COLUMN
美容整形コラム
脂肪吸引で後悔しないためには?失敗例や対策を解説
ほほ・あご 脂肪吸引ボディ脂肪吸引ずっと気になっていた脂肪…運動や食事制限では部分痩せが叶わず、ストレスを感じていませんか?
脂肪吸引に興味はあるけれど、失敗するのが不安で踏み出せないという方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、脂肪吸引の失敗について他院での実例と当院での修正をまじえて具体的に解説!失敗の原因を種類別に徹底分析します。
失敗や後悔を減らすための対策を専門的な立場からわかりやすく解説しますので、ぜひご参考ください。
この記事の監修ドクター
目次
脂肪吸引で後悔する6つの理由
脂肪吸引の施術を受けたことがない方や、一度受けてうまくいかなかった方は、漠然と脂肪吸引について不安を感じたり、同じ失敗をするのではないかと心配になっているかもしれません。
ここでは、実際に脂肪吸引の施術を受けた方が感じる後悔の理由を6つ具体的にご紹介します。
①思っていたより効果がなかった
思い切って脂肪吸引をしてみたものの、期待したほどの効果が得られなかったという場合です。
脂肪吸引によって取り除く皮下脂肪は、浅層・中層・深層にわけられます。従来は中層から深層にかけての脂肪を吸引するテクニックが主流でしたが、過去にある機関でおこなわれた脂肪吸引でトラブルが発生しました。
それ以来、凸凹の原因となりやすい浅層の吸引と、トラブルにつながりやすい深層の吸引を避けて施術する医師が急増し、脂肪吸引の効果の実感が得られにくくなったケースが多発しました。
本来は、取り残しを防ぐために浅層・中層・深層からまんべんなく脂肪を吸引しつつ体への負担を配慮した施術が理想的です。しかしそれを実際にできる医師は、国内でも多くありません。
医師の高度な技術がなければ、費用ばかりがかさんで思ったような効果が得られないため「思っていたより効果がなかった」と満足できない事例があるのです。
②バランスが不自然になった
もともとの体つきを無視した施術を受けると「バランスが不自然になった」と不満を抱えることになります。
そもそも、人間の体は左右対称にはできていませんよね。そのため、何も考えずにただ単純に左右均等に同じ量の脂肪を吸引してしまうと、もともとあった左右差が強調されてしまいます。美しい仕上がりを期待していたのに、もともとあった左右差が強調されてしまうとなると「施術を受ける前に戻りたい」とすら思ってしまうことも。
とくにお腹などは、大きな筋肉の上に皮下脂肪がついています。普段の体の使い方や筋肉のつき方によって左右差が生じやすい部位でもあるので、体の構造や患者さまの体つきの奥深くまで見極めてデザインする必要があります。
脂肪吸引は、吸引すればするほど部分痩せして綺麗になれるという単純な施術ではありません。施術前のカウンセリングで左右差なども考慮した上で、プロの目で仕上がりを想定した施術が必要です。
③皮膚がたるんでしまった
ハリのあるボディラインを理想としていたのに、脂肪吸引によって皮膚のたるみが生じてしまい、後悔する例もあります。とくに二の腕やお腹まわりは脂肪吸引の後にたるみが生じやすい部位と言われており、施術を受ける際には注意しておきたいポイントです。
では、なぜ脂肪吸引による皮膚のたるみが生じるのでしょうか?
たるみの主な原因としては、皮下脂肪の浅層・中層・深層の脂肪のなかでも浅層の脂肪を取りすぎてしまったことや、施術時に皮下の繊維組織を傷つけてしまったことなどがあげられます。
出産経験のある方の施術は、たるみに一層注意が必要です。妊娠中にお腹が大きくなった時、ひっぱられた皮膚がすでにのびてしまっている傾向があります。
そのような一人ひとりのもつ体の履歴も考慮しながら吸引しなければ、たるみが生じるリスクを高めてしまいます。
患者さまの状態を見極め、たるみや引き連れなどにつながらないギリギリのラインで脂肪を”残す”ことも脂肪吸引では重要です。肌質や脂肪の付き方といった個人差を考慮せず「とにかく取ればいい」と雑な吸引を受けてしまったために、後悔する患者さまもいらっしゃいます。
④吸引しすぎで凹凸ができた
脂肪吸引後にはダウンタイム中に皮膚表面が硬くなったり凹凸がでたり、つっぱり感が出たりする「拘縮」という症状が生じることがあります。これは脂肪吸引をした後に、皮膚と皮下層がくっつくために繊維が作られる過程で生じます。
通常ですと放っておいても時間の経過とともに解消していくものですが、時間が経っても治らない場合は吸引しすぎの可能性があります。
「とにかく脂肪を取れるだけ取ってしまえばいい」と単純に考えて施術をおこなってしまった場合に、起こることがあります。本来脂肪吸引の施術とは、皮下脂肪層の構造を専門的によく理解した上でおこなわなければなりません。
皮下脂肪層は、線維性の壁で小さな部屋に仕切られています。脂肪吸引では、その壁を壊して脂肪細胞を吸引・除去していく施術です。そういった体の構造を考慮せず脂肪をむやみに取ってしまうと、脂肪が均一に吸引できず取り残しや取りすぎによる凹凸が生じるのです。
せっかく脂肪吸引でサイズダウンができたとしても、凹凸が残ってしまったら自信を持っておしゃれも楽しめませんし、見るたびに脂肪吸引を受けたことを後悔することに。
吸引の適切な加減を見極められるかどうかは、医師の専門知識や経験と技術力がものを言うものです。
⑤傷跡が目立ってしまう
傷跡が目立ってしまうと、見る人が見ればいかにも脂肪吸引を受けたと思われそうで、気になって後悔することもあります。
脂肪吸引では施術の際、皮膚を切開してカニューレと呼ばれる細い管を挿入します。その時組織に傷がつくことで傷跡が残る場合があり、必要以上に皮膚を切開してしまうと傷跡が大きくなり目立ちやすくなります。
また、脂肪を吸引する際に超音波や熱エネルギーを利用する脂肪吸引機器を用いる場合があります。この熱エネルギーによって皮膚がやけどを負うと、傷跡ができてしまいます。カニューレを前後に動かしながら脂肪細胞を吸引するため、摩擦が生じて熱を持つことや、擦過傷(すり傷)が生じて傷が赤く目立ったり、盛り上がりが生じることもあります。
多くのクリニックではスキンポートと呼ばれる保護具を装着してやけどのリスクを抑えているため、摩擦熱でやけどをする例はそれほど多くありませんが、可能性はあります。
一般的に摩擦熱などでダメージを負った傷跡は肥厚性瘢痕として残ったり、さらに悪化すると元の外傷の範囲を超えて赤みや盛り上がりを持って広がっていくケロイドになることがあります。その要因としては大きく分けると、体質や物理的刺激があげられます。
体質的な傾向として女性ホルモンや高血圧がケロイドの重症化に関係することが近年の研究によりわかってきました。また、ケロイドになりやすい体質は遺伝する傾向にあるとも言われています。
物理的刺激による要因は傷跡や周辺の皮膚が引っ張られる「伸展刺激」や、衣類等のこすれによる「摩擦刺激」、「紫外線」、傷跡を保護しているシールを剥がす時の刺激などが影響することもあります。
とくに腕や胸、お腹など皮膚がよく動く部分にはケロイドが発生しやすいため、傷跡のケアに注意が必要です。
傷跡が大きく残るような施術を受けたり、施術後に傷跡に関する専門的な対応を怠った場合には、傷跡が残りやすいと言えるでしょう。
⑥体重が減らなかった
「脂肪吸引で人生が変わった」と聞くと、見た目も体重も大きく変化するものと期待してしまう場合もあるでしょう。しかし、実際は「体重が減らなかった」と不満に思ってしまうケースもみられます。
これは「体重が減る」という期待自体が誤っていたため起こる後悔です。
そもそも脂肪吸引は体重を減らす手術ではありませんので、施術後も体重がほとんど変わらないというのはある意味では当たり前なのです。
脂肪組織の密度は0.9007g/㎤、水の密度が1g/㎤ですので、同じ量を計り比べた時に脂肪は水よりも軽いものです。もし脂肪を1kg吸引したとしても、体重が1kg減るわけではないのがここからわかります。よって、脂肪を吸引すると見た目が大きく変化しますが、体重はほとんど変わらないのです。
また、脂肪吸引後は体内の水分代謝が下がるため、体が水を溜め込みやすい状態になります。それによって施術後に体重が減らないどころか増えてしまうこともあり、不安に感じる方もいらっしゃいます。水分を溜め込むことで起こるむくみは、ダウンタイムが終われば安定するため心配はいりません。
「体重が減らない」とがっかりしても、長期的に見れば脂肪吸引によって脂肪細胞を取り除くことが、ダイエット効果に繋がっていく可能性はあります。
通常のダイエットでは脂肪細胞の大きさを小さくしてサイズダウンをはかるため、脂肪細胞の数自体を減らすことができません。脂肪吸引では皮下にある脂肪細胞を、カニューレを通して吸引するため、脂肪細胞の数を物理的に減らすことができます。それにより、受けた部位はその後も太りにくくなると言われています。
本来ですと体重に関する説明も術前に医師から受け、理解し納得した上で施術を受けるのがベストです。しかし医師の説明不足によって、体重が減らなかったことで不安や後悔を感じてしまう患者さまもいらっしゃるようです。
脂肪吸引で失敗しやすい部位はどこ?
脂肪吸引とひとことに言っても、吸引する部位によって特徴は様々です。脂肪吸引は医師の手でおこなう外科的な手術ですので、その専門知識や技量に仕上がりが大きく左右されます。また、体の中でも失敗しやすい部位とそうでない部位があるとも言われています。
太ももは人気があり失敗もしやすい部位
脂肪吸引の中でも、太ももの吸引は多くの方に人気の施術です。太もものラインは服装選びにも大きく影響するため優先的に美しくしたいと希望される方が多く、ほっそりとした太ももは全身のスタイルアップに欠かせないと考える方もいらっしゃいます。
しかし、太ももの施術は失敗しやすい部位とも言われています。
施術範囲が比較的広く、前もも、もも裏、ももの外側、ももの内側と細かく分けられています。その中でどの部分をどの程度吸引するかで、仕上がりは全く変わってくるものです。
とくに術前のデザインが顕著にあらわれやすい部位であり、脂肪の取りすぎや吸引する部位の誤りによってお尻の垂れなどにつながるリスクもあります。また、広い範囲の吸引が必要になるため、凹凸があらわれやすいのも太ももの脂肪吸引の特徴です。
二の腕やお腹も失敗症例が多い部位
続いて、二の腕やお腹の脂肪吸引も失敗が多くなりがちだと言われています。
二の腕はとくに暖かい季節には露出する部分でもあり、二の腕がガッチリしていると夏場のオシャレに制限が出てしまったり、ドレスなどを着るシーンで自信が持てないなど、気にされる方も多い部分です。ダイエットしても二の腕だけが落ちないことにお困りのケースもあります。
二の腕は肌が露出する部分で比較的近い距離で人目に触れるため、脂肪吸引による凹凸やラインが目立ちやすい部分です。腕の付け根近くの皮下脂肪には他より硬い部分があります。施術時にそこを取らずに取りやすい脂肪ばかりを取ると、凹凸ができムラのある仕上がりになり、がっかりするパターンも少なくありません。
引き締まったお腹、程よい筋肉を感じさせる皮下脂肪の少ないお腹は健康的で、多くの人が魅力を感じるものです。しかしお腹の脂肪吸引にも特有の注意点がいくつかあります。
お腹は四肢などと違い内臓が近くにあるため、カニューレの挿入時には担当医の慎重な姿勢と確実な技術が必要になります。そしてお腹の脂肪は目立つ下腹ばかりをとるのではなく、胸下の脂肪を取り残さないように吸引しなければ、バランスが崩れて不自然な仕上がりになってしまいます。
施術範囲が広範囲にわたるので大量の吸引が必要な場合も多く、太もも同様凹凸が生じやすい部位です。大量吸引はとくに医師の技術力が仕上がりに大きく影響します。
そして最も皮膚のたるみが生じやすい部位でもあり、患者さまの状態や体の履歴を確認しながらの丁寧なカウンセリング・施術を怠ってしまえば、失敗症例になりやすいでしょう。
他院で効果が感じられず当院で再施術した症例
施術内容 | 頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法) メーラーファット吸引 ジョールファット吸引糸リフト10本(吸収性の糸リフト) VaserLipo(ベイザー使用) |
施術料金 | 頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)¥330,000 メーラーファット吸引¥220,000 ジョールファット吸引¥110,000 糸リフト10本(吸収性の糸リフト) ¥275,000(6本¥165,000、8本¥220,000、) VaserLipo(ベイザー使用) ¥55,000静脈麻酔¥110,000 (※全て税込み価格です) |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。 経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
他院での脂肪吸引の施術で効果が感じられなかったため、当院で修正・再施術した例です。
こちらの事例では頬と顎下の脂肪吸引だけでは患者さまのご希望を叶えられないと専門的な見地から判断し、笑った時の頬の膨らみやほうれい線のシワのでき具合を考慮した上で、メーラーファットとジョールファット除去もご提案させていただきました。
当院では、患者さまのニーズや生活スタイル、表情や筋肉のクセなども考慮した上で、可能な限り脂肪を吸引し患者さまが「失敗した」「仕上がりに不満」と悲しむことのないよう、満足度を高める施術をおこないます。
脂肪吸引で効果が感じられない後悔は非常に多い
思い切って脂肪吸引をしてみたものの、期待したほどの効果が得られなかったという後悔は非常に多いといわれています。
通常ですと、ダウンタイム後はむくみなどが引いて吸引をおこなった部位がすっきりとするため、見るからに効果を実感できるのが脂肪吸引の良い点です。
しかし、想定していたダウンタイムを終えても効果が感じられないときには、脂肪の取り残しという失敗の可能性が高いといえます。脂肪吸引は高度な技術がなければ、しっかりと量を取り切ることができないのです。
こちらの方は、当院での術前カウンセリングではまだまだしっかりと吸引できる脂肪が残されていることを確認できました。無表情の時だけではなく、さまざまな表情を実際にしてもらい、その上で必要な脂肪を吸引しつつ残すべきところはしっかりと残すことを念頭にデザインをしました。
しっかりと脂肪を取り切る技術力と、患者さまのライフスタイルや表情まで想定したデザインで、後悔のない施術を追求しました。
脂肪の取り残しを吸引しつつ適正のある施術をご提案
こちらの患者さまは術前カウンセリングの結果、適正があると判断したため、脂肪吸引と組み合わせてメーラーファット除去とジョールファット除去もおこないました。同じ脂肪吸引ご希望でも、患者さま一人ひとり目指す姿や状態はそれぞれ。
患者さまが求める理想に近づけるため、単一の施術にこだわらず、専門的な観点から施術の組み合わせをご提案します。
他院で凸凹になってしまったのを修正した症例
施術内容 | 腹部全体+胸下脂肪吸引 背中上下脂肪吸引 腰脂肪吸引 VaserLipo(ベイザー使用) |
施術料金 | 腹部全体+胸下脂肪吸引 ¥715,000 背中上下脂肪吸引 ¥440,000 腰脂肪吸引 ¥330,000 VaserLipo(ベイザー使用) ¥110,000 静脈麻酔 ¥110,000 |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。 経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
他院でお腹の脂肪吸引を受け、凹凸が生じてしまったことで後悔して当院にいらっしゃった患者さまです。他院での施術時のカニューレによる刺激の影響なのか、でこぼこに合わせて色素沈着が生じており、遠目に見るとなにか大きな傷跡かアザがあるようにも見えてしまいます。
他院での施術前とは比較できませんが、当院の医師であればまだまだしっかりと脂肪を吸引し、さらなるシェイプアップを目指せると判断。右側のAfter画像をご覧いただくと、気になる腹部の凹凸の修正と、残されていた脂肪をしっかりと吸引することができたことが一目瞭然です。
さらにくびれを美しく形成し、ぱっと見で違和感のあった凹凸や色素沈着部分もかなり改善できました。術前術後の変化では、ウエスト周囲の実測計はー7.5㎝に。
一度脂肪吸引を受けた方でも、当院ではこれだけの取り残しを吸引できました。
同じ箇所を吸引しすぎると起こる失敗
脂肪細胞は小さな部屋に分かれて存在しているため、同じ箇所ばかりを吸引するとそこだけが凹んでしまい、凹凸の原因になります。施術前のカウンセリングでの丁寧なデザインと、施術中のカニューレ操作の技術力が大変重要な理由です。
吸引量ばかりを気にして取りやすい場所ばかりを吸引してしまうと、凹みの原因になり失敗につながります。
皮下脂肪の浅層・中層・深層からまんべんなく脂肪を吸引できるよう担当医師の術中の観察眼と判断力が必須になります。
慎重に吸引量をシュミレーションして凸凹を解消
お腹は体の中核を担う場所。その方の理想のボディラインを演出してくれるものです。美しさの価値観は人それぞれであるため、患者さまがどのような美しさを求めていて、どのような仕上がりを目指しているかを事前にすり合わせることはとても重要です。希望に近づくために必要な吸引量をプロの目線から判断します。
当院では、他院の修正の際はより慎重にデザインを施します。取り残された脂肪の量や部位、肋骨や骨盤などの骨格、さらには筋肉のつき方等も加味して、患者さまの体に合わせデザインをおこないます。
立っている状態だけではなく、座ったり寝てもらったりしながらどのような動きをしても違和感の無い仕上がりを目指します。
他院で脂肪の取りすぎによるへこみを修正した症例
こちらは、他院で脂肪吸引を受けた後に当院で修正した症例です。
とくに紫の◯で囲われた部分のバランスにご注目ください。片側だけが凹んでしまい不自然に非対称になっているのがわかります。全体的にでこぼこ感もあり、人工的な仕上がりになってしまっています。修正手術では、凹んでしまった部分に脂肪を注入し自然なラインを整えました。
施術内容 | 太もも全周脂肪吸引 (太もも後面半周、太もも前面半周)下臀部脂肪吸引 VaserLipo(ベイザー使用) ※他院修正の場合、ベイザーを必須でご案内する可能性がございます。 |
施術料金 | 太もも全周脂肪吸引¥880,000 (太もも後面半周¥550,000、太もも前面半周¥550,000) 下臀部脂肪吸引¥165,000 VaserLipo(ベイザー使用)¥110,000 静脈麻酔¥110,000 |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
脂肪の適切な吸引量は熟練の技術が必要
細い太ももにはなっていますが、場所によっては脂肪を取りすぎてしまったことで凹凸ができてしまいました。脂肪の取り過ぎは肌のハリ感にも影響し、老けた印象を与えてしまいます。
患者さまが希望を正確に伝え、カウンセリングの段階で医師と共通認識を持てていたとしても、実際の施術時は医師に任せるしかありません。医師の技術力によってはその希望を叶えることができず、仕上がりに後悔することになります。
大切なのは、実際の患者さまの脂肪量を専門的な見地から判断し、最適なデザインを提案するプロの目線とそれを形にする技術です。大量吸引しても自然で曲線美のあるなめらかな太ももに仕上げるためには、ご自身の体をよく知っている患者さまの希望だけでなく、専門家である医師の知識、経験、技術力がものを言います。
そこまで追求する?!と驚かれることもありますが、見た目だけでなく触れた時の感触や、自然な動きにまでこだわった施術をおこなうのが当院の脂肪吸引です。
美しいボディラインに吸引しつつへこみには脂肪を注入
この症例では、腰から太ももにかけてのいびつなラインを整え、なめらかな曲線に修正することができました。
取りすぎたところの修正だけでなく、取り残しもしっかりと吸引したことで、誰が見ても明らかに変化が生まれました。
当院では、ただ脂肪を取ればいいという考え方ではなく、美しい仕上がりを追求する施術をおこないます。そのため、時には必要なところに脂肪を足すことも。脂肪を適切に注入することで、ボディラインのなめらかさを作り、人間の持つ本来の美しい曲線美を生かすような魅力的なラインを叶えてきました。
他院での施術後の修正は一般的に難易度も段違いに上がります。一度失敗されてしまった、それでも美しさをあきらめたくないという方のお力になりたいと考えています。
脂肪吸引で後悔しないためには?
ここまで脂肪吸引の後悔について解説してきました。
では、どうすればそういった失敗を防ぐことができるのでしょうか?できる限りの対策をとって失敗や後悔を最小限におさえましょう。
脂肪吸引の実績を確認する
脂肪吸引の施術は、医師が手作業でおこなうため技術力が仕上がりに大きく影響します。やはり経験や実績が豊富であるかどうかは、クリニック選びや医師選びにおいて重要な点でしょう。広範囲における大量吸引はとくに難易度が高く、患者さまの体型に合わせて取るべき脂肪と残すべき脂肪を適切に見極める必要があります。
美しいボディラインを目指して脂肪吸引を受けたはずなのに、凹みやたるみができてしまったとしたら…皮膚はでこぼこでシワシワ、老けて見えてしまい、逆効果になりかねません。
医師の経歴や症例写真を確認する
先ほどもお伝えしたように、脂肪吸引の施術は医師が手作業でおこなうため技術力が仕上がりに大きく影響するものです。
医師次第の側面も大きいため、当然、医師の経歴も参考にしましょう。広い世界に全く同じ経歴の医師はいないもので、それぞれが自分の人生の限られた時間を使って知識や技術の向上に努め、研鑽を積んできています。
その医師がどのような考えや指針を持って美容医療に携わっているのか、そして実際の経歴はどのようなものなのか、チェックしておくことをおすすめします。
また、症例写真の確認なども重要になってきます。実績や経験が多かったとしても、患者さまとその医師との美的感覚や価値観がかけはなれていて、カウンセリングでギャップを埋められないというケースもあります。
たとえ施術が失敗ではなかったとしても、
「もう少しペラペラのお腹にしたかった」
「もう少し輪郭に女性らしさを残したかった」
といった仕上がりのがっかりを防ぐためには、実際の症例写真を見て直感で「良い!」と思える医師を見つけることも参考になります。
近年では多くのクリニックでSNSやホームページに症例写真を掲載しています。自分と似た顔立ちや体型、同年代の人の症例を注意深くチェックしたり、After写真が自分の理想により近い人を参照することで、脂肪吸引後のイメージが湧きやすいです。
当院のホームページにも、これまでの症例写真が医師の解説とともに掲載されています。ぜひ、クリニックを決める際の参考にしてください。
デメリットやダウンタイムの説明をしっかり受ける
脂肪吸引は魅力的な施術ですが、その反面デメリットもあるのが事実。実際、施術前にデメリットやリスク、ダウンタイムに関する説明が不十分だったことで「思っていたのと違った」「こんな風になるなんて聞いていない」と不満と後悔を抱える患者さまもいらっしゃいます。
とくに仕上がりまでの費用面、術後のダウンタイム、事故のリスク、施術中の痛みなどについて、入念に医師からの説明を受け納得した上で施術を受けましょう。
説明を受ける時には、ただ話を聞くだけでなく自分の身に置き換えて考えながら、疑問に思った点は質問する、聞きたいことをあらかじめ考えてからカウンセリングを受けるなど、患者さま側も積極的な姿勢でのぞむとより納得して施術を受けることができるでしょう。
術後のフォローが徹底しているクリニックを選ぶ
脂肪吸引後には、体に内出血やむくみ、痛み、拘縮といったダウンタイムの症状があらわれることも。施術して終わりではなく、術後の日常生活に戻っていくまで患者さまに寄り添ってくれるクリニックを選ぶことが大切です。
当院ではそもそもダウンタイムが楽になる施術を追求しておりますが、アフターフォローも大切にしております。人員や手間がかかるアフターフォローは、クリニックによってはおこなわれていない場合もありますが、当院では、ドレナージュとインディバエステのどちらも取り入れております。
ドレナージュは、脂肪吸引の翌日におこなう処置です。手術中に残った麻酔液を体外に排出し、あえて翌日に傷口を縫合することで、腫れや浮腫みを減らす目的があります。
インディバエステは、高周波熱機器を使って患部に熱エネルギーを照射する処置で、身体の奥深くに熱を与え、新陳代謝を活性化させることで、ダウンタイムを短くしたりダイエット効果を促したりする目的があります。
体への負担を減らすためにも、アフターフォローは徹底しているのが望ましいでしょう。また、術後の不安やダウンタイム中に気になることを気軽に相談できるクリニックかどうかも、しっかりと調べましょう。
せっかく施術を受けて美しくなったのなら、心身ともに安定して早く日常生活を楽しみたい、当院ではそんな患者さまのお力になれるようアフターフォローにも全力を尽くします。
当院は銀座で年間2,000人以上の脂肪吸引の実績あり
WOMクリニックでは年間2,000件以上の脂肪吸引の手術をおこなっています。
確かな専門性を軸に、お一人おひとりのご希望に寄り添い、理想に近づける技術をご提供しています。
大量吸引しつつ美しいラインに仕上げる技術力
一般的に大量吸引は難易度が高いとされています。当院の医師は、3,000cc以上の大量吸引をした実績を豊富にもっており、広範囲に及ぶ背中やお腹などの施術でも高度な技術で安全におこなえます。
患者さまによってご希望はそれぞれですし、適正があるかどうかもカウンセリングしてみなければわかりません。いざカウンセリングを受けた時に、なりたい姿に近づくためには大量吸引が必要と言われたら…あらゆる要望に対応できる医師がいれば安心ですよね。そして、ただ大量吸引ができるというだけではありません。
大量吸引とボディラインやフェイスラインの美しさを両立できる技術力も、当院の医師陣の強みです。
ダウンタイムの短さは業界トップクラス
WOMクリニックでは、美しい仕上がりは当然のこととして、最小限の切開と吸引量の見極めにより、圧倒的なダウンタイムの短さを実現しています。腫れや内出血を最小限に抑える施術を追求しているため、顔の脂肪吸引の翌日に仕事に行く方もいらっしゃるほどです。
患者さまのことを第一に考え、身体に負担の少ない施術やトータルバランスを考慮した施術などに注力しています。一回で脂肪を取り切ろうとすると身体への負担が大きい場合には、複数回に分けて施術を受ける等の対応も可能です。
医師の技術力はもちろん、必要な施術や設備が整っており、看護師も知識が豊富なため、安心して任せていただけます。
ダウンタイムが心配で施術に踏み切れない方、直近のイベントまでに完成させたい方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。
傷跡の美しさにもこだわった施術
一般的に傷跡が目立ちにくい箇所は施術難易度が高いので、技術力の確かな医師でなければ傷跡が残る恐れがあります。
施術の問題によっては傷跡の皮膚が盛り上がり、ケロイドになる場合も。
もし傷跡が目立たなかったとしても、肝心の脂肪吸引の施術が成功しなければ元も子もありませんよね。しっかりと吸引の結果を出しつつ、傷跡に配慮できてこそ成功と言えます
当院の脂肪吸引では切開箇所をできるだけ少なくする工夫をして、傷跡は業界最小クラスを目指しています。
下着や水着で隠れる部分でしわに合わせた切開箇所を選ぶなど、わずかな傷跡もさらに目立ちにくいよう工夫をこらしております。傷跡が小さい分、内出血やむくみを抑えられるため、ダウンタイムが短くなるメリットもあります。
結果を出す施術と傷跡への配慮の両方を兼ね備えていることは、当院の誇りでもあります。
症例写真からは、傷跡ができる箇所や大きさ、医師のこだわりなどを確認できますので、ぜひご確認ください。
ボディの脂肪吸引後は無料の宿泊施設をご用意
WOMクリニックでは、宿泊や送迎などのサービスを提供しております。ボディの脂肪吸引を受けられる方は無料で宿泊いただけるため、遠方にお住まいの方でも安心して施術をお受けいただけます。
また、施術後のバンド圧迫をしている状態で電車やバスなどに乗りづらい、できる限り人目に触れたくないという方には、無料送迎サービスをご提供しております。お気軽にご相談ください。
子育て中のママ・パパさんに嬉しい‼提携先託児所の利用料を負担
WOMクリニックでは、育児中のママさんやパパさんでもお気軽にクリニックに足を運んでいただけるように、提携先の託児所利用料を負担させていただいております。
提携先の託児所は「ママズスマイル銀座」。
クリニックから徒歩1分の好立地です。スタッフも子どもを預けているので、安心です。
手術の時だけではなく、カウンセリングの際にも是非ご利用ください。
※ご利用にはご予約が必要です。詳細はLINEにてお問い合わせください。
他院の修正施術にも親身に対応
一度脂肪吸引を受けた方が修正をおこなう場合は、初回に比べて格段に難易度が上がります。脂肪吸引で一度傷ついた組織はより頑丈になろうと硬くなるため、その部分を壊しながらのカニューレ操作は困難であるためです。
その他にデザイン面等でも、修正施術には特有の知識や技術が必要になります。難易度の高い症例にも対応できる技術と、他院での傷つきや後悔を抱えた患者さまに寄り添う姿勢で、美しさへの満足を形にします。
脂肪吸引で後悔しないためには医師の選び方が重要
脂肪吸引は体の負担も大きいため、患者さまにとっても決して簡単な決断ではないと思います。仕上がりは医師の知識や技術、経験等に大きく左右されるため、医師選びを大切に、後悔しない選択をしましょう。
-
監修医師紹介
深堀 純也 医師 ( WOM CLINIC GINZA 理事長 )
専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療
専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療
東京都板橋区生まれ。4歳~10歳まで父親の転勤に伴いアメリカで過ごす。海外生活で個性的なキャラクターと純粋な性格が育まれる。幼少期から手先が器用で、ピアノを習ったりプラモデルやレゴで遊んでいた。外科医を夢を持ち医学部に進学、医学生時代に二重整形を経験し、人生観が大きく変わる経験をし、美容整形に興味を持つようになった。念願の美容外科医になってからは毎日全国各地を飛び回って美容医療に没頭する日々。外見やコンプレックスが改善されることで、人々が笑顔になっていくのを目の当たりする中で美容医療の意義と社会的な価値を確信する。学会やアメリカ・韓国・中国と海外の技術研修に参加し、トップレベルの技術を学ぶ。自身の施術を貪欲に追及し、あらゆる施術においてダウンタイムを減らし、仕上がりを良くすることに取り組んでいる。
略歴
- 2004年 筑波大付属高校卒業
- 2010年 秋田大学医学部医学科卒業
- 2010年 東京医科歯科大学附属病院勤務
- 2011年 東京都教職員互助会三楽病院勤務
- 2012年 東京美容外科勤務
- 2013年 東邦大学附属病院形成外科勤務
- 2014年 東京美容外科分院長
- 2016年 ガーデンクリニック分院長
- 2017年 THE CLINIC勤務
- 2019年 藤ナチュレ美容クリニック院長
- 2020年 WOM CLINIC GINZA院長
- 2021年 WOM CLINIC GINZA統括医師
- 2024年 WOM CLINIC GINZA理事長
保有資格
- ・日本美容外科学会正会員
- ・日本形成外科学会正会員
- ・日本抗加齢医学会正会員
- ・日本救急医学会ICLSコース取得
- ・アラガンBotox Vista認定医
- ・VASER LIPO認定医
- ・CRF(コンデンスリッチファット)認定医
- ・VASER 4D Sculpt認定医
- ・TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos認定医
関連する記事
-
ボディ脂肪吸引
脂肪吸引のダウンタイムを顔・お腹・二の腕・太ももの部位別で解説 「脂肪吸引を受けようと思っているけれどダウンタイムは長いの?」「どのように過ごせばいいの?」このような悩みを抱える方は多 ...
-
ボディ脂肪吸引
脂肪吸引の値段はいくら?部位ごとの相場や内訳を一覧表で紹介 「脂肪吸引を受けたいけどいくらかかるのだろう?」 「できればお得に受けたいけど、値段だけでは決められない…」 脂 ...
-
ボディ脂肪吸引
二の腕・肩・付け根 脂肪吸引
二の腕の脂肪吸引のダウンタイム期間と症状について解説|症例写真あり 二の腕の脂肪吸引をご希望の方で、ダウンタイムについて気になっている方もいらっしゃるかもしれません。二の腕の脂肪吸引では、 ...
-
ほほ・あご 脂肪吸引
ボディ脂肪吸引
脂肪吸引で最も効果が高い施術方法は?効果の違いを徹底比較 「脂肪吸引の機械って色々あるけど、どんな違いがあるんだろう?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ...
-
ボディ脂肪吸引
腹部・腰 脂肪吸引
お腹の脂肪吸引で失敗するケースとは?症例写真で失敗例を解説 「お腹だけがどうしても痩せない」 「手や足など出るとこは細いのにお腹だけがやけにぽっちゃりしている」 このようなお悩 ...