COLUMN
美容整形コラム
二の腕の脂肪吸引のダウンタイム期間と症状について解説|症例写真あり
ボディ脂肪吸引二の腕・肩・付け根 脂肪吸引二の腕の脂肪吸引をご希望の方で、ダウンタイムについて気になっている方もいらっしゃるかもしれません。二の腕の脂肪吸引では、患部の腫れやむくみ、痛みなどを伴うダウンタイムが生じます。二の腕の脂肪吸引によるダウンタイムは、手術を受けるクリニックや術後の過ごし方で長引くこともあるため注意が必要です。
この記事では、二の腕の脂肪吸引でのダウンタイムやダウンタイム中に現れる症状、ダウンタイムを短くするための過ごし方について詳しく解説します。実際に当院で二の腕の脂肪吸引を受けられた方の症例写真でもダウンタイムについて解説するため、是非参考にしてください。
この記事の監修ドクター
目次
二の腕の脂肪吸引はどんな手術?
二の腕の脂肪吸引は、二の腕の付け根や肘のしわの部分に細いカニューレを挿入して脂肪を吸引する手術です。脂肪を取り除くことで、スラッとした細い二の腕を実現します。
二の腕は、姿勢の影響によって血流が悪化し、むくんだり脂肪が付いたりしやすい部位です。また、二の腕の表面に当たる筋肉(上腕二頭筋)は日常でよく使われるものの、裏側の筋肉(上腕三頭筋)はあまり使われることがありません。そのため、二の腕の筋力が低下し、脂肪が付きやすいケースもあります。
さらに、二の腕は部分痩せしにくい部位でもあることから、ダイエットを頑張ってもなかなか脂肪が落ちにくいのです。
しかし、二の腕の脂肪吸引を行うことで余分な脂肪を一挙に取り除き、スッキリとした細い腕を実現できます。二の腕の脂肪吸引では脂肪細胞自体を吸引するため、リバウンドも起こしにくい画期的な施術といえます。
二の腕の脂肪吸引はこんな方におすすめ!
- 二の腕のたるみが気になる
- ほっそりとした二の腕を実現したい
- がっちりしていてノースリーブが着られない
- 二の腕を細くしたいが、食事制限や運動などのダイエットはしたくない
- 二の腕のみをスッキリと細くしたい
- 他の部分痩せで二の腕を細くできなかった
二の腕の脂肪吸引では、なかなか痩せにくい二の腕の脂肪を一度に取り除きます。脂肪の蓄積の原因となる脂肪細胞も除去できるため、一度施術を受ければ効果が長期間持続することも特徴です。二の腕を細くしたいという場合のほか、「ダイエットはしたくない」「一度の施術で二の腕を細くしたい」という方にもおすすめの施術です。
当院で行うのはベイザー脂肪吸引
当院では、二の腕の脂肪吸引を「ベイザー脂肪吸引」という術式で行っております。
ベイザー脂肪吸引では、皮膚の内側から「ベイザー波」という超音波を二の腕の脂肪組織に照射します。ベイザー波によって脂肪細胞とその周囲の組織を遊離させ、細いカニューレを用いて脂肪を吸引します。
従来の脂肪吸引では、硬くなった脂肪や皮膚のすぐ下の浅い層の脂肪は取り除くことが困難でした。また、皮膚の線維組織を傷付けてしまい、施術後に内出血やむくみなどが強く出てしまうことがあります。ベイザー波は、硬くなった脂肪や皮膚のすぐ下の浅い層の脂肪にも作用するため、皮下脂肪の多く(約90%)を取り除くことが可能です。
さらに、ベイザー波は脂肪細胞のみに作用するため、周囲の組織や線維組織には影響を及ぼしません。そのため、痛みや腫れなどの副作用のリスクが少ないことも特徴です。多くの脂肪を取り除きながらも、自然な仕上がりが期待できます。
ベイザー脂肪吸引とその他の脂肪吸引の比較表
脂肪吸引には、ベイザーのほか「アキーセル」や「ボディジェット」などの種類があります。それぞれに期待できる効果やデザイン、ダウンタイム、費用の平均相場を比較してみました。
ベイザーリポ | アキーセル | ボディジェット | |
デザイン | ★★★ | ★★☆ | ★☆☆ |
効果 | ★★★ | ★★☆ | ★☆☆ |
ダウンタイム | 3週間〜1ヶ月程度 | 2週間〜3週間 | 1〜2カ月程度 |
費用の相場 | 15〜33万円程度 | 15〜30万円程度 | 10〜35万円程度 |
ベイザーリポでは、二の腕の脂肪組織にベイザー波を照射し、周囲の組織と遊離させてから脂肪細胞のみを吸引します。吸引する脂肪組織の周囲にはダメージを与えないことから、ダウンタイムが極限まで短縮されています。皮膚の引き締め効果も期待できるほか、カニューレなどの器具を選択することで、筋肉を美しく見せるなどデザイン性にも優れた機械です。
一方、アキーセルは脂肪吸引に用いるカニューレの細かい振動によって脂肪をほぐしながら吸引する機械です。ベイザーは脂肪を液状にしてから吸引するのに対し、アキーセルでは脂肪を粒状にしてから吸引します。ベイザーと同様、吸引する脂肪の周囲組織に影響を与えにくく、内出血や痛みなどの症状を軽減させることができます。さらに、アキーセルには脂肪吸引だけでなく注入機能も搭載されていることが特徴です。脂肪注入は得意である
一方、デザイン性はベイザーの方が優れているといえます。
ボディジェットは、脂肪を吸引するカニューレ先端からジェット水流を噴射させ、脂肪とその周囲の組織を分離させて脂肪を吸引する機械です。水流を用いるため、ベイザーやアキーセルと同様、吸引する脂肪の周囲組織にダメージを与えにくいといえます。しかし、多くの水流を用いると、脂肪を取り除いたスペースに水分が溜まりやすいため、むくみを悪化させる恐れがあります。そのため、一度に多くの脂肪を吸引するのには向いていません。
いずれの機械にも、メリットとデメリットがあります。さまざまな機械のなかでも、ベイザーはダウンタイムの短さやデザイン性ともに優れた機械です。また、一度に多くの脂肪を吸引できるほか、皮膚の引き締め効果も期待できるなど、いいとこ取りの脂肪吸引であるといえます。
二の腕の脂肪吸引のダウンタイム期間はどのくらい?
「二の腕の脂肪吸引のダウンタイムってどのくらいなんだろう?」と気になっている方もいらっしゃるかもしれません。
当院で行う二の腕の脂肪吸引のダウンタイムは、概ね3週間〜1カ月程度です。しかし、ダウンタイムは手術の方法やクリニックによっては2〜3カ月まで長引くことがあります。それぞれ詳しく解説しましょう。
当院のダウンタイムは3週間~1ヶ月が目安
当院で行う二の腕の脂肪吸引のダウンタイムは、3週間〜1カ月程度です。
脂肪吸引のなかでも、ベイザー脂肪吸引は比較的ダウンタイムが短い傾向にあります。これは、ベイザー波が脂肪吸引を行う周囲の組織に影響を及ぼさないためです。
しかし、術式を問わず、脂肪吸引では脂肪を物理的に取り除くため、元々脂肪があった部位の組織は傷付いてしまいます。そのため、どうしても痛みや腫れ、内出血、むくみなどの副作用が現れます。
ベイザー脂肪吸引はダウンタイムが短い傾向にあるほか、当院では脂肪吸引の実績が豊富な医師が施術を行います。脂肪を吸引する部位以外には悪影響を与えず、効率的に脂肪を吸引するため、ダウンタイムの短縮に繋がります。
手術方法やクリニックによって2~3ヶ月まで長引くことがある
手術方法やクリニックによっては、ダウンタイムが2〜3カ月まで長引くケースがあります。
脂肪吸引には、ベイザーなどの機械を用いて行う方法のほか、注射器型の吸引器を使用して行う「シリンジ法」があります。シリンジ法は内部が陰圧になる吸引器を用い、手動で脂肪を吸引する方法です。数mm単位の細かい範囲での脂肪が吸引できるほか、機械での脂肪吸引にみられがちな皮膚のたるみやくぼみなどの失敗を起こしにくいことも特徴です。
しかしその一方で、シリンジの内部に脂肪が溜まってくると吸引力が低下するため効率が悪く、施術時間が長引くことがあります。施術時間が長引くと、組織に多くダメージが加わり、内出血や腫れなどの症状を悪化させ、ダウンタイムが長引いてしまうことがあるのです。
また、医師や看護師の技術や手術時間、処置の内容によってもダウンタイムが長引くことがあります。医師の技術力が低い場合、手術時間が長引いて組織にダメージを与える原因になります。また、手術時間が長引くと、使用する麻酔液の量も増えることになります。麻酔液の量が増えると、むくみや腫れを悪化させることに繋がるのです。麻酔液は手術翌日に絞り出す処置を行うことでむくみや腫れを軽減させることが期待できます。しかし、処置には手間や人員を必要とするため、クリニックにはこの処置を取り入れていないところもあるのです。
こうした理由から、脂肪吸引を受けるクリニックによってもダウンタイムが長引くことがあります。
術後の仕上がりだけでなく、ダウンタイムの期間にも配慮したいという場合には、クリニック選びも入念に行う必要があるといえるでしょう。
当院で二の腕の脂肪吸引を行った症例写真とダウンタイム
施術内容 | 二の腕肩付け根脂肪吸引(ベイザー使用) |
施術料金 | 二の腕・肩付け根脂肪吸引¥495,000
vaserlipo(ベイザー使用)¥110,000 静脈麻酔 ¥110,000 |
ダウンタイム | 3週間〜1カ月 |
副作用・リスク | 内出血、むくみ、拘縮、疼痛、感染等 |
当院で二の腕の脂肪吸引を行った症例をご紹介しましょう。
この症例では、ベイザー脂肪吸引にて二の腕と肩の付け根の脂肪吸引を行いました。施術ではベイザー波を使用し、痛みを緩和させるため点滴で麻酔を投与しています。
【手術開始】二の腕と肩の付け根で驚異の1,150㏄吸引(純脂肪)
この症例では、二の腕と肩の付け根から1,150ccの脂肪を吸引しました。これは二の腕の脂肪吸引としては驚異的な量です。
従来の脂肪吸引では、施術部位周辺の組織を傷付けてしまい、皮膚が凸凹したりひきつれてしまうことがありました。そのため、十分な量の脂肪を吸引できないケースもあります。
しかし、ベイザー脂肪吸引では、周囲の組織を傷付けずに多くの脂肪を吸引することが可能です。この症例のように多くの脂肪を取り除いても皮膚が凸凹したりひきつれたりするリスクが低く、安全性の高い施術であるといえます。
【手術翌日】二の腕の脂肪吸引による内出血
これは施術翌日の写真です。
脂肪の吸引量が多いため、内出血がみられています。内出血は脂肪の吸引量によって異なるものの、概ね1週間程度で消失します。
【手術1週間】1週間は圧迫着を着用
二の腕の脂肪吸引後、1週間は圧迫着の着用をしていただきます。
脂肪を吸引した部位にはスペースができ、炎症や出血を抑えるために分泌されたリンパ液などの水分が溜まりやすくなります。すると、むくみや腫れなどを引き起こしやすくなってしまうのです。
圧迫着はサポーターのようなもので、施術部位を圧迫することでリンパ液の排出を促し、
むくみなどの副作用を抑える作用があります。
また、美しい仕上がりに導く効果も期待できます。適切な期間圧迫着を使用することで、ダウンタイム中も過ごしやすくなります。
【手術1ヶ月後】スッキリした二の腕の完成
施術後1ヶ月の写真です。
二の腕から脇の後ろまでついていた脂肪が見事に取り除かれ、スッキリと華奢な印象になりました。姿勢まで綺麗に見えますね。
【横側からの症例写真】二の腕本来の細さまで効果を追求
横側から見た写真です。
施術後は二の腕上部の脂肪がスッキリと取り除かれ、筋肉と骨のみの二の腕本来の細さに仕上がっています。脂肪吸引を行ったとは思えない自然な印象です。
【正面からの症例写真】たるみやくぼみが一切ない仕上がり
正面から腕を横に広げた写真です。
二の腕の皮膚のたるみやくぼみも一切ありません。腕を大きく動かしても違和感なく、自然な仕上がりになりました。
手術中やダウンタイム期間中に現れる症状
二の腕の脂肪吸引では、手術時の点滴の刺入に伴う痛みや術後の筋肉痛のような痛み、内出血、拘縮などが生じることがあります。それぞれ詳しく解説しましょう。
【手術直前】点滴のチクっとした痛みのみで寝てる間に終わります
手術の直前には、静脈麻酔を投与するため、点滴の針を刺入する際のチクッとした痛みが生じます。静脈麻酔は眠ったまま手術を受けるために使用する麻酔で、点滴で投与します。点滴の針を刺入し、麻酔薬が投与されると眠ってしまうため、痛みを感じるのは一瞬です。手術も眠っている間に終わるため、痛みを感じることはありません。
【手術直後~1週間】筋肉痛のような痛みが現れ内出血のピーク
手術直後から1週間程度は、二の腕に筋肉痛のような痛みが現れます。また、この期間に内出血もみられます。
脂肪を吸引する際は組織に細いカニューレを挿入するため、周囲の筋肉組織などが傷付いて一時的な炎症を起こし、痛みを伴います。さらに、元々脂肪があった部位にスペースができ、そこにリンパ液などの水分が貯留して徐々に皮膚の表面近くまで移動するため、内出血を生じます。
しかし、二の腕の脂肪吸引では他の部位と比較して痛みの程度が軽度で、内出血が消失するまでの期間が短いケースが多くみられます。ベイザー脂肪吸引ではベイザー波の照射によって周囲の組織へのダメージが抑えられるため、他の術式と比べて痛みや内出血の程度は軽いといえるでしょう。
【1週間~2週間】むくみが出たり内出血の色が変化したりする
手術後1週間〜2週間程度は、むくみが出たり内出血で皮膚に生じる色が変化したりします。
術後は、元々脂肪があった部位にリンパ液などの水分が貯留するため、むくみを伴います。水分は徐々に吸収されて排出されますが、1週間をピークに出現し、2週間程度持続します。
また、脂肪吸引後に生じる内出血は、手術後1週間〜2週間で紫色から黄色へと変化します。内出血で皮膚表面にみられる紫色は血液の赤い色素である「ヘモグロビン」の色です。内出血を起こし、ヘモグロビンが多量に壊されると初期には紫色を呈します。
一方、回復に向かうと皮膚の下で「ビリルビン」という黄色い物質がつくられます。そのため、内出血が紫色から黄色に変化するのは快方に向かっている証拠といえます。
【2週間~3週間】皮膚が突っ張るような感覚の拘縮(こうしゅく)がはじまる
手術後2週間〜3週間頃になると、皮膚が突っ張るような感覚を伴います。これは「拘縮(こうしゅく)」と呼ばれ、脂肪吸引によって傷付いた組織が回復する過程で生じる現象です。脂肪吸引を行い、脂肪が取り除かれた周囲の組織は互いにくっついて回復しようとします。すると皮膚が突っ張るような感覚が生じるのです。
拘縮も組織の回復する過程で生じる現象であり、自然に軽快するため、大きな心配はいりません。
二の腕・付け根・肩の脂肪吸引の傷跡
当院では、二の腕や二の腕の付け根、肩の脂肪吸引を行う際、肘と脇の裏側に傷跡を作ることで、目立たないようにしています。
脂肪吸引を行う際は、皮膚を切開するほか、脂肪を吸引するカニューレの熱や摩擦によって傷が生じます。脂肪の吸引量や手術を担当した医師の技術によって異なるものの、二の腕の場合には、手術後2カ月程度傷跡が目立ってしまうことがあります。傷跡が残ると、二の腕が隠れる衣服を選んだり、外出を控えたりするなど日常生活に支障を来す可能性もあるでしょう。
しかし、皮膚の切開範囲を最小限に留めたり、切開する部位に配慮したりすることで傷跡を目立たなくすることが可能です。当院では、脂肪吸引の実績が豊富で高い技術力を有する医師が執刀するため、傷跡はほとんど目立ちません。
二の腕の脂肪吸引を受けた後の過ごし方
二の腕の脂肪吸引では、副作用のリスクを減らしたりダウンタイムを最小限に留めたりするため、術後は日常生活上でいくつか注意点があります。ここでは二の腕の脂肪吸引を受けた後の過ごし方について解説しましょう。
手術当日に帰宅や当院での宿泊が可能
手術当日は、すぐに帰宅したり、当院専属のデザイナーズマンションで宿泊したりすることが可能です。手術当日のご帰宅を希望される場合には、体調面に配慮し、当院専属ドライバーによって無料送迎をご提供しております。また、宿泊をご希望の場合には、クリニックすぐ近くの専属デザイナーズマンションの宿泊サービスも行っております。宿泊中は、送迎のほか、緊急時の対応も可能です。
体調やご都合に合わせ、お気軽にご相談ください。
翌日に溜まった麻酔液をドレナージュすることでダウンタイムを軽減
手術翌日は組織に溜まった麻酔液をドレナージュすることでダウンタイムを軽減させることができます。
二の腕の脂肪吸引では、術後の内出血を軽減させるため、出血を抑える目的で脂肪組織に麻酔液を注入します。しかし、麻酔液は組織に残ると腫れやむくみの原因になります。そのため、術後は麻酔液を絞り出すドレナージュという処置を行います。ドレナージュによって麻酔液を排出してから縫合することで、腫れやむくみなどを極力抑え、ダウンタイムを短くすることが可能です。
手術翌日のドレナージュは、人員や手間を要することから取り入れていないクリニックもあります。しかし、ダウンタイムを短くしたいという場合には、ドレナージュ処置を行っているクリニックを選ぶことをおすすめします。
軽い運動は翌日、激しい運動は1週間以降から可能
二の腕の脂肪吸引後は、軽い運動であれば翌日から、激しい運動の場合は術後1週間程度から可能です。
手術後1週間程度は傷口が完全に治癒していないため、激しい運動をすると開いてしまう可能性があります。また、脂肪吸引によって周囲の組織に炎症が生じているため、激しい運動をすることで患部に負担をかけ、ダウンタイムが長引いてしまう恐れもあるのです。
具体的には、手術の翌日は家事や座って行う作業、通勤時の歩行程度とし、ランニングやトレーニングジムで体を鍛えるなどの運動は術後1週間程経過してから行うようにしましょう。
1週間以降からは圧迫着(ボレロ)の着用や運動の制限なし
術後は運動制限や圧迫着(ボレロ)の使用などの必要がありますが、1週間以降は必要ありません。術後1週間程度経過すると傷口や組織のダメージが概ね修復されます。そのため、1週間経過後は普段通りの生活を送っていただけます。
浮腫みが気になる方は夜間眠る間や、自宅でゆっくり過ごして頂く間等圧迫着を着用して頂いても構いません。
二の腕の脂肪吸引で起こる可能性がある3つのリスク
二の腕の脂肪吸引では、思っていたほどの効果が出ないほか、たるみやへこみが生じたり、傷跡が残ってしまったりするリスクがあります。それぞれ詳しく解説しましょう。
思っていたほど効果がでなかった
二の腕の脂肪吸引では、思っていたほど効果が出なかったケースがあります。これは医師の判断や技術力不足によるものと考えられます。医師の判断で脂肪の吸引量を抑えたり、脂肪の取り残しがあったりすることで脂肪吸引を行っても見た目にほとんど効果が現れない事例であるといえます。
二の腕の脂肪吸引は一度でスッキリとした二の腕の部分痩せが期待できる施術ですが、担当する医師の技術によっては効果が期待できないケースもあるのだと認識しておきましょう。
たるみやへこみができてしまった
二の腕の脂肪吸引では、皮膚にたるみやへこみができてしまうケースもあります。これはいずれも手術を行う医師の技術不足によるものと考えられます。
通常、皮膚組織には弾力性があるため、脂肪吸引を行ってもその部分は収縮し、たるむことはありません。
しかし、皮膚表面近くの浅い層の脂肪を取り過ぎてしまうと、皮膚組織が傷付き、たるみが強く出てしまうことがあります。また、手術の際に脂肪の取り方にムラがあると、皮膚がへこんでしまうこともあるのです。
医師の技術力によっては、せっかく脂肪吸引を行っても不自然な仕上がりになってしまうこともあります。そのため、手術を受けるクリニック選びには十分な注意が必要です。
傷跡が残ってしまった
二の腕の脂肪吸引では、傷跡が残ってしまうケースもあります。
手術では、肘や脇の下を切開して細いカニューレを挿入し、脂肪を吸引します。切開口を小さく留めたり、切開口に配慮してカニューレを操作したりすれば傷跡は目立たず自然な仕上がりが期待できます。
しかし、切開口の範囲が広かったり、組織に負担を掛けたりするるようなカニューレの操作を行うと、傷跡が目立ち、残ってしまうことがあるのです。
当院では脂肪吸引の実績が豊富で高い技術力を有する医師が執刀するため傷跡を残すことはありません。しかし、技術力の低い医師に手術を受けた場合には傷跡が残ってしまうこともあるため、注意が必要です。
二の腕の脂肪吸引でダウンタイムを最短にするためのポイント
「脂肪吸引によるダウンタイムを短くするためにはどうしたら良いんだろう?」と疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。二の腕の脂肪吸引によるダウンタイムを最短に留めるためには、クリニック選びや術後の日常生活で注意が必要です。それぞれ詳しく解説します。
脂肪吸引が得意なクリニックを選ぶ
二の腕の脂肪吸引でダウンタイムを最短に留めるためには、脂肪吸引が得意なクリニックを選ぶことが重要です。
二の腕に関わらず、脂肪吸引はたるみやくぼみ、傷跡など失敗のリスクがあります。このようなリスクは特に医師の技術力が低い場合に高まります。そのため、脂肪吸引を得意としていないクリニックで手術を受けた場合には、たるみやくぼみ、傷跡などの失敗を招く恐れがあります。
脂肪吸引で患者様ご希望の効果を実現し、失敗のリスクを避けるためには、適切な判断力と高い技術力を有する医師に手術を受ける必要があります。しかし、脂肪吸引は難易度の高い手術であるため、専門とするクリニックが少ないことが現状です。
二の腕の脂肪吸引をご希望の場合には、脂肪吸引の実績が豊富なクリニックを選ぶようにしましょう。
ダウンタイム中は飲酒や喫煙を控え、規則正しい生活を送る
ダウンタイム中は、飲酒や喫煙を控え、規則正しい生活を心掛けることも重要です。アルコールは血流を促進するため、患部の腫れや痛みを悪化させる恐れがあります。また、喫煙は反対に血流を妨げるため、傷口の治癒が遅れてしまう原因になるのです。そのため、手術後1週間程度は飲酒や喫煙は控えるようにしましょう。
また、睡眠不足や不規則な食生活、過労などもダウンタイムを長引かせたり傷口の治りを遅くしたりする原因になります。術後は規則正しい生活を心掛けましょう。
ベイザー脂肪吸引や翌日処置を行ってるクリニックを選ぶ
ダウンタイムを最短に留めるためには、ベイザー脂肪吸引や翌日処置を行っているクリニックを選ぶことも有効です。
ベイザー脂肪吸引では、ベイザー波を脂肪組織に照射し、脂肪細胞と周囲の組織を遊離させてから細いカニューレで脂肪を吸引します。手術中の出血を抑え、脂肪を吸引する周囲の組織を傷つけにくいため、術後の痛みやむくみ、内出血などを軽減させることが期待できます。
また、クリニックによっては、手術の翌日に処置を行っているところがあります。手術当日は切開口を縫合せずに麻酔液をさらに排出させ、翌日に縫合することでダウンタイムを短くすることが可能です。
二の腕の脂肪吸引を受ける際には、ベイザー脂肪吸引や翌日処置を行っているクリニックを選ぶことでダウンタイムを短くすることが期待できるでしょう。
当院は自然な仕上がりと短いダウンタイムにこだわる方に選ばれているクリニック
二の腕の脂肪吸引は、運動や食事制限をすることなく、ほっそりとした二の腕を実現できる手術です。手術では二の腕の付け根や肘を切開し、細いカニューレを挿入して脂肪を吸引します。その際、周囲の組織がダメージを受け、筋肉痛のような痛みやむくみ、内出血などが出現します。
当院では、脂肪吸引の実績が豊富で高い技術力を有する医師が手術を行います。カニューレを挿入する切開口の大きさや手術中の操作に配慮し、傷跡を残さず自然な仕上がりを実現し、さらにダウンタイムを最短に留めるよう手術を行います。二の腕の脂肪吸引をご希望の方は、是非お気軽にご相談ください。
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監修医師紹介
佐々木 和司 医師 ( WOM CLINIC GINZA 院長 / 美容外科専門医 )
専門分野:ボディ脂肪吸引 / フェイスリフト手術 / 豊胸治療 / / 鼻形成 / クマ治療 / 二重・垂れ目形成 / 骨切り手術
専門分野:ボディ脂肪吸引 / フェイスリフト手術 / 豊胸治療 / / 鼻形成 / クマ治療 / 二重・垂れ目形成 / 骨切り手術
略歴
- 1997年 鹿児島大学医学部卒業
- 1997年 九州大学医学部付属病院整形外科
- 2006年 医療法人美ら海 美容外科勤務
- 2007年 城本クリニック分院長
- 2009年 東京美容外科、並木Sクリニック勤務
- 2018年 新宿Sクリニック院長
- 2020年 WOM CLINIC GINZA 勤務
- 2021年 WOM CLINIC GINZA 院長就任
保有資格
- ・日本美容外科学会専門医
- ・VASER LIPO認定医
- ・CRF(コンデンスリッチファット)認定医
- ・日本再生医療学会
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