIC GINZA 勤務
    • 2021年 WOM CLINIC GINZA 院長就任

    保有資格

    • ・日本美容外科学会専門医
    • ・VASER LIPO認定医
    • ・CRF(コンデンスリッチファット)認定医
    • ・日本再生医療学会