COLUMN
美容整形コラム
小鼻縮小のダウンタイムはどのくらい?症例写真で傷跡や経過を紹介
鼻整形「小鼻縮小のダウンタイムはどのくらいあるの?」
「小鼻縮小の傷跡はどのくらい残るのかな?」
「仕事復帰はいつ頃できるんだろう?」
小鼻の膨らみや鼻孔(鼻の穴)の大きさを調整し、バランスの取れた美しい鼻に導く小鼻縮小。
手術を検討しているものの鼻は顔の中心にあるため、ダウンタイムの症状や経過ついて不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
小鼻縮小には複数の施術方法があり、種類によってダウンタイムが異なります。さらに医師の技術力が仕上がりやダウンタイムに大きく影響するため、慎重にクリニックを選ぶことが大切です。
本記事では、小鼻縮小のダウンタイムの経過や症状を実際の症例写真と共に詳しく解説します。
ダウンタイムを軽く短期間で完了するための過ごし方についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修ドクター
目次
小鼻縮小のダウンタイムはどのくらい?
小鼻縮小のダウンタイムは施術方法によって異なります。
ここからは、小鼻縮小の特徴とダウンタイムについて、施術方法別に解説していきます。
ダウンタイムや傷跡、仕上がりなどを考慮し、自分にはどの方法が適しているか考えてみましょう。
施術方法別で見るダウンタイム
切らない小鼻縮小術 | 2-3日程度 |
内側法(切開) | 3-7日程度 |
外側法(切開) | 3-7日程度 |
小鼻短縮の施術方法は主に3種類あり、『切開をする術式』と『切開をしない術式』に分かれます。
ケーブル法(切らない小鼻縮小術)は、極細の針を使って医療用の特殊な糸を鼻翼(小鼻)の付け根に通す方法。鼻の幅を小さくするのに適した施術方法で、バランス調整しながら糸を結ぶことで小鼻を寄せ合わせていきます。
切開をしないため、ダウンタイムが2-3日程度と切開をする内側法や外側法よりも短く済みます。
ケーブル法は糸が外れて後戻りをする可能性がありますが、逆を言えば糸を外せば元の状態に戻せるところがメリットです。
当院では鼻の幅を小さくする手術として、ケーブル法を内側法や外側法と併用するケースがほとんど。他にもデザインが自分に合っているか見極めるシミュレーションとして、活用することもできます。
一方、切開をする内側法・外側法は、ケーブル法よりもダウンタイムはやや長くなりますが、大きく変化が見られ、半永久的に効果が続きます。
内側法とは
内側法とは鼻孔(鼻の穴)の内側にある余分な皮膚を一部切除し、縫い合わせる手術です。
鼻翼(小鼻)の根元を内側に引き寄せることで、鼻の横幅を狭くし、小鼻の大きさを目立たなくします。切開は外から見えにくい鼻孔の内側で行うため、術後の傷跡が目立たず、自然な仕上がりになるのが特徴です。
また、フラップ法という方法で、鼻の下側部分で組織同士を縫合して、より小鼻を内側に引き寄せる力を強くした方法もあります。
当院では、患者様お一人おひとりの状態やご希望を踏まえ、鼻縮小術の中でも鼻孔の形に変化が出やすく、傷が最も目立ちにくい内側法をご提案しております。
ただ、鼻の形は患者様によって異なるため、理想のデザインや鼻の状態に合わせて内側法と他の鼻整形を併用するケースも多いです。
例えば「外側法」や「ケーブル法」、鼻の先端である鼻尖の形を整える「鼻尖形成」などが挙げられます。
外側法とは
外側法とは、鼻孔(鼻の穴)の内側から小鼻の外側の溝に沿って切開し、余分な皮膚や組織を切除して縫い合わせる手術です。
小鼻の外側を切開するため、鼻孔の大きさにあまり変化はありませんが、切開できる範囲が内側法よりも広く、しっかりと小鼻の変化を実感できます。
そのため、小鼻が外側に張り出していたり、小鼻の脂肪が厚かったりする方におすすめです。
大きな変化を実感できる外側方ですが、鼻の表面を切開するため、傷跡を気にされる方が多くいらっしゃいます。
当院では、外側法においても傷跡が目立たない美しい仕上がりを追求しております。
入念なシミュレーションのもと、小鼻の溝に沿って切開し綿密に縫合をしますので、抜糸後は傷跡がほとんど目立ちません。
仕事の休みは何日必要?
基本的に当院の小鼻縮小術はダウンタイムがほとんどないため、マスクをつければ気付かれることはほぼありません。
そのため、マスクをつけられる職種の場合は術後翌日から、マスクをつけられない職種の場合は抜糸を行う1週間後から職場復帰の目安と言えるでしょう。
ギプスを外した後は、マスクがいらないくらい傷跡が目立たなくなっているため、傷跡が心配な方は1週間を目安にお休みされるとよいでしょう。
実際の小鼻縮小の症例写真
施術方法 | 小鼻縮小とケーブル法で鼻孔と鼻の幅を小さくする施術 |
施術料金 | 小鼻縮小(内側法)+小鼻ケーブル縮小法/¥385,000 静脈麻酔/¥110,000 局所麻酔/¥55,000 (※すべて税込価格) |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、感染、曲がり等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 (※ギプス装着が1週間必要です。) |
こちらは、当院で小鼻縮小術を受けられた患者様の症例写真です。
鼻の歪みと鼻孔(鼻の穴)の大きさに左右差が見られたため、鼻尖(鼻先)は触らずに内側法とケーブル法を併用して手術を行いました。
当院では、自然な鼻に近づけられるよう、鼻孔の直径が8mm以下にならないように調整しております。今回は、鼻孔の内側から余分な皮膚を2.5-3.0mm程度切除しました。
術後の変化は一目瞭然。下から見ると鼻の歪みと鼻孔の非対称性が改善し、コンパクトで美しい鼻に仕上がっています。
鼻尖を触っていませんが、小鼻縮小術で鼻孔を小さくし、ケーブル法で鼻の幅を狭くすることで、鼻先に高さを出しています。
医療用の溶ける糸で縫合しているため、抜糸後はほとんど傷跡が目立ちません。完成するころには施術箇所がわからないくらい自然な鼻になっています。
小鼻縮小+鼻尖形成+貴族手術の複合施術
施術方法 | 小鼻縮小+鼻尖形成+貴族手術で鼻先の皮下組織を除去、丸い鼻先を細い鼻先に治す治療 |
施術料金 | 小鼻縮小(内側法)+小鼻ケーブル縮小法/¥385,000 鼻尖形成(耳介軟骨移植)/¥550,000 貴族手術/¥330,000 円 静脈麻酔/¥110,000 局所麻酔/¥55,000 (※すべて税込価格) |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、感染、曲がり等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 (※ギプス装着が1週間必要です。) |
こちらは、鼻翼基部(小鼻の外側)にふくらみを足す貴族手術を希望し、来院された患者様の症例写真です。
術前よりも小鼻の小さいコンパクトな鼻をお望みだったため、入念なカウンセリングのもと、貴族手術の他に小鼻縮小(内側法)と鼻尖(鼻の先端)の形を整える鼻尖形成の複合手術をご提案させていただきました。
貴族手術は、鼻翼基部のくぼみに対して行われることが多い鼻整形ですが、術後に「鼻の横幅が広くなった」「小鼻が目立つようになった」と感じる方がいらっしゃいます。
このように感じる主な原因は、貴族手術のみ行うことでプロテーゼや自家組織の分だけ小鼻が上に持ち上げられるからです。鼻翼基部に高さを出した分、鼻を高くしていないため小鼻が外に広がってしまい目立つようになるのです。
今回のように複合手術を行うことで、小鼻の広がりを抑え、鼻翼基部を高くした分だけ鼻の高さを上げることができます。
術後はご覧の通り、鼻の横幅が狭まり鼻の穴が小さくなっているのがわかりますね。
鼻先は高さがあるシュッとした美しい鼻に仕上がっています。
当院では、患者様の理想の鼻に近づけるために、状態に応じて複合手術を行っております。貴族手術をご検討中の方や自分にはどんな鼻整形が合うのかわからないという方は、当院のカウンセリングにお越しください。
※治療に使用する医薬品・医療機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。
※未承認医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご参照・ご一読ください。
(https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/)
※本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器は2024年9月現在ありません。
※諸外国における安全性にかかわる情報として現在重大なリスクは報告されていませんが、理論的なリスクは否定できません。
小鼻縮小の傷跡
鼻は顔の中心にあるため、小鼻縮小でどのくらいの傷跡が残るか気にされている方も多いのではないでしょうか。
こちらは、鼻中隔延長+鼻尖形成+小鼻縮小(内側法)の複合施術を受けられた患者様の施術直後の写真です。
鼻のフルオペを行っていますが、傷は鼻の穴の中のみ。細かく丁寧に縫合を行っているため、施術直後でもマスクで隠れる程度の傷跡しか残っていません。
若干の腫れや赤みが見られますが、1週間程度で落ち着いてくるため、ほとんど目立たない状態になっています。
当院では、複合手術でも可能な限り傷跡が目立たないように、施術計画と精密な手術を行っております。
小鼻縮小の傷跡はどれくらい残る?
小鼻縮小による傷跡は、選択する施術の種類と医師の技術力で異なりますが、ほとんどの場合、術後の傷跡は時間とともに目立たなくなります。
切開を行う内側法と外側法は、傷が目立ちにくい部分にメスを入れるため、傷が残ったとしても近くで注視しなければわからないほどです。
メイクで簡単に隠せるため、形が完成する3カ月以降には気にならなくなっています。
当院では傷跡が目立たない施術方法をご提案
当院の小鼻縮小術は、患者様のご希望や鼻の状態に応じて、傷跡の目立たない美しく自然な鼻に仕上がるような施術方法をご提案しております。
切開を伴う小鼻縮小は、一度皮膚を切除すると元の状態に戻すことはできません。皮膚を切除しすぎてしまうと鼻の穴が小さくなりすぎたり、鼻の横幅が狭すぎたりと不自然な鼻になってしまいます。
やりすぎ感を出さず、患者様希望の鼻を作り上げるためには、完成イメージをしっかり共有しておくことが大切です。
当院では、年間300件以上の鼻整形手術を手がけています。理想とする鼻に近づけるために、施術をどのように組み合わせるかを、入念にシミュレーションし、ご納得いただけるまでじっくりと向き合います。
経験豊富な医師がダウンタイムを最小限に抑えながら、傷跡が目立たない最適な施術方法をご提案させていただきますので、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。
小鼻縮小のダウンタイム中に現れる症状
切開を行う内側法と外側法のダウンタイム中には次のような症状が現れる可能性があります。
- 腫れ
- 痛み
- 内出血
- つっぱり感
- 鼻水や鼻づまり
- 切開部分の赤みや傷跡の目立ち
術前にダウンタイムの症状や期間を把握しておくことで、施術スケジュールが立てやすくなります。
ここから各症状の特徴や期間について解説するのでしっかりチェックしておきましょう。
腫れ・痛み
腫れや痛みの症状が現れる期間は、施術当日から1-2週間程度です。
小鼻の見え方や鼻の穴の大きさに左右差が生じることがありますが、鼻の周りが腫れることによって起こる自然な反応です。人によっては鼻だけでなく、耳や目の周りに腫れが起こることもあります。
症状のピークは術後1週間までで、2週間目くらいになると徐々に落ち着いてきます。
術後1ヶ月程で完成に近い形ができてきますが、人によっては腫れぼったい感じが残っていることもあるでしょう。
腫れや痛みを和らげるために化膿止め・抗菌薬・痛み止めを処方しておりますので、医師の指示通りに服用してください。
術後1週間経っても腫れや痛みの症状が改善しない場合は、早めにクリニックに相談しましょう。
内出血・つっぱり感
腫れと共に現れることが多い内出血は、施術当日から2週間程度で目立たなくなっていきます。内出血は、手術中に血管が損傷した結果、皮膚の下に血液が溜まることで起こります。
内出血が起こる場所は内側法であれば鼻の穴の周り、外側法であれば鼻の穴と小鼻の周りに現れることが多いです。抜糸をする術後1週間では内出血がやや残っていますが、ファンデーションやコンシーラーで患部をカバーできるため、マスクなしでも問題なく過ごせるでしょう。
また、施術後に歯を見せて笑ったり、口元を動かしたりするなど大きく表情筋を動かすと、つっぱり感や痛みが生じる場合があります。
これは、糸を使って小鼻を内側に寄せたり、縫い合わせたりすることで表情筋の動きに制限がかかることによって起こる症状です。
つっぱり感は、施術当日から1-2週間程で徐々に解消されていきますが、症状がある間は微笑む程度に抑えましょう。
カウンセリングでは、鼻の形やサイズについてだけでなく、術後の経過も見越してしっかりと話し合うことで、術後の不安を軽減できます。
鼻水・鼻詰まり
鼻水や鼻詰まりは、施術当日から3週間程度現れます。小鼻の組織を切除したり縫合したりすることで腫れや炎症が生じて起こる鼻整形では珍しくない症状です。
人によっては、術後当日から4-5日程度出血がある場合があります。
腫れが引くまで症状が続くことが多いため、就寝時は頭を高くする、鼻水はティッシュで優しく拭き取るなど、可能な限り鼻に負担をかけないように過ごしましょう。
症状が長引いたり、悪化したりする場合は、担当の医師に相談してください。
切開部分の赤みや傷跡の目立ち
切開部分の赤みや傷跡は、術後2カ月を目安に目立たなくなっていきます。3カ月経つとほぼ完成形に近づき、6カ月以降に形が変化することはほぼありません。
手術後は皮膚の切開や縫合で組織が損傷している状態です。組織が損傷すると、体が炎症反応を起こして修復しようとします。この修復過程で切開部分の血流が増加するため、赤みが現れ、傷跡が目立ちやすくなるのです。
当院では傷跡が目立ちにくい内側法を優先しているため、赤みが残っていても、傷跡はほぼ目立たず、通常の生活にほとんど影響はありません。
ダウンタイムの症状や期間には個人差があります。当院では、ダウンタイムを最小限にするため、仕上がりだけでなく術後の状況も考慮し、患者様お一人お一人に最適な施術プランを提案させていただいております。
鼻整形をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。
小鼻縮小を受けた後のダウンタイム中の過ごし方
小鼻縮小後の鼻の仕上がりをより美しくするために、術後1週間のダウンタイムの過ごし方を抑えておきましょう。
ここからは、施術当日から抜糸を行う1週間までの過ごし方について詳しく解説します。
術後1週間は、仕上がりを左右する大切な時期です。ご紹介する方法を無理のない範囲で実践してみましょう。
【施術当日】翌日の夜までは横になる時間を減らす
施術当日は、麻酔が切れてくると痛みや腫れが出始めます。横になると顔の血流が増加するため、腫れや内出血が強く出てしまう可能性もあります。
就寝時には枕を高くして寝るよう心がけましょう。
【術後1~2日目】術後から2日目まではアイシングをする
術後から2日目までは、腫れや内出血を抑えるためにアイシングを行ってください。
この時期は組織の状態が不安定なため、できるだけ負荷をかけないように鼻に優しくあてるようなイメージで冷やしましょう。
【術後6~7日目】抜糸までは喫煙や飲酒を控える
鼻の形やダウンタイムの症状は、術後1週間の抜糸までとても不安定です。腫れや内出血、傷の治りを遅らせる可能性があるため、1週間は喫煙や飲酒、激しい運動は控えてください。
この時期にはダウンタイムの症状のピークが過ぎ、腫れや痛み、内出血は徐々に落ち着いてきます。
また、運動は術後2週間、マッサージは1ヶ月控えるようにしてください。
ダウンタイムの症状の経過には個人差があるため、ご紹介した対処法や期間はあくまで目安としてご認識ください。
ご紹介したこと以外にも患者様の状態によって、術後の注意事項や対処法をお伝えする場合があります。医師の指示に従い、抜糸までの期間を安静に過ごすよう心掛けましょう。
小鼻縮小のダウンタイムや傷跡は医師の技術力が影響する
小鼻縮小は、鼻整形の中でも小鼻という小さなパーツを調整する施術です。しかし、医師の知識や技術力によって仕上がりはもちろん、ダウンタイムや傷跡に大きく影響します。
鼻整形の経験が豊富な医師であれば、患者様に合った施術の提案やデザイン力、精密な施術などを行ってくれます。
結果、傷跡の目立たない理想の鼻を手に入れられるだけでなく、ダウンタイムの症状や期間を最小限に抑えることが期待できるでしょう。
小鼻縮小術を検討している方は、小鼻鼻整形を年間300件以上手掛けるWOMCLINICにぜひ一度ご相談ください。
経験豊富な医師が患者様のご意向をしっかりと反映しつつ、自然ながらも変化を実感できる最適なプランをご提案させていただきます。
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監修医師紹介
中井 孝昌 医師 ( WOM CLINIC GINZA 常勤医師 )
専門分野:鼻形成 / 二重形成 / 垂れ目形成 / 若返り治療
専門分野:鼻形成 / 二重形成 / 垂れ目形成 / 若返り治療
略歴
- 2013年 大阪医科大学卒業
- 2013年 大阪医科大学付属病院研修
- 2015年 大阪医科大学付属形成外科所属
- 2019年 YAG BEAUTY CLINIC院長
- 2020年 Zetith beauty clinic院長
- 2024年 WOM CLINIC GINZA勤務
保有資格
- ・日本美容外科学会(JSAS)
- ・日本形成外科学会
- ・顎顔面外科学会
- ・創傷外科学会
- ・ボトックスビスタ認定医
- ・ジュビダーム認定医
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