COLUMN
美容整形コラム
脂肪吸引のメリットと医師が教えたがらないデメリット
ほほ・あご 脂肪吸引ボディ脂肪吸引「部分痩せができる脂肪吸引をしたいけど、デメリットってあるの?」
「脂肪吸引で死亡した人がいるって聞いて怖い…」
「失敗しないためにはどうしたらいい?」
脂肪吸引を検討する中で、このような不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
痩せにくい箇所も部分痩せが叶う、魅力的な脂肪吸引ですが、デメリットがあるのも事実。
この記事では、脂肪吸引について次の項目を丁寧に解説します。
本記事からわかること
- 脂肪吸引の施術方法について
- 脂肪吸引がおすすめな方
- 脂肪吸引ならではのメリット
- 医師が教えたがらない脂肪吸引のデメリット6つ
- 脂肪吸引で失敗しないためのクリニック選び4つのポイント
失敗を回避するためには、クリニック選びが重要です。
デメリットや失敗しないためのポイントをしっかりおさえて、あなたに合ったクリニックを選択してくださいね。
この記事の監修ドクター
目次
脂肪吸引はどんな施術?
脂肪吸引は、皮下脂肪を取り除くために美容クリニックで行われる、見た目の痩身を目的とした手術です。
皮膚を数ミリだけ切開し、カニューレと呼ばれる細い管を挿入して電動、または手動で脂肪を吸引します。
脂肪吸引は部分的に痩せることが可能で、顔や二の腕、太もも、お腹など、痩せたい部位を狙って皮下脂肪を取り除くことができます。
脂肪は水よりも軽いため体重の減少は少ないですが、見た目には大きな痩身効果が。
また、脂肪細胞の数自体が減るため、施術を受けた部位は太りにくく、リバウンドしにくい特徴があります。
脂肪吸引の施術方法
脂肪吸引の施術方法は、『シリンジ法(手動式)』と『機械吸引』の2種類です。
それぞれの方法には、特色やメリット、デメリットがあります。
ここでは、各施術法についての詳細を解説します。
注射器を使用するシリンジ法
シリンジ法は、注射器を使用して数ccずつ手動で脂肪吸引を行う方法です。
医師の手元で細かな調整ができ、低い吸引圧で負担をかけない調整が可能なシリンジ法。機械吸引と比べて皮下組織や血管、神経などへのダメージを抑え、手術後の皮下出血、痛み、腫れを軽減できます。
また、機器の取り回しが良く、脂肪吸引量のコントロールがしやすいという特徴も。数cc単位で細かな調整をしながら脂肪を吸引でき、不必要な取りすぎを防げます。
一方、シリンジ法は機械式より手間がかかり、医師の慣れや経験が必要です。また、シリンジ内部の脂肪が溜まると、吸引力が低下するといったデメリットも。
機械を使用する脂肪吸引
機械を使用した脂肪吸引は、機器による脂肪の遊離作用(脂肪を溶かして液化する)により効率的な脂肪の除去が可能です。
機械による脂肪吸引は、医師の技術・機器にもよりますが最大80〜90%の皮下脂肪を除去でき、腹部や太ももなど脂肪が多い部位で目に見える痩身効果が期待できる脂肪吸引法です。
しかし、機械式の脂肪吸引にはデメリットも存在し、使用する機器によっては、火傷やたるみ、むくみなどがみられることもあります。
また、手動に比べて吸引量が大きくなる傾向にあるため、繊細な箇所での使用では思わぬ吸引過多が起こり、ダウンタイムの回復に時間がかかることも。
機械を使用した脂肪吸引の仕上がりやダウンタイムは、吸引機器の種類によって異なります。
機械を使用した脂肪吸引には、ベイザーやライポマティック、ボディジェットなどがあり、それぞれ特徴が異なります。
例えば、ベイザー脂肪吸引は特殊な超音波を照射し、脂肪をなめらかにして吸引しやすくするといった特徴のある機器です。また、ライポマティックは熱エネルギーを使わずに、高空気圧による振動によって脂肪を吸引します。
そのため、脂肪吸引を検討する際には、各機器の特徴を考慮して患者に最適な脂肪吸引方法を選択できる、知識と経験のある医師を選ぶことが重要です。
現在主流となっている機械と各技術方式については、「【脂肪吸引の値段が変わる理由】内の『脂肪吸引に活用される機器による違い』」を参照ください。
脂肪吸引はこんな方におすすめ
脂肪吸引がおすすめな方は以下の通りです。
- 短期間で痩せたい方
- ダイエットに限界を感じている方
- リバウンドを繰り返して体型が崩れてしまった方
- 特定の部位に脂肪がつきやすい方
- 顔の二重アゴなど特定の部位だけ痩せたい方
特に、太ももや二の腕、下腹部、腰など、ダイエットしても脂肪が落ちない部位に悩む方に効果的です。
さらに、皮下脂肪が多く全体的に太って見える方も対象になります。
ここでは、脂肪吸引を検討する段階で気になる、脂肪吸引の主な施術部位と、部位別のダウンタイムを解説します。
脂肪吸引の主な施術部位
一般的な美容外科で行われている脂肪吸引の主な施術部位は、上の図のピンクの箇所です。WOMクリニックでは、より高度なテクニックとデザイン力が要求される緑の箇所の脂肪吸引も行っております。
思ったよりも、脂肪吸引の適応箇所が多いと感じた方も多いのではないでしょうか。
あなたの気になる脂肪は、脂肪吸引で除去できる箇所なのかを確認してみてください。
部位別のダウンタイム(仕事復帰までの目安)
脂肪吸引の箇所 | WOMクリニックで手術して仕事復帰するまでの平均 | 一般的なダウンタイム |
顔の脂肪吸引 | 1日〜2日程度(最短翌日) | 1週間程度 |
二の腕の脂肪吸引 | 2日〜3日程度(最短翌日) | 1週間〜2週間程度 |
お腹の脂肪吸引 | 2日〜4日程度(最短翌日) | 2週間〜3週間程度 |
太ももの脂肪吸引 | 2日〜4日程度(立ち仕事の方:5日〜7日程度) | 2週間〜3週間程度 |
上の表は、脂肪吸引の部位別のダウンタイムです。
ここで言うダウンタイムとは、施術後に生じる痛みや赤み、内出血などの症状が改善し、最低限仕事復帰できるまでの目安として解説します。
ダウンタイムの長さは、施術内容や患者の状態によって異なり、ダウンタイムの期間中は化粧や洗顔、運転などの日常生活が制限される場合もあります。
脂肪吸引のダウンタイムの期間は、脂肪吸引の部位によって大きく異なるのが特徴的です。
顔や二の腕のダウンタイムは1~2週間程度と比較的短めです。お腹のダウンタイムは3週間〜4週間程度とやや長く、太ももにいたっては1カ月程度と大変長くなります。
また、脂肪吸引の量が多ければ多いほどダウンタイムは長期間化します。複数の部位を1度に脂肪吸引する場合は、1カ月程度ダウンタイムがあると考えておきましょう。
脂肪吸引ならではのメリット
脂肪吸引には、食事や運動、生活習慣の見直しなどの一般的なダイエットにはない、脂肪吸引ならではのメリットがあります。
ここでは、脂肪吸引だからこそ得られるメリットを3つ紹介します。
脂肪吸引ならではのメリット
- 気になるところを部分痩せできる
- 短期間でシェイプアップできる
- 施術を受けた箇所はリバウンドしにくい
気になるところを部分痩せできる
脂肪吸引の1つ目のメリットは、気になる特定の部位を部分痩せできることです。
脂肪吸引は、脂肪を落としたい部位をピンポイントで狙って吸引できます。
ダイエットではどうしても落ちない脂肪も確実に除去できるため、理想のボディラインへの変化が期待できます。
短期間でシェイプアップできる
2つ目のメリットは、脂肪吸引は短期間でシェイプアップできるという点です。
脂肪吸引の施術自体は数時間で終了し、部位によってダウンタイムは異なるものの早ければ1カ月程度で効果を実感できます。
イベントや特別な場合に備えて、素早く体型を整えたい方にとっては理想的な選択肢です。とはいえ、内出血や腫れなどのダウンタイムが生じるので、完成形の状態を目指すなら、3~6カ月の猶予を見ておくのがおすすめです。
施術を受けた箇所はリバウンドしにくい
脂肪吸引の3つ目のメリットは、脂肪吸引を受けた箇所のリバウンドのしにくさです。
ダイエットは脂肪細胞を小さくする効果がありますが、脂肪吸引は脂肪細胞そのものを除去するため、リバウンドしにくいという特徴があります。
脂肪吸引は、短期間で気になる箇所の脂肪を落とすことができ、リバウンドしにくいといったメリットがあります。しかし一方で、暴飲暴食は再び脂肪を蓄積させる可能性も。
リバウンドを防ぐため、脂肪吸引後も健康的なライフスタイルを維持することは忘れないでくださいね。
脂肪吸引の教えたがらないデメリット6つ
脂肪吸引には、嬉しいメリットがあるものの、デメリットが存在するのも事実です。
ここでは、医師が教えたがらない『脂肪吸引のデメリット』を解説します。
脂肪吸引を検討している方は、メリットだけではなくデメリットを十分に理解した上で施術するかどうかを決めましょう。
脂肪吸引の教えたがらないデメリット6つ
- 失敗する可能性がある
- 思うような効果が得られないことがある
- ダウンタイムが1週間から2週間ほどある
- 死亡事故のリスクがある
- 施術費用が高い
- 術後に筋肉痛のような痛みがある
①失敗する可能性がある
1つ目の脂肪吸引のデメリットは『失敗する可能性がある』です。
脂肪吸引の失敗には、以下のようなものがあります。
- 左右のバランスが不自然
- 皮膚がたるむ
- 肌の表面が凸凹になる
- 望んだ部位が細くならない
など
失敗の原因は、脂肪の取り残しや、一度に過度な脂肪吸引を行うこと、また医師が吸引しやすい場所だけを吸引することなどが挙げられます。
上の図は、一般的なクリニックの脂肪吸引で吸引する脂肪の層と、WOMCLINICの脂肪吸引で吸引する脂肪の層を比較したものです。
一般的なクリニックでは、中層の脂肪吸引に偏りがちですが、WOMCLINICでは浅層・中層・深層から吸引可能です。
多くのクリニックが浅層と深層を避ける理由は、両層の吸引の難しさにあります。
浅層にある脂肪の吸引はでこぼこの原因になりやすくなります。また、深層にある脂肪の吸引は、過去に腹筋の脆弱な症例に対し腹筋を突き抜けてしまうというトラブルがあったため避ける医師が多いという現状があるのです。
年間の脂肪吸引数が2,000件以上のWOMCLINICでは、高度な技術と経験を誇る医師による、患者様への負担に配慮した吸引機器(ベイザー)を用いた脂肪吸引を提供しています。
無料のカウンセリングにて、患者様一人一人の脂肪のつき方や体の動き方を確認し、手術後の完成イメージをデザインさせていただきますので、疑問点や不安なことなど気軽にご質問ください。
他院の脂肪吸引を受けて失敗した症例写真
上記写真は、他院の脂肪吸引を受けて表面が凸凹になってしまったケースです。
左写真の腹部の脂肪吸引施術を受けた症例は、おへそ上部と下腹部の脂肪を過度に吸引されていますが、上腹部やおへその横は吸引不足で、不自然なシワが刻まれています。
また、右写真の太ももの脂肪吸引施術を受けた症例は、右の太ももには脂肪の取り残しがあり、一方左の太ももは吸引量が多すぎて凹みが。脂肪吸引の不均衡により、左右のアンバランスさが目立っています。
2症例の失敗の原因は、施術前のデザイン設計の甘さ、またボディメイクへの理解や配慮が不十分なまま、漠然と取りやすい脂肪を取ってしまったことなどが考えられます。
脂肪吸引は、ボディラインがなだらかに美しい曲線を描くようにデザインをしながら吸引する技術が必要で、医師の腕に仕上がりが左右される施術です。
必ず医師の実績や症例の仕上がりを確認する
脂肪吸引の失敗を回避するためには、医師の実績や直近の症例件数、症例の仕上がりを十分に確認しましょう。
なぜなら、脂肪吸引は、医師の技量や経験値が仕上がりに大きく影響するからです。
脂肪吸引は、全ての患者に同じ施術を施せば良いわけではありません。患者一人一人、脂肪のつき方や目標とするボディラインも異なるため、いかに多くの症例を経験しているかが鍵になります。
経験豊富な医師であれば、患者に合わせたオーダーメイドのデザインの引き出しが多く、失敗の可能性を限りなく少なくすることができるでしょう。
②思うような効果が得られないことがある
脂肪吸引は、思うような効果が得られないこともあります。
原因としては、脂肪を取りすぎたり取らなさすぎたりすることが挙げられます。
脂肪の吸引が不十分だと効果が薄くなり、効果が感じられないこともあります。それ以上に最悪なのは脂肪を過度に吸引することで生じる、凸凹した不自然な形になってしまうことです。
凸凹が生じてしまえば、修正手術が必要になります。脂肪の取り残しよりも医師の技術やデザイン力が必要になり、高難易度の手術になるので理想の仕上がりの追求が非常に困難になります。
修正手術を依頼する場合にも、患者様側としても非常に慎重に医師選びをする必要があるでしょう。
効果が得られない理由は脂肪の吸引不足
写真の症例は、他院で顔の脂肪吸引を受けた方です。
輪郭のラインに明らかな左右差があり、いびつ感が否めません。
右頬の脂肪の吸引不足、さらに左頬には脂肪の取り残しがあり、全体的にぼんやりとした輪郭の印象を受けます。
吸引量は多すぎても少なすぎても良くない
脂肪の吸引量は、多すぎても少なすぎても理想的なラインは実現できません。
思い描いた仕上がりに近づけるためには、事前に無表情、笑顔などさまざまな表情を確認し、慎重にカウンセリングをすることが重要です。
吸引量の決定には、専門家による的確な診察と判断力が求められます。
③ダウンタイムが1週間から2週間ほどある
脂肪吸引のダウンタイムは、平均して1週間から2週間ほど必要です。
「部位別のダウンタイム」でも紹介したように、部位によってダウンタイムの期間に違いはあるものの、ダウンタイム中は仕事や学校を休むなど日常生活に影響を及ぼします。
そのため、長期間休めない場合は施術自体が難しいこともあるでしょう。
ダウンタイム中に現れる主な症状
現れる症状 | 期間 |
筋肉痛のような痛み | 当日〜1週間 |
腫れ | 当日〜1週間 |
むくみ | 当日〜3週間 |
内出血 | 当日〜2週間 |
拘縮(こうしゅく) | 2週間〜2カ月 |
上の表は、ダウンタイム中に現れる症状と期間を示しています。
見ていただいてもわかる通り、ダウンタイムは個人差が大きく、症状によっても必要な期間が異なります。
いずれの症状も、最低でも1〜2週間ほどダウンタイム期間があると考えておいた方がよいでしょう。
さらにWOMCLINICでは、術後の傷跡にも配慮しています。脂肪吸引の切開箇所を最小限に抑えることで、術後の傷口への懸念も少なくできるよう配慮しております。
ダウンタイムは医師の技術力によっても変わる
ダウンタイムは、医師の技術力・経験値によっても変わります。
なぜなら、ダウンタイムは、手術時間、医師の技術、および麻酔量に比例するためです。
しかし、施術がただ早くても、適正量の脂肪を吸引できなければ満足のいく仕上がりにはなりません。
医師には、効率的かつ、美しいボディメイクを施すための脂肪吸引の技術が求められます。
ダウンタイムを短く抑えるためには、技術力の高い医師に施術をしてもらうことが重要です。
④死亡事故のリスクがある
ニュースなどで脂肪吸引による死亡ニュースを見て、「脂肪吸引は怖い…」といった印象を持たれた方もいらっしゃるでしょう。
脂肪吸引手術は一般的にリスクが少ない施術とされていますが、ごく稀に死亡事故が報告されているのも事実です(米国美容外科医による国勢調査によると0.1%の割合)。
ここでは、脂肪吸引が死亡事故につながるケースと、注意すべきクリニックの特徴を解説します。
脂肪吸引で死亡事故につながるケース
脂肪吸引が死亡事故につながる主なケースは、以下の通りです。
【合併症(脂肪塞栓)】
脂肪吸引に伴うリスクとして、肺塞栓症や脳梗塞が挙げられます。脂肪吸引時に脂肪細胞が血管に流入し、肺や脳の血管に詰まることで塞栓症を生じます。
しかし、塞栓症は全身麻酔を要する手術全般に共通するもので、脂肪吸引の特異的なものではありません。
合併症を引き起こさないためには、ベイザー脂肪吸引など血管への負担の少ない方法を選択し、術後はクリニックの指示に沿った体の動かし方や、水分補給を心がけることが重要です。
また、術後の診察や時間外対応など、アフターフォローの優れたクリニックを選ぶとよいでしょう。
【臓器の損傷】
医師の技術不足により、脂肪吸引時に内臓を損傷することがあります。
経験豊富な医師であれば皮下組織の状態を正しく評価し、適切な手技を用いた施術を提供できるのでリスクを抑えることができます。
脂肪吸引の実績が豊富なクリニックを選択して、安心して任せられる医師を選びましょう。
【麻酔】
脂肪吸引による死亡の原因には、麻酔の不適切な注入も少なからず含まれます。
麻酔による死亡事故を予防するためには、麻酔科の医師が患者様の体に負担が少ない静脈麻酔(全身麻酔)を使用し、麻酔科の医師が導入から施術終了時まで管理することが重要です。麻酔を管理する医師と、執刀する医師それぞれで、手術と麻酔の担当をすることで患者様の負担を軽減する事が重要です。
WOMクリニックでは麻酔科医師が在籍している為、脂肪吸引を執刀する医師は目の前の患者様の手術に集中することができます。クリニックを選ぶ際には、麻酔専門医が在籍しているクリニックを選びましょう。
脂肪吸引の経験実績や年数が少ない場合は要注意
脂肪吸引の経験実績・年数が少ないクリニックには注意が必要です。
なぜなら、未熟な医師や経験の浅い医師による手術は、死亡事故のリスクを増加させる可能性があるからです。
執刀医には、術前診察における皮下組織の正しい状態把握、傷口をできる限り少なく小さくする技術が求められます。さらに、カニューレの正確な操作方法、予期せぬ事態への迅速な対応力なども必要です。
死亡につながる可能性のある重篤な事故は、適切な医療施設と経験豊富な医師を選ぶことで限りなく可能性を低くすることができます。
⑤施術費用が高い
脂肪吸引は、部分痩せを叶えてくれる魅力的な施術ですが、施術費用が高いというデメリットも。
ここでは、吸引箇所別の料金相場と、安く受けられる方法について解説します。
吸引箇所別の料金相場
脂肪吸引の部位 | 値段の相場感 |
顔 | 250,000~400,000円程度 |
二の腕 | 300,000~550,000円程度 |
お腹 | 500,000~1,200,000円程度 |
背中 | 300,000~500,000円程度 |
太もも | 500,000~1,200,000円程度 |
上の表は、吸引箇所別の料金相場です。
顔や二の腕は高額な施術でも550,000円程度でおさまりますが、背中に関しては500,000円程度、お腹や太ももに関しては、1,000,000円を超える施術もあります。
美容外科の中には極端に安い料金で施術を提供しているクリニックもありますが、ダメージを与えないように細心の注意を払いながら、効果が出るまでしっかり吸引すると安い価格では採算が合わないので「1回で理想の実現」を追求するのは難しいでしょう。安いクリニックであれば何度も施術をしなくてはいけない可能性もあります。
一方、技術力がある人気の医師が在籍している場合は、料金として高い所もありますが、その分「1度で効果を出せて理想を実現できる」と考えられます。料金だけに着目すると気軽に出せる金額ではありませんが、それでも相場より大きくずれ込むことはないでしょう。
モニターなら1~5割引ほど安く受けられる
高額な施術が多い脂肪吸引ですが、『モニター』という制度を使えば1〜5割ほど安く施術を受けられます。
美容整形のモニターとは、施術したクリニックに指示された回数受診をしたり、術前・術後の写真を提供したりすることで、割引料金で施術を受けられる制度です。
しかし、モニター枠で施術をすると、周囲にバレてしまうなどのデメリットも。
顔写真の場合は目線を隠すことができたり、ボディのみの写真は掲載されても気づかれなかったりします。募集条件を十分に確認してから、モニターに応募するかどうかを判断してください。
モニターは、期間限定での募集や定員制限がある場合があるので、興味のある方は早めに調べておくと良いでしょう。
⑥術後に筋肉痛のような痛みがある
脂肪吸引は、術後に筋肉痛のような痛みが出現します。
具体的には、術後麻酔が切れてから出現し、ピークは手術後の2〜3日です。1週間程度で落ち着くことが多いですが、長い場合は1カ月程度痛みが続くことも。
ここでは、痛みが強く現れやすい箇所と、術後の痛みの軽減方法を解説します。
痛みが強く現れやすいのは太ももとお腹
脂肪吸引の施術後の痛みは、個人差があり施術箇所によっても異なります。
特に痛みが強く現れやすいのは、太ももとお腹です。
太ももやお腹は、脂肪の吸引量が多く、周辺組織へのダメージも大きくなるため、痛みを強く感じる傾向にあります。
術後は、吸引箇所に物が当たると痛みを感じやすいため、ガードルで圧迫固定したり、座る際には衝撃を緩和するクッションを使用したりする工夫を取り入れてみるのもよいでしょう。
痛みは術後のアフターケアで軽減できる
脂肪吸引の術後の痛みは、アフターケアで軽減させることができます。
まずは、痛みを過度に我慢せずに、適量の痛み止めを飲むことです。痛み止めを正しく使用すれば、軽度の痛みはあるものの普通に日常生活を過ごせます。
また、施術箇所の圧迫も痛みの軽減には有効です。痛みを感じやすい、接触による衝撃を予防するだけではなく、圧迫固定により施術箇所が動くことによる痛みも抑制できるからです。
さらに、術後の日常生活レベルの動作(家事など)は、痛み・むくみ予防に効果があるため、無理をせず動ける範囲で動くことを意識しましょう。
WOMCLINICでは、術前術後の空港やターミナル駅までの送迎サービス、また宿泊サービスを導入しています。心配になる方も多い、脂肪吸引術後のアフターフォローは万全の体制です。
また、当院ではクリニックと同ビル内に『WOM SALON(ワムサロン)』を併設し、医療用のインディバエステを提供しております。
インディバエステは、脂肪吸引術後のダウンタイムの早期回復を目的とした施術です。WOM SALONでは、術後ケア、リラクゼーションなど目的に応じた施術を受けることが可能です。
脂肪吸引で失敗しないためのポイント
脂肪吸引のデメリットを避けるためには、脂肪吸引における失敗しないためのポイントをおさえることが非常に大切です。
ここで紹介する『失敗しないためのポイント』をしっかりとおさえて、ご自身に合ったクリニックを選んでくださいね。
脂肪吸引で失敗しないためのポイント
- 脂肪吸引が得意なクリニックを選ぶ
- 症例写真や医師の技術力を確認する
- ダウンタイムや傷跡の配慮があるか確認する
- 脂肪吸引後のアフターフォロー体制を確認する
- 脂肪吸引の他院修正が対応できるクリニックを選ぶ
- 直近の症例件数が多いクリニックを選ぶ
脂肪吸引が得意なクリニックを選ぶ
脂肪吸引を失敗しないための1つ目のポイントは、脂肪吸引が得意なクリニックを選ぶことです。
クリニックによって、力を入れている施術や得意とする施術は異なります。『脂肪吸引』をアピールしているクリニックには、脂肪吸引の症例数の多い医師が在籍している可能性が高いです。
クリニックのホームページを確認し、脂肪吸引を得意としているクリニックかどうかを確認しましょう。
年間2,000人以上の脂肪吸引実績を誇るWOMCLINICでは、刃の無いカニューレで特殊な超音波を使用して脂肪のみを溶かす『ベイザー脂肪吸引』を行います。
ベイザー脂肪吸引は、脂肪のみを溶かし細胞を傷つけない施術のため、痛みや腫れ等のダウンタイム症状を軽減させることが可能です。
術前は丁寧にカウンセリングをさせていただきますので、疑問や不安が残らないよう、気になることはお気軽にご質問ください。
症例写真や医師の技術力を確認する
脂肪吸引を失敗しないための2つ目のポイントは、症例写真や医師の技術力をしっかり確認することです。
なぜなら、脂肪吸引手術の仕上がりは、医師の技術や経験値に左右されるからです。
医師の技量を測る1つの指標として、症例のビフォーアフター写真があります。
クリニックのホームページに症例写真を掲載していることも多いので、ぜひ確認しましょう。
脂肪吸引の方法はさまざまあり、デザイン(脂肪吸引後のボディライン)の考え方も医師によって異なります。自分の理想のデザインと似ている症例を探すことも重要なポイントです。
ダウンタイムや傷跡の配慮があるか確認する
脂肪吸引をするクリニックを探す際、ダウンタイムや傷跡への配慮があるクリニック・医師かどうかを確認することは大切です。
脂肪吸引はただ部分痩せができればいいわけではなく、ダウンタイムの期間が短いほど体への負荷は少なく、傷跡が少ないほど仕上がりは美しくなります。
また、ダウンタイムは短ければ短いほど、仕事や学校などへの影響も少なく済みます。
しかし、傷口を小さく、ダウンタイムの期間を短くするためには、使用器具の適切な選択をはじめ、医師の専門知識と技術、経験が必要です。施術による身体的負荷に配慮しているクリニックかどうか、またクリニックの専門性や施術症例数をしっかりと確認してくださいね。
当院では、圧倒的なダウンタイムの短さを提供できるよう、日々研究を続けています。理想の効果を体感していただくだけではなく、少しでも早く日常生活に戻れるよう努めています。
さらに、当院の脂肪吸引は、メスを入れる箇所・数を減らし、傷口をシワと一致させるなどして傷口を可能な限り目立ちにくくする配慮をした施術です。
顔・ボディともに症例のビフォーアフター写真、施術の経過動画をホームページにて掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
脂肪吸引後のアフターフォロー体制を確認する
脂肪吸引を検討する際、施術技術が優れていることはもちろん、施術後のアフターフォロー体制が整っているクリニックを選ぶのは非常に重要なポイントです。
脂肪吸引は、施術後のダウンタイムが他の美容整形と比べてやや長く、痛みや内出血など気になる症状が出やすい施術です。
施術当日は施設に宿泊して術後の経過を見てもらえるクリニックや、翌日に診察があるクリニック、時間外でも連絡できる体制が整っているクリニックであれば、術後の不安は少なくなるでしょう。
手術箇所の炎症など、予期しない症状が出た場合も、早期に医師の診察を受けていれば対処も早く結果的にダウンタイムは短く済みます。
脂肪吸引のクリニックを選ぶ上で、アフターフォロー体制が行き届いているクリニックを選ぶことは、安心して施術を受けるために重要なポイントです。
当院は他院修正の施術にも親身に対応しています
WOMCLINICでは、他院で施術を受けたけれど理想の仕上がりではなかったという患者様に対する、修正施術にも親身に対応しております。
他院の施術に満足できず、修正依頼にご来院される患者様の割合は実に3割を超え、当院では皆さまのお悩みに対応できるよう、『他院修正外来』を設置しました。
セカンドオピニオンクリニックとして、他院修正の経験が豊富なドクターによる無料カウンセリングを行っております。
「施術後、変化を実感できなかった」
「他院で施術を受けたが、結果に満足していないため修正してほしい」
「傷跡が気になる」
術後の仕上がりは、美容整形において1番気になるところ。
私たちの豊富な知識で改善策の提案や見解をお伝えし、お互いに納得できるよう尽力します。当院のドクターは美容外科医歴10年以上、多くの他院修正経験がありますのできっと皆さまのお力になれると思います。
他院での施術に疑問や不安のある方は、ぜひ1度当院の『他院修正外来』へ無料カウンセリングにお越しください。
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監修医師紹介
西川 孟司 医師 ( WOM CLINIC GINZA 常勤医師 )
専門分野:ボディ脂肪吸引 / 豊胸治療 / 若返り治療 / 小顔治療
専門分野:ボディ脂肪吸引 / 豊胸治療 / 若返り治療 / 小顔治療
略歴
- 2012年 久留米大学附設高校 卒業
- 2019年 東京慈恵会医科大学 卒業
- 2019年 済生会川口総合病院 勤務
- 2021年 東京慈恵会医科大学附属病院 勤務
- 2021年 湘南美容クリニック 勤務
- 2024年 WOM CLINIC GINZA 勤務
保有資格
- ・日本美容外科学会正会員
- ・日本救急医学会BLSコース取得
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