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豊胸した後の老後はどうなる?豊胸術別で老後のリスクや対策を解説

豊胸術・バスト形成
公開日:2023年12月15日(金) 最終更新日:2025年02月04日(火)
豊胸した後の老後はどうなる?豊胸術別で老後のリスクや対策を解説

「ボリューミーでふっくらしたバストを手に入れたい」
「女性らしい大きなバストは憧れ…。」

近年、美しく豊満なバストを手に入れるため、さまざまな豊胸術が実施されています。しかし豊胸術後、年齢を重ねたあとに「バストがどうなるのか」疑問や不安を感じたことはありませんか?
この記事では各種豊胸術術後、年齢を重ねた場合にどのような変化があるのか、年齢を重ねた後どのような対策が必要になるのかについて解説しています。

豊胸術を検討している場合、老後の変化も予測して豊胸術や医師・クリニックを選ぶことが大切です。豊胸術を検討する際の参考にしてください。

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この記事の監修ドクター

医師 (WOM CLINIC GINZA 

 

老後に影響がある豊胸術は?

老後に影響がある豊胸術を説明する両手で胸を抑えている女性

憧れの美しくボリューミーなバストを手に入れる豊胸術。今のバストを美しくしたとしても、老後の変化は必ず訪れます。特に年齢を重ねた後にメンテナンスが必要になることもある豊胸術は「シリコンバッグ豊胸術」「ハイブリッド豊胸術」です

どちらもシリコンバッグと呼ばれる人工乳腺(インプラント)を挿入して、ボリューミーなバストを形成する方法です。

シリコンバッグは物理的なボリュームが半永久的にキープできるのは魅力ですが、シリコンバッグを挿入している人体のバストはどうしても老後の変化が起こるもの。患者さんの状態により、年齢を重ねた後にシリコンバッグにメンテナンスが必要になるケースもあります。

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豊胸術の持続期間

コンデンスリッチ豊胸 加齢とともにボリュームダウンする可能性はある

(定着した脂肪が加齢とともにボリュームダウンするイメージ)

シリコンバッグ豊胸 半永久的(シリコンバッグそのものの物質量として)

※シリコンバッグ以外の加齢的な変化は生じる

ハイブリッド豊胸 脂肪の相当量は加齢とともにボリュームダウンする可能性はある
ヒアルロン酸豊胸 一般的に2~3年で吸収される

 

ここでは豊胸術後のおおよその持続期間について解説します。

上記の表にあるように、基本的にはヒアルロン酸豊胸術以外は、バストのボリュームを維持するのに必要な容量が吸収されきってしまうことはありません

ヒアルロン酸豊胸だけは2〜3年程度で体内に吸収されるため、長期的にボリュームを持続することは困難です。

シリコンバッグ豊胸やハイブリッド豊胸はシリコンバッグを挿入するので、物質量としての意味で考えるとその効果は半永久的です。
コンデンスリッチ豊胸やハイブリッド豊胸に用いられる脂肪注入の技術も、吸引した脂肪をバストに注入し定着した脂肪は、半永久的に体内に残ります。

脂肪注入によるバストのボリュームは、年齢とともに変化も出るので、自然な加齢的変化も期待できます。

 

豊胸は妊娠や授乳に影響ある?

結論から言うとどの豊胸術も妊娠や授乳に影響はありません

というのも、どの豊胸も乳腺に対してダメージを与える術式ではないからです。妊娠や授乳の際に体の反応として活発化するのは乳腺からの入場分泌機能です。
乳腺にダメージがない限り、大きな問題になることはありません。

ただ、まれなケースではありますが、医師の技術が未熟な場合に影響が出ることもあります。
乳腺内にヒアルロン酸が入り込んでしまうと、授乳できなくなる可能性がゼロではありません
基本的に豊胸術が妊娠や授乳に影響を及ぼすことはありませんが、医師の技術が未熟だったために乳腺周囲にヒアルロン酸が入り込んでしまい、思わぬ影響が起こってしまった事例もあるのです。

医師の技術が未熟な場合、ヒアルロン酸豊胸術では妊娠・授乳に与える影響が稀にある、ということを知っておきましょう。

 

コンデンスリッチ豊胸の老後

コンデンスリッチ豊胸の老後を説明する長い黒髪の女性

コンデンスリッチ豊胸術は脂肪注入術の1つ。脂肪吸引した脂肪の中にある吸引した毛細血管や支持組織など、脂肪組織以外の不純物を除去し、純粋な脂肪細胞のみを濃縮してバストに注入する方法です。

不純物が少ない状態でバストに注入する豊胸術なので、従来の脂肪注入法よりも脂肪の定着率が良くなり、より自然なバストのボリュームアップを追求しやすくなりました

コンデンスリッチ豊胸術は自然な老後の変化も生じやすく、かつ一般的な加齢的変化よりはバストの下垂が緩やかになる傾向にあります。以下に詳細について解説します。

元々バストにボリュームがある方より下垂しにくくなる

コンデンスリッチ豊胸術は、その名の通り自分の脂肪細胞を濃縮しバストにボリュームを持たせる豊胸術。結論から言うと、コンデンスリッチ豊胸術を受けた方が、もともと自分のバストがボリューミーな方と比較しても、バストの下垂は緩やかになります。

一般的にバストの加齢的変化による下垂は、女性ホルモンの影響を受けています。年齢を重ね、更年期や閉経が訪れると女性ホルモンの分泌が低くなり、乳腺が萎縮します。

元々バストが大きい方は、乳腺が多く濃密です。ライフステージにより女性ホルモンの分泌が低くなり、乳腺のハリがなくなれば、その分バストが萎縮し下垂してしまうのです

脂肪注入によりバストが下垂しにくくなるというのは、肥満により脂肪が増大したのと同じ現象です。女性ホルモンの分泌量が低下しても脂肪組織がしぼむということはありません。脂肪注入により、バストの脂肪組織が保たれ、乳腺が萎縮してもボリュームが保たれるのです。

 

20年後・30年後に人工物の冷たさを感じることもない

シリコンバッグの豊胸術を受けた場合、シリコンバッグ(人工乳腺)を自分の体の一部として認識するための生理現象に「被膜(カプセル)」が形成されます。

バック周囲を自然な状態でカプセルを形成し、包み込むことによって自分の体の組織の一部としてなじませます。

しかし、人工乳腺内に毛細血管などが形成されるわけではありません。

一方でコンデンスリッチ豊胸による脂肪注入豊胸術は、注入した脂肪を定着させるために、脂肪細胞の栄養素の運搬や老廃物の排泄のための毛細血管が発達します。

毛細血管が発達しているということは、少なからず血流があるということ。人工物が入っているバストよりも人間らしいあたたかさが保たれるため、加齢的変化によりバストのボリュームが減った場合にも、人工物が入っているような冷たさを感じにくくなります。

 

シリコンバッグ豊胸の老後

シリコンバッグ豊胸の老後について考えるブロンド髪の女性

シリコンバッグ豊胸術後の老後の変化。結論から言うと、人工乳腺の物質的な容量は基本的には減りません。

しかしながら、摩耗やシリコンバッグの劣化により変形や破損の可能性はゼロではないのです

さらに若い頃に比較すると、皮膚の厚みや乳腺の厚みが薄くなったり脆弱になることで、シリコンバッグの形が浮き出てバストが不自然な印象になるケースもあります。

また、長年シリコンバッグを入れていることにより、周りを包み込んでいるカプセルに変形が起こりシリコンバッグそのものが変形してしまうこともあるのです。

 

バストが変形することで不自然になることがある

シリコンバッグ豊胸術を受けた後、しばらくは問題なく過ごすことがほとんどのはず。

もちろん、そのまま問題なく20年30年と経過される方もいらっしゃいますが、中にはシリコンバッグの違和感や変形が生じてしまい、メンテナンスが必要になるケースもあります

また、加齢による皮膚の薄さが際立ち、乳腺が萎縮することによって今まで脂肪や皮膚でカバーされていたバッグの変形が目立つこともあります。

シリコンバッグは人工乳腺とはいえ、体外から挿入した異物です。体の中で自分の組織の一部として定着させるために、体の反応で被膜を形成しシリコンバッグを包み込みます。

これがいわゆる「カプセル」なのですが、通常であれば人工乳腺の形に沿ってきれいにカプセルが形成され体の一部として認識されます。

しかし、被膜形成の反応が強い方や、長年人工乳腺を入れ続けることにより、カプセルが過剰形成されたり変形を起こす場合があります。

結果として、シリコンバッグに変形が起こり、バストの見た目に違和感が生じてしまうこともあるのです。

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60代以降にバッグを除去することがある

人工乳腺の抜去を希望するのが比較的多い年齢層は60代以降。その理由は「皮膚や乳腺が薄くなることによりシリコンバッグが浮き出てしまい、バストの見た目に違和感が生じてしまう」からです。

皮膚や乳腺は加齢的な変化に伴い、下垂したりボリュームがなくなったりしますが、人工物であるシリコンバッグの容量は基本的にそのままです。

ですので、下垂したバストの先端だけにボールが入っているようにポコンと膨らんでいる状態になってしまうことも

明らかに見た目としてバストの違和感が生じてしまいます。加齢的変化の中で変わらないバッグの違和感を気にされるようになり、バッグを除去したいと希望する患者様が増えてきます。

 

バッグの除去のみだとバストがへこんでしまう

バストの見た目の違和感を気にされて、シリコンバッグの除去を希望される方がいらっしゃいます。

しかし、シリコンバッグを除去するだけだと、バッグが入っていた場所は空っぽになるので一気にバストのボリュームがなくなります

ただ抜くだけだとバストの違和感につながってしまい、脂肪注入などのメンテナンスを希望される方も少なくありません。

特に大きなシリコンバッグを挿入していた方や、カプセル拘縮が強く出てシリコンバッグの変形が強い方などはバック除去後のバストの変化が顕著に生じてしまう傾向にあります。

 

ハイブリッド豊胸の老後

ハイブリッド豊胸の老後について考えるブロンド髪の女性

ハイブリッド豊胸術は、シリコンバッグの挿入と患者さんご自身の脂肪細胞を吸引してそれをバストに注入する脂肪注入法を組み合わせた方法です。

シリコンバッグの確実なバストアップと脂肪注入の自然さ両方を兼ねられるので、近年急速に普及してきました。比較的メリットが目立つ豊胸術ではありますが、それでも老後の変化は生じてしまいます。詳細をまとめたので参考にしてください。

シリコンバッグ豊胸と同様にシリコンが目立ちやすくなる

ハイブリッド豊胸術も人工乳腺であるシリコンバッグを使用しています。乳腺や脂肪層の加齢的な変化によって、シリコンバッグの存在が際立ってしまうこともあります

しかし、これには個人差があり、挿入したシリコンバッグの大きさやシリコンバッグをカバーするために注入した脂肪の量、もともとご自身が持たれていた乳腺の大きさなどにより異なります。

 

【シリコンが目立ちやすくなる傾向】

  • シリコンバッグのサイズが大きい人
  • 注入した脂肪量が少なめな人
  • もともと乳腺が大きめで乳腺のボリュームも加味して脂肪量を控えめにした人

 

上記の理由などが挙げられます。

 

シリコンバッグ豊胸よりは老後の影響が少ない

ハイブリッド豊胸術の老後は、シリコンバッグ単体で行った加齢的変化よりも老後への影響は少ないと考えられます。

理由として、本来の術式としてシリコンバッグの違和感をカバーするために脂肪を注入しているからです。

先ほどの項目でも解説しましたが、脂肪は閉経などによる女性ホルモンの影響を受けにくいため、年齢を重ねても大きなボリュームダウンや萎縮などが起こりにくく、バストの中でそのまま残存していることが多いからです

シリコンバッグ単体よりも脂肪細胞が残存していると考えられるため、シリコンバッグ豊胸術単体の症例よりも変形や違和感などは生じにくいと考えられます。

 

豊胸によって年齢を重ねたときに健康への影響はあるの?

豊胸によって年齢を重ねたときに考えられる健康への影響をイメージする背筋を伸ばした女性

現在のところ、豊胸術そのものが乳がんなどをはじめとした健康被害につながるという報告はなされていません

しかし、豊胸術を受けたことにより、何らかの弊害や影響が生じて思わぬ疾患につながってしまう可能性もあります。豊胸術を受けたことによるデメリットの1つ程度として、把握しておくことは重要です。以下に詳細を解説しています。

 

心理的に乳がん検診をためらってしまい発見の遅れにつながることはある

心理的に乳がん検診をためらってしまい発見の遅れにつながることを示したグラフ図

豊胸術を受けた患者さんの中には、検査技師や医療関係者に豊胸術を受けたことがばれるのではないか」と心配してしまい、乳がん検診をおろそかにしてしまう方もいるようです
乳がんは女性の悪性腫瘍発生率の中では、我が国において第一位です。

 

部位別予測がん罹患数のグラフ図

参考:乳がんを知ろう|島津製作所

 

9人に1人は乳がんになる可能性があり、日本では40歳以上の女性は国が負担して乳がん検診を推奨しています

乳がんは起こりやすい病気ではありますが、早期発見により90%以上の生存率をキープしている疾患でもあります。ですので、定期的な検診を受けて早期発見・早期対処が予後を決める重要な要素。

豊胸術が乳がんとの因果関係を示唆しているわけではなく、豊胸術を受けた人が乳がん検診を受けることをためらってしまい、結果として巷では「乳がんとの因果関係がある」と思われてしまうことも少なくないようです。

より充実した人生のためには豊胸術を受けたとしても、定期的に乳がん検診を受けることが重要です。
検診を受けることにためらいが生じるようであれば、豊胸術を受けたクリニックの担当医に相談すると良いでしょう。

仮に豊胸術を受けたクリニックで検診を受けられなかったとしても、一般的な病院でも医療従事者側には守秘義務があります。

豊胸術を受けていることが画像診断などで知られてしまったとしても、病院から豊胸術を受けていることが周りに知られることはありません

健康な人生を長く楽しむためにも、乳がん検診をきちんと受けることはしっかりと考えて豊胸術を受けるようにしたいですね。

 

豊胸術によってマンモグラフィ—検査を断られることがある

乳がん検診の1つであるマンモグラフィー。マンモグラフィーは薄い2枚の板で乳房を挟み込み、できるだけ薄く乳房を引き伸ばしてレントゲン撮影をする方法です。

乳房を板で挟み込む際にシリコンバッグに予想以上の圧力がかかり、破損につながる恐れもあります。クリニックによっては、シリコンバッグ豊胸をしている場合乳がん検診を断られる場合もあります。

シリコンバッグを挿入していても乳がん検診をしてくれるクリニックもあるので、乳がん検診を検討する際にはインターネットなどで検索してから受診を検討しましょう。

検診を受ける前に、美容クリニックの担当医に相談をして紹介状などを書いてもらうのもベストです。1人での乳がん検診に不安があれば、豊胸術後も親身に相談に乗ってくれる医師やクリニックを選ぶことが重要ですね。

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豊胸をするときおすすめの老後対策はある?

豊胸をするときおすすめの老後対策を説明する女性医師

豊胸術を受ける際には、老後の変化も見据えて長くお付き合いできる美容クリニックを選ぶことが重要です。なぜなら老後の変化によりバストのメンテナンスが必要になるケースも想定できます。

その場合に「手術をして終わり」というクリニックでは、メンテナンスが必要になった場合に非常に困ってしまうはずです。

豊胸術を受ける際に検討しておきたいことの1つとして「老後の対策はどうするか」、「長い目でお付き合いできるクリニックなのか」というのを、しっかりと見極める必要があります。

 

豊胸の実績が多いクリニックで施術を受ける

豊胸術を受ける場合、長い目でお付き合いできるクリニックを選ぶことが重要です。そのためには、豊胸手術の実績が多く、患者さんの個別性に合わせた手術の提供をしていることが大前提。さらに、加齢に伴う変化などに合わせて、柔軟な提案をしてもらえるクリニックを上手に選びたいところ。

今の状態を理想的な状態に仕上げてもらうのはもちろん、その後も気持ちよく長くお付き合いしていくために、医師の評判などもしっかりと確認したいところです。

豊胸術そのものの情報を確認するには、症例写真などをチェックするのも大切です

さらに医師の口コミなどを参照し、長くお付き合いできる人間性であるかどうかなどもチェックしましょう。また、長い目で患者さんの老後の変化などを予測し対処できる経歴を持っている医師も望ましいでしょう。

医師のプロフィール欄などを確認すると、美容クリニックの経験だけではなく臨床現場での診療経歴なども掲載されています。美容クリニックでの診療経験はもちろんですが、診療経験そのものをしっかりと持っているかのチェックもして、豊胸術ならではの老後の変化を予測しながらお付き合いできる医師の経歴なども確認すると良いでしょう。

 

大きすぎるシリコンを挿入しない

豊胸術後の老後の変化によりメンテナンスが必要になる場合、体格に見合わない大きさのシリコンバッグを挿入している」とそのリスクは高くなる恐れがあります

また、体に負荷のかかりやすい大きなシリコンだとカプセルの過剰形成が起きてしまうこともあります。きれいにシリコンバッグを包み込んでくれるカプセルは必要ですが、過剰形成が起こってしまうとシリコンバッグを圧縮してしまい変形を起こすこともあります。

場合によってはその変形の形により、皮膚や筋肉などに突出して圧迫がかかってしまう恐れもあります。長年ごく一部の場所に負荷がかかってしまうと、その部分の細胞が壊死したり最悪の場合皮膚に穴が開いてしまうことも。
大きくて魅力的なバストを夢見て、より大きなサイズを挿入したがる患者様もいらっしゃいます。体格に見合ったバストと老後の変化を予測して、無理のない範囲で上手にシリコンのサイズを検討することも重要です。

 

シリコンバッグ豊胸は大胸筋下法が下垂対策になる

シリコンバッグ豊胸の場合、術式によりシリコンバッグを挿入する場所が異なります。一般的には乳腺下法と大胸筋下法に分かれます。乳腺下法の場合、シリコンバッグを乳腺のみが包み込んでいる状態なので、バストの触り心地は比較的柔らかい傾向にあります。

また、乳腺下のみを剥離してシリコンバッグを挿入するスペースを形成するので、大胸下法に比べると術後の痛みが比較的少ないなどの特徴もあります。

しかし一方で、大胸筋下法に比べるとシリコンバッグを包み込んでいるものが少ないので老後に違和感が生じやすいデメリットもあります。シリコンバック豊胸術を選択する場合、後の変化を考えていくらかサポートできる方法がいいと考えるのであれば、大胸筋下法を検討すると良いでしょう

シリコンバッグを包み込むのは乳腺だけではなく大胸筋も包み込んでくれるので将来、シリコンバッグの重みを大胸筋下がサポートしてくれます。乳腺下法に比べると、いくらか下垂対策にもなるでしょう。最終的には医師の判断になりますが、適応になるかどうかの相談を検討してみても良いですね。

 

豊胸の老後で心配なときはご相談ください

豊胸の老後で心配なことがある女性をカウンセリングする男性のイメージ図

さまざまな術式のある豊胸術。自分に何があっているか不安なこともあるでしょう。老後の部分までを予測して術式を選択するのは、自分1人では難しいかもしれません。また、今まさに老後の問題で悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。

当院では豊胸術は人生に1度きり」と心得て、その場限りのお付き合いではなく長い目で見て患者様と二人三脚で歩めるクリニックを目指しています

豊胸術で女性らしいボディラインを長期間にわたって楽しむためには、技術力が高く親身になって対応してくれるクリニックを選ぶことが重要です。

今後豊胸術を受けてみたいと考えている方、加齢による豊胸術後の変化にお悩みの方、他院で処置を受けられた方も是非お気軽に当院へ相談にいらしてくださいね。

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    監修医師紹介

    土居 健太郎 医師 ( WOM CLINIC GINZA 非常勤医師 / 医学博士 )

    専門分野:乳輪縮小術 /バスト形成 / 豊胸治療 / 脂肪吸引 / 脂肪移植

    専門分野:乳輪縮小術 /バスト形成 / 豊胸治療 / 脂肪吸引 / 脂肪移植

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    略歴

    • 2006年 大阪市立大学医学部卒業
    • 2006年 沖縄県立中部病院
    • 2008年 東京大学附属病院 形成外科美容外科
    • 2014年 東京大学大学院医学系研究科形成外科講座 博士課程修了
    • 2014年 ルーチェクリニック 勤務
    • 2014年 新宿美容外科クリニック 勤務
    • 2017年 ルーチェクリニック 池袋院院長
    • 2023年 WOM CLINIC GINZA 勤務

    保有資格

    • ・日本形成外科学会正会員
    • ・日本再生医療学会正会員
    • ・掲載論文
    • Suga H, Eto H, Aoi N, Kato H, Araki J, Doi K, Higashino T, Yoshimura K. Adipose tissue remodeling under ischemia: death of adipocytes and activation of stem/progenitor cells. Plast Reconstr Surg 126: 1911-23, 2010.
    • Eto H, Suga H, Inoue K, Aoi N, Kato H, Araki J, Doi K, Higashino T, Yoshimura K. Adipose Injury-Associated Factors Mitigate Hypoxia in Ischemic Tissues through Activation of Adipose-Derived Stem/Progenitor/Stromal Cells and Induction of Angiogenesis. Am J Pathol 178: 2322-32, 2011.
    • Yamamoto T, Narushima M, Doi K, Oshima A, Ogata F, Mihara M, Koshima I, Mundinger GS. Characteristic indocyanine green lymphography findings in lower extremity lymphedema: the generation of a novel lymphedema severity staging system using dermal backflow patterns. Plast Reconstr Surg 127: 1979-86, 2011.
    • Yamamoto T, Yamamoto N, Doi K, Oshima A, Yoshimatsu H, Todokoro T, Ogata F, Mihara M, Narushima M, Iida T, Koshima I. Indocyanine green-enhanced lymphography for upper extremity lymphedema: a novel severity staging system using dermal backflow patterns. Plast Reconstr Surg 128: 941-7, 2011.
    • Yamamoto T, Matsuda N, Doi K, Oshima A, Yoshimatsu H, Todokoro T, Ogata F, Mihara M, Narushima M, Iida T, Koshima I. The earliest finding of indocyanine green lymphography in asymptomatic limbs of lower extremity lymphedema patients secondary to cancer treatment: the modified dermal backflow stage and concept of subclinical lymphedema. Plast Reconstr Surg 128: 314e-321e, 2011.
    • Doi K, Tanaka S, Iida H, Eto H, Kato H, Aoi N, Kuno S, Hirohi T, Yoshimura K. Stromal vascular fraction isolated from lipoaspirates using an automated processing system: bench and bed analysis. J Tissue Eng Regen Med 2013 Nov;7(11):864-70. Epub 2012 Mar 22.
    • Eto H, Kato H, Suga H, Aoi N, Doi K, Kuno S, Yoshimura K. The fate of adipocytes after non-vascularized fat grafting: Evidence of early death and replacement of adipocytes. Plast Reconstr Surg 2012 May;129(5):1081-92.
    • Eto H, Ishimine H, Kinoshita K, Watanabe-Susaki K, Kato H, Doi K, Kuno S, Kurisaki A, Yoshimura K. Characterization of human adipose tissue-resident hematopoietic cell populations reveals a novel macrophage subpopulation with CD34 expression and mesenchymal multipotency. Stem Cells Dev 2013 Mar 15; 22(6):985-97
    • Yang S, Eto H, Kato H, Doi K, Kuno S, Kinoshita K, Tsai CH, Chou WT, Ma H, Yoshimura K.Comparative characterization of stromal vascular cells derived from three types of vascular wall and adipose tissue. Tissue Eng Part A 2013 Aug 31. 2013 Dec;19(23-24):2724-34. Epub 2013 Aug 31.
    • Doi K, Kuno S, Kobayashi A, Hamabuchi T, Kato H, Kinoshita K, Eto H, Aoi N, Yoshimura K. Selective isolation of adipose-derived stem/stromal cells from the liquid portion of liposuction aspirates using an adherent column. Cytotherapy 2014 Mar;16(3):381-91. Epub 2013 Nov 12.
    • Mineda K, Kuno S, Kato H, Kinoshita K, Doi K, Hashimoto I, Nakanishi H, Yoshimura K. Chronic inflammation and progressive calcification as a result of fat necrosis: the worst end in fat grafting. Plast Reconstr Surg 2014 May;133(5):1064-72.
    • Kinoshita K, Kuno S, Ishimine H, Aoi N, Mineda K, Kato H, Doi K, Kanayama K, Feng J, Mashiko T, Kurisaki A, Yoshimura K. Therapeutic Potential of Adipose-Derived SSEA-3-Positive Muse Cells for Treating Diabetic Skin Ulcers. Stem Cells Transl Med 2015 Feb;4(2):146-55. Epub 2015 Jan 5.
    • Doi K, Ogata F, Eto H, Kato H, Kuno S, Kinoshita K, Kanayama K, Feng J, Manabe I, Yoshimura K. Differential contributions of graft-derived and host-derived cells in tissue regeneration/remodeling after fat grafting. Plast Reconstr Surg 2015 Jun;135(6):1607-17
    • Feng J, Doi K (same contribution as first authour), Kuno S, Mineda K, Kato H, Kinoshita K, Kanayama K, Mashiko T, Yoshimura K. Micronized cellular adipose matrix as a therapeutic injectable for diabetic ulcer. Regen Med 2015 Sep;10(6):699-708. Epub 2015 Oct 6.

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