COLUMN
美容整形コラム
顔を小さくする方法とは?小顔の基準や大きく見える原因、おすすめの美容施術も解説
小顔治療バッカルファット除去「ダイエットを頑張っても小顔にならない」「小顔になる効果的な方法が知りたい!」など、顔を小さくする方法を探している方も多いのではないでしょうか。
憧れの小顔を手に入れるためには、顔が大きく見える原因を知った上で、自分に合う方法を見つけることが大切です。
そこで今回は、小顔の基準と顔が大きく見える原因を解説し、小顔に見せるセルフケアと美容整形についても詳しく説明します。
もたついたフェイスラインや頬の丸みを解消し、理想の小顔を実現したい方はぜひ参考にしてください。
この記事の監修ドクター
目次
顔を小さくしたい!小顔の基準とは
小顔を目指す際に知っておきたいのは顔の大きさの基準ですが、小顔には明確な基準が定められているわけではありません。
「顔が小さい」と周りから判断される基準は見た目に関係しており、一般的に小顔と言われる方には次のような特徴があります。
- 首が長く丸顔
- エラが張っていない
- おでこが狭い
- 顎が小さい
小顔の方は「スタイルがいい」「おしゃれ」というイメージを持たれやすい傾向があります。顔が小さいと、全身に占める顔の割合が少なく見えるため、スタイリッシュな印象を与えるのです。
日本人の顔の大きさの基準
小顔に明確な基準はありませんが、具体的な日本人の顔の大きさの基準を知っておくことで、理想の小顔を目指せます。
以下の表は、日本人18歳〜34歳までの顔の平均サイズをまとめたものです。
全頭高(頭の高い位置から顎先まで) | 頭幅 ※頭部の最大幅(こめかみあたり) |
|
男性 | 23.19cm | 16.08cm |
女性 | 21.8cm | 15.33cm |
※参照:日本人頭部寸法データベース2001|人工知能研究センター
つまり、顔のサイズが平均値より小さければ小顔と判断できます。
顔が大きく見える原因5選
顔が大きく見えるのは生まれつきだと思っている方も多いですが、原因はそれだけではありません。
ここからは、顔が大きく見える5つの原因について詳しく解説します。
先天的な骨格
エラの骨が張っていたり、頬骨が張り出しているなどの先天的な骨格が原因で顔が大きく見えることがあります。
意外に思うかもしれませんが、顎が小さい方も顔が大きく見えやすい傾向があります。顎が小さい分、他の顔のパーツが目立ち、顔全体が相対的に大きく見えてしまうからです。
生まれつきの骨格が原因の場合、マッサージやエクササイズなどで改善するのは非常に困難です。根本的な改善を望むのであれば、美容整形を検討する必要があるでしょう。
顔周りの脂肪
輪郭が以前より丸くなったことで顔が大きく見えると感じる方は、顔周りに脂肪がついたことが原因の可能性があります。
顎や頬などに脂肪がつくと、フェイスラインが丸くなって丸顔に見えたり、二重あごで輪郭がぼやけたりした結果、顔が大きく見えるのです。
顔周りに脂肪がつく主な原因は、運動不足やカロリーの過剰摂取が挙げられます。多くの場合、生活習慣の見直しで改善が期待できます。
顔のむくみ
むくみは体内のバランスが乱れ、皮膚の下に余分な水分が溜まっている状態を指し、次のようなことが原因で起こります。
- 塩分やアルコールが多い食生活
- 姿勢悪化
- 運動不足
- 睡眠不足
- ストレス
- 黄体ホルモンの影響(女性)
- 健康上の問題
体重や体型が変わっていないのに、「顔が大きく見える」「顔が丸くなった」と感じる場合は、むくみが原因の可能性があるでしょう。
生活習慣の乱れがむくみの原因の場合は、自分で改善することも可能ですが、ホルモンバランスの乱れや健康上の問題の場合は医療機関への相談が必要です。
エラの張り
エラの筋肉が発達すると顔の横幅が強調され、ホームベース型に見えることがあります。
エラ張りは、耳の付け根から顎までのラインが横に広がっている状態。直線的なラインが多いため、顔がのっぺりと見え、大きく感じられるのです。
顔のエラが目立つ要因として、下顎の後部にある下顎角(かがくかく)が小さいことや、外側に広がっていることが挙げられます。
下顎角は男性で約30度、女性で35度程度であれば顔が理想的な卵型に見えると言われています。エラ張りがある場合、下顎角が約20度と狭く急な角度になっていることが多いです。
また、耳下から頬にかけて広がる咬筋(こうきん)の過度な発達も、エラ張りの大きな原因のひとつです。
咀嚼筋(そしゃくきん)の一部として知られる咬筋は、食事や会話をする際に動かす筋肉です。日常的に動かすことから、一度発達してしまうと自力で元に戻すのが難しくなります。
加齢によるたるみ
加齢によってフェイスラインが崩れたり、顔が間延びして見えたりすることがあります。
年齢と共にたるみが生じるのは、皮膚の弾力低下や表情筋の衰え、顔面靭帯の劣化などが複合的に作用することで起こります。
肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンなどの成分が減少すると、肌の弾力やハリが徐々に減少します。表情筋が衰えると脂肪や皮膚が支えきれなくなり、フェイスラインや頬が広がったように見えてしまいます。
さらに、表情筋と骨を繋ぐ靭帯(リガメント)が支えきれなくなると、頬がたるんでブルドックのような印象を与えてしまうのです。
顔を小さくする方法は?セルフケア編
顔が大きく見える原因は、日常生活の見直しやセルフケアで改善が目指せる場合と根本的な改善が必要な場合があります。
そのため、原因によっては、セルフケアのみでの根本的改善は期待できないでしょう。
ただ、小顔を目指す上で日々のセルフケアはとても大切です。ここからは、セルフケアで顔を小さくする方法を詳しく解説します。
生活習慣を改善する
小顔を手に入れるためには、生活習慣を見直すことが大切です。
- バランスの良い食事を摂る
- 7~8時間程度の睡眠時間を確保する
- ウォーキングやストレッチを日常的に行う
- 正しい姿勢を心掛ける
お顔が大きく見える原因は骨格とむくみなど、複数の原因が重なっているケースが多くあります。
日常生活を改善することで、顔のむくみだけでなく、肌や髪などにも良い影響があるので、できるところから実践してみましょう。
顔のマッサージをする
むくみや咬筋の発達が原因で顔が大きく見える場合は、リンパマッサージが効果的です。リンパマッサージには、むくみ解消の他にも血流を促進することによる基礎代謝アップ効果が期待できます。
マッサージをする際は、マッサージクリームやオイルを使って優しくほぐすように心掛けましょう。力を入れ過ぎてしまうとしわやたるみに繋がるため、リラックスできる力加減で行うのがポイントです。
【顔のむくみで顔が大きく見える場合】
- 咬筋にあてこぶしの平らな部分をあて、引き上げるイメージで外回りに回す
- 曲げた状態の人差し指と中指で顎を挟み、耳の下まで圧を加える
- 曲げた人差し指の第二関節を小鼻の横にあて、頬骨に沿って引き上げるように圧を加える
マッサージの後はコップ一杯の白湯を飲んで、余分な水分や老廃物の排出を促しましょう。
正しい姿勢で過ごす
顔を小さく見せたいなら、正しい姿勢を保つことが大切です。
姿勢は体全体のシルエットを作り出すため、姿勢が悪いと顔の筋肉の緊張や皮膚のたるみに繋がり、顔が大きく見える可能性があります。
正しい姿勢は、頭のてっぺんから足先までが引っ張られるようなイメージで背筋を伸ばし、肩の力が適度に抜けている状態です。
普段から正しい姿勢を意識をすることで、顔全体の印象がキュッと引き締まって見えるでしょう。
塩分の多い食べ物やアルコールを控える
顔が大きく見える原因がむくみの場合、食生活の見直しが効果的です。
特に、塩分を過度に摂取すると、体は塩分濃度を調整しようと水分を溜め込もうとします。また、多量のアルコールの摂取は、翌日の顔のむくみにつながるため、連日の飲酒を続けるとむくみが蓄積して顔が大きく見える可能性もあるでしょう。
むくみを解消するために、可能な限り塩分やアルコールの摂取を控えることが重要です。
顔を小さくする方法の美容整形施術を紹介!切らない施術も解説
長年、顔の大きさに悩んできた方や、さらに小顔を目指したい方におすすめなのが美容整形です。
美容整形には、『切る施術』と『切らない施術』があります。
『切る施術』は、頬骨やエラ張りなどの骨格が原因で顔が大きく見える方に適しています。根本的なアプローチが可能なため、永続的な効果が期待できます。また口腔内や鼻孔などの見えない部分に5mm程度の切開を行う程度で済むため傷跡はほとんど見えません。
一方、『切らない施術は』皮膚のたるみや咬筋が過度に発達している方に適している施術です。効果は一時的ですが切開を行わないため、体への負担が少ないメリットがあります。
ここからは、各施術の特徴について症例写真とともに解説していきます。
頬やあごの脂肪吸引
頬・顎下の脂肪吸引は、皮膚を数ミリ程度切開し、「カニューレ」と呼ばれる細い吸引管を挿入して余分な脂肪を取り除く施術です。
気になる部分の脂肪細胞をピンポイントで除去できるため、一度の施術で永続的な効果が期待できます。
頬の脂肪吸引では耳の後ろ側を切開し、顎の脂肪吸引では顎下を切開するため、傷が目立つことはほとんどありません。傷跡は小さいニキビのような大きさで、ファンデーションで十分カバーできます。実際に当院で術後気になるという方は殆どいらっしゃいません。
効率的に顔痩せが目指せるため、ダイエットやマッサージを行っても効果が得られなかった方や、お顔の特定部分の脂肪を取り除きたい方におすすめです。
施術内容 | 頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法) 静脈麻酔 |
施術料金 | 頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)¥330,000 静脈麻酔¥110,000 |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
こちらは、頬と顎下の脂肪吸引を受けられた患者様の術前と術後を比較した写真です。
患者様は、頬とフェイスラインに脂肪があり、笑った際に頬に丸みが出る状態でした。今回は、脂肪吸引のみでしっかりと結果を出すため、65ccと脂肪を多めに吸引しています。
術後4カ月後の写真と比較してみると変化は一目瞭然。丸みのあったフェイスラインはすっきりとした卵型になっており、笑っても頬の丸みはありません。また、頬の脂肪を取り除いたことで、鼻の輪郭がくっきりとシャープに見えます。
今回の患者様のようにお若い方の場合は、脂肪吸引のみでもシャープなフェイスラインが目指せます。
ジョールファット除去
ジョールファット除去は、口の内側を切開し、口角横にある脂肪(ジョールファット)を取り除く施術です。
主に、顔の下側の脂肪を除去するため、フェイスラインのたるみや、ほうれい線の下に現れるマリオネットラインが気になる方に適しています。
一度の施術で顔下部分の余分な脂肪を取り除くことができるため、シャープで引き締まったフェイスラインが目指せます。
また、ジョールファット除去は、小顔効果や今あるたるみの改善だけでなく、将来のたるみを予防する効果も期待できる施術です。
施術の際は、口の中を約5mmほど切開する程度なので、傷跡を周りの人に見られることはありません。ダウンタイムも1週間前後のため、短期間でお仕事復帰が可能です。
施術内容 | ほほ・あご下・ジョールファットの脂肪吸引+顎先ボトックス |
施術料金 | 頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)¥330,000 ジョールファット除去¥110,000 VaserLipo(ベイザー使用)¥55,000 静脈麻酔¥110,000 |
副作用・リスク | 術後は内出血、浮腫、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた場合には当院までご連絡ください。 |
こちらは、頬・顎下・ジョールファットの脂肪吸引と顎先ボトックスで若々しい印象の小顔を手に入れられた患者様の症例写真です。
元々すっきりとしたお顔立ちの方ですが、フェイスラインのたるみとマリオネットラインが少し目立っています。
脂肪は50ccと多めに吸引し、さらに顎の形をはっきりさせるため顎先にボトックス注射を打っています。
術後4カ月後の写真と比較してみると、輪郭がはっきりと表れ、全体がキュッと引き上がっています。
マリオネットラインが目立ちにくくなったことで影になる部分が減り、明るく若々しい印象になっていますね。
バッカルファット除去
バッカルファット除去とは、余分なバッカルファットをピンセットで取り除き、頬やフェイスラインのたるみを解消する施術です。
バッカルファットは、咬筋と頬の筋肉の間に存在し、顔の輪郭を形成する役割を持っています。20代頃までは頬骨の横あたりと高い位置にあり、フェイスラインはすっきりしている状態です。
しかし、年齢とともにコラーゲンやエラスチンが失われると、バッカルファットの位置が下がってたるみの原因になってしまいます。
バッカルファットのたるみは30代頃から始まります。バッカルファット除去は、今あるたるみはもちろん、10代・20代のうちに施術を受けることでたるみを予防する効果が期待できるでしょう。
施術の際は、口の中を約5mmほど切開する程度なので、傷跡を周りの人に見られることはありません。ダウンタイムは約1週間と短いので、すぐに仕事に復帰できます。
施術内容 | バッカルファット除去 エラボトックス注射 |
施術料金 | バッカルファット除去¥220,000 エラボトックス注射¥44,000 局所麻酔¥55,000(笑気麻酔込み) (静脈麻酔¥110,000) |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
こちらは、バッカルファット除去とエラボトックス注射で笑顔が激変した20代の患者様の症例写真です。
患者様は、バッカルファットがやや多く、咬筋も発達しているため、笑ったときにエラの張りが強調されてしまう状態でした。
そこで今回の施術では、バッカルファットを多めに取り除き、エラボトックス注射で咬筋の働きを弱めています。
術後2日目の写真を見てみると、エラの張りが目立たなくなっているのがわかります。腫れもほぼなく自然な印象です。さらに1ヶ月後には輪郭がはっきりと現れ、口元のもたつきもすっきりしています。
バッカルファット除去を受けた患者様は、腫れが目立たない方も多く、翌日からお仕事に復帰されている方がほとんどです。
メーラーファット除去
メーラーファット除去は、鼻の内部から小さな切開を行い、カニューレと呼ばれる細い管で皮下脂肪を吸引・除去する施術です。
量が多いと頬の膨らみが目立ち、丸顔の印象を強めたり、実際よりも太って見られたりすることがあります。さらに、年齢とともに皮膚が衰えて垂れ下がることで、頬のたるみやほうれい線が目立つ原因にもなるため、早めの対処がおすすめです。
施術は、鼻孔内からの切開を行うため、外見には目立つ傷跡が残りません。また、鼻孔内の粘膜は肌に比べて治癒が早いので、術後の回復も早い傾向があります。
施術内容 | ほほ+あご下の脂肪吸引(マイクロリポ法) メーラーファット除去 ジョールファット除去 VaserLipo(ベイザー使用) 脈麻酔 |
施術料金 | ほほ+あご下の脂肪吸引(マイクロリポ法)¥330,000 メーラーファット除去 ¥220,000 ジョールファット除去 ¥110,000 VaserLipo(ベイザー使用)¥55,000 静脈麻酔 ¥110,000 |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。 |
こちらは、頬と顎下の脂肪吸引とメーラーファット除去、ジョールファット除去を併用してコンパクトなお顔を手に入れられた患者様の症例写真です。
患者様はメーラーファットが多めで、特に笑ったときに頬の盛り上がりが目立つ状態でした。お若い方ですが、頬が盛り上がっていることでほうれい線が出てきてしまっています。
そこで今回は、脂肪を85cc吸引し、顔全体のボリュームダウンを目指しました。
施術前後を比較してみると、お顔の大きさがひと回り小さくなっているのがわかります。
頬がすっきりしたため、ほうれい線は薄く、鼻筋の通ったメリハリのあるお顔になっていますね。
骨切り術
骨切り・骨削りは、顎やエラ、頬骨などの顔の骨格を調整することで、理想の小顔へ導く施術です。
骨切り術にはさまざまな種類があり、患者様の骨格に合わせて複数の施術を組み合わせることがあります。
- オトガイ形成:顎先の大きさや形を調整し、理想のVラインに近づける施術
- エラ骨切り:下顎のエラを切除または削り取ることで、顔の輪郭をシャープにする施術
- 頬骨骨切り:頬骨の一部を切除または削ることで内側に移動させ、顔の幅を狭くする施術
骨切り術は、輪郭の土台となる骨格に直接アプローチできるため、小顔整形の中で最も効果が期待できる施術です。
効果が高い一方で、ダウンタイムが他の小顔整形よりも長く、完成まで約6カ月かかります。骨の大幅な削除や切断、再固定を伴う場合、入院をして経過を見守る必要があるため、時間の確保が必要です。
施術内容 | Vライン形成 外板切除 全身麻酔 |
施術料金 | Vライン形成 ¥1,320,000 外板切除 ¥440,000 全身麻酔 ¥220,000 |
副作用・リスク | 痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、腫れ、拘縮、知覚鈍麻などを生じることがあります。 |
こちらは、エラと顎先の調整を行うVライン形成で、美しい卵型の輪郭を手に入れた患者様の症例写真です。
患者様は、下顎骨が大きめでエラが張っており、輪郭が面長に見えていました。
3D-CTを患者様と確認し、耳の下からエラの部分までの長さが20〜25mm程度になるように調整しています。
術後の写真と比較してみると、エラ張りが解消し、輪郭がきれいな卵型になっていることがわかります。たるみも出ておらず、自然なフェイスラインに仕上がっていますね。
ボトックス注射
ボトックス注射は、美容医療に使用される前から、医療の現場で用いられてきた製剤です。
ボトックスを注射することで、アセチルコリン(神経伝達物質のひとつ)が受容体と結びつくのを阻害し、交感神経の働きを抑制します。美容分野では、主に筋肉の収縮と発汗を抑制する目的で行います。
小顔治療でボトックス注射には、エラ張りの原因となる咬筋の発達を抑制する「エラボトックス」や顎先の輪郭を整える「顎先ボトックス」などがあります。
お顔の状態によっては、顔の脂肪吸引とボトックス注射を組み合わせて筋肉と脂肪の両方にアプローチするケースもあります。
ボトックス注射の施術時間は1箇所3〜5分程度と短く、ダウンタイムは基本的にありません。
切開を行わないため、体への負担は少ないですが効果は3〜6ヶ月と一時的です。特に、ボトックス注射単体で施術を受けた場合は、定期的に施術を受ける必要があります。
施術内容 | 顎先ボトックス注射 |
施術料金 | 顎先ボトックス注射¥11,000 |
ダウンタイム | 1週間程度(内出血が出た場合) |
副作用・リスク | 術後には内出血が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
こちらは、顎先ボトックス注射で美しい横顔を手に入れられた患者様の症例写真です。
患者様は、オトガイ筋(下唇から顎先に伸びる筋肉)が発達し、顎の輪郭がややぼやけている状態でした。そこで今回は、顎先にボトックス注射を行い、オトガイ筋の緊張をゆるめることで形を整えています。
施術前後の写真を比較してみると、顎先の輪郭がシャープになっているのがわかりますね。また、顎先の形が整ったことで、フェイスラインもはっきり出ています。Eライン(鼻先と顎先を結んだ線)も整っており、美しい横顔になっていますね。
糸リフト
糸リフトは、棘付きの特殊な糸を皮膚の組織に引っかけ、たるみを物理的に引き上げる施術です。フェイスラインや首、顎下のもたつきや、ほうれい線マリオネットラインの改善効果が期待できます。
また、糸で真皮層が刺激されると組織が活性化し、コラーゲンを生成。その結果、肌のハリとツヤがアップし、引き締まったフェイスラインが目指せます。
メスを使わないためダウンタイムが少なく、施術直後からリフトアップ効果を実感できる点が魅力です。
当院では、小顔効果とリフトアップ効果、持続期間を高めるため、糸リフトと脂肪吸引を併用するケースが多くあります。
糸リフトと脂肪吸引を組み合わせて引きあがった状態で癒着させることで、糸が溶けて無くなってしまった後もVラインをキープする効果が期待できます。
20代の方やたるみがあまり強くない方は、糸リフト無しでも十分引き締め効果を実感して頂けます。まずはカウンセリング時に、糸リフトが必要かどうか医師にご相談ください。
また、即効性が強みの糸リフトですが、単体での効果は約6ヶ月から2年程度と永続的ではありません。使用する糸の種類や再施術のタイミングによって差があるため、医師としっかり相談することが大切です。
施術内容 | 頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法) 糸リフト8本(吸収性の糸リフト) 静脈麻酔 |
施術料金 | 頬と顎下の脂肪吸引(マイクロリポ法)¥330,000 糸リフト8本(吸収性の糸リフト)¥220,000 静脈麻酔¥110,000 (※全て税込み価格です) |
副作用・リスク | 術後には浮腫、内出血、拘縮等が出現します。 |
こちらは、頬と顎下の脂肪吸引と糸リフトでシャープなフェイスラインを手に入れられた患者様の症例写真です。
脂肪の吸引量は35ccと平均的で、糸リフトは8本挿入しています。
1年後の写真と比較してみると、後戻りしておらず、ゆるみのないフェイスラインがキープされています。笑ったときの頬の盛り上がりも自然で、ほうれい線が目立ちにくくなっていますね。
糸リフトだけでは後戻りしやすい場合でも、脂肪吸引と併用することでリフトアップ効果が長持ちします。それぞれの弱点を補い合うことができるため、後戻りが心配な方やたるみが気になっている方は、糸リフトと脂肪吸引の併用がおすすめです。
※治療に使用する医薬品・医療機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。
※未承認医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご参照・ご一読ください。
(https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/)
※本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器は2024年9月現在ありません。
※諸外国における安全性にかかわる情報として現在重大なリスクは報告されていませんが、理論的なリスクは否定できません。
顔を小さくする美容整形の切る施術と切らない施術の効果比較
こちらは、小顔整形の『切る施術』と『切らない施術』を比較した図です。
『切る施術』には、切る小顔整形とほとんど切らない小顔整形があります。切開を行うことから、ダウンタイムが長くなりますが、その分小顔効果を得やすいのが特徴です。
切る小顔整形には、頬骨や下顎角に直接アプローチする小顔骨切りという施術があります。骨格そのものを変えることで永続的な効果が見込めるため、ダイエットしても小顔にならない方や、脂肪吸引だけでは十分な効果を感じられない方に適しています。
ほとんど切らずに小顔を目指せる顔の脂肪吸引は、気になる部分の脂肪をピンポイントで除去することが可能です。脂肪細胞自体を減らすため、リバウンドしにくいというメリットもあります。
『切らない整形(まったく切らない小顔整形)』は、『切る施術』よりもダウンタイムが短いですが、効果は一時的であるものがほとんどです。
まったく切らない小顔整形には、糸リフトやエラボトックス注射、脂肪溶解注射などがあります。傷跡は周囲の人に気づかれないくらい小さいため、体への負担が少なく、日常生活への復帰が早いのが特徴です。
ただ、施術の効果は一時的であるため、時間が経つと元の状態に戻ってしまいます。効果を保つためには、定期的に施術を受け続ける必要がありますが、初めて小顔整形を受ける方にとっては、挑戦しやすいでしょう。
顔を小さくする方法を探している人に当院が選ばれる理由
当院では年間2,000件以上の小顔治療を行っており、多くの患者様から「理想の小顔になった」とお喜びの声を多数いただいております。
ここからは、小顔治療を検討している患者様に当院が選ばれる3つの理由をご紹介します。
施術経験の多い医師が在籍している
当院には、小顔整形の施術経験が豊富な医師が在籍しています。各分野の高い技術力と深い知識を兼ね備えており、常に最新の医療技術と知識を習得しています。
小顔整形に携わった経験を活かした提案力と技術力が、多くの患者様から高い評価をいただいております。
当院の強みは、各分野に精通した医師が在籍していることで、どの分野の施術でも満遍なく高いレベルの施術をご提供できる点です。仕上がりにばらつきが出ないように、定期的に会議を開き、各施術に対する考え方やデザインの統一を図っています。
丁寧なカウンセリングを通じて、患者様の不安や疑問に親身に向き合い、患者様とともに治療方針を決定しておりますので、納得できるまでご相談ください。
悩みに寄り添った丁寧なカウンセリングが受けられる
小顔整形において、仕上がりやリスクを最小限に抑えるためには、医師とのカウンセリングが非常に重要です。
そのため当院では、患者様が安心して相談できる環境を整えており、医師が一方的に話すことはありません。
また、効果が期待できない施術や不必要な提案は行わず、治療効果や費用、ダウンタイムなどを考慮し、患者様にとって本当に必要な施術のみをご提案しております。
最適な施術を医師から提案してもらえる
当院のモットーは極端な整形ではなく、整形感のないナチュラルな仕上がりを目指すことです。小顔整形においては、ダウンタイムを最小限に抑えつつ、治療効果を最大限に発揮するための研究を日々行っています。
年間2,000件以上の小顔治療を行ってきた経験から、「患者様に本当に必要な治療のみ」をご提案することが当院のこだわりです。
そのため、患者様が希望される内容とは異なるご提案になることもありますが、確かな目で最適な施術プランをご提案できる自信があります。
顔を小さくする方法を探している方は当院へご相談を
顔を小さくする方法には、大きく分けてセルフケアと美容整形の2種類があります。
理想の小顔を手に入れるためにも、まずは原因を理解し、適切な方法を選ぶことが大切です。
美容整形は、長年顔の大きさに悩んでいる方や、さらに小顔を目指したい方に適しています。脂肪や骨格に直接アプローチすることで、根本から改善することができるため、理想の小顔を即効かつ長期間保つことができます。
WOM CLINICでは、小顔整形に関する知識と経験豊富な医師が患者様お一人おひとりに本当に合う施術をご提案しております。
「小顔になりたいけれど、どの施術が自分に合っているのか分からない」とお悩みの方は、一度当院のカウンセリングにお越しください。
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監修医師紹介
深堀 純也 医師 ( WOM CLINIC GINZA 理事長 )
専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療
専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療
東京都板橋区生まれ。4歳~10歳まで父親の転勤に伴いアメリカで過ごす。海外生活で個性的なキャラクターと純粋な性格が育まれる。幼少期から手先が器用で、ピアノを習ったりプラモデルやレゴで遊んでいた。外科医を夢を持ち医学部に進学、医学生時代に二重整形を経験し、人生観が大きく変わる経験をし、美容整形に興味を持つようになった。念願の美容外科医になってからは毎日全国各地を飛び回って美容医療に没頭する日々。外見やコンプレックスが改善されることで、人々が笑顔になっていくのを目の当たりする中で美容医療の意義と社会的な価値を確信する。学会やアメリカ・韓国・中国と海外の技術研修に参加し、トップレベルの技術を学ぶ。自身の施術を貪欲に追及し、あらゆる施術においてダウンタイムを減らし、仕上がりを良くすることに取り組んでいる。
略歴
- 2004年 筑波大付属高校卒業
- 2010年 秋田大学医学部医学科卒業
- 2010年 東京医科歯科大学附属病院勤務
- 2011年 東京都教職員互助会三楽病院勤務
- 2012年 東京美容外科勤務
- 2013年 東邦大学附属病院形成外科勤務
- 2014年 東京美容外科分院長
- 2016年 ガーデンクリニック分院長
- 2017年 THE CLINIC勤務
- 2019年 藤ナチュレ美容クリニック院長
- 2020年 WOM CLINIC GINZA院長
- 2021年 WOM CLINIC GINZA統括医師
- 2024年 WOM CLINIC GINZA理事長
保有資格
- ・日本美容外科学会正会員
- ・日本形成外科学会正会員
- ・日本抗加齢医学会正会員
- ・日本救急医学会ICLSコース取得
- ・アラガンBotox Vista認定医
- ・VASER LIPO認定医
- ・CRF(コンデンスリッチファット)認定医
- ・VASER 4D Sculpt認定医
- ・TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos認定医
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