COLUMN
美容整形コラム
ひどい団子鼻を改善したい!美容外科医が原因や改善方法を紹介
鼻尖形成鼻整形[団子鼻 美人][団子鼻 芸能人]などのワードで、検索したことはありませんか?
自分の団子鼻が気になっているからこそ、そのような情報を知りたいと思うのかもしれませんね。
「団子鼻」は顔立ちやご本人のキャラクターによってチャームポイントにもなりますし、かわいらしさや親しみやすさに繋がる特徴でもあります。
しかし、人によっては幼く見られることや、メイクで頑張ってもカッコ良さや洗練された美しさに辿り着けないと感じ、団子鼻をコンプレックスだと思う方もいるようです。
「鼻さえシュッとしていれば、もっと美人なのに」
そう感じているのなら、コンプレックスになっているのかもしれません。
そこで気になるのは、団子鼻には改善方法がないのかな?ということ。
生まれつきの鼻の形なら、諦めるしかないのでしょうか。
こちらのコラムでは、美容外科医監修のもと、気になる団子鼻の原因や改善方法について、セルフケアや美容整形も含めてご紹介します!
コンプレックスに心当たりがある方、少しでも有益な情報を得たい方は、ぜひ続きをお読みくださいね。
目次
団子鼻とはどんな鼻?
一般的に団子鼻とは、鼻が低く全体的に丸みを帯びていて、顔を正面から見たときに鼻先が丸く見えるのが特徴です。鼻の高さもあまりないので、のっぺりとぼやけた印象になりやすいと言われています。
団子鼻は鼻の先(鼻尖部)の鼻翼軟骨という蝶の形のような骨に、皮膚や皮下脂肪がつき、丸く膨らむことで起こります。
日本人には団子鼻が多いと言われていますが、そこには遺伝的な要因があると言われています。実際に、2012年にオランダのエラスムスMC大学医学センターのファン・リウ博士らは、「PRDM16」という遺伝子が鼻の高さや幅に影響を与えることを発見しました。
鼻骨や軟骨、脂肪や皮膚のつき方は、西洋人とアジア人では異なります。鼻中隔軟骨が小さい、鼻翼軟骨が広がっている、鼻の皮膚が厚く脂肪がつきやすい、などのアジア人特有の鼻の構造で、団子鼻になりやすいのです。
団子鼻では鼻の穴が大きく、空気の通り道が広いのも特徴で、アジア人はこのタイプが多い傾向があります。
団子鼻とにんにく鼻の違い
よく団子鼻と比較されるタイプに「にんにく鼻」がありますが、両者には違いもあると言われています。主な違いは、見た目と皮膚の厚さです。
こちらが、にんにく鼻とだんご鼻の違いをまとめた表です。
にんにく鼻 | だんご鼻 | |
見た目 | にんにくのような形 | 全体的に丸みがある |
小鼻の広がり | 大きい | 小さい |
皮膚の厚さ | 厚い | 薄い |
だんご鼻は全体的な丸みが特徴的でにんにく鼻と比較すれば皮膚は薄いのですが、にんにく鼻は小鼻が大きく膨れてどっしりとしていて、皮膚もさらに厚めでボリュームがあるのが特徴です。
団子鼻の特徴と簡単にわかるチェック方法
団子鼻の主な特徴としては、以下の3つが挙げられます。
・鼻先が丸く平べったい
いわゆる鼻先、美容の業界では「鼻尖」と呼ばれる箇所ですが、ここが丸く平たくなっていると団子鼻に見えやすいです。反対に、鼻先がツンととがっていると団子鼻には見えにくくなります。
・鼻の穴の先が「逆ハの字」になっている
鼻先がツンとシャープな鼻は、鼻のあなの先の形が「ハの字」になるのですが、団子鼻の場合には「逆ハの字」になると言われています。
・鼻翼幅が3.5cm以上ある
一般的に、若い世代の女性の鼻翼幅の平均は33mm前後と言われています。この幅が3.5cm、つまり35mm以上の場合には鼻翼幅が広めということになり、団子鼻に見えやすくなります。
鼻翼幅は、左右の小鼻の一番外側の点と点を垂直に結んだ距離を測ることでわかりますよ。
当院の鼻整形の症例写真
では実際に「団子鼻が気になる」というお悩みで当院を選んだ患者さまの、実際の症例を見てみましょう。
ビフォーアフターがどのように変わるのか?どの程度の団子鼻が美容整形で変われるのか?写真を通して実感することができるでしょう。
丸みのある鼻先を改善した症例
施術内容・料金 | 鼻尖形成(耳介軟骨移植) ¥550,000 鼻中隔延長 ¥440,000 肋軟骨移植 ¥440,000 鼻孔縁下降 ¥220,000 自家組織隆鼻術 ¥220,000 猫手術 ¥220,000 貴族手術 ¥330,000 全身麻酔 ¥220,000 |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、感染、曲がり等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
こちらは「鼻先の丸み、いわゆる団子鼻が気になる」とのことで手術を希望された患者さまです。
全体的な立体感を整えるために、手術としては 鼻中隔延長(肋軟骨)・鼻尖形成・耳介軟骨移植・自家組織隆鼻・鼻孔縁下降・猫貴族手術 をおこないました。こちらの症例は全て自家組織でおこなっているため、基本的にはメンテナンスいらずです。
アフターでは、丸みのある鼻先は改善しつつ、元々高さのある鼻をさらに高くしすぎないよう、絶妙なバランスで仕上がりました。鼻筋が自然になめらかにつながるように、破砕肋軟骨をプロテーゼの代わりに入れているのがポイントです。またナチュラルに仕上げるために鼻孔縁下降で鼻の穴の釣り上がりも改善し、鼻の印象が和らぎました。
症例についてもっと知りたい方は、こちらもチェック!
鼻尖形成で団子鼻を改善した症例
施術内容・料金 | 鼻尖形成・鼻尖縮小 ¥330,000 鼻尖形成(耳介軟骨移植) ¥550,000 静脈麻酔 ¥110,000 |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、感染、曲がり等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
こちらは、当院で耳介軟骨を移植しない鼻尖形成術をおこなった患者さまです。通常鼻先の形成をするときにはご自分の耳介軟骨を採取して、形成の施術を行うことが多いのですが、こちらの鼻尖形成は
- 完全なるクローズド法
- 糸で結ぶだけではなく大鼻翼軟骨を剥離して引っ張り出し軟骨を形成
- 鼻尖から小鼻にある皮下脂肪を適度に薄く削り取る
といった施術を丁寧におこない、結果、傷跡も気にならず非常にナチュラルかつしっかりと変化を実感できる仕上がりが叶いました。
これだけ自然に鼻先が細くなれば、団子鼻だと悩む必要はなくなりそうですね。
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中顔面の立体感を改善した事例
施術内容 | 鼻中隔延長(肋軟骨)
鼻尖形成¥330,000 |
副作用・リスク | 術後には浮腫み、内出血、感染、曲がり等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
当院で鼻中隔延長や鼻尖形成などを組み合わせて施術した患者さまです。元々かわいらしい鼻をされていましたが、更に形を整えることを望んで手術を希望されました。とくに、ACR(alar-columellar relationships:両小鼻と鼻柱の3点を結んでできる三角形のバランス)を整えたいとの希望でしたので、鼻の長さは術前より少しだけ長くなるようデザインをしました。
全体的なバランスとしては可愛らしさを残しながらしっかり変化させていくために、必要な箇所には強度やサイズが十分な肋軟骨を用いて手術を行いました。
顔のバランスを崩さないように、しかしでもしっかりとした変化を出せたのがビフォーアフターを見比べると感じられると思います。横顔は中顔面に高さがでて、洗練された美しい印象に。
このような鼻の施術ではやりすぎると付け鼻のような感じになってしまうため注意が必要ですが、魅力を引き出すナチュラルな変化に仕上がりました。
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※治療に使用する医薬品・医療機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。
※未承認医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご参照・ご一読ください。
(https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/)
※本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器は2024年9月現在ありません。
※諸外国における安全性にかかわる情報として現在重大なリスクは報告されていませんが、理論的なリスクは否定できません。
団子鼻がひどくなる原因
団子鼻の形はアジア人に特徴的で、遺伝的な要因が出やすい場所でもあります。
しかし症例写真のビフォーアフターで整った鼻を見ると、
- どうして自分はこんな鼻なんだろう?
- 遺伝以外にもなにか原因があるのかも?
という思いが生じた方もいるかも知れません。
もともとの鼻の形は遺伝の要因が強いですが、それ以外にも団子鼻になってしまう、団子鼻に見えてしまう原因はいくつかあります。
ここでは、美容外科医の目から見て「これが団子鼻を悪化させる!」と思われる原因についてご紹介します。
ひとつの原因だけでなく、いくつかが複合的に作用することで、より団子鼻が目立つようになるケースもあるため確認しておくことをオススメします。
日常生活の癖
・鼻を頻繁に触る・押す
鼻を頻繁に触ったり、押したりする習慣があると、圧力が皮膚や軟骨に影響を与えてしまい、鼻先が広がることがあります。これではシャープな鼻尖から遠のいていってしまいますね
・横向きやうつ伏せで寝る習慣
寝る時の姿勢は人それぞれで、中には横向きで寝るのが寝やすいという方もいらっしゃいますよね。実は横向きで寝ると鼻に圧力がかかってしまい、それが長期間続くと鼻の形が変わってしまう可能性があります。
加齢による変化
・皮膚の弛緩
加齢にともなって皮膚の弾力が低下していき、鼻先の皮膚が垂れ下がることで、だんご鼻が目立ちやすくなることがあります。皮膚のたるみが鼻の形にまで影響を及ぼすのですね。
・軟骨の変形
一般的に年齢を重ねていくと軟骨が弱くなっていき、そのために鼻先の軟骨も変形して、鼻先の形が広がったり垂れたりすることがあります。加齢とともに鼻の形が変わっていく例は、長く活躍している有名人の方などを見ていても感じることがありますよね。
脂肪の増加
・体重の増加
体重と鼻の形は一見関係がなさそうに思えますが、体重が増加するにともなって顔全体の脂肪が増えると鼻先の脂肪も増大し、より団子鼻が目立ちやすくなることがあります。
皮膚の厚み
・脂性肌
こちらも、お肌のタイプと鼻の形には全く関係がなさそうに思えるかもしれませんが、実は皮脂の分泌が多い、いわゆるオイリー肌の人は毛穴に繋がっている皮脂腺の出口が大きくなることで皮膚が厚くなりやすく、それゆえに団子鼻が強調されてしまうことがあるのです。
外傷や手術後の変形
・外傷
鼻をぶつけるなど強い衝撃を受けてしまうと、鼻の軟骨が変形して団子鼻がより目立つようになる場合があります。
・不適切な整形手術
通常、皮膚だけが傷ついている状態の浅い傷であれば、傷の周辺の皮膚の細胞の働きで元通りに再生されます。しかし、深い傷の場合は、瘢痕組織が傷を埋めるように作られ、その表面に皮膚が再生されていきます。たとえば不適切な鼻整形を受けた後に瘢痕組織ができてしまうと、傷跡周辺が盛り上がり、鼻先が丸く団子鼻になることがあります。
団子鼻がひどい場合はどんな改善方法がある?
団子鼻悪化にはさまざまな要因があるようですが、改善するにはどのような方法があるのでしょうか。
ここからは団子鼻改善方法としての、”セルフケア OR 美容整形”を、比較検討していきたいと思います。
セルフケアと美容整形の比較
セルフケア | 美容整形 | |
期待できる効果 | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
効果が出るまでの期間 | 長い | 短い |
根本的な改善になるか | なりづらい | なる |
費用 | かからない | かかる |
こちらは、団子鼻改善のセルフケアと美容整形を比較した表です。
まずは期待できる改善効果に関してですが、やはり美容整形の方が効果が高いと言えるでしょう。美容整形にも色々な種類がありますので、後ほどご紹介いたします。
・効果が出るまでの期間
セルフケアでは生活習慣の改善やエクササイズなど、体の内側から変化を促すものが多いため、数ヶ月から数年の単位で時間がかかることも。セルフケアを頑張っても効果が出ないことも十分に想定できるでしょう。
一方美容整形の場合は、施術にもよりますが外科的な手術で変化を加えるため、変化という意味では即日、固定などが1週間程度、完成目安でも1.2ヶ月、と比較的短期での効果が望めるため、タイムパフォーマンスは圧倒的に良いと言えます。
・根本的な改善になるか
セルフケアの一貫で生活習慣を改善し、団子鼻の状態が良くなったとしても、何かの拍子にその習慣が元に戻ってしまうと、また団子鼻の状態に逆戻りしてしまうことがあります。
一方で美容整形で一度変化を加えた鼻は、施術にもよりますがセルフケアと比較すると簡単に逆戻りすることは少ないです。根本的な改善に近いのは美容整形のほうと言えるでしょう。
・費用
セルフケアの場合は一般的に費用がほとんどかからないことが多いでしょう。ものによりますが、鼻のマッサージを自分でおこなうだけならば、ほとんど費用はかかりません。ただし生活習慣の見直しにともなって、食生活や住環境などを改善する必要がある場合には、少々の費用がかかる場合もあり得ます。
一方で美容整形の費用は、施術により様々ですが数万円~数十万円の費用がかかることもあります。団子鼻の改善を目指す美容整形では費用の100%をご自分で負担することになるため、数十万円の支払いが生じます。
しかしものはとらえ方次第。「数十万円で一生ものの鼻を短期間で手に入れられる」ということを、どのように判断するかは個人の価値観によりますね。
セルフケアでできる団子鼻の改善方法
美容整形も考えてみたいけれど、まずは少しでもできることをやってみたいという方向けに、セルフケア方法をいくつかご紹介いたします。
より根本的な改善を求める場合は、美容整形を検討する必要があるというのは頭に入れつつ、できることから積極的に取り組むのもよいでしょう。
鼻のマッサージ
ご自分でできる方法として、鼻のマッサージは取り組みやすいセルフケアです。
【血行促進マッサージのやり方】
指先を使って、鼻の先端から鼻根(目や眉の間)に向かって軽く押しながらマッサージします。血行を良くし、脂肪やむくみを軽減する効果が期待できます。
【注意】 過度に力を入れすぎないようにし、優しく行うことが大切です。鼻は刺激すると皮膚が厚くなったり、老廃物が溜まったりして鼻が大きくなってしまう可能性があります。誤ったマッサージで皮膚の炎症を引き起こしたり、場合によっては軟骨が左右に広がってしまうこともあるので、正しいやり方を心がけましょう。
フェイシャルエクササイズ
お顔のエクササイズ、トレーニングもセルフケアに取り入れやすい方法です。
口をすぼめたり、鼻の穴を広げたりするエクササイズにより、鼻の周りの筋肉が引き締まり、鼻の形や鼻筋が整う効果が期待できます。
【鼻筋トレーニングのやり方】
親指と人差し指で鼻の両脇を軽く押さえながら、鼻の穴を広げるようにして呼吸をする運動を1日数回行います。鼻の穴を広げる動きと、押さえた指を押し合いっこするイメージです。
【鼻の下引き締めエクササイズのやり方】
鼻のすぐ下に1の形にした人差し指を横向きに当てます。指は下(唇の方)に向かって圧をかけます。唇を「う」の形で前に突き出し、人差し指を押し返すことを15回おこないます。
生活習慣と食生活の改善
毎日の習慣の改善により、鼻の形をケアする方法です。
普段の生活習慣は、様々な側面から鼻の形に影響することがありますので、なるべく注意して生活できると良いでしょう。
・うつ伏せで寝るのを避ける
うつ伏せで寝ると寝具から鼻に圧力がかかりやすくなるため、できるだけ仰向けで寝るようにしましょう。
・適切なスキンケア
鼻周りの皮脂を適度にコントロールするため、洗顔や保湿はしっかりおこないましょう。皮脂が分泌されすぎないようご自分の肌に合ったスキンケアを見つけて。
・脂肪分の少ない食事
健康的な食生活を維持することで、顔や鼻先の脂肪蓄積を抑えることができます。体が太ると顔や鼻先にも脂肪がつきます。とくに塩分や脂肪分の高い食品を控え、むくみや脂肪の蓄積を予防することが重要です。
・適度な運動
適度な運動で体重を管理することは、すべての美しさに通じます。全身に脂肪がつかないよう予防する、すでについている場合には運動により顔の脂肪を減らすことで、団子鼻が改善することがあります。
冷却療法
鼻に限らずですが、むくんでいる箇所は冷やすことでケアすることができます。
たとえば、鼻周りに冷却パック(保冷剤などで可)を使用することで、むくみを軽減し、一時的に鼻を引き締める効果が期待できます。
その際は、皮膚を傷めたり、鼻を強く押したりしないように注意しましょう。
美容整形での団子鼻の改善方法
それでは、美容整形で根本的な団子鼻の改善を望む場合には、どのような施術が適しているのでしょうか。
一人一人のお鼻の形やご希望によりますが、ここでは一般的に用いられることの多い施術をご紹介いたします。
・鼻中隔延長
鼻中隔延長術は、鼻先を高く、長くしたり、鼻先を前方や下方に伸ばすことで、丸みを帯びた団子鼻を改善する方法です。
・鼻尖形成
鼻尖形成術は、鼻先(鼻尖)の形状を整えることに特化した施術です。団子鼻の特徴である丸まった鼻先を細くシャープに整え、よりツンと尖った形状の鼻が望めます。
・小鼻縮小
小鼻縮小術は、団子鼻の特徴でもある横に広がった小鼻を縮小させる手術で、鼻の穴も小さくすることが可能です。
鼻整形では、いくつかの施術を組み合わせることがよくあります。
たとえば小鼻縮小では鼻の穴を小さくし、鼻尖形成で鼻先の形状を改善するといった組み合わせをおこなうことで、団子鼻を根本的に改善し、バランスの取れた美しい鼻を叶えられます。
美容整形ではただ単に「団子鼻でなくなる」だけではなく、「自分の理想の鼻、なりたい鼻を叶えられる」という前向きな変化を手に入れられます。美容整形の持つ最大の魅力と言えます。
美容整形方法とダウンタイムや料金相場の比較
鼻中隔延長 | 鼻尖形成 | 小鼻縮小 | |
施術内容 | 移植軟骨を継ぎ足すことで鼻中隔を延長する | 鼻尖のボリュームを細く、小さくする | 小鼻の皮膚や組織を切除し、小さくする |
ダウンタイムの長さ | 1~2週間程度 | 1~2週間程度 | 3~7日程度 |
術後の痛み・長さ | 痛みや熱感が2~3日継続することがある | 1週間ほど痛みが継続することがある | 1週間ほど痛みが継続することがある |
料金相場 | 50~103万円程度 | 20~60万円程度 | 20~60万円程度 |
団子鼻改善のための美容整形、それぞれについて表で比較をしてみましょう。
施術内容は上記にご紹介した通りで、ダウンタイムや術後の痛み・長さ、また料金相場にはそれぞれ違いがあります。
鼻整形はいくつか組み合わせることも多いのですが、組み合わせた場合にはどの程度の料金になるかなど、気になるクリニックであらかじめ確認しておくと不安を減らせそうですね。
鼻中隔延長
施術内容 | 移植軟骨を継ぎ足すことで鼻中隔を延長する |
ダウンタイム | 1~2週間程度 |
料金相場 | 20~60万円程度 |
鼻中隔延長術では、鼻腔を左右に仕切る壁(鼻中隔)の長さを伸ばし、鼻先の高さや角度を調整します。
鼻中隔は前方が軟骨、後方が骨で形成されており、全体が粘膜で覆われている構造です。この鼻中隔の軟骨を部分的に取り出したり、移植用の肋軟骨を延長の材料に用いて鼻先を押し上げ、下から見た時の鼻を高く調整することで、シャープな鼻先に改善します。
鼻尖形成
施術内容 | 鼻尖のボリュームを小さく、細くする |
ダウンタイム | 1~2週間程度 |
料金相場 | 20~60万円程度 |
鼻尖形成では、鼻先の脂肪を切除し、鼻翼軟骨と呼ばれる部分を縫合することで鼻尖をより尖った形状に変形させる施術があります。また希望の高さや患者さまの状態によっては、耳介軟骨等を加工して挿入することがあります。
ご自身の鼻を触ってみて、鼻の軟骨が触れる人は比較的鼻尖形成の効果が出やすいと言われています。一方で鼻先の軟骨が触りにくかったり、触ったときに柔らかいと感じる場合には、鼻尖形成術単体での変化は感じにくい傾向があります。その場合には他の鼻整形を併用することで効果を得やすくなります。
小鼻縮小
施術内容 | 小鼻の皮膚や組織を切除し、小さくする |
ダウンタイム | 3~7日程度 |
料金相場 | 20~60万円程度 |
小鼻縮小の手術方法は大きく分けて次の2つです。『内側法』は鼻の内側を切開→縫合することで小鼻を縮小し、『外側法』は鼻の外側を切開→縫合し小鼻を縮小します。ただし、小鼻を縮小しすぎてしまうと自然な鼻の形が損なわれる可能性もあります。慎重にデザインを検討する必要があります。
小鼻縮小単独の施術であれば、手術後のギプスは必要ありません。
逆効果?団子鼻が余計にひどくなるリスク
ここまで団子鼻の原因やその改善についてご紹介してまいりました。
ここからは、そんな努力を台無しにしてしまう、団子鼻が余計にひどくなるリスクやその対策についてもご紹介します。
セルフケアにおけるリスクと対策
ずばり、セルフケアにおけるリスクとは「やりすぎてしまうこと」なのです。
セルフケアで団子鼻の改善に向けてがんばろう!と決意した方の中には、少しでも効果を上げたいがために、マッサージやトレーニングを毎日何時間もおこなってしまう頑張り屋さんがいるかもしれません。しかし、それはNGです!
マッサージやトレーニングなどで皮膚や軟骨に負荷を与えすぎてしまうと、皮膚が傷ついて炎症を起こしたり、さわれば触るほどかえって皮膚が厚くなってしまい、団子鼻がより強調されてしまう恐れがあるのです。
対策としては、セルフケアは適度を心がけることです。
そして皮膚の負担になりすぎないようにマッサージの時にはクリーム等で滑りを良くしたりお肌を保護したり、の一手間をお忘れなく。
ちなみに…
“ノーズクリップ”や”鼻プチ”など、団子鼻を矯正する器具が数多く販売されていますが、ご存知でしょうか?
ノーズクリップは洗濯バサミのようなクリップ型の器具のことで、鼻先を挟んで形を整える目的で使用します。鼻プチは、鼻の中にプラスチック製の棒を入れて内側から鼻先を高くする器具です。
どちらも鼻の形に悩む方なら興味があるかもしれませんが、ノーズクリップ・鼻プチの使用にはいくつかのリスクが伴うため、注意が必要です。
鼻筋が歪む、鼻の変形、色素沈着、湿疹、皮膚が傷つく、感染症、等々。
長時間装着すると鼻の形が変わりますが、それは根本的な改善というよりは、クリップや鼻プチの圧迫により水分が抜けて起こる一時的な現象と言われています。
器具を使用した矯正は手軽で、かつなんとなく効果も高そうなイメージを持ちますが、リスクや効果についてよく把握した上で使用を考えましょう。
美容整形におけるリスクと対策
では、美容整形におけるリスクとはなんでしょう?
こちらは「失敗してしまうこと」ではないでしょうか。
どんな美容整形にもリスクやデメリットはつきものですが、当院では輪郭や鼻の整形の術前に、より正確性を高め失敗の可能性を減らすために「CT検査」を導入しています。
CT検査(Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置)とは、X線を使って身体の断面を撮影する検査のことです。
美容クリニックでCT検査を導入している医院は数少ないと言われています。
しかし、実際に美容整形の現場で数千、数万の症例を目の当たりにすると、正確でより美しい仕上がりを追求するには、あらかじめ顔面骨や鼻の形態を診断するべきだと感じます。
CT検査によって、
①術前に目では見えない内部構造を立体的に確認
②体内の位置関係を把握
③鼻や顎の術前の測定、鼻中隔湾曲症、斜鼻などの診断
といったことが可能になり、施術の失敗という避けたいリスクに最大限対策することができます。
目視だけでは把握が難しい体内の構造をCT検査で術前に確認すれば、患者様の骨格にピッタリな挿入物の大きさや挿入位置をあらかじめ準備できます。
他院で目視のみの場合、術前の正確な把握ができずに急遽手術の最中にプロテーゼの加工をおこなうケースも少なくないのです。
患者さまにとっても長引く手術時間は心身への負担となりますし、あらかじめ準備しておければ不安を減らせますよね。
また、鼻は小さいながらも複雑な構造をしており、嗅覚を担う大切な感覚器官でもあります。手術操作により神経に触れると神経麻痺や神経障害、後遺症などに繋がる恐れがあるため、術前からできるだけ精密に状態を把握することは重要です。
「どうなるかわからないけど、とりあえずやってみる」では許されないのが美容整形の世界。
リスクに最大限対策できる設備により、難しい症例でも術前にお体の内部構造をしっかりと把握できるのが当院の強みです。
当院は鼻整形の実績が豊富なクリニック
当院の強みは、設備面の充実だけではありません。
どんなに素晴らしい道具があっても、使い手にテクニックがなければ活かすことができませんが、当院はなんと言っても年間300件以上と鼻整形の実績が豊富で、専門性の高い熟練の医師が在籍しているのが最大の強みです。
WOMCLINICでは、悩みを抱えた患者さまのために、随時無料カウンセリングを実施しております。
カウンセリングでは、現状の鼻の状態を詳細に分析しご希望をお聞きして、ご満足いただける施術をご提案します。
団子鼻が気になって改善したいという方、せっかくなら「理想の鼻」に近づけてもっと前向きに変わってみませんか?
お気軽にお問い合わせください。
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監修医師紹介
深堀 純也 医師 ( WOM CLINIC GINZA 理事長 )
専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療
専門分野:小顔治療 / 二重・垂れ目形成 / クマ治療 / / 若返り治療 / 豊胸治療
東京都板橋区生まれ。4歳~10歳まで父親の転勤に伴いアメリカで過ごす。海外生活で個性的なキャラクターと純粋な性格が育まれる。幼少期から手先が器用で、ピアノを習ったりプラモデルやレゴで遊んでいた。外科医を夢を持ち医学部に進学、医学生時代に二重整形を経験し、人生観が大きく変わる経験をし、美容整形に興味を持つようになった。念願の美容外科医になってからは毎日全国各地を飛び回って美容医療に没頭する日々。外見やコンプレックスが改善されることで、人々が笑顔になっていくのを目の当たりする中で美容医療の意義と社会的な価値を確信する。学会やアメリカ・韓国・中国と海外の技術研修に参加し、トップレベルの技術を学ぶ。自身の施術を貪欲に追及し、あらゆる施術においてダウンタイムを減らし、仕上がりを良くすることに取り組んでいる。
略歴
- 2004年 筑波大付属高校卒業
- 2010年 秋田大学医学部医学科卒業
- 2010年 東京医科歯科大学附属病院勤務
- 2011年 東京都教職員互助会三楽病院勤務
- 2012年 東京美容外科勤務
- 2013年 東邦大学附属病院形成外科勤務
- 2014年 東京美容外科分院長
- 2016年 ガーデンクリニック分院長
- 2017年 THE CLINIC勤務
- 2019年 藤ナチュレ美容クリニック院長
- 2020年 WOM CLINIC GINZA院長
- 2021年 WOM CLINIC GINZA統括医師
- 2024年 WOM CLINIC GINZA理事長
保有資格
- ・日本美容外科学会正会員
- ・日本形成外科学会正会員
- ・日本抗加齢医学会正会員
- ・日本救急医学会ICLSコース取得
- ・アラガンBotox Vista認定医
- ・VASER LIPO認定医
- ・CRF(コンデンスリッチファット)認定医
- ・VASER 4D Sculpt認定医
- ・TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos認定医
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